警官は自転車に乗るなら車道を走れ!君らが原則を守らないでどうするんや。
2008年12月12日 自転車■自転車周りの法律はあまりに未整理すぎる。
自転車で道路を走っていると、いかに法の不備が大きいかを実感します。
なんちゅうか、法律自体が矛盾してる。
自転車は原則車道を走るべし、となってるのだけど、その実、「大半の方は歩道を走ってください」というわけのわからなさで、なにより警官は、必ずと言って良いほど自転車で、歩道を走る。
警官が歩道を走るな! いくら官製自転車が重くてスピードが出ない自転車ではあろうとも、夜になったら、昔ながらのダイナモしかついてなくて、無灯火が法律違反だから必ず灯火していて、よりいっそう重く、全然スピードが出なくて、とてもじゃないが車道を走っていたら、クルマの迷惑になるだろうけど、それでも自転車は原則車道! まず警官が車道を走れ! と思う。
警官が原則を守らなかったら、「原則」が全然世の中に出現しないじゃないか!
警官こそが「原則の守り手」にならんかぁ! ボケナスが! と、つい吠えたくなってしまう。
日本はアメリカにクルマを売って儲けていて、そのおかげで食えてたから、とにかくクルマ優先の法律が出来てしまって、「法」が本来達成すべき「弱者優先」の思想が根本的にない。
自転車にはベルの取付け義務があるけど、これ、「強者優先」の思想ですからな。あのチリンチリンは「オラオラオラオラ、歩行者は、そこどけ!」という思想ですから。歩行者に対しては自転車は「強者」ですから、歩道を本来は走ってはいけないんです。仮に走るにしても、時速10~12Kmまでだわなぁ。で、前に人がいたら「すみません、通してもらえますか。」と声をかけ、ゆずってもらえたら「ありがとう」と言って去る。これです。
でも、こういう発想を「ベルの取付け義務」が否定してるわけです。法が「強者優先」の思想を体現してるんですよね。
だからクルマが自転車に向かって「パパパパパァー」ってクラクションを鳴らすし、それが当たり前と思ってしまうわけで。
違うんですよ。法律が間違ってるんです、これに関しては。
-----------------
とは言うものの、法律が適当なおかげで、助かっている部分も実はかなりあるわけですな。
本来、自転車が歩道を走る、なんてことは許されるべきことではないんですが、日本では走っても良いことになっている。
なので、「自転車の走るべき道」がキチンと確保されていない日本の道路事情では、かなり助かる事は助かるんです。
(でも、やっぱり本来は自転車専用道路をキチンと確保すべきだろうなぁ。それが筋です。2車線あったら、1車線は自転車用に空けておく。それが本来ですわ。
で、それをやろうと思ったら、やっぱり「自家用車」というのは都市部においては、かなり厳しく制限しないとダメですわね。)
あと、かなり適当な法判断だとは思うけど、それでもやっぱり助かるのが、「自転車を除く一方通行」ですな。
一方通行の道というのは多いのですが、一般道路(生活道路であることが大半)は、自転車の一方通行は、ほぼ無しなのですよ。なので、幹線道路以外は自転車は走り放題であります。
これもねぇ、もう少し一方通行でなくて良いという部分と、自転車も一方通行ですという道の違いを、正しく精査しないと逆に危ない部分をたくさん含んでいる法律なんですけど、それでもやっぱり、助かるのは助かる。
いやね、幹線道路の車道を走っていて、何が怖いかというと、ママチャリ連中が向い側から逆走してくる事なんですよ。本当に。これがものすごく怖い。何度も書いてますが。
後ろから自動車が来ていて、前から自転車。よけるとしたらこっちが自動車側に膨らんでいくしかないわけですよ。これがたまらん。
でもね。
この車道逆走のママチャリというのは、ようは「自転車を除く一方通行」に慣れてるからこそなわけです。
このあたりがねぇ、本当にグチャグチャなわけですよ。
だいたい、自転車が歩道を走る際には、法律的には、道路のどっち側を走るのが正しいのかとか決まっていないわけです。
あくまで車道の流れに沿って「自転車は、原則、車道を走る。歩道を走るのは緊急避難。」という事なら、法的にも「自転車は車道の左側部分の歩道を、車道の進行方向に沿って走る」というようにルールづけておいてもらわないと困るんですが、そういう決まりはない。北に行こうが南に行こうが、歩道を走る限りはどこをどっちに走ってもおとがめなし。というのが日本の法律で、実は警官も、そういうルールで歩道を走ってるわけです。
で、これに慣れてるから、ママチャリが「わ、歩道が人でいっぱいや」とか「わ、歩道に荷物がぎょうさん置いてある」という時に、ひょい車道に降りるわけですが、その車道が逆方向な事がちょくちょくあるわけですよ。つまり結果として「自転車の車道逆走」になるわけです。歩道を走る方向に規定がないから、こうなるんですね。
でも、これが、本当にかなわん。
だからねぇ。
良くできてる部分もあると思うのよ、日本の自転車周りの法律は。でも、やっぱりグチャグチャはグチャグチャなんよねぇ。
原則は原則。運用はそれとは別。というのが、あまりに無軌道でねぇ。
本当にどうしたら良いのか、考え込んでしまいますなぁ。
あまりにグチャグチャになってしまってるので、整理のしようがない感じ。
でもやっぱり、自転車の車道逆走だけは、なんとかして欲しいよなぁ。
で、そのためにはやっぱり警官が歩道を走るのはやめてもらいたい。ほんとに。
あれはイカンと思うわ。ほんまに。
ああ、あまりに現状がグチャグチャなので、何が言いたいのかわけのわからん文章になってしまった。いやホンマ、自転車に乗ると、こういう混沌状態が、嫌でもわかってしまいます。それも体で。あー、やれやれ。
-------------
そうそう。とかなんとか色々言ってますが、良い自転車を買うと、こういう日本の道路事情の無茶苦茶さも、自転車のおかげでクリアできるという部分はあるんですな。
というのは、昨日も大きな交差点を斜めに渡りたかったんですが、自転車は直角横断しないといけないわけです。
でも、この交差点には、そういう信号がありません。まぁひどい話です。右折したくてもできない。代わりに大きな歩道橋があるわけですよ。歩行者はみな歩道橋で渡る。
自転車はどうすんねん! ちゅう話です。まったく、本当にひどい話で。
で、もひとつ言うなら、こういう場所は、クルマと歩行者の分離のために、車道と歩道の間に鉄策があるわけです。なので、自転車は車道を走っていても歩道に逃げることができず、歩道を走っていても車道に降りられずで、道を知らない場合は行き止まりになっちゃうわけです。ぐるっと回って遠い横断歩道まで回り込まないといけなくなる。
そういうところって、けっこうあるんですよねぇ。本当に近づきたくなくなる。
でも。
軽い自転車なら、歩道橋は担いで上がれますから。「あ、しもた!」と思っても、サッサと歩道橋に登っていきます。タッタカターです。毎日自宅で自転車持って3階まで上り下りしてますからな。持ち方も堂に入ってますよ。コツがあるんです。持ち方に。右手はシートチューブを持って、左手はハンドルを登る時は逆手、下るときは順手に持つ。で、登るときは左手をアゴまでひきつけ、逆に下るときは腰近くまで押し下げる。
それだけの動作で、階段の上り下りはラクラクです。
いいよなぁ、スポーツ自転車。こういう時は、ほんとにほれぼれする。
法の矛盾を体で乗り越えるっちゅう感じ。
道具が法を超えていく。
そういうのがあるなぁと思いますなぁ。いやほんとに。
自転車で道路を走っていると、いかに法の不備が大きいかを実感します。
なんちゅうか、法律自体が矛盾してる。
自転車は原則車道を走るべし、となってるのだけど、その実、「大半の方は歩道を走ってください」というわけのわからなさで、なにより警官は、必ずと言って良いほど自転車で、歩道を走る。
警官が歩道を走るな! いくら官製自転車が重くてスピードが出ない自転車ではあろうとも、夜になったら、昔ながらのダイナモしかついてなくて、無灯火が法律違反だから必ず灯火していて、よりいっそう重く、全然スピードが出なくて、とてもじゃないが車道を走っていたら、クルマの迷惑になるだろうけど、それでも自転車は原則車道! まず警官が車道を走れ! と思う。
警官が原則を守らなかったら、「原則」が全然世の中に出現しないじゃないか!
警官こそが「原則の守り手」にならんかぁ! ボケナスが! と、つい吠えたくなってしまう。
日本はアメリカにクルマを売って儲けていて、そのおかげで食えてたから、とにかくクルマ優先の法律が出来てしまって、「法」が本来達成すべき「弱者優先」の思想が根本的にない。
自転車にはベルの取付け義務があるけど、これ、「強者優先」の思想ですからな。あのチリンチリンは「オラオラオラオラ、歩行者は、そこどけ!」という思想ですから。歩行者に対しては自転車は「強者」ですから、歩道を本来は走ってはいけないんです。仮に走るにしても、時速10~12Kmまでだわなぁ。で、前に人がいたら「すみません、通してもらえますか。」と声をかけ、ゆずってもらえたら「ありがとう」と言って去る。これです。
でも、こういう発想を「ベルの取付け義務」が否定してるわけです。法が「強者優先」の思想を体現してるんですよね。
だからクルマが自転車に向かって「パパパパパァー」ってクラクションを鳴らすし、それが当たり前と思ってしまうわけで。
違うんですよ。法律が間違ってるんです、これに関しては。
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とは言うものの、法律が適当なおかげで、助かっている部分も実はかなりあるわけですな。
本来、自転車が歩道を走る、なんてことは許されるべきことではないんですが、日本では走っても良いことになっている。
なので、「自転車の走るべき道」がキチンと確保されていない日本の道路事情では、かなり助かる事は助かるんです。
(でも、やっぱり本来は自転車専用道路をキチンと確保すべきだろうなぁ。それが筋です。2車線あったら、1車線は自転車用に空けておく。それが本来ですわ。
で、それをやろうと思ったら、やっぱり「自家用車」というのは都市部においては、かなり厳しく制限しないとダメですわね。)
あと、かなり適当な法判断だとは思うけど、それでもやっぱり助かるのが、「自転車を除く一方通行」ですな。
一方通行の道というのは多いのですが、一般道路(生活道路であることが大半)は、自転車の一方通行は、ほぼ無しなのですよ。なので、幹線道路以外は自転車は走り放題であります。
これもねぇ、もう少し一方通行でなくて良いという部分と、自転車も一方通行ですという道の違いを、正しく精査しないと逆に危ない部分をたくさん含んでいる法律なんですけど、それでもやっぱり、助かるのは助かる。
いやね、幹線道路の車道を走っていて、何が怖いかというと、ママチャリ連中が向い側から逆走してくる事なんですよ。本当に。これがものすごく怖い。何度も書いてますが。
後ろから自動車が来ていて、前から自転車。よけるとしたらこっちが自動車側に膨らんでいくしかないわけですよ。これがたまらん。
でもね。
この車道逆走のママチャリというのは、ようは「自転車を除く一方通行」に慣れてるからこそなわけです。
このあたりがねぇ、本当にグチャグチャなわけですよ。
だいたい、自転車が歩道を走る際には、法律的には、道路のどっち側を走るのが正しいのかとか決まっていないわけです。
あくまで車道の流れに沿って「自転車は、原則、車道を走る。歩道を走るのは緊急避難。」という事なら、法的にも「自転車は車道の左側部分の歩道を、車道の進行方向に沿って走る」というようにルールづけておいてもらわないと困るんですが、そういう決まりはない。北に行こうが南に行こうが、歩道を走る限りはどこをどっちに走ってもおとがめなし。というのが日本の法律で、実は警官も、そういうルールで歩道を走ってるわけです。
で、これに慣れてるから、ママチャリが「わ、歩道が人でいっぱいや」とか「わ、歩道に荷物がぎょうさん置いてある」という時に、ひょい車道に降りるわけですが、その車道が逆方向な事がちょくちょくあるわけですよ。つまり結果として「自転車の車道逆走」になるわけです。歩道を走る方向に規定がないから、こうなるんですね。
でも、これが、本当にかなわん。
だからねぇ。
良くできてる部分もあると思うのよ、日本の自転車周りの法律は。でも、やっぱりグチャグチャはグチャグチャなんよねぇ。
原則は原則。運用はそれとは別。というのが、あまりに無軌道でねぇ。
本当にどうしたら良いのか、考え込んでしまいますなぁ。
あまりにグチャグチャになってしまってるので、整理のしようがない感じ。
でもやっぱり、自転車の車道逆走だけは、なんとかして欲しいよなぁ。
で、そのためにはやっぱり警官が歩道を走るのはやめてもらいたい。ほんとに。
あれはイカンと思うわ。ほんまに。
ああ、あまりに現状がグチャグチャなので、何が言いたいのかわけのわからん文章になってしまった。いやホンマ、自転車に乗ると、こういう混沌状態が、嫌でもわかってしまいます。それも体で。あー、やれやれ。
-------------
そうそう。とかなんとか色々言ってますが、良い自転車を買うと、こういう日本の道路事情の無茶苦茶さも、自転車のおかげでクリアできるという部分はあるんですな。
というのは、昨日も大きな交差点を斜めに渡りたかったんですが、自転車は直角横断しないといけないわけです。
でも、この交差点には、そういう信号がありません。まぁひどい話です。右折したくてもできない。代わりに大きな歩道橋があるわけですよ。歩行者はみな歩道橋で渡る。
自転車はどうすんねん! ちゅう話です。まったく、本当にひどい話で。
で、もひとつ言うなら、こういう場所は、クルマと歩行者の分離のために、車道と歩道の間に鉄策があるわけです。なので、自転車は車道を走っていても歩道に逃げることができず、歩道を走っていても車道に降りられずで、道を知らない場合は行き止まりになっちゃうわけです。ぐるっと回って遠い横断歩道まで回り込まないといけなくなる。
そういうところって、けっこうあるんですよねぇ。本当に近づきたくなくなる。
でも。
軽い自転車なら、歩道橋は担いで上がれますから。「あ、しもた!」と思っても、サッサと歩道橋に登っていきます。タッタカターです。毎日自宅で自転車持って3階まで上り下りしてますからな。持ち方も堂に入ってますよ。コツがあるんです。持ち方に。右手はシートチューブを持って、左手はハンドルを登る時は逆手、下るときは順手に持つ。で、登るときは左手をアゴまでひきつけ、逆に下るときは腰近くまで押し下げる。
それだけの動作で、階段の上り下りはラクラクです。
いいよなぁ、スポーツ自転車。こういう時は、ほんとにほれぼれする。
法の矛盾を体で乗り越えるっちゅう感じ。
道具が法を超えていく。
そういうのがあるなぁと思いますなぁ。いやほんとに。