今回、PCを乗っ取り、他人のパソコンを操作して、警察に誤認逮捕をさせた犯人が名乗りをあげましたが、これは明確に警察と検察が悪いんです。

しかも、その「悪い」部分は、別にサイバー捜査技能がないとか、そういう話ではないわけです。

それ以前に、


●確たる証拠もないのに、状況証拠だけで逮捕し判決する悪習が蔓延している。


から起きた事件なんですわ。


もう、このあたり、私はずーーーーーっと前から書いてますわね。

で、なんでそういう事になるかといえば、法の精神の根幹である「疑わしきは罰せず」とか、「疑わしきは、被疑者の利益に」とかの大前提が守られていないからです。

そんなもんね、


●キチンと捜査したら、必ず真実をあぶり出せる。


などという「神話」を前提に行動したら、絶対にダメですよ。人間は神様やないんやから。失敗して当たり前なんですよ。
だから警察は「誤認逮捕」だけはしたらアカン。疑わしい人は、証拠がない限り、つねに「無罪」です。
それこそが法の精神の根幹でしょう。

いくら、かなり怪しい人間でも、明らかな証拠がない限り、絶対に処罰しない。そういう態度を基本方針として貫きますと宣言せんとアカンのです。

そのために、社会に不安が起きるのは、しゃーないんです。
個人の小さな犯罪の恐怖より、国家権力の暴走と無辜の人間の人生をぶちこわす冤罪の方がはるかに怖い。その恐ろしさの度合いを比べたら、はるかに「小さな個人の犯罪」の方が、害が少ないんですから。
どっちの方が、「よりマシか?」ということです。ここに気付かない限り、この問題は絶対に解決しません。

だから、警察は「今後誤認逮捕はしません。」と宣言し、「疑わしきは罰せずこそが本道です」と大衆を教育し、「警察は何やっとんねん。お前らは無能か!」と一般市民から罵倒されたら、反論せず、頭を垂れて「申し訳ありません」と、ひたすら罵倒に耐えるという覚悟をしないとダメなんです。それこそが公務員、公僕の本来の仕事なんですから。

でも、それをやってないからなぁ。

そこがガタガタなんです。日本は。
見込み捜査。見込み逮捕。
いやそれのみならず、見込み判決まである。

本当にひどい。
本当にひどい。
本当にひどい。

これでもし警察が「信用失墜を取り返すために、威信をかけて捜査を強化する」とかしたら、それこそ圧倒的、徹底的、根本的な税金の無駄遣いであり、より悪い方向に進むだけです。

そんなアホな事をするより、今後「疑わしきは罰せず」が法の精神の根幹なのだ、ということを、必死になって告知していくことの方がはるかに正しいのですよ。

でもまぁ、すでに各地域の警察が連携して合同捜査態勢を取ったとかですな、アホの極みの極みの方向に進んでますからな。

ほんまに、ほんまに、ほんまに、アホですわ。

アホの極み。

そのうち、サイバー捜査部署の立ち上げとか、そういうどうでもいい、税金の無駄遣い的判断に進みますよ。

あかんって、そんな事やったって。「昨日と同じ事をやるのが正しい」お役所が、「昨日と違う事をやるのが正しい」IT技術と張り合ってもムダになるだけ。
それより、一般のIT企業と、どううまく共同捜査態勢を取れるかこそがすべてなんですって。

で、そのためには、

●絶対に誤認逮捕だけはしない。

という鉄の意志が警察・検察には必要だ、ってことです。誰が誤認逮捕する機関の協力をするんですか。あたりまえじゃないですか。

ほんとにバカじゃないか?警察・検察は。
痴漢の誤認逮捕なんて、たぶん80%を越えてると思うし。
それを平気でほったらかしにしてるんやから、もう、本当に嫌になります。

そんな警察に協力したらアカンよ、IT企業のみなさん。
「誤認逮捕は絶対しません。疑わしきは罰せずを絶対に遵守します。」と宣言しない限り、手伝ったらアカンのですわ。

そんな冤罪の手伝いしたいと思いますか?
思わんでしょ?

嫌やで、他人の人生をめちゃめちゃにする手伝いなんて。
絶対に嫌。

当然ですがな。


だからこそ「疑わしきは罰せず」が、公務員である警察・検察には死ぬほど大事なんです。
もっと言うなら、命より大事、です。
悪いけど、ここは「命より大事」なんですよ。
この部分では、公務員に人権はないです。
また「警察の信頼失墜」とかの人間としての尊厳もありません。
「逮捕もでけへんのか!」という罵倒に耐えてください。公務員である限り、そういう意味での尊厳はないんです。罵倒を受け入れて「はい無能です。」と頷いてください。
それこそが仕事です。

でも、ここがわかってる人は、そう多くはないでしょうねぇ。やれやれ。

やっと、「原発を全部止めても、電気はすべてまかなえます」ということを認めましたなぁ。「すべての原発を火力で代替したら3兆円」ちゅうのは、金はかかるけどできる、という話ですがな。
で、「電力足りない」というのは、「電力総量が足りない」という話ではなくて、「電力会社が赤字を出さずに電力供給をしようと思ったら電力足りない」という意味だった、というのが、これで公的にもはっきりした。ばかにするなよ。利権組どもめ。

原発の安全対策が、不出来で火力に頼るしかなくなったのだから、この3兆円の支払い義務は、まずまっさきに電力会社にあります。逆さに振っても一円も出ないくらいまでまず電力会社と、その株主に支払ってもらうのが筋。

送電網も国に売れ!バカモンが。

それでも赤字になって、潰れるなら潰れたらよろしい。まず、そのステップを踏むのが当然でしょ。なんですぐに電気料金に転化なんかできるねん。おかしいわいな。そんなこと。

以下転載----------------------------------------------------
すべての原発停止なら…年間3兆円以上の負担増

電力
 海江田経済産業相は7日の新成長戦略実現会議(議長・菅首相)で、国内すべての原子力発電所が運転停止した場合、火力発電で代替すると液化天然ガス(LNG)や石油などの燃料費の負担増が年間3兆円以上になるとの試算を明らかにした。


 燃料費の増加分は電気料金に転嫁される仕組みのため、それだけ国民の負担増につながることになる。

 国内の原発は13か月ごとの定期検査が義務付けられ、来年4月までに全54基(東京電力福島第一原子力発電所含む)が運転を一時停止する。福島第一原発事故を受け、地元自治体の反対で定期検査終了後に再稼働できない原発が続出している。

 海江田経産相は7日の閣議後記者会見で「7月には電力の需要のピークを迎える。安全基準に適応した原発を再稼働して電力の供給に万全を期したい」と述べており、今回の試算もコスト面から原発の安定した運転の重要性を強調した格好だ。

(2011年6月7日22時38分 読売新聞)
転載終了---------------------------------------------------------

ちなみに。
電気代が上がることが「嫌なこと」のように書いてますが、これは実はすばらしいことです。
電気代が上がれば、節電はどんどん進みます。ありとあらゆるエコ製品や省電力技術が、いっせいに「大きな市場」を獲得する、ということです。

企業の自家発電ニーズも高まりますし、前から言ってるコジェネシステムなんかも、どんどん普及することになりますし、当然自然エネルギーの市場価値も高まります。なんせ自然エネルギーはずっと「燃料いらず」ですから。

いままで原発があったせいで、こういう節電技術や省エネ技術が市場を獲得できなかったんですよね。ですから電気代が上がるということに関しては、実は歓迎すべき事です。

ただし、それは「火力の穴埋め代金」ではなく、「次世代エネルギーへの投資代金」とすべきです。今後原発に代わり、数十年にわたる自然エネルギー供給システムを作るための投資代金と。それなら電気代に上乗せでも許してやろう。

まぁ、そういうことですわね。

えー、こういう記事がありまして。

(引用開始)--------------------------------------
橋下知事、職員からのメールに激怒 「物言い非常識」厳重注意へ
2009.10.8 13:47

橋下徹大阪府知事 大阪府の橋下徹知事は8日、職員から受けたメールが「物言いが非常識」として、同日付でこの職員を厳重注意にすると明かした。

 橋下知事は1日夜に全職員にメールを送信。和歌山市の紀の川大堰からの利水撤退で、府の負担が約380億円にのぼったことに対する府幹部の議会答弁に謝罪の気持ちがなかったことを問題視した。これに対し、職員が反発し、「愚痴は自分のブログでしてほしい」などの内容のメールを返信。橋下知事は「組織のトップに対する物言いとして逸脱している。組織の体をなしていない」などと職員の処分を検討するよう人事担当者に指示した。
(引用終了)-------------------------------------


これねぇ、世間のみなさまの意見でも橋下知事の対応が賛否両論だったりするわけですよ。


(引用開始)--------------------------------------
メールで職員処分 橋下知事に「大人げない」
2009.10.9 16:06

大阪府議会で代表質問に答弁する橋下知事=9月30日 大阪府の橋下徹知事が、不適切な表現のメールを知事に送ったことを理由に女性職員を厳重注意としたことに「知事は大人げない」「(職員は)非常識」などと賛否の声が多数寄せられていることが9日、分かった。

 府民課によると、8日夕方までに電話やメールで計93件の意見があり、橋下知事の対応に批判的なものが53件と過半数を占めた。「処分で意見が出にくくなるのではないか」「厳しすぎる」などの声が多かったという。

 一方で「トップに対する言葉として失礼だ」「身分が安定している公務員だからこんなことができるのか」と、職員を批判する内容も。意見は9日午前も引き続き寄せられているという。

 橋下知事は同日朝、府庁で記者団に「トップの訓示に対する物言いや対応を問題視した。(職員は)府民がわたしを批判することと、上司と部下の関係を勘違いしている」と述べた。

 女性職員は2日、橋下知事が全職員に送った税金に対する感覚の違いを批判するメールに対し「愚痴はブログでしてほしい」などと返信。8日に口頭で厳重注意を受けた。
(引用終了)-------------------------------------

でね。

これが普通の会社の上司と部下ならね、確かに橋下くんの処分や言い方は、「ちょっと大人げない」と言われても仕方ないと思うんですよ。それは確かに。

でもね。
これは相手が違うんです。
相手が役人なんです。

はっきり言いますが、



●公務員というのは社会的なカタワである。



んですよ。
言ったらなんですけど、世間一般の、お給料をいただいて、その実績に応じて自分の実力が問われるような「経済的試練」というものを、


●生涯経験することがないという前提で生きている種族。


なんです。
一般の経済的な思考やスキルのある、「フツーの一般人」じゃないんですよ。
はっきりくっきり「異常人」なんです。

その異常さを、世間一般の人間は、甘く見ているから、この橋下くんの処分が「大人げない」というように見えるわけです。

いや、違うって。役人は、それこそ宇宙人ですって。鳩山さんどころの騒ぎではないんです。「コームイン族」という人類以外の生命体と思った方が良いくらいなんですって。

まず、そこのところを、正しく認識しないといけないんです。

ところが!

この「役人と一般人は、思想・信条やライフスタイルまで、根本的に全く異なる別人種なのである。」という、もっとも重要な点を、一般人も役人たちも、どっちも理解していないという、とんでもない不幸が、この国にはあるわけですよ。

だから、橋下くんみたいに、一般庶民の庶民感覚で民事的なもめ事を処理してきた弁護士あがりの知事からすると、こういう「大人げない処分」をせざるを得なくなってくるわけです。

だから、僕は、橋下くんの判断は、かなりマトモかつまっとうだと思いますよ。

だいたいね、役人・公務員が「普通の会社と同じように働いているのだから、給料をもらえて当たり前だ」と思う時点で、そいつらは死刑に匹敵するとんでもない間違った発言をしているんですよ。

役人や公務員の仕事というのは、すべて、どんな仕事でも、全部、経済活動には直接タッチしない仕事なわけです。経済的にペイする仕事なら、公的機関でやるのではなくて、民間が株式会社で、キチンと成功報酬なども含めたまともな人事考課のある仕組みでやればいいことなんです。

でも、そういう仕組みではペイしない事をこそ、役所や政府はやらなきゃいけないわけです。

ですから、役人や公務員の給料は、


●もともと完全に赤字。


なわけですよ。黒字になるような事なら民間でやればいいわけだから。

つまり、もともと公務員のやってることは、


●儲からない仕事


なわけです。どこをどうやったって、


●無駄遣いにしかならない仕事


を、彼らはやってるわけですし、そうでなければ公的機関の意味なんてないわけです。

で、それでも必要なことだから、仕方なしに税金を払って役人たちに事務処理とかそういうことをやってもらってるわけでしょう。
だから役人というのは、

●もともとやっかいもの。

であって、できるならば、

●一刻も早くお払い箱

にしたい存在で、

●毎分毎秒、合理化してでも、必要経費をどんどん削らなければいけない業務。

なわけで、であるからして、

●役人の給料は、どんどんどんどん下げるのが当然

のものなわけです。


であるにも関わらず、「役人の給料が下がったら、モチベーションが下がってしまう」などというバカの極み、とんでもない勘違い野郎が続出しているのが、日本の現状で、しかもなおかつ、そういうバカの極みの発言を聞いて、一般の国民も「まぁ役人も国民なんだから、それなりに働いてもらわないとなぁ」とか言ってしまうていたらくなわけですよ。

そんなものね、給料が下がってモチベーションが下がるような人間は、経済による競争システムを肯定している思想を持った人間なんだから、


●なら、役人をやめて一般企業で働け!バカモン!


ということにしかならないわけです。
役人というのは、


●経済競争ではなく、人間の尊厳そのものを守ることこそが大切だ。

という価値観で生きているような人がなるべき職業なのであって、給与でやる気が上下するような人間は、とにかく真っ先にやめてもらわないと困るわけです。

本来役人というものは、


●「経済の役にも立っていないのに、私のようなものに給料を国民のみなさまがくださって、なんとありがたいのだろう。なんとか、もっと少ない給料で、この仕事を実現することはできないだろうか?もっと少ない人員で、同じ公的サービスを実現することはできないだろうか?」

と考えるのが仕事であって、他に仕事なんかないんですよ。もともと「穀潰し」なんだから。


●もともと「穀潰し」なのである。


という、役人・公務員の本質を、みんながみんな、忘れてる事が問題なんですよ。この国は。

このあたりはねぇ、かなり「考え方の断絶」ってものがあると思いますねぇ。
それは多分、そこいらの中小企業の社長とかが、大阪府知事になったら、もう、毎日役人ひとりひとりの言葉の一言一言が、腹が立って腹が立ってしょうがないくらい違和感を感じるはずですよ。きっとそういう状態なんだと思う。

でも、この記事にある職員は、その自分の「非常識さ」に気づくことすらできないくらいの頭がおかしいというか、世間からずれてるだろうと想像できます。かなりパッパラパーというかズレまくり人間でしょうなぁ。ほんとに。

ということで、橋下くん自体を全面的に支持するわけでもないんですけど、この件に関しては、


●賛否が分かれるということ自体が大問題なのだ。


と言っておきたいです。
こういうことは、はっきり国民として、徹底して、


●完璧、100%、どこをどうとっても、この職員が間違いであり、狂っている。キチガイだ。


と断定すべきなんです。キチガイレベルですよ。ほんとに。
でも、こういう話が出ると、世間的には「賛否が分かれる」という記事が出てしまいまして、この職員は永遠に、死ぬまで「自分がとんでもなく間違っているのだ」ということに気づくことすらできないわけです。「世間でも賛否両論やん」とか思ってるわけです。

あのなぁ、おまえらは、河原乞食と同じで、根っからの穀潰しなんやぞ?
それが、不況でも首切りにあわないだけでも、


●ああ、国民のみなさまのお慈悲で、私は生きながらえさせていただいている、なんてありがたいことなのだろう。

と思うのが筋であり、そういう気持ちを持つことこそが「役人魂」なのだ。これは本質論ですよ。小説家が文章で人をうならせる、歌手が歌声で人を癒すのと同じく、役人は河原乞食として、「こんなに給料をもらってはいけない。税金のムダ使いなどしたら天罰が下る。国民のみなさまに生涯感謝しなければ」と真剣に思うことこそが役人の仕事。そういう事なんです。

本質を踏み外してる人間は、どこへ行っても恥ずかしい存在で、死んでも成仏できまへん。

そういうことでおます。

なので、この件、完全、完璧、絶対的に、橋下君が正しい。
で、この件で、「橋下は大人げない」と、一般国民が言ってしまう事も根本的に間違いなので、ついうっかりそう思ってしまった人は、この機会に、考えを改めてください。

以上。

画期的ですな。

(引用開始)-------------------------------------
「痴漢捜査」を再検討 無罪判決受け警察庁
2009.4.16 20:50
 電車内での痴漢事件で、最高裁が防衛医大教授の男性被告に無罪を言い渡したことを受け、警察庁は近く、警視庁など痴漢事件の扱いが多い大都市圏の警察本部の関係部署担当者を集め、痴漢事件の捜査をめぐる現状について検討する会議を開く方針を決めた。

 警察庁の吉村博人長官が16日の定例記者会見で明らかにした。

 吉村長官は「無罪判決の理由は、被害に関する供述には疑いを入れる余地があるというもので捜査にストレートに影響するとはいえない」とする一方、「痴漢は目撃者の確保などの面で捜査が難しく、警察庁として捜査の現場がどうなっているか、警察本部や署と認識を一致させる必要がある」と述べた。
(引用終了)-----------------------------

ちゅうか、遅すぎ。
やっといまごろというべきか。
ここしばらく、政府関連のニュースでろくなものがなかったけれど、これは、まぁ良いニュース。
しかし遅すぎる。こういう判決が「画期的」と書かねばならないところが、すでに病んでいると私は思う。

前に痴漢えん罪事件を扱った映画「それでもボクはやってない」を、紹介しました。

http://hitoyomi.diarynote.jp/200702170455420000/

もう、ぜひぜひ、この映画を見ていただきたい。
いかに痴漢えん罪事件がひどい状況なのかを。

僕自身はそういう目にあってませんが、知り合いであやうく痴漢に間違われかけた人を二人も知ってるので他人事ではないのですよ。

で、そういう人の話を聞いて、よくわかったのは、


●本物の痴漢は、他の人間が犯人であるかのように行動する。


って事なんです。
人と人の隙間から、腕を伸ばして差し込んで、被害者が他の人を犯人と勘違いするような角度から痴漢を行う。

そういう事がわかりました。

でもね。


警察のボケナスは、そういう痴漢の実態自体を把握しとらん!

なんじゃ、この「見直し発言」は!!!!!

こいつら、いままで犯人を捕まえた事もなかったって事やん!

どういう事やねん!
え!おい!
おまえら仕事してないやろ!ボケが!

ちゅうことですな。

痴漢の実態すら知らなくて、痴漢が捕まえられるはずがない。なのに痴漢で捕まった人が後を絶たない。

なんでか!

警察が、


●犯行を認めない限り拘留し続ける


からです。
それはそれは恐ろしい仕組みなのです。

で。

実際にやってようが、やってなかろうが、「やりました」と言ったら自宅に帰れるという、そういう仕組みなんです!!!!!


その仕組み自体が問題なんじゃ! ボケ! カス!


なので、仕事がある人とかは、さっさと認めて帰るんですよ。
そういう仕組みなんですよ。

なんで、こんな仕組みがそのまま温存されてるかというと、たとえば植草一秀さんのように、現政権の政敵を批判したときなどに、「手軽」に犯人に仕立て上げて、失脚させることができるからです。

いや、そう言い切るのは無茶かもしれない。
無茶かもしれないけれど、現状のこのひどい仕組みは、そういう事に利用するために温存されていると言う以外に他に理由が考えられないのですよ。

あまりにひどい。

まぁ、あんまりグチャグチャ言っててもしょうがないので、このくらいにしときますが、まぁちょっとはマシになったという事だけは書いておきましょう。

でも、どうせ警察の無茶苦茶な「恣意的取り締まり方針」は、どうせそんなに変わらない。最低最悪のままなんでしょうな。

このあいだの西松建設事件が決定打になりまして、私的には、本当に信用度ゼロですから。
官僚・警察はカスです。
キッパリ。

今回の選挙は、前の郵政選挙の時とは違って、アンチ小泉君の僕としては、まぁ納得の行くものでした。

しかし、本当は郵政選挙の時に、こういう結果になってなけりゃいけなかったんだと思う。

でも、そうはならなかったのは、単純に小泉君の言う「改革だぁ!」というかけ声だけの改革論を、イメージで「改革は良いことだ」と無批判に受け入れてしまった層が少なからず、というか、ものすごく多くいたからでしょう。

改革すりゃぁなんでもいいのか?新しくなれば、それで全部OKなのか? 中身もちゃんと確かめないで? そんなアホな話はない。だから、そういう単純な判断っていうのが本物の「敵」なんだよなぁって思うのです。

「改革だぁ」というかけ声を聞いても、「ん? どういう改革?わしアホやし、ようわからんわ。わかるように説明してくれや。」と問いかけて、それでわかりやすく説明しようとする(ちゃんと説明できてなくても良い)方を、僕としては信用したい。

小泉君のやり方でよくわかったのは、「改革だぁ」と言って景気をつけたら、その後説明もせずに「ドンドン行け!」とか言って無茶苦茶をする人間が、この世の中を悪くしているって事です。

「よーわからん。わし、アホやし。」

これほど強力な態度はないはずなのに、なぜかこの重要な態度を取る人間が少ない。「分かってない自分」を受け入れてないって事なんでしょうね。分かってなくても良いのだ。実際に分かってないんだから。で、分かっていない自分というものを、正しく受け入れてこそ「分からないから、勉強しよう」って事になるわけで。

(っちゅうか「わかってないな、ワシ」と思えたら、まずその段階で心の基礎体力はクリアですよ。その後勉強するかしないかは、また別のチョイスですからな。まず大事なのは自分を知るという事やと思う。)

いま、安倍君はいろいろに叩かれているけれど、本来、いまの政治に対する不満は小泉政権の時に無茶苦茶をやったツケが回ってきているだけであって、安倍君の責任はそれほど大きくはないと思うわけです。

(いや、安倍君の「美しい国へ」も読んだので、安倍君という人間が人格的にかなり問題のある人だというのは直感的にわかってたんですがね。このあたりはmixiの日記で去年の今頃に書いたんですが、まぁここでは書いてないので、読みたい方はmixiで読んでください。連絡もらえれば招待もしますよ。)

でも、まるで安倍君が全て悪いかのように、みんなゴチャゴチャ言うけど、そうやないやろ! って思う。小泉の「改革だぁ!」を「そうや、そうや!」と、わかりもせずに無批判に支持した奴がいてたという事こそが問題で、そういう我々の心のあり方をこそ、徹底批判しないとダメなんだと僕は思うのです。

で、私がいつも意見を参考にさせてもらっている副島隆彦氏も、森田実氏も今回の小沢一郎を高く評価してます。そして、小沢さんは、今回の選挙で、ヘリやら小型チャーター機まで使って山の奥まで分け入って演説したらしい。体もそれほど良くないのに。そういう部分を副島さんなんかは評価してて、僕も「そうなのか、えらいなぁ」とは思うのだけど、小沢がエライという事もさることながら、まず「わけもわからず『改革』に飛びついた浮ついた人達」についてこそ、キチンといましめないといけないって思うのですよ。

僕は民主党のマニフェストが、まさに小泉君がほっぽり出してほうかむりしていた部分を明確に指摘していて気持ちよかったのです。(「年金手帳」「子供手当」「農業を元気に」って部分ね。)(あ、でも比例は民主に入れなかったなぁ。まぁいいや。)

でも、そういう事って、普通に普通の実感を持って生きていたら、普通に気になるテーマのはずなんですよね。
でも、そこに気付かせないようにするのが「改革だぁ!」というかけ声だったりするわけです。

だから本当に小泉君の大衆にこびた政治の仕方ってのが嫌いです。で、それはみんなが嫌うべき事なんだって思うんですが、どうなんでしょ。いまだに小泉クンのファンがいたりするからなぁ。やだなぁ。

とりあえず、内容を精査しない「改革!」とかにはノーと言いたいですね。改革するのはいいけど、内容の精査こそが重要と言いたい。

ようは、安倍君とかが悪いとか、「改革が良い」とか、小沢がえらいって事じゃなくて、「わからんもんはわからん」と、自分にちゃんと問いかける事が大事って話なんだって事が言いたいのでありますよ、私は。わかってない自分をちゃんと自覚するって言うか…。ね。

ま、今回の選挙の結果で思ったのは、そんなことでありました。
03月09日付 朝日新聞の報道「東京大空襲、国を提訴 被災者ら112人」へのコメント:

この記事、実はけっこう気にしてるのです。
よくわからん記事だとは思いますが、私は、

「旧日本軍が中国・重慶で繰り返した爆撃などが米軍の作戦に影響を与えた点についても責任を明確にしたい考えだ。」

のところを注視したい。大空襲って、日本が先に中国にやってるんよなぁ。実は。
(でも、これもウラはあるのであって、いきなり日本が悪いにはならないと思うのですが。)

でも、日本人がこの重慶の空爆のことを知らないのは問題だと思ってます。

これ以上は書かないけど。

今日はここまで。
09月15日付 朝日新聞の報道「ロバート・ワイズ監督が死亡 アカデミー賞4回受賞」へのコメント:

このあいだ「サウンド・オブ・ミュージック」の事を書いていたら、監督のロバート・ワイズが亡くなったという記事。

心からお悔やみを申し上げます。

ロバート・ワイズは他にも「ウェストサイド物語」とか「砲艦サンパブロ」とかあるけど、僕的には「スタートレック・ザ・ムービー」が印象深い。

あの話はけっこう哲学的で好きだったんだよなぁ。まぁトレッキーの間では駄作と評判のようだが。私は素晴らしいと思います。

安らかにお眠りください。
いやー、もうびっくりしました。

すごいニュースですなー。
携帯用ブラウザの最大手のアクセスが、
palmOSのライセンスを持つパームソースを買収という話。

なんじゃこりゃ。と最初は思ったのですが、冷静に考えると、ものすごいかけ算になる超優良企業の誕生を感じさせますね。

まずアクセスの「ネットフロント」ですけど、携帯電話やネット家電などの組み込み型ブラウザでは最大のシェアを持っているのではないでしょうか。
で、はっきり言って、移動端末ものにおいては、IEよりネットフロントのほうが良くできてるし、各メーカーとのつながりも強固です。

それに加えて、PalmSourceです。

PalmSourceは、PDA、つまり電子手帳の「palm」のOS開発だけをやってる会社です。日本ではpalmはあまり知られてないけど、世界規模で見るとPDAの標準OSと言っていいと思います。(最近はちょっと不振だったけど。)

で、palmは、palmのハードを作っているpalm one とPalmSourceに、数年前に分社したんですが、PalmSourceは、OSの開発とライセンスを専門に行う会社、というわけです。

アクセスと一緒になると、それこそあらゆるハードメーカと直接つながれますから、これで本当の意味で名実ともに、「あらゆるハードウェアメーカーにpalmOSを提供する」というのが実現できます。

palmOSに対応する機種はSONYが撤退して以来、日本には皆無だったんですけどねー。これでいきなり、日本の携帯各社が、いきなりpalmOS対応になる可能性が出てきた。

すごいよー。私はpalmファンで、なおかつアクセスを応援してた人間なので、なおうれしい。ドリキャスでインターネットというのを、けっこうやってたんですけど、あのソフトもアクセスの「ネットフロント」だったしねー。

ああ、しかし、私がいつも使ってる、palm用フリーソフトのウクレレコードブックなんかが、そこいらで売ってる携帯でも動くかもって思うと実にうれしい。

携帯をそのままPDAにできて、なおかつあらゆるpalm用のアプリケーションソフト(マイクロソフトオフィスのデータをPDAで直接読み書きするソフトなんかも発売されてますからな。で、これの出来がいい。)も携帯で使える。

で、パソコンとのデータ連動もpalmのやり方がそのまま生かせる。

なんかすごいなー。

これから伸び盛りの携帯というか、スマートフォンというか、そういう市場に、いきなりフルラインアップを揃えた巨人が誕生して、しかもそれが日本企業って話。

やっぱ頭いい奴は、いいとこ見てるよなーとつくづく思う。

マイクロソフトと完全に対抗しますから、大戦争になるかもですけどね。がんばれアクセス。
これはすごいですよ。
ほんとに。

いやー、palmファンとして、この話には大注目だなぁ。
うーむ。
02月19日付 朝日新聞の報道「そびえたつ「バカの壁」、累計311万部 4月に続編も」へのコメント:

一度しっかりと批判しておきたいのだけれども、この本、ほんとうにダメ本だと私は思っております。
なんつーか、とにかく内容がヘン。途中までは読みかけたのだけれども、あまりに内容がひどいので、途中で読むのをやめたのです。ほんとうにひどい。

まぁ一度徹底的に批判したいんだけど、手間かかるしなぁ。ダメなものを批判してるより、良いものを紹介したほうがいいしなぁ、ということで、ついつい後回しになっちゃうんだけど。

でも、ほんとうに、ほんとうに、ほんとうにひどい本だと思います。
いや、それなりに意味はあるだけどね。売れてるということは、これで癒されてる人もいてるということだから。
でも、内容的なこととか、学問的な事実関係とかは眉唾とかあやしいこととかが多いので、そういう部分でほんとうにひどい本だなぁとおもう。

この本を読んで「ああ、俺も日本人なんだし、それでいいんだ」とか思ってるのは、やっぱりダメだと思うよなぁ。バカのままでいいんだとしか言ってないもん、この本。
それは違うで、やっぱり。

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