総合英語forest
2009年6月30日
●新たな知識の扉は、必ず重い。
自転車に乗り出してから、読書の冊数が減ってるのですね。
月8冊×12=96冊ですから、だいたいそのくらいは毎年読んでるはずなのに、今年は5月末で20冊強。
これはやばいなぁと、いまは少し冊数増加を意識して、今月は12冊くらい読めたのですが。うーん、速読、本気で習いに行こうかなぁ。
と、思ってはいるものの、それとは別に、熟読も大切だよねぇというのがあって、今年は前々から課題にしてた
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http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4342010208
を、端から端まで、とにかく一度全部読みました。
実は、この一冊のために読書の冊数が減ってるというのもあるわけです。
この本は知る人ぞ知る、というか、30歳までの人なら入試用の参考書の定番として、おなじみなんでしょうね、英文法の解説本です。
「英文法に関しては、とにかく、この一冊をキチンとやりこめばOK」と言われている本なので、まぁ、前から買うだけは買って、気になる項目が出てきたときには辞書的に目を通すと言うことをやってたんです。
が。
やっぱり、一度は全ページに目を通しておかないとなぁと思って、今年2月の頭から、毎日コツコツと順に読んでいってたのです。
でも文法の解説書だしねぇ。正直面白くないのですよ。
なので、「わかってる」と思われる部分と、「苦手だなぁ」と思ってる部分の2方向、2つのしおりをはさんで、気分で切り換えながら章単位で読みました。
英語ですからね。例文が出てくるのです。で、この例文こそが大事なので、例文は、ほぼ全部、かならず音読です。最低10回は音読を、と思ってましたが、それはちょっと無理だったかなぁ。でもとにかく数回ずつは絶対に読む。
で、読み終わった頁には日付を入れて日々「征服」しながら読んで行ったわけですが、そんな読み方ですからな、読み終えたのが5月の頭。まるまる3ヶ月もかかってしまいました。
いやー、大変でした。
この「熟読」をしてなきゃ、もうちょっと冊数は多かったはずなんですけどねぇ。
でも、通読すると、けっこう自分に欠けていた知識とかがはっきりして、すごく良かった。これは本当に良かったと思います。
「そうかぁ、俺は、この用法を理解してなかったんだよなぁ」とか、すごく思った。
あるいは、前から和文英訳のトレーニングをして、どうしてもスッと文章が口に出てこないところが、ある文法項目の理解ができていなかったからだ、とか、いろいろわかったので、すごく気分的にすっきりしたのでありますよ。
と言うことで、読書の冊数もさることながら、こういう手強い書籍も、それはそれでコツコツ読まねばなぁと、とても強く思ったのですよ。
冊数だけ追いかけていると、どうしても読みやすい本ばかり読んでしまうので、それはかなり問題なんですよね。
やっぱり苦手とか弱い分野をこそ強化しなくちゃいけないわけで。
●新たな知識の扉は、必ず重い。
というのを、私的な金言として、心に刻もうと思っておるのですよ。
やっぱり苦手分野の本を読むのは、すごく手間がかかるのです。しんどいし、なれないし。でも、それをやらなきゃ本を読む意味ってないですからねぇ。
前に、ダウンタウンの松本人志が作った映画で「大日本人」というのがありましたが、それの感想をmixiの方に書きまして、「天才にしかわからない内容なのが辛い。私は言ってる事の意味とか意図してる事はよくわかるけど、あまり楽しめなかったのであります。」という意見を書いたら、ある人が「分ってることを読んで、本を読む意味があるか?」という話を教えてくださいました。
ある出版関係のライターさんなんですが、かの池田晶子さんとお知り合いだったそうで。池田晶子さん。すごいですよね、あの人。まぁ立ち読みでしか読んでないけど、やっぱり読み手に「あんた、人生それでいいの?」と白刃を突きつけてくるような迫力のあるお方ですが、その人が「わかってしまうような本を読んで読む意味があるのか?」という事を言っておられたのだそうです。
そうだよなぁ。
確かにそうだ。
自分の知ってる範囲、分ってる範囲の話と、齟齬のない世界の話くらいしか、凡人には受け入れられないんですよ。
でも、それじゃ、書物にして本を書く意味なんかないじゃないか、って言うのも、一面の真理でしてね。
わからないこと、わかりにくいことを、コツコツと積み重ねて理解していくと言うことこそ、本当は「本を読む」ということの本質なんだよなぁって、最近はつくづく思うのであります。
冊数も増やしながら、熟読すべき本も、いろいろチャレンジせねばと思っておるのであります。
ちゅうことで、今月は12冊ほど読んだのですが、熟読系で一冊選んだ本が全然進まない。うむー。苦手はどこまで行っても苦手だなぁ。
まだ、これから梅雨が続くようなので、自転車通勤で読めなかった分を、このしばらくの雨の日で、どんどん取り返していかねばと思う、今日この頃なのでありました。
自転車に乗り出してから、読書の冊数が減ってるのですね。
月8冊×12=96冊ですから、だいたいそのくらいは毎年読んでるはずなのに、今年は5月末で20冊強。
これはやばいなぁと、いまは少し冊数増加を意識して、今月は12冊くらい読めたのですが。うーん、速読、本気で習いに行こうかなぁ。
と、思ってはいるものの、それとは別に、熟読も大切だよねぇというのがあって、今年は前々から課題にしてた
総合英語forest
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4342010208
を、端から端まで、とにかく一度全部読みました。
実は、この一冊のために読書の冊数が減ってるというのもあるわけです。
この本は知る人ぞ知る、というか、30歳までの人なら入試用の参考書の定番として、おなじみなんでしょうね、英文法の解説本です。
「英文法に関しては、とにかく、この一冊をキチンとやりこめばOK」と言われている本なので、まぁ、前から買うだけは買って、気になる項目が出てきたときには辞書的に目を通すと言うことをやってたんです。
が。
やっぱり、一度は全ページに目を通しておかないとなぁと思って、今年2月の頭から、毎日コツコツと順に読んでいってたのです。
でも文法の解説書だしねぇ。正直面白くないのですよ。
なので、「わかってる」と思われる部分と、「苦手だなぁ」と思ってる部分の2方向、2つのしおりをはさんで、気分で切り換えながら章単位で読みました。
英語ですからね。例文が出てくるのです。で、この例文こそが大事なので、例文は、ほぼ全部、かならず音読です。最低10回は音読を、と思ってましたが、それはちょっと無理だったかなぁ。でもとにかく数回ずつは絶対に読む。
で、読み終わった頁には日付を入れて日々「征服」しながら読んで行ったわけですが、そんな読み方ですからな、読み終えたのが5月の頭。まるまる3ヶ月もかかってしまいました。
いやー、大変でした。
この「熟読」をしてなきゃ、もうちょっと冊数は多かったはずなんですけどねぇ。
でも、通読すると、けっこう自分に欠けていた知識とかがはっきりして、すごく良かった。これは本当に良かったと思います。
「そうかぁ、俺は、この用法を理解してなかったんだよなぁ」とか、すごく思った。
あるいは、前から和文英訳のトレーニングをして、どうしてもスッと文章が口に出てこないところが、ある文法項目の理解ができていなかったからだ、とか、いろいろわかったので、すごく気分的にすっきりしたのでありますよ。
と言うことで、読書の冊数もさることながら、こういう手強い書籍も、それはそれでコツコツ読まねばなぁと、とても強く思ったのですよ。
冊数だけ追いかけていると、どうしても読みやすい本ばかり読んでしまうので、それはかなり問題なんですよね。
やっぱり苦手とか弱い分野をこそ強化しなくちゃいけないわけで。
●新たな知識の扉は、必ず重い。
というのを、私的な金言として、心に刻もうと思っておるのですよ。
やっぱり苦手分野の本を読むのは、すごく手間がかかるのです。しんどいし、なれないし。でも、それをやらなきゃ本を読む意味ってないですからねぇ。
前に、ダウンタウンの松本人志が作った映画で「大日本人」というのがありましたが、それの感想をmixiの方に書きまして、「天才にしかわからない内容なのが辛い。私は言ってる事の意味とか意図してる事はよくわかるけど、あまり楽しめなかったのであります。」という意見を書いたら、ある人が「分ってることを読んで、本を読む意味があるか?」という話を教えてくださいました。
ある出版関係のライターさんなんですが、かの池田晶子さんとお知り合いだったそうで。池田晶子さん。すごいですよね、あの人。まぁ立ち読みでしか読んでないけど、やっぱり読み手に「あんた、人生それでいいの?」と白刃を突きつけてくるような迫力のあるお方ですが、その人が「わかってしまうような本を読んで読む意味があるのか?」という事を言っておられたのだそうです。
そうだよなぁ。
確かにそうだ。
自分の知ってる範囲、分ってる範囲の話と、齟齬のない世界の話くらいしか、凡人には受け入れられないんですよ。
でも、それじゃ、書物にして本を書く意味なんかないじゃないか、って言うのも、一面の真理でしてね。
わからないこと、わかりにくいことを、コツコツと積み重ねて理解していくと言うことこそ、本当は「本を読む」ということの本質なんだよなぁって、最近はつくづく思うのであります。
冊数も増やしながら、熟読すべき本も、いろいろチャレンジせねばと思っておるのであります。
ちゅうことで、今月は12冊ほど読んだのですが、熟読系で一冊選んだ本が全然進まない。うむー。苦手はどこまで行っても苦手だなぁ。
まだ、これから梅雨が続くようなので、自転車通勤で読めなかった分を、このしばらくの雨の日で、どんどん取り返していかねばと思う、今日この頃なのでありました。