偶然の多い年

2001年10月1日
夕方、仕事帰りに本屋に寄ると、知り合いのデザイナーさんに出会う。

なんつーか、ちょうど連絡しようと思ってたところだったし、新しい名刺も渡せたので、良い具合だったのだが、しかし、いくら大阪が狭いったって、ちょっと偶然が続きすぎなんじゃないか? とか思う。今年は本当に偶然会うって人が多い。

2月にはライター仲間の飲み会に偶然に出会い、そのまま一緒に飲みに出かけたし、それがまた仕事につながってたりする。8月には昔からの知合いの家族サービスのシーンに出くわし、これまた仕事につながってる。

他にもまだいろいろとめずらしい偶然があったりするのだけれど、とにかくやたらと偶然が多い。どうなってんでしょうかねぇ。

ま、そういうこともあるか。


イライラ

2001年10月2日
理由もなくイライラした日。なんでかなぁ。何故かイライラした。

なんというか、自分の内面に変化が出てるのかな? やりたい気持ち、行動したい気分だけは高まってるんだけれど、それが「何をしたいのか」にまで整理されていないというような。

んー、うまくないです。

でもまぁ、そういう時もあるです。

おひさしぶりの京都

2001年10月3日
京都まで打ち合わせに出かける。しばらくお出かけがなかったので、ずいぶん久しぶりという感じがする。

でも、打ち合わせに出てしまうとほぼ一日潰れちゃうんだよなぁ。帰ってから何かしても、中途半端になっちゃうんだよね。

いや、それはそれでいいんですけども。

資料読みと人間性。

2001年10月4日
仕事の資料を読む。

仕事の内容にもよるけれども、本当に基礎的な資料をしっかり読まないとダメな時っていうのが時たまあって、それはそれでなかなか楽しいのだが、とりかかるまでがなかなか乗らない。

乗り出せば面白いんだけどねぇ。知らないことを知るというのは、とにかくとっかかりが大変だという気がする。

こんな風にイヤでもコツコツ読む作業というのをやってきてるから、妙に雑学的知識ばかりが増える。今回は茶道関連の書物。

うーん、内容が内容であるだけに、「知識が増えるのはいいけれど、その知識量に見合った人間的な器とかゆとりとかがあるんかいな?」 とか悩む・・・・いや、悩むっちゅうほどではないか。ようはバランスの悪さが気になるんだな。

ようは人間が出来てないのよね、僕は。ゆとりがないってことですわ。それはつくづく思うなぁ。うむ。

飲み会にて思ふ。

2001年10月5日
夕方、事務所のデザインチームのみなさんが飲みに行くという話。なら僕もいっしょにと仕事を適当に切り上げてついていく。

男4人っていうのも妙な取り合わせだけれど、それはそれなりに楽しいものであります。

あまりしょっちゅう一緒に飲むということをしないので、今回は、最寄駅で飲める場所を探しに出かけたというようなところかな。

一回り以上離れている若い人と話しをするのも、なかなかに面白い。ある意味、自分の人生を振り返ってるようなもんだ。

ああ、あの年頃のころは、まだこういう事には興味がなかったんだよな、とか、そうか今これこれのことに興味があるのは、ああいうターニングポイントがあったからなんだとか、そういうことを自分でかみしめつつ、話をしてたり聞いていたりする。

しかしなんだね、タバコをやめちゃうと、こういう酒の席が辛いね。うーん。



ああ、寝倒した。

2001年10月6日
どういうわけか、昼過ぎまで、やたらと寝た。でもちょっと仕事があったので、事務所まで出て行く。が、土曜日の夕方に出て行っても誰もおらんわなぁ。まぁええけど。とりあえずスッチャカチャと仕事。意外にはかどる。

いや、なかなかに面白かった。

ご存知の方はご存知でしょうが、PCなどで話題になったゲームが原作の映画であります。日本ではさほどでもなかったけれど、ヨーロッパではずいぶん売れて、社会現象にまでなったらしいのよねぇ。

で、ゲームの1作目を最後までやったことのある私としては、ぜひ見てみたかった映画ではあったのであります。

まず、原作ゲーム好きの人間が、まぁまぁ納得できるアクション&ビジュアルであったということ。これがまず良かった。違和感ないし、まさにゲームの雰囲気が良く出ていた。

しかし、それより大事なことは、単純に「肩のこらないアクション映画」として、そこそこ面白いということなのでしょう。ゲームをやったことのない男の人が見に行っても、けっこう楽しめると思う。

しかし、されど。それよりももっと大事なことは、映画版の主人公ララ・クロフトが、ずいぶんとはっきりした「ファザコン」に設定されているということなのであります。

なので、ファザコンの女性には超オススメ。

で、このファザコンがねぇ、意外に重要だったんだなぁ。この設定のおかげで、ララに行動の指針とか方向性が出るようになった。行動の説明とか動機付けとか要らなくなったんだよねぇ。

父からのメッセージが出てきたら、即それに従う。簡単よなぁ。わかりやすいよなぁ。

たまたま弟と甥っ子(小学五年生)とで見に行って、甥っ子も面白がってましたから、子供でもカップルでも、単なる映画好きでも、単なるゲーム好きでも、どんな人が見に行っても、それなりに楽しめる内容になってるところが、なかなかにgood!なのでありました。

これはけっこうおすすめしたいなぁ。軽い作品ではあるけれど。

資料読みふたたび

2001年10月8日
仕事しに事務所まで。
各種資料の再読み込み。ネットで調べものなど。

はかどらない。

2001年10月9日
けっこうマジメに原稿書きした日。でもはかどらない。

ふへ〜。

日本の秘密

2001年10月10日
たぶん、この日くらいから読み始めたはずなのだが、記憶にない。

「日本の秘密」弓立社 副島隆彦 1800

これが、やたらめっぽう面白い。いや、内容的にはエッセイの寄せ集めの本で、散漫としか言いようのないモノなんだけど、とにかく「あー、やっと納得できる日本人がどう国際社会で生きるのかの考え方に出会えた」という感じがする。著者が年齢的にも近いっていうのも大きいんですが。

紹介の仕方が難しいけどなぁ。さてどうするか。

この人の著作というのは、実はもうすでに何冊も読んでいる。でも、それらはすべて「英語の学習案内書」だったのであります。

この方の英語関連の著作でヒットしたものというと、「英文法の謎を解く」「続・英文法の謎を解く」「完結・英文法の謎を解く」(ちくま新書)の新書3部作ということになるんでしょうが、僕はそれ以前に「別冊宝島49/道具としての英語基礎の基礎」という本でこの人の英語解説に出会っている。

この「基礎の基礎」は、中学英語もおぼつかないレベルの僕には、それはもう果てしない希望の光となった学習書だったのでありますよ。とにかく英語の基礎単語の「感覚」が身についた。他のどんな書籍よりも圧倒的に実用的で、なおかつわかりやすかった。しかも、ちゃんと文法規則も踏まえた上で、それを超えてたからすごかったのだ。

ということで僕はこの人の本は英語に関する実用書しか読んでなかったし、この人がアメリカの政治評論みたいなこともやってるのはおぼろげに知ってたけど、全然手を出していなかったのであります。

でも結局ね、英語を正しく読み取れて、庶民レベルの書物ではなく、知識人の意見そのものを直接読み取れる人ですからね、こういう政治評論みたいなのも実に現実的かつ役立つ内容だったりするわけです。

んー、いろいろ解説はしたいけど、それはまたこの人の別の本を読んだ時にしましょう。やっぱりこの本はちょっと焦点が散らかりすぎてるわ。

うむ。

ちょっと仕事がトトンと入ってきたので、資料を受取りに行きがてら打ち合わせ。

商品がけっこうややこしいものだったことと、作るツールがけっこう種類が多かったことなどがからまって、えんえん2時間半、ほとんど3時間近い長い打ち合わせになってしまった。

で、この間から、散髪に行きたくて仕方なかったので、そのまま散髪に出かけたら、これが平日だというのにけっこう待たされるし、時間がずいぶんとかかってしまった。おかげで、今日はほとんど仕事にならなくなっちまったい!

いや、結局事務所には戻ったんですけどね。うみゅ〜。


京都で打ち合わせ。

打ち合わせは打ち合わせで、大変マジメなお話だったのですが、その後の雑談でちょっとした下ネタで大笑いになってしまった。いや、下ネタって言っても、表でウンチがしたくなって、超ピンチ! というたぐいの話なのであるが。

しかし、なんでしょうなぁ。ウンチの話ってのは笑えるんだよなぁ。いくつになっても。レベル低いです、私。

すんまそん。

ハイパーブースター

2001年10月13日
今日は母親の誕生日である。誕生日だからと祝うような習慣も最近ではないのだが、このあいだの日曜日が甥っ子、母親にすれば孫の運動会であったのだが、それが雨で流れた。なので、どうも孫に会いたいらしい。しょうがないので、ちょっと食事会をしたのであった。

狂牛病騒動のさなかだと言うのに、ステーキである。反骨精神というか、単なるバカである。

肉はうまかったのだが、この甥っ子、一人っ子であるがゆえに、場を読まない。みんなで話をしていても、ひとりで何かつまらない冗談をべちゃべちゃしゃべったりするのが好きなのである。

ま、一人っ子はラクねぇ、ほっといてもひとり遊びしてるから。ともあれ、独り言なのか、ウケ狙いで何かギャグを言ってるのかよくわからないところもあったりするのだが。

で。とーとつに「ハイパーブースター装着!」と、自分がロボットになって、カシーン・カシーンとか言ってひとり遊びをしていた。それはそれでほったらかしにしていたのだが、店から出ると、「ハイパーブースター装着!」と言うたびにくすぐりに来るのであった。

ハイパーブースターもええんですけど、くすぐるだけやん!

そのうちに「超重力砲発射〜!」とか言い出して、また新たな攻撃を仕掛けてきた。

今度はぶら下がるだけである。しょぼ。

と、今度はタタタタタッと遠くまで走って離れて行ったかと思ったら、その場で腰ふりダンスをはじめた。腰が左右にグラインドしている。

なんだそりゃ? と思って見ていると、一言。

「アジア!」

だそうである。

うーん、意味わからんのですけど。
でもなんかそれっぽいのがくやしいのである。


昨日の話ではあるが、ステーキも食いに行ったのだが、その前にTVも買ったのだった。自分の部屋のTVがとうとう壊れて映らなくなったので、買い替えたのだ。

前から映りが悪いなぁとは思っていたが、どうしてもTVが見たい場合はリビングで見れば良いし、それすらタマにしか見なかったから、ずーーーっとほったらかしだったのだ。

しかしもう、完全に映らなくなったので、仕方なしに買ったのだが、電源を入れて驚いた。

美しい。

ちゅうか、汚い画面でがまんしすぎだぞ>俺。 という感じでありました。

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さて、本日は日曜日だというのにTV見ててもつまらんので仕事場に出て行って作業をしてしまい、せっかく買ったTVも見ずの日。

しかもまたまた仕事にてこずり、なおかつ気が乗らずにちょっとうたたね等をしてしまったので、ハッと気付くと終電が出たあと。

事務所のそばに24時間のファミレスがあるので、どうせついでだ!とばかりに食事のついでに、読まなければいけない資料をドドドドっと読む。

始発電車までのヒマつぶしに仕事をしているのである。なんかヘンな私。


電波少年最終回

2001年10月15日
帰りに本屋に寄ったら、「電波少年最終回」という本が出ていた。

表紙から本文がはじまっており、そのままずーっと内容が続いていく。

結局1時間ほどで最後まで立ち読みで読み終えてしまいました。(笑)

んー、いや、それだけ面白かったんですが。でも、立ち読みで読めてしまって、買う必要はなくなったってあたりが、実に電波少年的ではある。

夕方まで仕事。夕方からは飲み会だった。

だが、飲み会の時間までには仕事が終わらなかった。途中まで原稿書いて飲み会に出る。続きは飲み会が終わった後に事務所に戻ってやればいいや、とか思ってた。

が、しかし、飲み会は面白かった。とくに二次会、残った男たちだけで、男同士の会話というのを、そうとう久しぶりにやった気がした。うーん、おもしろいなぁ。

で、結局終電で事務所に戻る。バカじゃねーの?しょーがないので事務所にお泊り仕事である。

昨日から事務所に泊まって仕事を仕上げ、そのまま帰っても良かったが、他に気になる仕事もあったので、朝から他の仕事も仕上げる。
けっこうハード。けっこう精力的。こんなこたぁ、そうそうないぞ。
でも、さすがに昼からはガス欠気味。打ち合わせ等して、夕方には事務所を出たが、寝不足だからこそか、本が読みたくて仕方なくなる。本屋に寄り、書籍購入。メシを食いがてら梅田の喫茶店でねばる。で、帰ったら10時半。何やってんだか。

昨日の今日なのでお疲れなのだが、とりあえず仕事。打ち合わせがあったからしょうがないんだ。なんばまで出かける。

事務所に戻ると、またまた別の打ち合わせがはじまってしまった。うーん。まだ他の仕事もちょっとたまってるんだけどなぁ。


休んでしまえ!

2001年10月19日
今週前半がんばったせいか、週末になって体力ガタ落ち。やたらと寝る。あんまり寝てたからいっそのことと今日はお休みにした。

夕方というかほぼ夜、歩いて近くの川原まで出かける。引っ越して来て以来、夜にこの川原まで来たことはなかったんだけど、思ってた以上に夜景が美しくて感激する。なななな、なんだこりは。なんでいままで知らなかったんだ! とか思う。

ま、ちょこちょこ来よう。


洗濯機を買う。

2001年10月20日
母親がちょっとゆとりのお金が入ったから、洗濯機を買おうと言う。

ふむ。まぁ、とにかく毎日のように洗濯をする人なので、それはそれで良いかと近くの電気屋まで出かける。

「音の静かなのが良い」というので、そういう機種を選んだのだが、自宅に戻ってから「なんで音の静かなのが良いの?」と聞くと、

「あんたが寝てる時に洗濯するのが気を使う」という話であった。

すまん、昼まで寝ていて。自営業の自堕落さを反省するばかりであった。

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