この7月20日という日は「海の日」という祝日で、全国的にお休みです。で、今年はたまたま月曜日が20日だったので、連休になっておりますが、「月曜日がお休み」というのが、この数年で次々に増えてきたのですね。

●国民の祝日に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO178.html

●「国民の祝日に関する法律」Wikipedeia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%AE%E7%A5%9D%E6%97%A5%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B

このあたり、ちょっといろいろ言いたいこともあるのですが、それは置いといて。

ようは、土日月と三連休になることがけっこう増えてきたということでして、そうなるとどうなるのか? というと、


●少年ジャンプが土曜日発売に変わる。


という事なのです。
通常少年ジャンプは月曜日発売でして、週の頭で、仕事をバリバリやらねば!という時に発売になるので、読む時間がうまくとれなかったりするんですね。

でも、この連休前発売の時は連休中にゆっくり読めるので、僕的には嬉しいのでして。どうせなら通常の発売日も、毎週金曜日発売とか毎週土曜日発売のほうがうれしいくらいなんですが。

ともあれ、そんなことで、ゆったりジャンプを読んでいて、あらためて、「この漫画は異常だよなぁ」と思うのが、数ヶ月ほど前から始まった「めだかBOX」という作品。

いや、別に面白いとかそういう事ではないのです。素晴らしい!と言ってほめたいのでもありません。ただ、あまりに登場人物が、


●AB型ばかり


というのが極端なので、感心しまくってしまう、というだけの話なんですね。

まぁ内容は、学園もので、「なんでもできるスーパーレディのめだかちゃんが、生徒会会長となって、学園のあれやこれやを問題解決する」というお話しなんですが。

でも、この主人公のめだかちゃんがAB型の設定で、その横に付いている幼なじみの男の子がAB型で、その二人を横で見ながらからかっているチビ女がAB型で…と、AB型ばかりが登場人物という形で始まった連載が、この2ヶ月ほどの間に10人以上のゲストキャラとか新キャラクターが登場しているのだけれど、ほぼ9割がAB型という異常さなんですねぇ。

ここで、血液型のおさらいをしておきますが、AB型はもともと10人に1人しかいないと言う「希少種」です。日本での血液型比率を考えるとA型4割O型3割B型2割ですので、普通に考えれば、いろいろな血液型同士の組み合わせが考えられる中で、AB型同士の出会いは、10分の1×10分の1ですから、100分の1ということになるわけで、ものすごく確率論的には低くなる話です。

が。

現実の社会は、別に確率論で動いてるわけではなくて、「なんとなくの相性」とかで動いている事も多くて、実はAB型同士すごく気があって、いろいろ話をしてみたら、後から「え、お前もAB型だったの?」ということはけっこうあるんです。
いや、かく言う僕がAB型なんですけどね。

で、実際、昨日も仕事仲間のデザイナー君の結婚披露パーティーだったんですが、その結婚した二人がAB型同士。なので、AB型の人間の回りには、やっぱりAB型がすごく多いし、群がってるものなのです。
確率論で言うと100分の1×100分の1×…とAB型がひとり増えるごとに確率は低くなるので、5人くらいのAB型同士の集まりがあったとしたら、それは天文学的な確率の低さである、という話になるわけですが、実際にはそうはならないんですな。
ようは「なんとなくウマが合う」というのがあって、似たもの同士つるんでるのが楽しいとかあったりするからです。

まぁ、そういう体験を日々しているので、「血液型と性格の相関関係に科学的根拠はない」とか言って、血液型と性格との関係性を無視しようとしてる人間がバカに見えて仕方ないんですが。
まぁ、それはそれとして。

この漫画は、とにかく出てくる登場人物が、ことごとくAB型で、今週はとうとう、どうやら「ワル者」の立場になりそうな「敵」が3人登場したんですが、この3人がまた全員AB型。

やるなぁ。

現実、ここまでAB型が多いって事はありえないんですが、AB型は、「Aの要素とBの要素を持っていて、なんでもできるスーパータイプ」という部分もあるので、漫画のキャラクター設定としては便利でよろしい。ちょっと極端な屁理屈とかを言っても「ああ、まぁAB型ならそういう事は言うよな」で通る。(通るのか?:笑)
どの登場人物もキャラ立ちがはっきりしていて(ようは変人)、それでいてAB型なら、さもありなんと思える。(ようはAB型は変人ということです。:笑)

で、また、AB型は「なんでもできるが、八方美人でバイタリティに欠ける」というところもあるので、適当にストーリーの目先を変えて多少話の流れにズレがあっても、これまた特におかしな感じもしない。というメリットもあったりするわけで。(かなり天気屋なので、けっこうえーかげんなのです。AB型は。)

ジャンプを開くたびに、「あ、こんな漫画も連載してたよなぁ」と思うという程度の印象しかない作品なのですが、しかしそれでも「AB型ばかりの登場人物」というのが、少なくとも私には心地よく、まぁイライラすることもなく読める漫画なのではあります。

特におすすめするべき作品というわけでもないんですが、学園モノとかスポーツ漫画とかは、だいたい登場人物の血液型はA、O、B、ABが、上記の4:3:2:1の比率で適度にばらけているのが普通で、AB型の私としては、いまいち応援できるキャラクターが少なく、なおかつ「AB型の生活実感」とかけ離れてることが多いので、この漫画は「おもしれーなー」と思う漫画なのであります。

AB型のまわりはAB型ばっかりだよ。ほんとに。なぜか気があっちゃうし。まさに、この漫画のような感じ。科学とか確率論とは全然異なる世界というのがあるのです。あるんだったらあるんだからしょうがないのだ。

ということで、AB型の世界に興味のある方は、まぁ読んでみてください。(そんな世界に興味のある人自体があんまりいてないと思うけど。)

ではでは。

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