この間から、ツイストリング・ノートの使いこなしに関して書こう、書こうと思ってるのですが、どうにもうまく書けない。

なんでかなぁと考えてみると、それは、まず「普通の綴じノートのように使おうとすると難しい」という話の説明にとても手間取るからだったのです。

というのは、要はまず「普通の綴じノートをどういう風に使うと、どう便利なのか。」が分ってないと、「ツイストリング・ノートを綴じノートのように使う」という課題の困難さが理解できないという話なわけです。

で、この説明には、表題に書いた、「シーケンシャルなノートにはページ番号を打つと良い」というノウハウが密接にからんで来るんですね。

で、しかも、僕は「綴じノートにページ番号を打つ」というのは、比較的良く知られたノウハウなんだろう、と勝手に想像してたのですが、これがネットで検索してみると、意外に紹介されていないのですよ。
一度、このノウハウに目覚めてしまうと、もう絶対にノートを買ってすぐにページ番号を入れるけどなぁと思ってしまうんですが、世間一般ではどうもそうではないのだ、という事がおぼろげながらにわかってきたわけです。

とにかく、モレスキン(私はA5サイズの横罫の奴を使ってました)とか、普通のリングノート、あるいは、なんでもない、そこいらの大学ノートでも、シーケンシャルな順序固定のノートなら、


●全ページに先にページ番号を振るのが良い。


というのを、声を大にして言いたいのですよ。ネットでいろいろ検索してみたら「メーカーは綴じノートにページ番号を入れて販売して欲しい」という要望があったりして、「おおおお、その通りだ!」と思ったくらいでして。

ページ番号が振ってあると、とにかく何をするにも便利なんです。目次を作ったり索引を作ったりできる。で、そういう目次や索引は、「自分が考えてきたことのインデックス」になるわけで、ノートを読み返して思索を深める、ということにそのまま直結するんですね。ものすごく効果が高いんです。これはほんとに、一度やってみないとわからないことです。

このあたりの話は、

■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/

でも書いているので、参照してみてください。

で、ページ番号ですが、自分で書いていくのなら、


●ページ番号は見開き単位で1個、にしても良い。


というノウハウもあります。モレスキンとかだと240頁くらいあるので手書きでページ番号を打つだけでも、かなりの手間なんです。でも、見開き単位で1個なら、いきなり半分で良いという事になるのでかなりラクです。

で、実際には、目次や索引を作る時に「P40L」とか、「P40R」とかライト・レフトを付け加えて、右頁の項目か、左ページの項目かを明示してやっても良いわけです。

もっと簡単にしようと思ったら、


●ナンバリングマシンを使う


という手もあります。日付スタンプのでっかい奴で、打つたびに番号が増える番号スタンプですね。あれを使う。僕も持ってるはずなんですけど、どこにいったのか見あたらないのです。トホホ。

で、もうひとつ突っ込んだノウハウを書くなら、


●ページ番号は目立たせるべし


ということになります。書籍のページ番号は、位置も正確でページ番号のまわりにはキチンと余白もあるので目に入りやすく工夫がされてますが、手書きで書くとそのあたりがかなりアバウトになるので見にくいのですね。
なので、たとえば見開き単位で一個だけ番号を振る場合などは、右上とかに大きめにドカーンと書いてしまった方が良いです。太いペンで書いても良いですし、赤ペンで書いてもいいです。

とくに僕がおすすめするのは赤色で書くページ番号ですね。色を変えてあると嫌でも目立ちますから検索性がかなり高まります。


●ページ番号は赤色で書くべし。


です。
こういう事を言ってる人は、あんまりいないみたいなんですけど、超便利なのでおすすめしたいです。
というのは、ノートというのは、あまりページをまたがずに、見開き単位で完結している方が、何かと使いやすいので、時折ギュッと詰め込んで書きたい時が出てくるわけですよ。
その時に、ページ番号が黒色だと、「手書きの黒色文字」と完全に重なってしまうので、ページ番号の近くには文字が書けないということになるんです。

でも、ページ番号が赤色だと、


●ページ番号の上にメモしても大丈夫。


だったりするんですよ。ページの効率が高まる。それでいて、ページ番号の検索機能は、まったく落ちないのです。
これはとても快適なので、ぜひお試しいただきたいと、僕は思っております。

で、ページ番号さえ、しっかり連番が振ってあれば、シーケンシャルなノートはもう、いくらでもワープができるんです。



●「P104の●●参照」



とか、書くことができる。
これが、どれほど便利か。

あ、もひとつ言うなら、この「P104の●●参照」というのも赤色ペンで書くと良いのです。あくまで検索用のインデックスなのだなと、本文を読む時も無視して読めますし、ノート全体をザクッと見ていくときには逆に良い目印になります。

こういう風に、ページ番号さえ振ってやれば、シーケンシャルなノートというものは、かなり有用な効果の高いツールになるんです。

でも、ツイストリングノートには、この手法が通用しない。
なんせページの組み替えができますから。
さぁ、これをどうするか? というのが、いまの僕の課題で、これがなかなに難しいのだ、という話なんですね。

ああ、やっと書きたいことのスタート地点に立てた。
ああ、面倒だなぁ、この話。

まぁいいや。
またいずれ、この続きを書きます。
これだけ書いたら疲れてしまいました。
ではでは。

関連記事-----------------------

抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903181525509768/

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