愛車、TREK FX7.5 を購入して、ちょうど一年となりました。
一年間乗ってみて思ったのは、かなりしょっちゅう乗ってたなぁということ。
最初は、10月の頭には買おうと思いつつ、なかなか買えずで、11月の終わりに納車になって、「こんな寒いときから乗り始めるなんて辛いねぇ。」と思ってたのですが、いざ乗ってみるとそれはさほど辛くはなかった。
まぁもちろん、2月の、ものすごく寒い時期に2週間ほど乗らなかった時もあったけど、春や秋でも、雨続きと、出張などの仕事の都合で一週間以上乗れない事はあるし、そう考えるとだいたい月に10日はずっと乗っていたという感じになります。
夏のあまりに暑い時も、さすがに熱中症を心配して1~2週間ほど乗らない時がありましたが、やっぱりコンスタントに月に10日くらいは自宅と事務所間の片道10km、往復20kmを走っております。
月200kmとして、年間2400kmくらいですかね。まぁ、ころあいなのではないでしょうか。
一年たったいまふり返ってみると、季節ごとでの乗り方の違いがあって、とくに冬場の乗り方に意外にノウハウが必要でありました。
というのは、冬場の方が、「汗対策」に悩まされたということなんですね。
冬場は寒いですから、風をふせぐために厚着をします。そうなると、服の中が蒸れて、汗をすごくかくのですよ。走ってる間は暑いくらいなんです。
問題は手の先が冷たいということですが、これは防寒用に作られた、しっかりした手袋をすれば解決しました。
でも、汗の問題はけっこうやっかいで、走ってる間はいいですが、事務所に着いたときとか、途中で書店や喫茶店などに立ち寄った時に汗で体が冷えてしまうんですね。なので、冬場は着替えのシャツを持ち歩いたりしてたし、移動もとにかく出発点から到着点まで一直線になりがちなんです。寄り道をしづらいわけですね。
「今年もそういう時期が近づいてきたんだなぁ」と秋の「フラフラ寄り道移動」を楽しんでいた私としては、ちょっと残念に思いつつ、そういう年間を通じての自転車の乗り方の基本ノウハウがそれなりに溜まっていることに感慨深いものを感じるのでありました。
「冬走る時に汗対策が必要」
という意外性と同時に、同じような意味で、
「夏場は意外に汗対策は不要」
というのもかなりの意外さだと思います。
というのは、自転車に乗ると「風にあたるので、体は冷える。」という側面がかなり大きいからです。夏の暑い日は、とにかく止るのがイヤ。走っていれば多少は風が体に当たるので涼しくて気持ちよいのですが、信号待ちで止っていたりすると風も吹かず、アスファルトからの熱気と太陽の直射日光の熱が体に直接あたる上に、走って体があたたまっているものだから、止った途端にいきなり暑く感じて「助けて~。早く走らせて~。」ってなるわけですな。
走ってさえいれば、8月でも、かなり涼しいのです。スピードはそれほど必要じゃないんですよね。薄着だから、風が直接体にあたるわけです。気持ちが良い。
ちゅうことで、結局は「走っている時の風」を体で受け止めるか、厚着で遮断するかの違いが、これだけの差を生むわけです。
風とともに走る。
という自転車のあり方が、一年を通じて楽しめる仕組みを生み出してくれるわけなんですね。
いや~、これは素晴らしい。
あらためて、良いものに出会えたと実感しますなぁ。
自転車好きで有名なSF作家の高千穂遙さんが、言ってた言葉に「自転車があって良かった」というのがあるんですが、この言葉、すごく実感としてわかる。
「自転車があって良かった」
ほんとうにそう。
良かったよなぁ、人類が自転車というものを発明していて。
本当に良かったよなぁ。
しみじみ、そう思うのであります。
一年間乗ってみて思ったのは、かなりしょっちゅう乗ってたなぁということ。
最初は、10月の頭には買おうと思いつつ、なかなか買えずで、11月の終わりに納車になって、「こんな寒いときから乗り始めるなんて辛いねぇ。」と思ってたのですが、いざ乗ってみるとそれはさほど辛くはなかった。
まぁもちろん、2月の、ものすごく寒い時期に2週間ほど乗らなかった時もあったけど、春や秋でも、雨続きと、出張などの仕事の都合で一週間以上乗れない事はあるし、そう考えるとだいたい月に10日はずっと乗っていたという感じになります。
夏のあまりに暑い時も、さすがに熱中症を心配して1~2週間ほど乗らない時がありましたが、やっぱりコンスタントに月に10日くらいは自宅と事務所間の片道10km、往復20kmを走っております。
月200kmとして、年間2400kmくらいですかね。まぁ、ころあいなのではないでしょうか。
一年たったいまふり返ってみると、季節ごとでの乗り方の違いがあって、とくに冬場の乗り方に意外にノウハウが必要でありました。
というのは、冬場の方が、「汗対策」に悩まされたということなんですね。
冬場は寒いですから、風をふせぐために厚着をします。そうなると、服の中が蒸れて、汗をすごくかくのですよ。走ってる間は暑いくらいなんです。
問題は手の先が冷たいということですが、これは防寒用に作られた、しっかりした手袋をすれば解決しました。
でも、汗の問題はけっこうやっかいで、走ってる間はいいですが、事務所に着いたときとか、途中で書店や喫茶店などに立ち寄った時に汗で体が冷えてしまうんですね。なので、冬場は着替えのシャツを持ち歩いたりしてたし、移動もとにかく出発点から到着点まで一直線になりがちなんです。寄り道をしづらいわけですね。
「今年もそういう時期が近づいてきたんだなぁ」と秋の「フラフラ寄り道移動」を楽しんでいた私としては、ちょっと残念に思いつつ、そういう年間を通じての自転車の乗り方の基本ノウハウがそれなりに溜まっていることに感慨深いものを感じるのでありました。
「冬走る時に汗対策が必要」
という意外性と同時に、同じような意味で、
「夏場は意外に汗対策は不要」
というのもかなりの意外さだと思います。
というのは、自転車に乗ると「風にあたるので、体は冷える。」という側面がかなり大きいからです。夏の暑い日は、とにかく止るのがイヤ。走っていれば多少は風が体に当たるので涼しくて気持ちよいのですが、信号待ちで止っていたりすると風も吹かず、アスファルトからの熱気と太陽の直射日光の熱が体に直接あたる上に、走って体があたたまっているものだから、止った途端にいきなり暑く感じて「助けて~。早く走らせて~。」ってなるわけですな。
走ってさえいれば、8月でも、かなり涼しいのです。スピードはそれほど必要じゃないんですよね。薄着だから、風が直接体にあたるわけです。気持ちが良い。
ちゅうことで、結局は「走っている時の風」を体で受け止めるか、厚着で遮断するかの違いが、これだけの差を生むわけです。
風とともに走る。
という自転車のあり方が、一年を通じて楽しめる仕組みを生み出してくれるわけなんですね。
いや~、これは素晴らしい。
あらためて、良いものに出会えたと実感しますなぁ。
自転車好きで有名なSF作家の高千穂遙さんが、言ってた言葉に「自転車があって良かった」というのがあるんですが、この言葉、すごく実感としてわかる。
「自転車があって良かった」
ほんとうにそう。
良かったよなぁ、人類が自転車というものを発明していて。
本当に良かったよなぁ。
しみじみ、そう思うのであります。