画期的ですな。

(引用開始)-------------------------------------
「痴漢捜査」を再検討 無罪判決受け警察庁
2009.4.16 20:50
 電車内での痴漢事件で、最高裁が防衛医大教授の男性被告に無罪を言い渡したことを受け、警察庁は近く、警視庁など痴漢事件の扱いが多い大都市圏の警察本部の関係部署担当者を集め、痴漢事件の捜査をめぐる現状について検討する会議を開く方針を決めた。

 警察庁の吉村博人長官が16日の定例記者会見で明らかにした。

 吉村長官は「無罪判決の理由は、被害に関する供述には疑いを入れる余地があるというもので捜査にストレートに影響するとはいえない」とする一方、「痴漢は目撃者の確保などの面で捜査が難しく、警察庁として捜査の現場がどうなっているか、警察本部や署と認識を一致させる必要がある」と述べた。
(引用終了)-----------------------------

ちゅうか、遅すぎ。
やっといまごろというべきか。
ここしばらく、政府関連のニュースでろくなものがなかったけれど、これは、まぁ良いニュース。
しかし遅すぎる。こういう判決が「画期的」と書かねばならないところが、すでに病んでいると私は思う。

前に痴漢えん罪事件を扱った映画「それでもボクはやってない」を、紹介しました。

http://hitoyomi.diarynote.jp/200702170455420000/

もう、ぜひぜひ、この映画を見ていただきたい。
いかに痴漢えん罪事件がひどい状況なのかを。

僕自身はそういう目にあってませんが、知り合いであやうく痴漢に間違われかけた人を二人も知ってるので他人事ではないのですよ。

で、そういう人の話を聞いて、よくわかったのは、


●本物の痴漢は、他の人間が犯人であるかのように行動する。


って事なんです。
人と人の隙間から、腕を伸ばして差し込んで、被害者が他の人を犯人と勘違いするような角度から痴漢を行う。

そういう事がわかりました。

でもね。


警察のボケナスは、そういう痴漢の実態自体を把握しとらん!

なんじゃ、この「見直し発言」は!!!!!

こいつら、いままで犯人を捕まえた事もなかったって事やん!

どういう事やねん!
え!おい!
おまえら仕事してないやろ!ボケが!

ちゅうことですな。

痴漢の実態すら知らなくて、痴漢が捕まえられるはずがない。なのに痴漢で捕まった人が後を絶たない。

なんでか!

警察が、


●犯行を認めない限り拘留し続ける


からです。
それはそれは恐ろしい仕組みなのです。

で。

実際にやってようが、やってなかろうが、「やりました」と言ったら自宅に帰れるという、そういう仕組みなんです!!!!!


その仕組み自体が問題なんじゃ! ボケ! カス!


なので、仕事がある人とかは、さっさと認めて帰るんですよ。
そういう仕組みなんですよ。

なんで、こんな仕組みがそのまま温存されてるかというと、たとえば植草一秀さんのように、現政権の政敵を批判したときなどに、「手軽」に犯人に仕立て上げて、失脚させることができるからです。

いや、そう言い切るのは無茶かもしれない。
無茶かもしれないけれど、現状のこのひどい仕組みは、そういう事に利用するために温存されていると言う以外に他に理由が考えられないのですよ。

あまりにひどい。

まぁ、あんまりグチャグチャ言っててもしょうがないので、このくらいにしときますが、まぁちょっとはマシになったという事だけは書いておきましょう。

でも、どうせ警察の無茶苦茶な「恣意的取り締まり方針」は、どうせそんなに変わらない。最低最悪のままなんでしょうな。

このあいだの西松建設事件が決定打になりまして、私的には、本当に信用度ゼロですから。
官僚・警察はカスです。
キッパリ。

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