雨が降ると自転車に乗れない。
雨が降ると自転車に乗れない。
雨が降ると自転車に乗れない。
ここのところ、雨が多くて、自転車に乗れませんでした。
一週間以上乗れなかったので、けっこうストレスフル。
昨日は久しぶりに乗ったけど、もう、実に楽しいですなぁ。
ウキウキしてしまう。

実際、自転車に乗る事自体が、かなり良いストレス発散になってるのです。良いですよ。自転車は。本当にいい。(あ、あくまで車重10kg以下のスポーツ自転車の話ね。ママチャリも良いけど、スポーツ自転車ほど楽しくはないです。)

自転車がいいのは、他のスポーツと違って実用性もめちゃくちゃに高いって事でしょう。大阪市の南の方にある自宅から、難波に出て、梅田まで移動するのに、まぁ30分ちょっと。地下鉄で移動するのと何ら変わりがないわけで。体の事を考えてとか、そういうチンケな事はどうでもよろしい。修行じゃないんだから。行きたい所に行く。それだけが楽しいし、で、気付かないうちに体のためにもなっている、というのがよろしい。

それに、移動の途中に、思いつきで「あ、あの店でお茶しようかな」とか思いついても、ルート変更も自由自在であります。大阪市内のあるA点からB点まで移動するのに、何の障害も感じない。ストレートに移動できてしまうのですから。ああ、なんて楽しいんだろう。もう最高です。

この雨続きになる前に、ものすごく晴れた日があって、その日もウキウキと乗ったんですけど、あんまり天気が良くて、スピードを出さずにチンタラ走ったんですよね。
あまり寒くもなく、天気もいいと、自転車本来の楽しみである「ゆっくり走る」をやりたくなってしまうわけです。で、これがまた楽しい。
ちょっと、いつもは通らない道を走ってやろうか、とかね。

これから春になって行くにしたがって、どんどんこういう楽しみが増えるんだろうなぁと思うとワクワクしてしまいます。
冬場から自転車に乗り始めたのは正解だったかもなぁと思うのですよね。本当は秋の気候の良いうちに買おうと思ったら、なかなか買えなくて12月になってしまったわけですが。

乗るだけでも楽しい自転車なんですが、スポーツ用機器としての側面でも、非常に優れた部分があります。

それは、運動加重のかけ方が自由自在ということですね。

たとえば、ギアを重くして、スピードを上げる努力をすれば、無酸素運動のスポーツになりますし、ギアを軽くして、ゆっくりポタリング(のんびりと街を走って楽しむ事)とかすると、有酸素運動になるという、両面対応ができるという事なんです。

これが他のスポーツとは随分と違うところでしょうね。

実際、僕の場合も、ここ3ヶ月では無酸素運動での筋力アップをやってた部分が大きいと思うのですよ。
なんせ、冬場は寒いし、早く目的地に着きたいと思うせいか、スピードを上げる事が多くなりますから。たぶん、多少は筋肉もついたんでしょう。最近では時速30km台を出すのが全然苦しくないのです。乗り始めた時は30km/h台はかなりつらくて、下り坂でしか出せなかったのにねぇ。スピードメーターは実に面白いです。

でも、これからは春だし、ちょっと有酸素運動系でゆったりポタリングで走ろうかな。大阪のいろんな場所を見ながら。楽しみ楽しみ。

こうして考えてみると、自転車は、筋肉をつけるのも、有酸素運動をするのも自在で、しかも、ランニングのように体に振動を受ける事もなく安全。スポーツ障害の心配がかなり少ない。もう、実に素晴らしいのでありますよ。

あえて自転車でスポーツ障害の可能性があるとすれば、ずっと座った姿勢なので、前立腺障害になるのでは? っちゅう話があるんですが、これもまぁ実際には、前立腺炎程度らしく、しかも、お医者さんによっては、「前立腺炎の人には自転車がマッサージ効果があってよろしい」としてたりして笑ってしまう。どっちやねん! ちゅうこととですが。

そういや、自転車で坂道を登るのが好きという人がいて、(ヒルクライムという種類の坂登り競技もあるくらいです。)坂道で立ちこぎをしすぎて、膝関節を痛めたらしいのですが、その人が医者に行ってどう言われたかと言えば「膝の痛みを治すのには、自転車がいいですよ。」だったという話もあります。ようは振動を与えずに筋肉だけ強化するから、リハビリに最適なんだそうですな。

年齢が高くなるほどに、膝関節の軟骨はすり減りやすいらしいので、ジョギングやマラソン、あるいは登山のように、関節に負担のかかる運動は、僕はパス。
なんちゅうてもランニングなんか、通常の8倍の負荷が膝にかかりますからなぁ。それはイヤだなぁ。意味なく負荷をかけてるだけとしか思えないし。やっぱり楽しいのが一番なのであります。

またしばらく雨になりそうなので、自転車に乗れない日が来るかと思うと、ちょっと寂しいのですが。

でもまぁ、これからは日ごとに自転車日和になっていくわけで、私はウキウキしているのであります。

いやー、自転車は良いです。本当に。

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追記:
天気予報の画面はgooの天気予報。アイコン表示でわかりやすくて好きです。おすすめ。いつもこれを見て走るかどうか決めてます。
それと、ついでなので、手元にある自転車関係の本から資料を添付しておきました。
膝の負担に関しては「大人のための自転車入門」
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4532165253
から。
自転車の移動カロリーの方は、「自転車生活の愉しみ」
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4022615303
からです。
どちらも良い本です。
特に「愉しみ」の方は世界の自転車事情が載っていて実に新鮮で良い本です。ぜひぜひ、お読みください。




●自転車:ひとよみにっき内実用体験レポート-----------------(2009.09.29追記)

▼基礎的書籍紹介:自転車関連の情報をまとめておきます。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909290836391467/

▼自転車本体:TREK クロスバイク 7.5FX
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811231655512820/

▼地図:自転車とストリートビューと旧街道。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811280158586303/

▼階段克服:道、間違えました。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811291203343466/

▼ヘルメット:恥ずかしのヘルメット。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812050904248688/

▼ライト:手回し充電ライト
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812071125466947/

▼下着:【あったかい!】ミズノ ブレスサーモ アンダーウェア 半袖Vネック A92LN-502
http://hitoyomi.diarynote.jp/200901171257308230/

▼ブレーキ:衝突回避の秘密。(あ、自転車の話ですよ。)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200902190451325362/

▼天気予報サイト紹介:雨が降ると自転車に乗れない。

▼輪行:はじめての輪行。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200908011355319224/

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●「ひとよみにっき」の自転車関連書き込みのみ表示
http://hitoyomi.diarynote.jp/?theme_id=7
小沢さんが、はめられてますな。
なんやねん、この選挙前の時期に。こんなもん、「行政は立法に口出ししない」という不文律の破壊そのものやないか。調子こいとったら、はったおすぞ、カス。役人が勝手なことさらすな。

ちゅうことですな。

大物政治家やその秘書の逮捕というのは、選挙後に行うというのが、不文律です。
そうでなければ、三権分立という基本のシステムが崩れます。
選挙は国民の意思でやります。それを邪魔するな!

だいたい、なんで政治献金がアカンねん! 税金で意味なく金を取られるよりはるかにマシ! 政治献金はしたいけど、税金は払いたくない。当たり前の話です。税金はもともとムダ金ですから。

行政というのは、「経済として成立しない業務」を受け持っているのです。だから、徹底的に絞って絞って絞って絞って、絞って絞って、絞って絞るのが当たり前なわけです。

それがなんだ!トヨタの社員より多い退職金や給料を取ってるんですよ。で、そういう体制が崩れそうな世の中になってきて、政権交代はイヤイヤと思ってる一群が、いまの甘い汁を吸える構造を温存するために「そうや!選挙前に小沢を逮捕で潰せ!」とかやってるのが見え見え。

政治献金けっこうだ。どんどんやれ。別に悪いことない。国民の意思を受けて動くのが政治家だ。そりゃもちろん、特定の利権集団のみに偏られたら困るが、そのあたり誰から金をもらってるのかさえオープンにしてれば、どんな政策を打ち出してるかで、いくらでも判断できる。

だから、役人がごちゃごちゃしょーもないことをすな! ぼけ! カス! ほんまにどうしようもないなぁ。これ。

それも、これも、結局は小泉純一郎が悪いのだよなぁと、ボクは思う。

小泉純一郎という、口だけ達者で信頼してくれる子分のいなかった三流政治家が、口のうまさだけで、首相になったとき、結局彼は「アメリカの金融筋」という世界帝国の中枢にへばりついた。それはいまでもそうでしょう。
本来、日本国の代表として、アメリカからの無茶な要求をいかに断るかが政治家の本分であるはずなのに、小泉純一郎はアメリカの金融筋にしっぽを振って、日本の国民の資産を売り飛ばしてしまった。
それが郵政改革です。

で、その過程で、官・政・財が全部癒着して、コングロマリット化してしまったんですな。どこもかしこもアメリカの手先ですわ。
特に、ひどいのは電波。電通とかテレビとかひどいですな。小泉純一郎政権の数年で、テレビは完全に「ジャーナリズム」、報道精神を失いました。
あるのは「コマーシャリズム」のみです。
それでは報道の意味がない。

小泉君が海外派兵をしたときでも、参議院の決定に不服だとして衆議院を解散してしまった事でも、本来はマスメディアが「キチガイ沙汰だ!」と批判すべき事柄です。あれらは、あまりにひどい出来事だった。
でも、それはテーマとして出てこない。

みんなアメリカの金融筋に乗っ取られていたのですよ。だって、金持ってるもん、きゃつらは。

で。

小沢さんは、そのアメリカの金融筋に反意を示しているから、潰されるのです。
ちょっと、みんなで守らないとあきませんよ、これは。
別に、小沢さんが嫌いでもかまいません。
それより、もっと汚い手で、日本国内に手を入れてかき混ぜようとしてる勢力がいてるって事ですわ。

それも、本丸中の本丸、小沢さんに手を出してきた。
これね、かなり上の筋の意向が入ってると思うのよね。
ようは、「次の首相候補への揶揄」ですからな。
それは許さん。

どうせテレビは、低学歴・低所得者層(つまり大きな票田)を狙って「やっぱり小沢は悪」というキャンペーンをやるんでしょう。電通が旗振りですな。(電通もアメリカ資本にほぼ乗っ取られてると思う。)

だから、一番の本質論議をやる。

政治献金は悪ではない!!!
大変けっこうな事です。どんどんやってください。
税金がバカスコ上がって無能な役人が増えるよりはるかに良いことです。
特に、国内の企業が政治家に献金するなら、何の問題もありません。
それより海外の企業から金をもらってるような、国民の幸せを考える事が本質的にできない立場の政治家を殺しなさい。

小泉しかり、竹中(もう政治家じゃないけど)しかり。
彼らは、明確に、はっきりと、日本国民の敵です。
撃ち殺してかまわない存在です。(キッパリ言う。)

平成の世の中になってから、日本国内が疲弊した部分のほとんどは、小泉・竹中路線による失政が原因です。
それはハッキリしてる。

で、それは明確にアメリカの金融筋の意向をそのまま聞いただけの浅薄なる判断でしかありません。金主がアメリカ金融筋なんだから、日本国民の味方になるわけないじゃないか。
そういう事です。話はものすごく単純なんです。ようは金主の意向なんだから。

政治献金けっこうだ。何が悪い。どんどんやれ。
日本人が日本の政治家に献金して何が悪い。
アメリカの金融筋から金や利権やおいしい話(テレビを味方にして法を踏みつぶすようなやり方とか)をもらってるような一群こそが敵なんだから、多少の事はどうでもよろしい。チンケな話をするな。

このあいだ、ヒラリークリントンが来たけど、その時も小沢さんは、一定の距離を置いてたしなぁ。クリントンなんか完全に人脈がアメリカ金融筋につながってまっせ。
だから、そこで距離をおいたからこそ、小沢さんははめられてるのだ。あえて言い切ってしまおう。だって、そうとしか思えないもの。ほんま、ひどい話でっせ。

ということで、ここを読んでくれてる人だけでも、話の構造の大枠は共通認識にしておいて欲しいと思って書きました。

まぁ、そんじょそこらにいてる、一般市民のボクが、そんな風に感じるんだから、これは謀略としても、かなりレベルが低い謀略なんですけどな。
でも、逆に言うと、「次期首相潰し」なのだから、ものすごい金をかけてテレビキャンペーンをはるかも知れない。
テレビもカスです。とっくに死んでます。騙されないようにしましょう。

ま、そんな事で。

この10年くらい、いろんなところで小沢一郎氏の評価は聞いてきていて、「ふーん」という感じだったのですが、昨日の小沢一郎氏の会見を聞いていて、実に素直に納得した。
ほほぉ、こんなにまともな人だったのか!
という感じ。

いや、実は小沢さんの考えを直接聞くとか読むとか、あんまりしてこなかったので、そのあまりのまともさにびっくりした、というのが本当のところ。

まずね、政治には金がかかるんだ、っちゅうことです。だからどのみち、献金は必要なんですよ。それを「企業からの献金はダメだぁ~」とか、ギャースカわめくマスコミは、すでにバカを通り越して白痴レベル。昨日の会見でも、後半の各社の新聞記者の質問になったとたんに、ものすごくつまらない内容になってしまった。

「小沢氏は●●●を繰り返すばかり」とか書かれてるところもあるけど、ちがうって!記者がバカだから同じ質問ばっかり繰り返してたんやって! 同じ質問には同じ答えしかでけんやろが。アホやなぁ。ほんまに。

で、献金は必要なのだから、あとは特定業種への優遇策を優先しないように、国民が議員を見張る必要があって、それは献金がどこから来たものかを公開することなわけでしょ?その公開の必要性と重要性を小沢さんはちゃんとわかって、キチンと強調している。

でも、そこを全然、誰もわかってないのな。アホな記者が幼稚な「悪いことしたんでしょ?」質問をするばかり。
違うんやって。企業から金をもらっても別に悪くない。極端な事を言えば、その企業に何か便宜をはかったとしても、それも僕はかまわないとすら思う。その金の流れがオープンでさえあるならね。

そんな事より、もっと問題な金の流れが2つあるのですよ。それは、


●外資からの献金
●政治家・官僚の給料


このふたつです。

金主が外人だったら、日本に住んでいる日本人の幸せを考えられない政治家になります。これは困る。そういう議員がいたら、それは打ち首獄門扱いにしてよろしい。厳重処罰をしないといけない。そういう法律を作るべきだ。小泉や竹中はそういう奴らだ。

政治家・官僚の給料の方は、純粋に税金です。これは政治家や官僚がどんなに仕事をしてなくても、アホでムダな仕事をしていても支払われます。定額で日本人全員が払わされてる金です。直接私たちの懐が痛みます。これをなんとか減らさなければなりません。
この事に関しては、誰も何も言わないですが、かなり問題なのです。欧米に比べても高すぎる。
なにより問題なのは、政治家の給料が高いのは、官僚が高給になるように誘導しているからなのです。

何故か? それは法律でそう決まってるわけです。「政治家は官僚より高い給料をもらう」という文言があるわけです。第二次大戦の終戦後に人材確保のために制定された法律ですが、これを逆手に取って、「政治家の給料をどんどんあげて、その下についていれば、俺たち官僚の給料も上げられる」という事を官僚どもが考えてやっているのです。まず、ここを叩かないといけない。

で、どうも、小沢さんは、政権を本格的に取った時に、官僚の人事権を最大限に活かして官僚の組織改革をやろうとしてるらしいのですな。
だから、今回の「選挙前の秘書逮捕」なんていうのは、見え見えの小沢潰しとしか言えない。本当にひどい話なのですよ。

低所得者層・低学歴層の人間は理解してないと思うけども、「逮捕」っていうのは「疑わしいので、拘束して話を聞きます。」という事であって「法律違反をしたことが確定」したわけではありません。音楽CDを買う時に予約のためにならんでいて、その順番の番号札をもらったのと同じような位置づけにあります。

しかし、「逮捕」と聞いただけで、「音楽CDが手に入った!」と思ってるバカがものすごく多いし、まぁ、いちおうそういう「イメージ」になってしまうのはしょうがないとも言えるわけです。

が、しかし、です。
この「本当かどうか」を確かめるための「逮捕」という行為を、選挙前に検察が行う、というのは、重大なる職務執行の「ムダ」なわけです。

良いですか?
選挙をするというのは、我々の税金を使って行うものなわけですよ? そこに「逮捕」という「かもしれない」程度の情報を流して、国民の側の「判断の混乱」を誘発してるわけです。
これは明確に「不要」な事な訳です。本当に検察が確証を持っているなら、選挙が終わってからしょっぴけばよろしい。確定が確実なら、それで充分です。選挙の前に妙なバイアスを掛けられたら、こうして、そのバイアスを取り去る作業を我々がしないといけなくなります。

本当に完全にムダな事なわけです。

ということはどういう事かというと、選挙で税金を使って、検察が逮捕に動く事で税金を使って、税金の二重使いをしているという事なわけです。選挙前の逮捕を控えておけば、そんなムダな作業は不要になるわけですから。本当にしょっぴける確証があるなら、選挙後で良いのです。

だから、今回の秘書逮捕というのは、完全に税金のムダ使いであり、国民に対する背任行為であって、許されざる事な訳ですよ。

なので、今回、本当に糺弾されなければいけない人は、明確に、明確に、明確に、東京地検特捜部長の佐久間達哉と、検事総長の樋渡利秋なわけです。
この二人の名前だけでも覚えて帰ってください。
この二人は税金泥棒です。国民に対する反逆者です。明確に。この時期に政治家の秘書を逮捕した事自体が、その明々白々たる証拠なので、言い逃れはまったくできません。
捕まえて厳罰に処すべし。民主主義の敵です。人非人です。
これは仮に小沢一郎氏が、何か政治資金規正法違反をしていたとしても関係ありません。仮にそうであっても「選挙前に逮捕した」事自体が税金のムダ使いなので、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、厳しく厳しく、徹底糾弾しないといけない事なのですよ。

この二人は重要な税金の無駄遣いをした、税金泥棒の犯人です。しかも白昼堂々と税金をドブに捨てるような事をしたわけです。逮捕ではなくて、完全実行犯なので、即有罪にしてもかまわないレベルです。

そういう本質的な問題が起きてるんだ、と言うことを、みなさまには理解していただきたいですな。小沢一郎氏が何をしたかは、ここでは一切関係ない。

東京地検特捜部長の佐久間達哉と、検事総長の樋渡利秋が大犯罪を犯した。そこが問題なのです。

繰り返して書きますが、東京地検特捜部長の佐久間達哉と、検事総長の樋渡利秋が大犯罪を犯した。そこが問題なのです。

良いですか、もう一度書きますよ、小沢一郎氏やその秘書が、どんな事をしていようが、それは一切関係なくて、この時期に「逮捕」という空手形を打った、という事自体が犯罪行為に等しい、国民への裏切り行為である、という事なんです。

もう一度書きます。
東京地検特捜部長の佐久間達哉と、検事総長の樋渡利秋が大犯罪を犯した。そこが問題なのです。そこを忘れないでいただきたい。

検察が税金泥棒なんですよ。それも明確に。言い逃れできない。だって確証があるなら選挙後で良いのだから。それを選挙前にやる、ということは、選挙の金を無意味にさせるという事でしかないですからな。三権分立の大原則を破る、かなり本質的に性悪の犯罪です。

犯罪と決めつけてよろしい。こういうことは。言い訳をさせてはいけません。悪いことは悪いのだ。行政が立法に口出しすることは、もっとも悪い大罪です。そんなもの大前提ですからな。張り付け獄門レベルです。

低所得者層、低学歴層も、ここだけはキチンと学習しましょう。税金の二重払いはイヤでしょ? 違いますか? それを良く考えるように。二重に支払わされたら、それは泥棒ということですよ。構造があまりに大きいので良く分からないかも知れないですけど、そういうもの凄い大金の無駄遣いを、東京地検特捜部長の佐久間達哉と、検事総長の樋渡利秋がやった、という事です。

まぁ、いいですよ。次回の選挙のお金は、この二人に支払ってもらえば。それなら話はわかる。全額出せ! お前ら二人で。

ま、そういうことです。

田中良紹さんって、全然知らない人なんですけど、実に的確な事を書いてらっしゃる。

予言が現実になった
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0903_004

たまたまインフォシークのニュース一覧に出てたので読めた記事なんですが、これは良かった。そうかぁ、政治資金規正法って「規制」じゃないんだよね。「正しい」なんだよね。ここに献金は正しいという理念が残ってるわけだ。

はっきり言いますけど、政治家は献金だけで政治活動して欲しい。
給料という税金をもらうな!
というのが私の意見であります。

だいたい、税金で棒給・給料を山盛り渡すから、能もないのに議員になる「二世議員」などという、わけのわからん人種が生まれてしまったんじゃないか。

これが、自分の実力で献金を取ってくる、まともな政治の仕組みになっていれば、二世議員なんてありえなくなる。広く社会に役立つ事をするから、多くの人が応援しようと思って献金するんだから。そういうまっとうな仕組みに変更すべきなんですよ、本来は。

上記の記事を読んでみると、どうやら今回の検察を動かした主犯は官房副長官の漆間巌なのではないか? という事になる。これは証拠がないからなんとも言えないが、かなり確度の高い推論ですわな。

漆間巌という名前も覚えておこう。こいつもかなり悪そうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%86%E9%96%93%E5%B7%8C

でもまぁ、東京地検特捜部長の佐久間達哉と、検事総長の樋渡利秋に関しては直接責任があるので、とにかく悪いものは悪いと書いておく。

政治の流れが、いつもズルズルと「アホな大衆」によって曲解され、そんでもって、その「アホな大衆の曲解」を小ずるく利用している「官僚」だけが、ずーっとおいしい目をしているというとんでもない状況が続いております。

ええですか? この大不況の時期になっても、官僚の給料・棒給は一円たりとも下がっておりません。それどころか、すべて、全員が定期的な昇給の対象になってるんですよ?

で、それは「失われた10年」と言われている、日本の経済が弱ってきたこの10年間でも、何の変わりもなかったんです。
日本の経済を推し進めている大企業や中小・零細企業が、シュリンクしていく市場の中で、知恵を使って、頭を働かせて、なんとか社会体制を整えていたというのに、官僚・役人どもは、なんの痛みも持たずにずーーーーっと昇給があって給料が増え続けてきたんですよ。

そんなアホな話はありません。(あ、大阪府は給料減ったか。当たり前じゃ!そんなもん。)

「政治資金規正法で小沢をしょっぴく」という発想自体が「政治家・役人は税金で暮らすのが正しい」という間違った考えの体現なわけです。
その思想自体が間違っている。

政治家は献金で政治活動をしなくてはダメ。そうでない給料で生きてる奴は偽モンです。

だから、今回の検察の動きは、まさに自分たちの「保身」のためにやってるのですよ。献金だけで堂々と活動できる政治家が、政治の中枢に入ってきたら、どんな事になるやもしれない。しかも、この不況時です。

検察・官僚たちの恐怖の姿が見えるようです。
彼らには「稼ぐ能力」はない。
「税金をすする能力」しかない。
(一部の超エリートは正しく「日本国全体が潤わなければ税収も上がらない」という当たり前の事を考えてますが、おそらくほんの一握りです。)

もう、本当にどうしようもない。

ダメ役人とアホ大衆。これが日本全体を塗炭の苦しみに陥れているのです。

だから、改めて書きます。

政治家にとって、
献金は正義だ。
給料(税金)は悪だ。

っちゅうことです。

私は税金は払いたくないが、献金ならしたいぞ。
それが当たり前の感覚です。
人物まで見極めて、「この人」という人に献金する。
それのどこが悪い。
それこそが政治の基本的なあり方、スタンダードなやり方ですよ。

そういう当たり前の事もわかってないのが問題なんだよなぁ。
ああ、やれやれ。

ネットでいろいろ見てましたが、あまりに単純な事に僕自身気付いてなかったよ。小沢さんって、野党なんよね。もう長らく。だから、いくら献金をもらおうが、便宜の計りようがないって話があって、「そりゃそうだ!」と思いましたな。

だから、もともと、野党の党首をはめようとしてること自体がおかしい。

この数字を見ましょう。

●2007年の日本経団連会員企業からの政治献金額
総額    29億9000万円
うち自民党 29億1000万円
その他政党    8000万円

どうよこれ。全献金のうち、97%が自民党に流れてるわけです。野党に献金する企業なんていうのは、それこそ「意気で応援しとるんだ」っちゅう話ですがな。見返りを期待して、献金するなら自民党やろが。普通そうでっせ。わざわざ野党に献金して、どういう見返りがあるっちゅうねん。まったく。

だいたい、今回の話でも、あまりに額が小さすぎて、「その額で野党の党首を犯罪者扱いするか? この時期に?」とアンバランスに感じる部分の方が大きいわけですからな。

なのに、なんだ? このテレビ・新聞の大騒ぎは? どう考えてもマスコミも「仕込み」としか思えない。いくらなんでもひどすぎる。

で、「これだけテレビで小沢叩きとかやってると、アホな層は小沢さんが悪いみたいに思うやろなぁ」と思ってたんですがね。

たまたま、アニメしかみない、政治に興味がない、メル友の女の子に話題を振ったら、

「小沢さんの件って、あれは自民党があぁなるように仕組んだんだよねぇ?(・・) だってこの時期にゴタゴタにさせて、民主党団結力や支持率を低下させるのを目的にしてたりなんじゃないの?(・・) 」

と、実にズバリの事を、フツーにさらりと言っておりました。
あ、そうなわけね。何も知らない人間でも、この大きな構図はわかってしまうわけや。なるほどと妙に納得してしまいましたな。僕がこんなに騒ぎ立てるほどの事はなかったのかも知れない。

それより、とうとうこれで、政治家に続いて、検察とマスコミまでもが、一般大衆からそっぽを向かれる事態に陥ったと見る方が正しいのかも。と思いましたな。近年のテレビの質の悪さは、目を覆うばかりでしたから。

(このあたり、実はたとえばダウンタウンの松本あたりが、「テレビはもう、かなりやばい。」といろんなメディアで発言してたりするのが的を射てると思う。)

新聞で言うと、朝日新聞が今回の西松建設問題の言い出しっぺらしいですが、誰もが名指しで批判するのは、朝日新聞の主筆である船橋洋一ですな。アメリカのシンクタンクとかに留学して向こうの教授とかと親分子分の関係になって戻ってきてるから、純粋に「洗脳」された人なわけですよ。それがはっきりしてるから、ものすごく評判悪い。いや、僕は直接意見を読んでないんですがね。でも新聞記事はひどいよな。

そりゃ、私とて、「アメリカが仕組んだ」とか、「自民党が仕組んだ」とは言いませんよ。そういう憶測で語るのは説得力を持たないから。だからしない。でも逆に、この時期に検察が小沢を刺そうとしたという事自体は事実ですし、その事実を徹底批判するわけですよ。、三権分立という最大、最優先の民主主義のルールを破壊する、とんでもない越権行為だ、という「事実」の批判ですね。そこが大事だと僕は思います。

でも、先のアニメ好きの、何も知らない、一般ピープルでも「自民党が仕組んだんだよねぇ」って思ってるし、実際、知識のあまりない層に「陰謀」だとか、思われても仕方ないですわな。こんな時期に秘書の逮捕とかを、あんな小額で、しかも野党の党首の秘書を逮捕したのでは。

つまり。

こういう時期に、こんな逮捕をしてしまえば、こういう普通の一般人からの疑念をかもしだしてしまう可能性があるからこそ、いままでは不文律として、選挙前の逮捕はしなかったのだなぁと実感したわけですよ。僕は。

とにかく三権分立という大原則を建前であってもキチンと守り、選挙前でなく、選挙後すぐとかに逮捕してたのは、そういう一般庶民からの疑い持たれないようにする、最低限の知恵だったんだなぁとしみじみと思ったわけです。だってそうでしょ? 本当に重要な立件だったら、そういう一般庶民からの嫌疑をかけられたくないじゃないですか? 思いません? いままでの検察には、そういう当たり前の知恵があったわけです。

三権分立を守る、というのは、民主主義の基礎、ということもあったけど、それを守ることで、物事がスムーズに動くという「知恵」でもあったわけですよ。ようは検察にそれだけ世間智があったって事です。

しかし、今回のこのタイミングでの秘書逮捕には、民主主義の基礎うんぬん以前に、そういう「知恵」がない。つまりそれだけ検察という組織自体がダメダメになってるって事ですわ。税金で食っていくということは、このように「アホ」を生み出してしまう、という事ですね。そうとしか言えん。

まったくもう、いったい検察は何をやっておるのやらと思ってたら、驚くなかれ、元検事の人までもが、今回の検察のタイミングに疑問を出してる記事がネットにありました。普通、検察のOBだと、なんだかんだ言っても、検察の側の立場の代弁者になって検察を守る意見を言うものなんですが、この人の話を聞いてると「検察の立場を守ってやりたいけど、これ、守れるか?」という雰囲気をひしひしと感じさせる内容でありましたな。

インタビューズ (2009年03月06日)
理解に苦しむこの時期の小沢氏秘書の逮捕
元検事・郷原信郎氏インタビュー
http://www.videonews.com/interviews/001999/000869.php

仲間うちからも、こうして疑義がでるほど頼りない、あまりにおかしな今回の逮捕劇、という事でしょう。

でも、ここまで大騒動にしてしまった限りは検察も小沢逮捕までやってしまうかも、なんよねぇ。これが困ったことなんだ。それで不起訴になっても選挙対策としての一定の効果はあるからねぇ。本当に困ったことです。

しかし、ちょっとブログとか見て回って感じたのは、郵政選挙の時と違って、ブログでまともなことを書く人が増えているって事でした。とても安定感があります。

それと、世間では「ミラーマン」だのなんだのと騒がれてますが、あの植草一秀さんのブログが実に素晴らしい。最初に出した献金額の話は植草一秀さんのブログに載っていたものです。さすがに物事の本質を捕まえておられる。やっぱり植草一秀さんも検察にはめられた人という可能性が高いよなぁ。こういう記事を読んでると。ほんとに。

マスコミはかなりおかしい。信用しない方が良いです。

逆にブログの記事で信頼できるものが多い。日本もやっとここまできたか。よかった良かったと思いますな。

今回参考にしたブログをちょっと紹介しときます。


ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報:中田安彦さん
●小沢一郎の記者会見 立派である 特捜部という「巨悪」を殲滅せよ
http://amesei.exblog.jp/9419207/
●結局、二階も小沢も犯罪行為ではないということだろう
http://amesei.exblog.jp/9428667/


日本のゆくえ
http://blog.goo.ne.jp/newjolly/e/2017daefb4ffdb9e963eb7c4ccba268c
野党への政治献金が3%以下しかないのは、権力のない集団に便宜のはかりようがないからで、頭の悪い主婦に人気のみのもんたは小泉時代から現在にかけて、権力中枢の操り人形だ。

ふしぶじゑ日記
小沢氏秘書逮捕について続稿。小泉・竹中両氏の捜査にからめて。
http://darsana.exblog.jp/8033071


とくらBlog
小沢さんを辞任させること、この1点が目的と思えますが・・・。
http://ttokura.exblog.jp/9770189


小野寺光一
2009/01/17 小沢一郎を守れ<西松建設事件は政権交代を阻止するために「亡国の人物」によって用意された国策捜査か?>
http://archive.mag2.com/0000154606/20090117121526000.html


植草一秀の『知られざる真実』
小泉元首相政治死を隠す西松「国策捜査」謀略報道
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-0c48.html


こうして並べてみると、けっこう厚みがあるじゃないですか。これ。
こういうのは頼もしいですな。

テレビを見るより、こういうのを読みましょう。
で、良いのはコメント欄に、まったく反対の意見とかも書かれてる事ですね。そういうのも読んで、それから判断したらいいと思うし。

そう考えると、今回のテレビ・検察とも、完全に時代を読み誤ったと考えた方が良いかもだなぁと思えてきました。4年前の郵政選挙とは違うんだな、やっぱり。そう思ったですよ。

うむ。

だんだんとはっきりしてきた。

小沢さんの秘書の逮捕。これははっきりと、税金で生活している官僚どもの陰謀だ。

陰謀であるかないかはわからないが、こういう時期にやってしまった限りは、国民からそう言われても、言い訳のしようはない。

そして、献金を目の敵にしているのは、「献金で活動する議員」が増えると、国会議員の給料が「なくても良いもの」になってしまうから、必死になって献金を「良くないモノ」と、洗脳しているのだ。

日本の法律上、官僚は国会議員より多い給料はもらえないようになっているのだ。だから、小沢氏のように、「献金はオープンなら良し」としている議員は恐怖の対象なのです。

それは、



自分たちの生活がおびやかされるから。




です。
そういう「日本という世界の田舎の官僚」にとって破壊的で、危険な「思想」だからです。でも、よその国なら、議員はみんな献金で仕事してますよ。日本の仕組みが独特すぎるだけです。

献金はオープンでさえあれば、正しい政治資金です。出したい人が金を出す。何のために出したかは党の政策を見ればわかる。それで何も問題はない。

それより議員が税金で食うほうが問題です。見よ! 二世議員どものていたらくを。あれは税金漬けで生活して、「この人物だから、命の次に大事な金を預けてでも応援したい」というような実力の世界とは無縁だからこそ呆けてしまった人間たちなのです。

だから、今回のドタバタは、官僚が悪い。絶対に悪い。どこまで行っても、検察のわがままでしかない。

争点をぼかしてはいけない。
オープンな献金は正義です。無定見な税金増額は絶対悪です。

そして、こんな国策捜査自体が、超超超超、税金のムダ使いです。
どれだけムダな税金使ってるんだよ。金返せ。

そこを全国民が、意志統一して、徹底糾弾すべきです。

以上。

なんか、産経新聞とかが小池百合子を持ち上げ始めた。
この人、小泉君とつながっていて、ようは国際金融筋から応援を受けてるだろうと思われる人。

中川さんの酔っぱらい会見(薬を盛られた可能性もあり)も、小沢さんの秘書の逮捕(官憲による国策捜査)も、ようはアドバルーンで、麻生もダメね、小沢もダメねという世論を作った後に「日本初の女性首相!」でまとめようという国際金融筋がシナリオを書いてたわけだね。なるほど。くだらん。

例の副島隆彦さんが、すばやく、2月の18日には、「ヒラリーの来日と画策は、これこそ『笑っちゃうよ』の、次に小池百合子政権誕生へだろう。」と政治分析を書き込んでいて、僕は「いやー、小池百合子はないでしょう。あまりに小物すぎる」と思ってたんですけど、小沢さんのこの騒ぎの後だと、新鮮味が出てくるから怖いね。完全に「シナリオ」やと思うわ。

しかし、副島さん、どんだけ読みがするどいねん。びっくりするわ。2/18にここまで読んでたようなもんですな。

ちなみに「笑っちゃうよ」は小泉君の郵政関連の発言。投票の時に欠席したけど、追随する人が出なくて、「あ、小泉は終わってるんやな」と思って安心してたら、こんどは百合ちゃんだよー。やめてくれー。

産経も朝日も、いまや新聞は主筆とかがアメリカべったりの人だから、とにかく結果はどうあれ小沢さんを叩くことだけ必死にやってる感じやしなぁ。

全然知らなかったんですが、日曜のサンデープロジェクトに田中真紀子が出ていて、今回の小沢さんの秘書逮捕に関して、一席のべていたんですね。例の副島隆彦さんのHPで知りました。

で、見てみてビックリ。実に素晴らしい。「国民が落ち着いて判断すべきです。」という一言あたりには、僕は感動して、ちょっとうるっと来てしまったくらいです。

田中真紀子という人は、僕自身は人物的に小物であまり好きな人ではなかったんですが、やはり角栄の娘。こういう、本当に大事なときに、一切ぶれずに、本当に大切な事をキチンと述べるだけの胆力がありますな。血が成せる技であり、角栄の娘だから言える本音であり、なおかつ外務省で権力の側に立って官僚というものの生身の姿を見ているからこそ言える、迫力のある言葉です。
この人は、この演説をするために生まれてきたのかもしれない。

これはぜひ聞いて欲しいので、YouTubeのデータを貼付けておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=XBvEUWHvDEY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=C0D41XLvxNo&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=zHrkENovHOM&feature=related

副島さんが貼付けて、色んな人間が見てるようで、混み合ってるかもしれないので、画質は悪いですけど、別バージョンも念のために。

http://www.youtube.com/watch?v=DmW94KoY-KQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=BuMdK8GDXoE&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=olsO5vHjaeU&feature=related

この演説があれば、僕がごちゃごちゃ書く必要もないです。

が、まぁ二三解説を。

思うのは、国民宰相、田中角栄の偉大さです。これについては、いろいろ言う人もいてるでしょうけど、で、実際ちょっと土建屋政治になりすぎたと言う点に関しては問題もあったとは思いますが、国民のための政治をしていたと言う点では特筆ものです。とくに評価すべきは議員立法をどんどんやったと言うこと。つまり、自分で法律を作った。いまの国会議員で議員立法で法律を作ってる人がいったいどれほどいるのか疑問です。

もともと僕はライターとして勉強する過程で、ジャーナリストの立花隆さんの書籍を何冊も読んでいた経験上、田中角栄には良い印象を持っていませんでした。
しかし、真逆の意見も確認してみるべしと確かめてみると、これが印象がまったく変わる。いろいろ知れば知るほど、立花さんが小物にしか感じなくなるんですね。立花さんの言ってる事には、大きな背骨みたいなものがなかった。心をゆさぶられなかったわけです。

しかし、田中角栄擁護派の意見は全然違うんですね。人間の歴史や法律の出来てきた経緯、社会の仕組みのあり方など大きな考え方の枠組みがしっかりした上で田中角栄を擁護している。そういう人が非常に多い。
そんな事から、ゆるやかに田中角栄擁護派に変わってきたわけです。
(それに引き替え、肝心の田中真紀子が主婦人気に乗っかったチャラチャラした物言いが多くて、僕は嫌いだったわけですが。)

で、小沢一郎です。

小沢一郎は、まさにその田中角栄に政治を学んだ人です。そして、今回、田中角栄と同じく検察に刺された。

しかし、検察も今回ばかりは相手が悪かったと言うしかありませんね。

小沢一郎という人は、田中角栄の側近や仲間がどんどん寝返って政治が大波乱になっても、とにかく田中角栄の裁判はすべて見に行ってる人なのです。
国民宰相と呼ばれた田中角栄が、裁判の席でどうなったのか。それを、他の仕事を休んででも、必ず全部見た人です。

だから、検察と対峙する気合いと迫力が違う。
だから、最初の記者会見ではっきりと国策捜査だ、と言うことを明確に言った。
ここが角栄の時代とは違う点です。

検察は、そこを甘く見ていたとしか言えない。

良くは知らなかったのですが、どうも、小沢一郎は、もし首相になったらという前提のもと、人事権を最大限活かして、全省庁のトップの首をすげ替える腹づもりであるようなのですね。
どうも今回の無茶な逮捕劇は、そういう大激震が起こると言うことを官僚の側が知って、それを阻止するために行った許されざる逮捕騒動であった、というのが真相のようです。

そうでなければ、こんな時期、しかも野党の党首を逮捕する意味がわからない。おかしいとしか言えない。本当に大事件なら、選挙後で充分なのです。
しかし、それでは困るのだ。政治資金規正法では、大した罪にはならん。選挙前に逮捕して小沢政権をどうしても阻止しないと意味がなかったと言うことです。

逆に言えば、小沢氏が首相になれば、この官僚組織が大きく変わる可能性があることを、検察自身が証明してしまったようなものです。

田中角栄という国民宰相が検察によって倒され、その無念を一番弟子と娘が、本気で晴らした、あるいは、晴らそうとしている。そういう構図ですな。

そして、今回、言っちゃあ悪いが、検察の側にはどう見ても正義はない。三権分立という民主主義を保証する最優先の大ルールを犯しているだけでも大犯罪だと言うのに、そのあとの対処がグダグダ。なんですか、あの漆間という男の発言。「自民党に捜査が及ぶことはないと思う」と言ったと言う話。
当初、この言葉は「政府高官」という話だったので、誰のことかいな? と思ってたんですが、なんと驚くなかれ、漆間氏本人の発言だったとは。バカもここまで行くとおめでたい。自分のやっていることの卑劣さを自覚すらしていないのだから、腐っているなんてものではなくて、すでに生きてない。死んだ人間ですな。ゾンビです。
ただ、ひたすら税金を食らい続けるだけのごうつくゾンビ。自分のやってる卑劣さもわかってないバカだから浅薄にも自らしっぽを出してしまったというバカの極み。

こんな奴に税金使って、巨額の退職金を渡したり、天下り先を考えてやったりする必要はないでしょう。何の能力もないのだから、生活保護で生きてくれ。

ここ数日、いろいろ書いてきましたが、とにかく、この田中真紀子の演説ですべては幕引きです。あとは国民の側にまかされた、という事でしょう。僕的にはかなり安心しました。なので、たぶんもうあまり何も書かないと思います。

ま、そんな事で。

テレビ・新聞・雑誌では、「献金は悪!」という、歪んだ歪んだ検察からのリーク情報ばかりが、大量に流れていて、ほんとうにムカムカする。

なんで「献金は悪!」やねん。おかしいやろ。
それは献金を調達できるような、本格派の政治家が登場したら、官僚の力が弱まるからという、それだけの理由やんけ。調子こくのもたいがいにせーよ。

マスコミも、検察のリーク情報ばっかり流すなよなぁ。それも、ものすごく歪んだ「税金は善、献金は悪」という「思想」を国民に植え付けるために流されてるという最悪。

そういうバランスを欠いた報道は、ほんとにイライラします。

ということで、先日紹介した田中良紹さんというジャーナリストの方の文章が、また新しく更新されていて、もう、心から「その通り!」と思ったので、リンクしておきます。
「献金は善」という、大きな大きな基本的な考え方を、ていねいに解説してくださってます。
全然名前の知らない人でしたが、こういう志の高い方も、まだまだおられるのだなぁと安心します。

まずはみんな、これを読もう!

政治とカネの本当の話(1)
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0903_007.html

政治とカネの本当の話(2)
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0903_011.html

わかりやすくて、すごく正しい、良い読み物になっています。

こういうことを、ちゃんと分ってないから、日本人は「遅れている」と言うのですよ。民主主義というのは、多数決の事だと思ってるアホな人がほとんどでしょうなぁ。
そうではなくて、多様な人間がいるかぎり、利害の一致しないどころか、反目してしまうグループが生まれるのは必然で、だからこそ、それぞれの立場の人間が「オープン」に意見を出し合って、妥協点をすり合わせて見つける、というのが民主主義なわけです。

「多数決で決まったから、全員必ず従いなさい」ではないのですよ。
ましてや検察の「恣意的判断」で物事が動いてしまったら、それは全体主義でしかない。最悪です。国家はリバイアサンという怪獣なんですから、つねに厳しく見張ってないとダメってのは当然の話でしょうに。

でも、「献金は悪だ!」という役人にだけ都合の良い「思想漬け」の、リーク情報ばかりが、蔓延しているのが、現代の日本だ、と言うことです。

この日本の状況を、「恥ずかしい」と感じられなければ、本当は、近代人(モダンマン)とすら言えないのですよ。みんな分ってるのかなぁ。

ああ、やれやれ。

抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
抜き差し簡単なリングノート:ツイストリング・ノート(LIHIT LAB)
09.09.18追記------------------------------
また、えらく「ツイストリングノート」のキーワードで、この頁が検索されてるので、なんでかな?と思ったら、日経トレンディネットの「文具王」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090917/1028863/
のコーナーで、ツイストリングノートが紹介されてたんですね。たぶんそのせいでアクセスが多かったんでしょうね。よくまとまった記事です。おすすめ。
先日のテレビでツイストリング・ノートの紹介の時も反応大きかったけど、今回もなかなか大きい反応です。このノートの良さが一般に知られるのはうれしいです。
この記事の文末に、ツイストリングノートに関する私が書いた記事へのリンクを載せておりますので、興味あるかたは、そちらも参考にしてください。
追記終わり----------------------------------------


久しぶりに「ああ、これはいいなぁ」と思える文具品に出会ったので、ちょっと書くことにします。
それは、LIHIT LAB のツイストリング・ノート。

(商品紹介開始)-------------------------------------------------
ツイストリング・ノート(スタンダード・B5横罫)
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1601

ワイドリング
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1603
デザインバリエーション
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1604
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1606
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1607
A5サイズ
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1651

ノートではなくクリアブックですが、A4サイズで同じ機構のバインダーがあるようです。
Avanti イージーチェンジ・クリヤーブック
http://www.lihit-lab.com/syodb/bunguclub.pl?N-1481
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(09.09.19追記)本日たまたま、文具店で「アバンティ イージーチェンジ・クリヤーブック」を見つけました。
A4・30穴バインダーで、ツイストリングノートと同じ機構になってますね。半分折りができるので、広げるとA3という場所食いなクリアブックが多少は省スペースで活用できるでしょうね。
で、このクリアブックだと、▼A4・30穴用の無地の用紙と▼30穴用の穴空けパンチが使えるので、仕事で入手するプリント類(ホームページのプリント・手渡しされた資料など)を手軽に綴じるのには便利かもしれません。
-----------

リヒトホームページ
http://www.lihit-lab.com/
(商品紹介:終了)---------------------------------------


見た目は普通のリングノートなんですが、リングが簡単にパカッと半分に開く。ここがとても良いところです。

まぁ、言わば、バインダーノートと同じ機能を持っているという事なんですが、重要なのは薄さ。
まぁとにかく普通のB5のリングノートと変わらない。リングの外寸が1cmくらいで、本当に薄い。ごく普通のリングノートとして、普通に使えるのです。この、「リングノートとして普通に使える」というのが、まず良い所の一点目。

リングノートというのが僕はとても好きでして、それは何故かというと、ノートを半分に折って片面使いをするのがラクラクだからなんですね。

通常のバインダーノートだと、この二つ折りというのが難しいので、出先の打合せでメモを取るというような時に、けっこう邪魔だったりするんです。
なんだかんだ言っても、「ノートを取る」というのは機動性がけっこう重要で、その意味でリングノートというのは便利なんですよ。

で、最近はずっと普通のリングノートに、頭から順にメモをしていって、それに見出しをつけたり、目次をつけたり、索引を付けたりして、活用してたんです。

でも、そういう風にリングノートのような「綴じ手帳」というか頭から順に書いていくしかないシーケンシャルな「綴じられたノート」を使ってると、やはり分冊をどうしてもしたくなるんですね。あるていど、ボリュームがありながらも別項目である、というメモ内容が出てきてしまうんです。

単純に言うなら、仕事用とプライベート用というような事でしょう。

こういう項目を、まぜこぜに書いてしまうと、やっぱり後で見返すときに、すごく効率が悪いんですね。

なので、専用ノートを2冊にして、別々に書くとかし始めたんです。

が。

そういう事をしてると、もうね、ものすごい数のノートが必要になってくるんです。何せ私、サイズはいろいろですけど、綴じノートを常時4冊持ち歩いてますから。(ちなみにスケジュール用の手帳とは別に、です。)

さすがにね、これはちょっとイヤだなぁと。
なんとかならんかなぁと。

で、バインダーノートとかに戻ろうかなぁとも考えてたんですけど、やっぱり、リングノートの機動性を知っていると、バインダーノートは、ちと不便に思っちゃうんですね。

なので、このツイストリング・ノートを見たとたんに、「おお、これよ、これ!これが欲しかったのよ!」という感じで一目惚れしてしまいました。

特に気に入ったのが、リングの開閉の簡単さ。ノートを開いて、ノート自体を上下に引っ張ると、リングが開くんですね。

これが簡単なのがとっても良いのです。

この手のバインダーノートにおいて、このリング開閉の手軽さというのは、実用上の大きな大きなアドバンテージになるんです。

適当にノートの順番を並べ替えたいとか、ヒマな時にサササっと、ついやってしまうかどうかって事なんですね。

これが開閉に広い空間が必要なバインダーとか、専用道具が必要なバインダーではどうもよろしくないのですよ。
(どこのメーカーのどの製品かわかりますか? わかる人はかなりの文具ヲタクです。:笑)

この「ツイストリング・ノート」の開閉機構は、まさに理想的です。
もう、前からこういうのが欲しかったんだよなぁ。やっとできた! って感じで、とてもうれしいのであります。

が、しかし。

ここで、この商品の問題点をひとつだけ言っておきますと、このリングノートのリフィルは、実は29穴という独自規格なんですね。
「なんですとー! B5なのに26穴ではないですか!」とか言いたくなりますが、どうもこれは仕方ない事のようなんですね。
26穴の規格だと、ノートの穴の並びの上下に、「穴のない部分」というのが、どうしてもできてしまいます。そうすると、そこに紙の不安定な部分ができるので、紙がひっかかりやすくて、その分リング経を大きくせねばならず、こういう薄い、普通のリングノート風の製品にはならないみたいなんですね。

ならしょうがないよな。
いいよ、別に29穴でも。

って私は思うのです。

が、でも、世間では26穴が普通になってますからなぁ。
さて、世間のみなさまが、そこをどう評価するか? なんですが。
リングノートではなくて、バインダーノートが好き、という人だと、26穴のいろいろなリフィルとか使いたくなりますわなぁ。スケジュールシートとか、クリアファイルとか。

そのあたりで、幅広い人気までは得られないのかも? と思うと、廃番になって欲しくないので、ちょっと応援でメッセージを書いておきたくなったのであります。

このノートは「バインダーノート」ではなくて、「リングノート」なんですよ。まず、そこを大事に考えて欲しいですな。

僕はもう、最近ずっと、普通にリングノートを使ってきてたので、まず「ノートを気軽に取る」と言うことのためにリングノートが大切で、それを何度も読み直したり、ノートに書き加えたり、繰り返し活用すると言うことをする過程で、「ああ、頁の差し替えができたら!」と思うようになってきた、ということなんですね。

ここを大切に考えましょう。

●ノートを取る。
●読み直す。

この二点。
この二点を手軽に行うのに、とても便利だ、という事で納得してください。
で、この二点こそ、実は「紙」というものの本質を一番活かせる点なのだ、ということにも注目して欲しい。
かなり重要な事でありますので。

実は、ノートを取っておきながら「読み直し」をしない人が多いんですね。
それはもったいない。
読み直してください。
それはそれは、とても効果があります。

それがわかると、このツイストリング・ノートの良さが実感できるようになるはずです。
読み直しをして始めて、「整理の必要性」に気付くんですから。
ここ、かなり重要な事です。

あと、ノートに関しては

●保管

ということがありまして、これはこのノートの場合だと、関連したリフィルだけを抜き出して2穴ファイルに綴じるとかするのが手軽で良い方法なのかも、とは思うのですが、私的には、

●テーマの数だけ、ツイストリング・ノートを買う。

という方法を提唱したいですな。
これはどういう事かというと、国語・理科・算数のノートを取るなら、3冊のノートを買い、学校に持っていくのは1冊だけ。そこにいろいろ書いて、帰宅後、他のノートと、

●リフィルを同枚数交換する。

という事をやれば良いのだと思うのですよ。

わかります?これ。

つまり今日、理科で2枚ノートを使ったら、自宅に帰って理科用ノートに2枚バインドするわけですが、同時に理科用ノートからリフィルを2枚抜いて、学校に持っていく用のノートに補充するわけです。

こうすると、補充と整理が一度にできるし、頁が増えてきてノートがめくりにくいとかの不便もでません。
ごく普通の「綴じノート」の場合、ずっと一冊にいろいろ書いてきて、一冊使い切ったら、新しいノートを買うんですけど、こういう具合に「同数枚交換」というやり方にすると、その普通のノートの管理の仕方と同じ環境で、ノート整理ができるんですよね。

そういう意味でも、これはいいなぁと思ってるのです。

あと、バインダーノートだと、つい「片面使い」になりがちなんですが、そこもあまり考えずに、リフィル両面でもいいなぁと思ってます。それこそ、分冊したノートを何冊も持ってるようなつもりなら、別に多少シーケンシャルなところが出てきても、それはOKだなぁと。

それこそ、目次とか索引とか、あとから追加するのもラクラクなわけですから。
あんまり気にしなくていいやと。

まぁ、そんなわけで、いろいろ書きましたが、このノートはなかなか面白いです。LIHIT LAB って大阪の会社ですしね。大阪人としては応援したいです。

おすすめです。

09.09.18:追記-----------

関連記事
■ツイストリング・ノート、その後。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907130854311462/

■ツイストリングノート:用紙を八折りにして持ち歩く。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909050152412990/

(new!)■丈夫なインデックス 686S は、バインダーノートの「新規フォルダ作成ツール」だ。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200910161118038728/

■ツイストリング・ノートやシステム手帳のインデックスには、マスキングテープが便利。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907151040088991/

■ツイストリングノートはドキュメントスキャナと相性が良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909131056294519/

■ツイストリングノートを半分折りにしたB5の横幅は、手帳の見開きサイズとあまり変わらない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907290827471613/

----------------
■ノートは再読することが大事。(書評:脳を「見える化」する思考ノート)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811041235101488/

■モレスキン・リングノート・普通のノートなど、綴じノートには、最初にページ番号を打つと良い。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200907171059448704/

■予備校に行くのではなく、授業をちゃんとノートすることが人生では大切だ。
(書評:東大合格生のノートはかならず美しい)

http://hitoyomi.diarynote.jp/200810281406446294/


昨日の日曜日は、ウクレレの先生のライブ。
ウクレレ教師というのは、仮の姿で、やっぱり本職はアーティスト、ギタリストの人なので。

まえまえから、コンサートに一度は行きたいと思いつつ、行けなかったもので、今回は生徒みんなで揃って出かけることにしたのであります。

で。

そのライブ会場が神戸三宮。
大阪市内の南の端に住む私としては、ちょっと遠い。
のですが、考えてみると3月20日からは、新しく、阪神なんば線というのが開通しておりまして、大阪なんばから、三宮までを直結してくれているのであります。

調べてみると、電車賃もかなり安くて済む。まぁ経由の地下鉄部分は定期を持っているので、本当は大きな差はないんですけどね。でもまぁ、できたばかりの新線というのは面白いので、乗ってみることにしました。

近鉄難波の駅から、阪神の西九条駅までが、新たに加えられた部分で、西九条から尼崎を通って三宮に出るという形になるのです。

で、いざ乗ってみると、これがなかなか面白いのですねぇ。この阪神なんば線は、阪神というだけあって、途中に阪神タイガースの甲子園球場があるわけですが、あらたな駅のひとつに「ドーム前」というもありまして、こちらは大阪ドーム球場です。関西の球場がふたつつながってる形になってるんですなぁ。

で、ふと気付いたのですが、年間を通して、阪神タイガースが勝った日の夜というのは、阪神梅田の駅で、よく虎キチたちが歓声をあげておるのですが、今後は、あの歓声がなんばでも行われるだろうな、という事なのであります。

「えらいこっちゃな、それは」

という気がしました。大阪にはキタとミナミがあるわけですが、キタが梅田、ミナミがなんばでして、そのキタの文化がミナミに流入してくる感じを受けたのですね。
なんだか不思議な気がします。

まぁそんなことを想像しつつ、電車に乗ってみると、車内になんばCITYやら高島屋やらの広告が載ってます。

「は?」と思ったのだけれど、考えたらなんばと神戸が結びつくと、そういう事になるわけですな。沿線ですから。沿線。

なんばCITYなんて、この近辺の人しか知らないって。とは思いつつも、へぇ~って思う。
マルイも関西ではなんばと神戸に店があるわけですが、それも両方ともに揃うわけですね。はぁ、なるほど。

しかも、西九条からはUSJへの乗り換え線が出てますから、これも集客効果があるでしょう。

そう考えていくと、なかなかエンタテインメント性のある線なんですねぇ。

(まぁ、個人的には桜川の駅で南海汐見橋線ともつながってるというのが面白いとかあるんですけど、そんなこたぁどうでもいいか。ものすごいローカルな話だし。)

電車に乗って表を眺めていると、梅田のスカイビルが随分遠くに見える。「ああ、そうか、いったん梅田まで出るっていうのは、あそこを経由して神戸に行くんだから、けっこうな遠回りなんだねぇ。」と改めて実感しましたな。

大阪市の南の端にいてると、あんまり三宮とか行くことが少ないんですが、これでなんか、ちょっと身近になった気がします。

阪神電鉄には、あの「芦屋」の駅もありましてな。有閑マダムというか、金持のおばさま方も、ひまつぶしになんばまで出てくるって事もないことはないのかなぁという気はしましたな。

あと、そのウクレレの先生がよくライブする店がなんばと三宮なので、両方がそのままつながってるってのが面白いのと、ウクレレ教室のお仲間がけっこう、この阪神なんば線沿線の人がいてるというのがまた、ちょっと面白かったりはしたんですけどね。

ちゅうことで、昨日はライブの後、しこたま飲んで帰ったのであります。
曲も良かったしねぇ。
なかなか、満足した一日ではありました。

もうね、驚いてしまいますな。
松村邦洋が東京マラソンで倒れた話。
全然知らなかったんだけど、体重100kgあるのに、出場してたんだって? 誰か止めろよ~!
危ないに決まってんじゃん!
で、その後の様子がこれです。

(引用開始)------------------
意識戻った松村邦洋 合併症の危険で予断許さず
 22日の東京マラソンに出場中、意識不明で倒れた松村邦洋(41)が所属する太田プロダクションが22日、報道各社に向けて松村の現状についてファクスで報告した。

 松村がマラソン中に前兆なく突然意識を失った原因は、血圧が一時的に急激に下がる急性心筋梗塞による心室細動(しんしつさいどう)によるものだという。突然死を回避するため、マラソン事務局スタッフと医師による自動体外式除細動器(AED)で電気ショックを与えるなど迅速な処置を受けて、病院へ搬送された。搬送中に意識は取り戻したが、検査処置には安静状態が必要なため、現在は鎮静処置を施しているという。

 さらに心疾患には今後、合併症を伴う危険性があり、病状が確定しない予断を許さない状態が続いているという。
(引用終了)-------------------

かなり、そうとうに、真剣に危険だったことがわかりますよね。あー恐ろしい。

なんちゅうかなぁ、これがまた、他の記事を見ると、「五輪メダリストの有森裕子さんらも育てた指導者の下で練習しており」とか書いてあって、「ああ、それか!そのアホアホパターンか!」って思うのですよね。

なんで、「オリンピック選手レベルの体力のある人間」しか知らない素人に指導させるんよ!って僕は思うわけです。オリンピック選手の指導者なんて、運動不足の一般人の実情なんか、ちーともわかってませんって。全然レベルが違うんやから。ほんまに。

はっきり言って、普通人はオリンピック選手の半分以下の能力ですわね。だから、素人の指導には素人のダメさ加減を徹底して知ってる人の指導を仰がないとダメです。なのに、有森を育てた「特殊人」を連れてきててるのかよー! って思う。

なんちゅうか、スポーツ関連の話では、こういうマヌケな話が、そこいらじゅうに転がってるから、頭が痛いです。

で、しかもですね、体重100kgって言えば、「体力のない普通人」が「体に40kgのオモリをつけている状態」なわけですがな。アイアンマンレースかっちゅの!そんなアホな事はないと思う。
そんな人間に走らせるなっちゅうの!

ブクブク太ってる段階で、それはすでに「自己管理ができてない人間」なんだから、フルマラソンみたいに、「自分の内面感覚と会話する」ような自己管理の必要な種目は無理なんじゃないですか?かなり高度な事ですよ。

まず、レコーディングダイエットで、自己観察をして、体重を60キロ台に落としてからにせいっちゅうねん。ボケ、カス。と私は言いたい。

「自転車乗りは太っていてはいけない。標準体重になるまで痩せるという自己管理ができてはじめて、自転車に乗る資格があるのだ。」と自転車販売人にしてエッセイストのエンゾ早川氏は言ってるけど、まさにその通り!

自転車なんかだと、車体が1~2kg重くなっただけで、もう走りが途端に快適ではなくなるのですよ。ほんとに。その1~2kgがいかに重要か。
そういう事が分っていれば「太っていて自転車に乗ってる奴」というのは、もうその段階でダメ。存在価値なし。先に食事制限を半年やりなさい。そしたらイヤでも体を動かすのが楽しくなるから、それからで充分です。そうしなさい。

っちゅう話でして。
このあたりの話は、例の「いつまでもデブと思うなよ」にしっかり書いてあるのであります。読んでいただきたい。

それはそれとして。

まぁ、東京マラソンって、話題ですからなぁ。まぁ、タレントとしては、そこに出てウケを狙いたいわな。で、死んでまでウケを狙いたいなら、それも本望でしょう。それでいいならやりなさい、っちゅうことにしかならんかなぁとは思いますです。

でも、ほっとするのは、この話題とともに、やっと福岡大の田中宏暁教授が提唱している「ニコニコペース」の話が出てきた事です。

やっとかよー、とは思うのですが、まぁ出てきただけマシ。ここ数年の東京マラソンの軽薄なブームは「どうにかしてよー」とずっと思ってたので、この松村君の事故は良い反省材料にしてもらいたいです。

えー、ニコニコペースっていうのは、体に無理のかからない適正ペースの運動ということで、ちょっとネットにランニング用語辞典
http://runnet.jp/community/dictionary/na.php
というのがあったので、ここから引用しますと、

(引用開始)-------------
福岡大学の田中宏暁教授らが提唱する、フルマラソンのトレーニングに効果的と言われるランニングのペースのこと。笑顔で走れる上限のペースに近いことからこう呼ばれ、具体的には、最大酸素摂取量の50%程度の強度といわれるている。このペースの簡単な求め方は、3〜4分(笑顔で走れる上限のペースで)走ったあと立ち止まり、10秒以内に15秒間右手首で脈拍をとる。この数字(P)を4倍して10を加えたものが、138から年齢の半分を引いた数字と等しくなればよい(P×4+10=138−年齢/2)。
(引用終了)-------------

これ、やってみるとわかるけど、かな~りゆっくりなんですな。早足歩きプラスアルファくらい。

この田中宏暁教授のニコニコペースって、ようはマフェトン理論じゃん、って思うのですけどね。マフェトン理論もやっぱり心拍数管理をするんですね。で、一定の心拍数を超えた運動を禁じてるわけです。

一時期、マフェトン理論に凝ったので、わざわざ心拍計を買いましたからな。でも、買ってみて分ったけど、一二度、どのくらいの心拍数以上の運動がよくないのか? っちゅうのが分れば、あとはもう、体で理解できるから心拍計っていらなくなっちゃうんですけどね。

ともあれ心拍数も測ったことのない人は、マラソンみたいな強い運動はしちゃダメですよ、基本的に。
そこいらの話が、表に出てこないから、やれ「完走」だの、「○時間台」だの、どーーーーーでもいい事ばっかり話題になる。

ニコニコ笑って運動できること!

これに勝るものなどあるかってんだ、ばかもん!

とまぁ、私は思うんですけどね。
無理して何が面白いのやら? って思いますなぁ。特に最近自転車に乗り出したからよけいです。

ちゅうかね。

実は私、本当の事を言うと、「スポーツ好き」って奴がバカにしか見えないんですよ。

いや、というのはね、昔、山の中で畑を耕してたからなんですね。

もう1ヘクタールくらいある場所を、特別な人づてで借りてたから、とにかく何らかの作物は植えて、それなりにちゃんと育ててないといけなかったので、けっこう大変だったのですよ。それも山の中の段々畑ですからな。上り下りをするだけでかなりの運動になってしまうわけです。

ですが、段々畑の一番上に小屋があって、そこに鎌やらシャベルやら、草刈り機やらスキ・クワの類を取りに行って、で「あ、○○持ってくるの忘れた!」というだけで、また駆け上がって降りてきてとかやってたわけですよ。

そういう状態の時にね、「完走しよう」だの「○時間以内に」だの「自分への挑戦」だのと言った、小賢しい目的意識なんかないわけですわ。作物をちゃんと育てなくちゃ、という目的意識があるだけなんですね。自分の目的と、体の動きが一体化してるんですよ。ムダがないわけです。

良く、「健全な肉体に健全な精神が宿る」とかなんとかバカの極みの事を言ってますけど、こういう畑作業とかやってると、「体と心は一体に決まってますがな。何をわざわざ分離させて小難しい事を言うとんねん、アホちゃうか?」としか思えないわけです。

体が、とか、精神が、とか、分離して考えるような事ではないんですよ。本当は一体化してるのが当たり前なんです。

でも、現代って言うのは、その本来一体であったはずの体と心を、分離して管理せざるをえなくなってるんですね。そこはもう、とても不幸な事だとは思うのです。

ですが、やはり、たとえば通勤のように仕事場に向かうという「過程」があって、そこに徒歩という運動作業とかはあるわけで、そういう生活と目的と生き方と自分の満足感というものを、うまく調和させて一体化させることができるのが一番良いわけです。

で、そのバランスが崩れているから、「スポーツしなきゃ」になってるわけだし、スポーツを続けるために「勝った負けた」という遊びの要素を入れてみたり、「○分台で○○する」という数字管理を取り入れたりしなくちゃならなくなるわけです。

だから本当は山の中に住んで、野菜でも作りながら暮らしてれば、そんなしょーもない数字の事も考えなくていいし、体と心を分離して別個に管理する必要もなくなるわけですよ。で、本当は多分、それが本来のあり方、生き方のはずなんですね。

でもまぁ、誰にでもそういう生活ができるわけではないし、なんとか、そういう「体を動かす目的意識」みたいな事を、うまく生活の中に無理なく取り入れるのが賢いって事になるわけです。

だからまぁ、そういう事がわかっていて、で、なおかつジムに行ったりテニスをしたり、というのなら、まぁ現代ではしょうがないかなぁって思うんですけども、それでもやっぱり、たとえば通勤の時にエスカレーターを使わずに階段を上るとか、一駅遠いところから会社まで歩くとか、生活の中の「ニコニコペースの運動」「普段の動きを増やす工夫」みたいな事の方が、より本質的だよなぁって思うわけです。

スポーツ好きとか、スポーツしてます!って言ってる人は、それを言ってる段階で、自分の生活と体の動きというものを「別物」に分断してしまってる感じがして「アホやなぁ、ほんまは一体化させるべき事やのに。」って思うわけです。

そういう意味でも、やっぱり自転車はよろしい。
移動するという目的がキチンとあって、それによって生活の中に運動するって事が完全に溶け込みますからな。

結局シンプルなのが一番いいって思うんですよ、僕は。

松村邦洋だって本当は、何か自分の中で解決できない心の問題なりなんなりがあって、あんなに太ってしまったわけですよ。自分の問題に向き合いたくないから、食べる事でそれを直視しないように、自分をしつけてしまったわけです。
それがすでに問題なのだから、その「食ってごまかす」と言うことをやめればいいだけの話なんです。

でも、その肝心のところに手をつけずに、「太りすぎは健康に悪いから、運動して健康体になろう」という、自分の中を覗き込まない解決策に手を出してしまうわけです。

で、走り出すとランニングハイとかありますからな。それでまた「食い過ぎ」の依存症と同じくランニング依存症になっていくわけですな。

あかんっちゅうねん。それは食い過ぎ依存症にランニングハイ依存症を上乗せして、よけいにひどくしてるだけやっちゅうに。

運動が目的なんやなくて、自分のしたいこと、やりたいことが目的で、そのために体を使うっていうのが手順やっちゅうねん。

そういう事なんですよ。そこがわかってない。
だからニコニコペースとかの楽しみ管理ができないわけです。

そんなもん、何が目的かが自分で分ってれば、そんな楽しくもない走り方とか、体に負担をかける走り方とか、するはずないもんなぁって思う。

だから、いつも「スポーツしてます」っていうような人間を見ると「アホやなぁ、こいつら。」とか思ってしまうんですね。多分、僕は。
まぁ、あんまり感心できるモノの見方ではないんですけども。

でも、そういう事やもんなぁ。
作物を育てるには何月にどんな作業が必要で、それは今月だと日曜日が何日と何日にしかないから、この日曜日のうちにアレとコレの作業は終えてなくちゃいけなくて、で、そうすると、作業にどのくらいの時間がかかるから、今日はここまでを先にやってから残りの時間をこの作業に割り当てて、それはできるところまでやったら良いという事にしよう、とか考えて畑作業はしてるわけですよ。

で、そういうことをするっていうのは、実はかなりの運動量なんですけど、目的が明確だから、全然しんどくないんですね。やってるうちに慣れるし、何より「面倒な事はできるだけしないでおこう」が大前提としてありますからね。それでも体を使わざるを得ない。

で、そういう作業もできるのは陽が昇っている間だけでして、夜に運動なんて絶対にできないわけです。作業自体が無理。だから、夕方には作業を終わらせなくちゃいけないし、ちょっとは作業の後のコーヒーくらいは飲みたいから早めに片付けて、たき火でもして夕日を眺めつつコーヒーを飲んだりしてたわけです。そういうのがとても良い。楽しいし、開放感がある。

でもマラソンする人って夜に走ったりするでしょ? もうそこからおかしいんだって。本当は。
最近で言うと、iPod聞きながら走るとかさ。
ああいうのは、私にはわかりません。
自然の音を聞いてる事自体が大切なのになぁって思う。わけわからん。

たとえば走るにしたって、自分の鼓動と、風切り音を聞き比べているだけで、いろいろペース配分の肉体的感覚がつかめるはずなんですよ。でもiPodなんて聞いてたら、そういうこともわからんやん? アホちゃうの? って思う。だいたいそんな事して何が楽しいのやら、さっぱりわからん。

まぁ、でも現代って、すべてにおいてバランス悪いから、まぁどこかで上手にバランス取るしかないし、いろんなスタイルがあって良いんですけどね。

でも、とにかく、松村邦洋の体重100キロでフルマラソンは、いくらなんでも、それはアカンやろう! って思いますね。

みなさん、ご自重くださいよ。
何事も無茶はいけません。
マスコミやら流行やらとは一切関係なく、自分の体と相談しながら、ニコニコペースでね。
人、それぞれ、環境も肉体条件も、みんな違うんだから。

ま、そんなことで。ではでは。

今日は、ふと思い立って、「森進一はレインボーマンだったのだ論」を書きます。

なんのこっちゃらさっぱりわからんでしょうが、ここには、川内康範という特異な作家の立ち居振る舞いが入ってきます。

結論から言うと、「日本人はみんな、『おふくろさん』を胸に真実と愛に生きていこうぢゃないか。」という話になるんですが、これでもまだ意味不明ですわな。

この話を書きたく思ったのは、実は昨年暮れの紅白歌合戦を見たからなんです。で、去年の紅白歌合戦では、森進一が、ずっと川内康範から歌唱禁止を言い渡されていた「おふくろさん」をやっと歌った紅白だったのですね。2年ぶりくらいだと思います。

で、これが実に良かった。胸を打つ歌唱だった。
で、歌詞を読み直してみて、実はこの歌が川内康範が日本人全員に送っている、強い強いメッセージソングだったのだと、改めて気付いた、と言うことなのですね。

おふくろさんは、空を見上げりゃ空にあって、雨の降る日は世の中の傘になれよと教えてくれるという歌です。
この「おふくろさん」は、母親ということもあるけれど、山の神でもあって、自然神でもあり、ようは日本人の心ということでもありましょう。

で、川内康範という人は、知っている人は知っているでしょうが、いろいろと独自の哲学を持っていた人で、その日本人全体に送るメッセージ性の強さは、もうずっと昔から変わっていないのですね。

知っている人は知っているでしょうが、この人は本当にヒットメーカーでして、歌謡曲では「伊勢佐木町ブルース」やら「骨まで愛して」やら印象的な歌を何作も作詞してますし、子供向けのヒーロードラマも月光仮面にレインボーマン、コンドールマンなどたくさん作っています。

で、あの「まんが日本昔話」も、この人の企画だったりするわけですね。

この人は作家というよりかは、思想家・活動家であって、社会に的確にメッセージを届けるために大衆や子供などの弱い立場の人を意識して、歌謡曲やヒーロードラマなどを作り続けて来た人なわけです。まずメッセージがあって、その伝達手段としてエンタテインメントがあった、という事ですね。

このあたりはWIKIPEDIAでも引用しておきましょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%BA%B7%E7%AF%84

で、そういう事は知ってたんですけど、この「おふくろさん騒動」に関しては、まぁ川内康範も年を食って、ガンコになってしまっただけだろうとか勝手に思ってたわけです。
いろいろ調べてみると、森進一と川内康範は、本当に親子関係に近いくらい師匠と弟子の濃い関係があるんですな。
川内康範は森進一の一途な性格を見込んで、面倒をみてやり、曲も書いてやり、大ヒット歌手に育てたわけです。
で、その森進一が独立するときに、所属していた大手プロダクションからの横槍でテレビに出られなくなった時も川内康範が「NHKは国営放送なんだから、良いじゃないか、これだけは出させてやってくれ」と談判したらしいんですな。

だから「紅白」ってのは大切なわけですよ、川内康範にとって。

で、その因縁の「紅白」で、森進一が「おふくろさん」を歌う前にモノローグで「語り」を付けたバージョンを歌っていたのを見て激怒するわけですね。「これは『おふくろさん』ではない!」という事だったんでしょう。

で、僕は「ちょっとカタイ事言いすぎと違うん? まぁええやん、多少の演出くらい。」と思ってたわけです。

が、しかし、実際に聞いてみると、「おふくろさん」という歌は、歌詞といい、曲といい、とにかくムダのない楽曲で、その一曲をまるまる、本当に心を込めて歌えば、その歌詞のメッセージはとても良く伝わるし、逆に言えば、そこを誠実に心を込めて歌わなければ、肝心のメッセージがまったく伝わらない、つまらない曲になっちゃうんですね。

それを去年、僕は紅白で歌う森進一を見ていて実感してたのです。

実際、森進一という歌手は、声質が独特であり、あの声質で、真摯に語りかけるように歌って初めて、個性も生きる人なわけです。で、川内康範は、その個性を見出していたからこそ、あの「おふくろさん」という歌を書いたわけだし、それこそが森進一の個性を生かす道でもあった、という事なんでしょう。

しかし、曲自体はシンプルですから、やはり事務所の都合とか舞台演出上とかの都合で、イントロを余分につけるのが普通になってたんでしょうね。

でも、その「余分」を取り払って歌うとなると、やはりこの歌は真剣に一言一言を伝えるために唄う、という事をするしかなくなる歌なんですよね。
それが、本当に良く分かりました。

だから、川内康範のオリジナルバージョンを歌った森進一は、まさに川内康範が創作した理想のヒーロー、「愛の戦士レインボーマン」そのものだったと言えるわけです。
「おふくろさん」という日本人の心に自然に存在する山の神の規範性みたいなものを、聞いている人の心に、魂に、直接注入した、ということです。

で。

話は、そこまでの事でして、昨年の大晦日に「ああ、そういう事なんだなぁ。」と感心しただけで終わってたんですが、実は先日、友人から、たまたま「伊勢佐木町ブルースって良いよなぁ」というメールをもらいまして、そのYouTubeの動画を見ていたわけです。

すると、やはり、この歌にも、そこはかとなく「社会の中の私」というのが反映されていて、面白いなぁと気になって参りまして、で、月光仮面の歌詞とか、レインボーマンの歌詞とかも読み比べて見る、てな事をしてしまったわけです。

月光仮面もレインボーマンも、なかなかに大した内容なのですが、その過程で、YouTubeに上がっていたレインボーマンの第一話、レインボーマン誕生の話を見ていて、僕はあっと驚く事になるんですよ。

というのは、レインボーマンはインドの山奥にいてる超能力を持った修行僧、ダイバダッタによって訓練・修行を施されて、ダイバダッタの魂を受け継いでレインボーマンになるわけですけど、このダイバダッタがまさに川内康範であり、レインボーマンがまさに森進一だよなぁとしみじみと感じたからなのですね。

レインボーマンになる、18歳の男子、ヤマトタケシは病気の妹がおり、そのためにもプロレスで人気レスラーになりたくて、強い力を手に入れたいわけです。単純に「お金が欲しい」「強くなりたい」という欲にまみれた普通の男の子なわけです。

これがインドまで出かけてダイバダッタに出会って、そのダイバダッタが150歳で天寿を全うするときに、その愛の魂を受け継いで、ダイバダッタが理想とした超人「レインボーマン」になるわけです。

このあたりが、ひどく去年の紅白の「おふくろさん」と重なってしまうのですなぁ。川内康範さんは88歳でなくなりまして、で、川内康範が死んだからこそ、森進一は「おふくろさん」を真剣に、オリジナルバージョンで歌う機会が得られたわけです。川内康典の「魂」を、つまりダイバダッタの魂を広く大衆に伝えるヒーローとなった、というわけです。

なんちゅうか、この出来事を、すでにレインボーマンを書いてた時に予測していたのではないか? というくらいに構造が似てるよなぁって思うのです。

いや、実は。

似てるのは森進一とレインボーマンだけではなくて、実はレインボーマンに登場する悪の集団である「死ね死ね団」と、最近の一連の新自由主義経済的な社会動向とか、ものすごくよく似ているよなぁ、という気がしたからなんですね。

「死ね死ね団」というのは、この手のヒーロードラマの中でも、破格のポジションを持つ特異な集団です。なんせ、日本人を殺すのが目的なんですから。ナチがユダヤ人殺害を行ったというのを、日本人に置き換えたような存在なわけです。

まぁ、僕に言わせれば、新自由主義経済的な動きというのは、日本では、小泉改革とか竹中レンタル大臣のやってきた「神の見えざる手を上手に言い訳のネタに使った私欲改革」という事にしかならないんですけど、それは横に置いといて。

突然に話が郵貯の話になって申し訳ないんですが、あの郵政選挙の時に、誰も話題にしてなかったんですけど、例の副島さんの弟子筋にあたる中田安彦さんが、「ようは郵貯の金が、日本国内に投資されるかどうかが問題だ」と、実にするどい指摘をされていて、まさにそここそが重要だ、と思ったわけですよ。

そりゃ、世界中の優良物件に投資をすれば、利率が良くなり、お金を郵貯の預けていたおばぁちゃんのお金が増える事にはなります。
しかし、その投資先がニューヨークだったり、ロシアだったりするばかりだったら、日本国内への投資が行われず、我々の社会基盤の成長・発展は損なわれてしまいます。

だから、郵貯銀行を外資が握るっていうのは、よろしくない、という話なわけですよ。

たとえ、金利が悪くなっても、社会資本の充実などがなされるなら、それはお金を預けているおばぁちゃんにも、その子や孫にも利益になりますが、海外投資に回されたのでは少しのお金がおばぁちゃんの口座に入るだけで、日本自体は貧しくなってしまいます。

で、この構造こそが、まさに「死ね死ね団」なわけですよ。

特に、あまりにいまの時代にピタリとはまってしまうのが、死ね死ね団の行ったM作戦。

入信するとお金がもらえるという新興宗教をでっちあげ、偽札をすりまくってハイパーインフレを起こし、経済を混乱させて日本人みんなを困らせる、というのが大きな作戦なわけですが、これって、いまの状況そのままじゃん!

この後、レインボーマンでは食糧難が起きて、土一揆のような社会の混乱が起こるというストーリーだったらしいのだけど、日本もそうなりかねません。

でね、経済の勉強してる人だと、良く聞く言葉だと思うのですが、

「銀行というのは、経済がうまく行ってる時には、別に必要もないのに、金を借りてくれ、借りてくれと言ってきて、不況になって本当に資金が必要になったときに、あぶないからと資金を引き上げるような事をするのだ」

という事のたとえ話で、

「銀行は、晴れた日にばかり傘を貸して、雨の日には貸さない。」

という言葉があるわけですよ。知ってる人は知ってるでしょうけど。

それを頭に置いた上で、「おふくろさん」の歌詞を考えるとね、これはもう、本当にとんでもない話だなぁって思うわけで。

「雨の降る日は 傘になり、お前もいつかは 世の中の傘になれよと 教えてくれたあなたの あなたの真実」

ですからな。

なんちゅうか、ほんまにすごい話ですなぁと。
そう思ったのであります。

だからまぁ、ようするにね、「雨が降った時には、傘を貸してあげるような、当たり前の親切心を大切にしましょうね。」って話になると思うのですよ。結局は。
それこそが、私たち日本原住民の真実なんです。

世界標準の知識や知恵には、全然追いついてないと僕は思ってるんですけど、でも、だからこそ、こういう山の神的、あたりまえの親切心、みたいな事を、ちょっと物事の判断の基礎に置いても、良いのではないですか? 少なくとも我々日本人は、と思うのでありますよ。私は。

「森進一はレインボーマンだったのだ論」というのは、そういうお話しなのであります。

今回、やはりかなり小沢さんの秘書の逮捕で民主党のイメージが崩れてしまいました。
もう、それだけで、検察側の思うつぼです。実に腹立たしい。

しかし、ここまですさまじい「無茶な攻撃」がされているのか、良く分からなかったので、ちょっと民主党の政権構想について調べてみたんですね。
で、その提言こそが、今回の小沢さんの問題の根幹であるということが分ったので、その事を書きたいと思います。

ただ、その前に、今起きてることの整理をしておきます。
そうでないと、「小沢は悪だ」キャンペーンで洗脳されてる人は、自分の頭で考える事自体ができなくなってますから。

まず、前から言ってるように、

●献金はオープンなら「クリーンなお金」である。献金は悪ではない。
●税金の増大こそ悪である。

という事です。政治資金規正法の「規正」が「規制」ではなく、正しいの字を使った「規正」なのは、そういう意味なんですよ、という事を、繰り返し書いておきたいわけです。

マスコミで繰り返し、小沢代表が巨悪であるかのように情報が流されているのは、どういう裏があるのかわかりませんが、とにかく

●官僚による「献金は悪だ」キャンペーン

そのものだ、という事です。官僚が「オフレコだよ」と記者たちに内緒でごそごそとしゃべった話を、取材能力もなく、勉強もしていない政治記者が、そのまま記事にしているだけ、という話です。それが上のチェックもなく、そのまま記事として世の中に出ていくのは大問題で、マスコミ、官僚ともに腐りきっているという話です。

欧米では、政治は自主的に支払う献金で行うというのが基本であり、一律に徴収される税金はムダな取り立てとして減らしていくというのが大原則でまかなわれているのです。日本だけが、ここの部分がかなりおかしいわけです。

この部分がかなりおかしい、と言うことこそが大問題なんですけど、書くと長くなるので、とにかく「三権分立」というものは、国の政を行う上で絶対に侵してはならない最重要の基本ルールで、それを、いまの官僚は、完全に逸脱しているのだ、という事は理解していただきたいです。

三権分立というのは、クルマにたとえて言えば、エンジンとハンドルとブレーキは、ちゃんと役割分担をしなければクルマがまともに走らないくらいに基本的なルールでありまして、今回の検察による小沢秘書逮捕など、三権分立を侵しまくっているので、言わば、

●ハンドブレーキを引いたままエンジンをかけているようなアホ状況である

ということだけは、具体的事実として明確にあるわけです。
完全なルールの逸脱なのです。アホ官僚は死ね!と言いたい。
ここは実は言い逃れができないほど、明確に逸脱してる、というのは指摘できるでしょう。

逆に小沢さんの政治資金規正法違反というのは、仮に違反があったとしても、運送会社の社長が、お客さんから預かった積み荷に、カカオと書いてあったのに実際にはチョコレートが積まれていた、という話なわけです。別に国というクルマの構造が壊れるような、ひどい法律違反はしていないし、なにより本来は運送を依頼した積み荷の持ち主の側の問題なわけです。

だから、これはもう、あまりにレベルの違う、かなりおかしな、キチガイじみた状況だ、ということですね。

で、

このすさまじい小沢攻撃が官僚の「無茶」である、と言うことを分ってもらった上で、民主党の政権構想について見ていくことにしましょう。

実は、去年の9月8日に小沢一郎名義で、民主党が「新しい政権の基本政策案」というのを発表しているんです。

●新しい政権の基本政策案(民主党HPより)
http://www.dpj.or.jp/news/files/080908ozawa2seiken.pdf

どうもやはり、今回の検察の、あまりになりふりかまわぬ小沢攻撃は、この一文にすべての原因があると見て間違いないようです。

この基本政策案は、

 1.国民が安定した生活を送れる仕組み
 2.安心して子育てと教育ができる仕組み
 3.まじめに働く人が報われる雇用の仕組み
 4.農業社会を守り再生させる仕組み
 5.国民の生活コストを安くする仕組み
 6.税金を役人から国民の手に取り戻す仕組み
 7.地域のことは地域で決める仕組み
 8.国民自身が政治を行う仕組み
 9.日本が地球のためにがんばる仕組み

という9つの項目から成り立っています。(ここで9つも項目を立てているところが、小沢さんの真面目さと、同時に一般人へのわかりにくさとが出ている。一般人は、ある程度賢くてもせいぜい5項目から7項目しか頭に入らないですって。でも、削り切れなかったんだろうなぁ。だから、僕が解説するしかない。)

この項目の中で、官僚が注目しているのは、おそらく、

 6.税金を役人から国民の手に取り戻す仕組み
 8.国民自身が政治を行う仕組み

の二項目です。それぞれ細目として、

 6、税金を役人から国民の手に取り戻す仕組み
  (1)特殊法人、独立行政法人、特別会計は原則として廃止する。
  (2)役人の天下りを全面的に禁止し、税金のムダづかいを根絶する。

 8、国民自身が政治を行う仕組み
  (1)国会審議は、国民の代表である国会議員だけで行う。
  (2)与党議員を100人以上、副大臣、政務官などとして政府の中に入れる。
  (3)政府を担う議員が政策・法案の立案、作成、決定を主導する。

と言うことが書かれています。

これだけではちょっと意味が見えないかもしれませんが、これははっきりと「官僚政治の撲滅」です。はっきりとそうです。かなりすごいです。どうすごいのか、解説していきましょう。

まず、
 6.税金を役人から国民の手に取り戻す仕組み

の部分を見てみましょう。

(1)の特殊法人と独立行政法人に関しては、問題は「政府の出金(でがね)のトータル金額がわからない」という大問題を抱えていますから、原則禁止は正しい。全体でいくらかかっているのかがわからずに、削減は無理って事です。これはかなりの大問題なんですけど、まぁ長くなるので割愛。そのうちまたしっかり書きたいですが。

ただ、大切なのは、「原則廃止」って部分です。「見直し」とか「検討」なんて甘っちょろいものではありません。「原則」となっているので、多少のおめこぼしはあるけれども、廃止が原則であって、存続は「従」だということです。

特別会計が廃止されたら、官僚の「隠し金」そのものがなくなります。うちうちで配りまくっていた特別手当がなくなるんです。ようはそういう事です。そこをはっきりさせないといけません。

それから(2)の天下りの禁止。まぁ、これはみなさんご存じでしょう。官僚というものの天下りが何故いけないかというと、本当のことを書きますと

●官僚が無能だから天下りは問題なのだ。

という事です。

ここのところの大問題を官僚はわかってないので困ります。なぜ天下りが、ここまで嫌われるか? というと、天下ってくる官僚が本気の本気で、まったくの無能だからなんですよ。
一般の労働者が、ものすごく迷惑してるって事です。そこが一番大きな問題なんです。天下りで高い給料を取っても、その給料に見合った仕事をしていれば、誰も問題だ! とは言わないのです。見合ってないと言うことを、当人が全然気付いてないのが問題なんです。

この大事な点、ここをはっきり国民の側が言わないから、この問題は本質が見えなくなるんです。官僚は無能です。はっきり。だから天下りは迷惑なんです。そういう事です。

別に天下りしてくれてもいいんですよ。有能であるなら。それなら問題はまーーーーーったく起こりませんって。仕事のできる人は企業にとっては戦力ですから。

でも違うんです。多くの天下りの役人は、どこの企業にとっても、まったく役に立たないデクノボーだから問題になるんです。

もちろん優れた人もいてるんでしょうが、そういう人は一部であって、その多くは無能です。有能な人間はほとんどいない。それはしょうがないんですよ。もともと

●役人は経済行為においては役立たずの人間がやる仕事

だからです。役所自体がそういう組織なんです。経済行為として成り立つのなら、それは民業妨害だからあってはならない事ですしね。


では、次に
 8.国民自身が政治を行う仕組み
の方を見ます。

今回、検察というか官僚たちが一番嫌がったのが、この項目ではないでしょうか。

(1)国会審議は、国民の代表である国会議員だけで行う。
(2)与党議員を100人以上、副大臣、政務官などとして政府の中に入れる。
(3)政府を担う議員が政策・法案の立案、作成、決定を主導する。

です。
小沢一郎は、この(1)に関しては、法律で官僚による答弁を禁止しようとまで言ってます。素晴らしい!
たとえアホな論議のかみ合わない話でもいいから、一切官僚を入れずに国会では討論をすべきなのです。官僚は「法律の整合性が」云々と言いますけど、そんなこたぁどうでもいい。法律同士に矛盾があったら、それこそ裁判ですりあわせをしたらいいのだ。なんのための三権分立なのだ!ってことです。
で、国会の場に官僚が出てきては行けません。無能なんだから。経済行為に関して無能な人間が、本来司法の場で取りざたすべき法の細則にまでわたって国会で答弁するから、大事な国家100年の計が討議されなくなるのです。官僚は国会から去れ! 邪魔や、お前ら。

そして、(2)の与党議員を100人以上政府の中に入れる、というのは、いま現状、役人がうちうちで決めた官僚の長の人事を、完璧に否定して、官僚ではない、政治家を各省庁のトップに据える、ということです。

まぁ、こんなことしたら、かなり現場は混乱するでしょうが、それはそれでかまわない。その混乱こそが現実を反映している事であって、整然と規定に従って進むという事の方がおかしいのですよ。

ともあれ、これは「官僚の終身雇用制の破壊」と言って良いことです。かなりすごい。

で、最後に(3)の「政府を担う議員が政策・法案の立案、作成、決定を主導する。」の件ですが、こんなこと、本当はわざわざ書くのがおかしいのであって、議員立法こそが立法府の役目、政治家の役割なんですけど、でも、その一番大事な事を日本の政治家はやってないわけです。

たいていは、官僚が「法の整合性が…」と文句を言って、「細則同士で矛盾がおきますから、私どもが素案を作ります。大臣はそれを承認くださればけっこうです。」と法律を官僚が作ってるのです。

これこそ、三権分立を侵す大罪なわけです。ハンドブレーキを引いたままアクセルを踏みっぱなしにして「クルマが進まないよー」と言ってる状況なわけです。

細則の整合性なんぞ、どうでもよろしい。細かいことは裁判で詰めたらいいんです。それが三権分立でしょうが。官僚はバカか!(あ、バカだったのでした。悪い、悪い。本当の事を忘れていた。)
で、なにより官僚が法律を作ったらダメです。そんなもの「なんでも税金で処理する」という無駄金増大しか招かないです。

官僚に法律を作らせるから、なんでも税金で処理して、官僚が肥え太る仕組みだけが増殖してしまうんですよ。
それは絶対にダメ。

で、以上の民主党の提案を、本当に本気で実行したら、官僚は全然おいしい仕事ではなくなります。

「そんな事したら、この国がおかしくなる」と言う人もいてるでしょうが、それはどうかはわからない事です。まぁやってみても良いのではないか?

どうも、小沢さんは官僚というのは政治家のスタッフであって、政権が変わるごとに入れ替える、アメリカ風の仕組みを前提にしてるようなんですね。

そうなると、政治的提言を行う民間シンクタンクのようなものが必要になります。
有能な人は、そういうところに行けばいいんですよ。
これなら、一律に企業に天下る仕組みではなくて、政権を取れる有能な提言能力のある人間がシンクタンクから官僚に横滑りするという形になりますから、あとで天下ってきても能力が評価されて、良くできる人は良い仕事に就ける形になるでしょう。

能力のない人は、年金とか生活保護で暮らせばいいんです。税金のムダを減らして、国民への福祉の側に回しておけば、官僚だって国民なのだから、そこで恩恵が受けられるようにしておけばいいんです。役人だけ別枠になってるからおかしいんですから。

ということで、かなり官僚にとっては恐ろしいくらいの改革案でして、それを検察は憎んで小沢さんの秘書を逮捕した、としか思えないわけです。

アメリカからの指令があって、という部分もあるでしょうけど、まずは、このはっきりとしている小沢対官僚という大きな構図をこそ、確認しておかないといけないよなぁって僕は思うのです。

そうでないと、問題点が明確にならない。

ようするに官僚は小沢を怖れてるんです。自民党が能なしで、どうにも選挙で勝てないらしいと。そうなると小沢が官邸に入ってくる。で、民主党の政権構想は徹底した官僚潰しだと。

それはかなわん。

ちゅうことですがな。
それ以外に小沢さんの秘書を逮捕した理由はおまへん。
ヒラリークリントンが来て、いろいろ指示を出したとかCIAからのバックアップがあるとか、マスコミが味方をしているとかいろいろな要因もあるかも知れませんが、そういう細かい話は抜きにして、一番大きなテーマは小沢対検察って事です。

上記の政権構想のうち、ここで解説した2項目は、田中角栄という自分の師匠を検察に刺し殺された小沢一郎でなければ出してこない強烈なもので、小沢さん以外の人間なら、ここまで徹底した案は出さないでしょう。

だからこそ、検察は民主党本部に行くのではなく、小沢さんの個人事務所に乗り込んだんですよ。小沢憎し。それだけですわ。本当に。

まぁ、民主党の政権構想なんて、あくまで野党の理想論ですから、どこまで実現するかわかりませんけど、民主党が大勝したら、その理想論がそのまま通って官僚組織そのものがズタズタにされると言うことは避けられません。

だから、あんなになりふりかまわない小沢さん攻撃をしてたわけですわ。

こういう事が見えてきたので、これははっきり書いておいた方がいいなぁと思って整理しておきました。

特に、いま、なぜ小沢さんが、あそこまで叩かれているのかをわかっていない人が多いと思うので、官僚のイメージ操作にやられないように、大枠としてのテーマを、ここに出しておいた、ということです。

とにかく、根本は、

●新しい政権の基本政策案(民主党HPより)
http://www.dpj.or.jp/news/files/080908ozawa2seiken.pdf

にあるのです。

ぜひ一度、お読みください。

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