倫社90点の話の続きなんですが。

ちょっと、ここの日記作者のさる方に、「倫社の帝王だったのね」と言われ、その悪っぽい名称が気に入ったのであります。

なので、ちょっとこの数年コツコツ勉強したことの整理をかねて、「倫社の帝王」という項目を作って連載してみようかなという気になりました。

というか、この間の倫社の話を書いてみて改めて気づいたことがあるのです。

考えたら、あのころひとクラスの人数って40人くらいはいたわけですよ。ということは、私は、どう考えても日本人中2.5%の存在だったのだ、ということにならざるを得ないわけなんですな。

たとえば僕が10%程度の人間なら、40人のクラスで倫社に対する理解度が同程度の人間が四人はいなくちゃならなかったわけですよ。でも、当時それだけ成績良かったのは、私ひとりだけだったんです。しかも、僕の次はいきなり60点と30点も下。
ということは、どう考えても2.5%以下の相当めずらしい存在なわけですよ。もしかしたら100人に一人とかだったのかも知れないわけで。

2.5%だったとしても、日本の人口を単純に一億人と算定すると全国で250万人しかいないタイプの人間ってことなんです。つまり無茶苦茶に少数なんですわ。

これ、多分ね、僕が特殊というより、日本社会が社会学とか倫理とか哲学とか、そういう抽象的な学問の捉え方とか考え方の基礎がとてつもなく弱いと考える方が正しいと僕は思うんです。日本人の文化としてそういうのが不得手なんでしょう。

実際、知り合いその他いろいろな人の書いてることとか言ってることとか聞いてて、倫社90点の人間として、「いや、それはあまりにちょっと間違いがひどいんと違う?」と思うことが多いのですよ。なので、そういうことをちょっと書いてみようかなと。

どうもね、2.5%の人間なのだから、これは自分のやるべきことなのかもな、という気もしてきたわけで。ずっと「こんなん普通やん」とか「当たり前やん」とか思ってたけど、どうも「当たり前」ではないらしいし、それは苦労なく理解できる人間が、やっぱり解説をするのが良いような気もするわけで。
ほんまにねぇ、そういう抽象的学問の基礎のところが弱いんですよ、日本人は。

これねぇ、書くとたいてい評判悪いんだ。受け入れてもらいにくい。でもこっちは2.5%だけど90点の人ですからね。自分の理解していることが正しいというか、「間違いでない」ということだけははっきりわかっちゃってるわけですよ。

だから書き方がすごく難しいんだけど、わかってもらいたいのは、「むずかしいことでも理解すると精神が落ち着く」というメリットがあるってことなんです。

周りを見て思うのは、わかってれば苦しくないのに、解かってないからイライラしたり悩んだりとかそういうのがすごく多いんですね。単純に欧米の文化と日本文化に引き裂かれてるとかね。そういうのがすごく目につく。

この数年いろんなことを自分なりに勉強してきたんですけども、それってようは自分がイライラしないために勉強してきたことなのですね。社会のこととか外国の常識とか、そういうことをわずかでも勉強すると、世界的な世の中の流れとかがそれなりに納得して理解できるので、少なくともイライラすることは少ない。気が楽なんです。

そういう意味でちょっといろいろ社会の仕組みや考え方捉え方の基礎解説的なお話をいくつか連載で書いてみようかなと。
んーそうだなぁ、三〜四回くらいだと思うけど。

こんなこと自分で勉強すりゃわかると思ってたんですが、40人中ひとりというのが2.5%なのだと思ったら「あー、そうか、こりゃ勉強せいと言うても無理やなぁ」とかも思ったので。こんなんもう個性かも知らんしなぁと。

ちゅうことで、「倫社の帝王」近々はじめます。

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