シナリオはできていたのだが、肝心のチェックするべきプロデューサーが東京に出かけていてコンタクトできない。
なので、とりあえず、司会のセリフをペタペタとエクセルのセルに貼って行く。

私、実はビデオのシナリオとか、こうしたイベントのシナリオとかは、まずたいていエクセルで書くのであります。

縦の一列ごとに、時間、舞台の様子、司会のセリフ、演出の解説、BGMという具合にテーマをわけた表組みにするわけです。

訂正や変更・修正も簡単だし、実際に演出する人などが、現場で参照するにもひと目でパッとわかるので、もうシナリオ書くなら絶対エクセルと思ってる。

ずいぶん昔に僕みたいに片手間にシナリオを書くような人間ではなく、フルタイムのシナリオライターさんから、「ワードとかではシナリオを書くのが大変で」という話を聞いて「いやいや、エクセルでやらはったらラクでええんですよ。」という話をしたら、「表計算ソフトで脚本を書くぅ?」と驚かれてしまいました。

ありゃ、そんなに変なことしてたでしょうか、私。

でもねぇ。エクセルって実は図形とかも扱えるから、舞台の俯瞰図を作って貼りつけとくとかもできて、シナリオ書きには無茶苦茶便利なのよなー。

そんなこんなを解説したら「はっはぁ〜。なるほどねぇ〜。ふむー」と大いに、大いに感心されてしまったのであります。

あの人、あれから何で原稿書いてるのだろうか。
ああ、でもテレビとかのシナリオって、いまだに現場では縦書きだからなぁ。
ワードで縦書きで書いてるんだろうなぁ。

ある程度のお年の俳優さんとかタレントさんだと、縦でないと読めない、とかおっしゃるみたいですからなぁ。いや、実際横で書くとセリフの覚えも悪くなるらしい。

ラジオの仕事なんかだと、台本見ながら読むだけなんだけど、その時でも横書きだとどこまで読んだかわからなくなるとか、けっこう大問題らしいのよなー。習慣というのはおそろしい。

そんなもんどっちでもええやろ。
横でも縦でも読めるようになっとけ、プロやったら。

と私は言いたいのだが、(それも相当にきつく叱りたい。縦書きでは数字や英語が扱いにくくてしょーがないんだよ。縦書きを強要する奴は基本的にバカだと思うことにしている。)まぁ、あまり極端なことも言えないので、しょーがないかなぁとも思う。

最近ハヤリの英語混じりのしゃべくりができるDJさん向けのシナリオとかは、横でないと絶対に書けないんだよねー。
こういう人に縦書きを渡すというのも、これまた拷問だろうしねぇ。

このあたりシナリオ問題はむずかしいのである。

ふへー。

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