森永 卓郎氏が、日経系列のSAFTY JAPAN で、「漢字は読めなくても政局が読める麻生総理のすごい能力」という記事を書いてます。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/183/
ただ、この記事、無料だけど、会員登録しないと読めない記事なので、ご了承のほどを。
で、ここで会員登録してるかどうかが大きな違いを産むのだ、困ったことに、というのが今回の記事のテーマでもあります。
ようは麻生さんの支持率が上がってるんだそうです。
で、多分その原因は、
●小沢一郎の秘書逮捕
●北朝鮮のミサイル発射対応
●定額給付金の発行
という3つの条件が連続したからだ、という記事なんですね。
で森永さんもけっこうさめた人で「全部麻生氏にやらせだなぁ」というような事を言いつつ「でも、それで人気が上がるのなら、能力があるってことなんだよな」という皮肉とも落胆ともつかない結論になっておりました。
概略、小沢一郎氏の秘書逮捕は、もう、無茶苦茶な国策捜査です。確かに秘書さんは起訴はされましたが、何年も後に「無罪」とかになるとか、そんな事でしょう。世間のみなさんには「タイホ」という事実が重要なわけです。
なんせ「相棒」にせよ、古くは「太陽にほえろ」にせよ、刑事がスーパースターですから、この国は。タイホされただけで悪者イメージになってしまう。
草なぎ君にしても、逮捕したこと自体がおかしいのに、やっぱり多少なりとも謹慎はしなくちゃならないのがこの国なわけですよ。会見で草なぎ君が「これは逮捕する方がおかしい!」とかは言わない。そういう国です。タレントは世間の皆様が、どう思うかを良く知っている。
そういう国なんです。良いか悪いかではなくて、そういう国だって事ですな。
小沢秘書逮捕は、完全に国策捜査です。でもそれを「国策捜査だ」と見破れるのは「政治家の逮捕は選挙後が常識」という知識のある人間だけです。
北朝鮮のロケット実験だって、なぜかミサイルと言い換えられてた。あれも国の側がわざとそう言い換えさせたわけでしょ? テレビや新聞が政府発表のぶら下がり記事ばかりで、独自取材なんか全然なくなってしまっているという現状がわかっていれば、あれをミサイルと言い換える事自体が、大きな政府の詐欺だとわかるはずなのですよ。
だいたい仮にミサイルだったとしても、ノドンなら日本が対象、テボドン級ならアメリカが対象で日本に関係などございません。
で、定額給付金です。
こんなものね、減税した方が経済効果ははるかに高いわけです。わざわざ封筒を刷って、給付用の用紙を作って、各家庭に「給付金ですよ」と届けるという事務手続きのムダを考えれば、減税の方が経済効果ははるかに高い。
でも、それでは自民党の人気、麻生首相の人気回復につながらない。各家庭に書類を届けること。そしてそれが現金になること。そっちに人間を動かすこと。それが目的なわけです。
いくら額が小さくても、そのために封筒を開け、書類を読み、お金がもらえると知り、お金をもらいにわざわざ出かける、という事をすれば、人間は自分の行動を正当化せざるを得ませんから、それは「良いこと」に化けてしまうわけです。
だから、麻生の支持率があがった。
それはどういうことか? カンタンな事で、
●国民がバカだから。
です。
それだけの事なんです。
いろんな事を勉強しようとしたり、自分の頭で考えようとしたりしていない。流されてるまま。だから、こういうカンタンなからくりで支持率が上がってしまう。
もう、最近は、「国民がバカなんだからしょうがないよなぁ」という諦観すらでてきてしまってますが。
で、麻生首相は国民がバカなのだと言うことを、本当に良く知ってる人だなぁと思わざるをえません。前から言ってるように、麻生君は漢字が読めないのだから、マンガファンではないんです。なぜなら日本国民はフリガナを打ってあるマンガによって漢字を学ぶからです。
だからマンガ・アニメファンも、完全に彼にだまされてるわけです。日本の若者の底辺層のところにマンガ・アニメファンがいてて、その数が半端ではないと言うことを知ってるから、マンガ・アニメを持ち上げてるに過ぎない。はっきりしてます。
という事で、北野誠事件は、バーニング系のタレント、ほしのあきと麻生首相が愛人関係にあるという風説(あくまで風説で真実ではありません)を流した北野誠を、「あの噂、絶対消して欲しいんだよね」と麻生がバーニングに働きかけ、バーニングがこれまた音事協を使って、間接的に手を回して起きた事件で、草なぎタイホは、それに対する麻生のお礼行動だ、という僕なりの勝手な想像が働いてしまうんですけど、まぁ想像だから真実ではない。あくまで想像です。
でも、なんか全部つながるんよなぁ。ふしぎと。あまりに都合良く。
で、こういうような事を全部ひっくるめて思うのは、
●情報は金を出して買わないと、役に立たない世の中になりつつある。
という事です。
もう、無料のテレビではダメなんだなぁって事ですね。どうしても政府が垂れ流す「国策情報」一点張りにならざるを得ない。
自ら有益な情報を金を出してでも得ようとする人と、そうでない人との物事の判断の差というものが、どんどん大きくなって行ってしまう。
前に、元日本マイクロソフト社長の成毛眞さんの「本を読まない人間はサルである」という言葉を紹介しましたが、まさにそれです。
物事の本質をわかっていないから、小手先の政府の宣伝にコロっとだまされるわけです。
小沢さんの秘書タイホにしても、小沢さんが、まっとうに「三権分立の基本をないがしろにしたとんでもない行為だ」という話をしても、誰もわかってないわけですから。「サンケンブンリツ? なんか聞いたことあるけど?」ってレベルの人の方が多いっちゅうわけです。
で、その「サンケンブンリツって何?」という層をこそあてこんで、麻生は人気取り行動を起こしているわけですからな。
あー、やれやれ。
あー、やれやれ。
あー、やれやれ。
もっと書きたかったんですけど、書く気が失せてきた。
今日はここまでにしといたる。
よー覚えとけよ。
(誰に言うてんねん! あ自分自身か。)
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/183/
ただ、この記事、無料だけど、会員登録しないと読めない記事なので、ご了承のほどを。
で、ここで会員登録してるかどうかが大きな違いを産むのだ、困ったことに、というのが今回の記事のテーマでもあります。
ようは麻生さんの支持率が上がってるんだそうです。
で、多分その原因は、
●小沢一郎の秘書逮捕
●北朝鮮のミサイル発射対応
●定額給付金の発行
という3つの条件が連続したからだ、という記事なんですね。
で森永さんもけっこうさめた人で「全部麻生氏にやらせだなぁ」というような事を言いつつ「でも、それで人気が上がるのなら、能力があるってことなんだよな」という皮肉とも落胆ともつかない結論になっておりました。
概略、小沢一郎氏の秘書逮捕は、もう、無茶苦茶な国策捜査です。確かに秘書さんは起訴はされましたが、何年も後に「無罪」とかになるとか、そんな事でしょう。世間のみなさんには「タイホ」という事実が重要なわけです。
なんせ「相棒」にせよ、古くは「太陽にほえろ」にせよ、刑事がスーパースターですから、この国は。タイホされただけで悪者イメージになってしまう。
草なぎ君にしても、逮捕したこと自体がおかしいのに、やっぱり多少なりとも謹慎はしなくちゃならないのがこの国なわけですよ。会見で草なぎ君が「これは逮捕する方がおかしい!」とかは言わない。そういう国です。タレントは世間の皆様が、どう思うかを良く知っている。
そういう国なんです。良いか悪いかではなくて、そういう国だって事ですな。
小沢秘書逮捕は、完全に国策捜査です。でもそれを「国策捜査だ」と見破れるのは「政治家の逮捕は選挙後が常識」という知識のある人間だけです。
北朝鮮のロケット実験だって、なぜかミサイルと言い換えられてた。あれも国の側がわざとそう言い換えさせたわけでしょ? テレビや新聞が政府発表のぶら下がり記事ばかりで、独自取材なんか全然なくなってしまっているという現状がわかっていれば、あれをミサイルと言い換える事自体が、大きな政府の詐欺だとわかるはずなのですよ。
だいたい仮にミサイルだったとしても、ノドンなら日本が対象、テボドン級ならアメリカが対象で日本に関係などございません。
で、定額給付金です。
こんなものね、減税した方が経済効果ははるかに高いわけです。わざわざ封筒を刷って、給付用の用紙を作って、各家庭に「給付金ですよ」と届けるという事務手続きのムダを考えれば、減税の方が経済効果ははるかに高い。
でも、それでは自民党の人気、麻生首相の人気回復につながらない。各家庭に書類を届けること。そしてそれが現金になること。そっちに人間を動かすこと。それが目的なわけです。
いくら額が小さくても、そのために封筒を開け、書類を読み、お金がもらえると知り、お金をもらいにわざわざ出かける、という事をすれば、人間は自分の行動を正当化せざるを得ませんから、それは「良いこと」に化けてしまうわけです。
だから、麻生の支持率があがった。
それはどういうことか? カンタンな事で、
●国民がバカだから。
です。
それだけの事なんです。
いろんな事を勉強しようとしたり、自分の頭で考えようとしたりしていない。流されてるまま。だから、こういうカンタンなからくりで支持率が上がってしまう。
もう、最近は、「国民がバカなんだからしょうがないよなぁ」という諦観すらでてきてしまってますが。
で、麻生首相は国民がバカなのだと言うことを、本当に良く知ってる人だなぁと思わざるをえません。前から言ってるように、麻生君は漢字が読めないのだから、マンガファンではないんです。なぜなら日本国民はフリガナを打ってあるマンガによって漢字を学ぶからです。
だからマンガ・アニメファンも、完全に彼にだまされてるわけです。日本の若者の底辺層のところにマンガ・アニメファンがいてて、その数が半端ではないと言うことを知ってるから、マンガ・アニメを持ち上げてるに過ぎない。はっきりしてます。
という事で、北野誠事件は、バーニング系のタレント、ほしのあきと麻生首相が愛人関係にあるという風説(あくまで風説で真実ではありません)を流した北野誠を、「あの噂、絶対消して欲しいんだよね」と麻生がバーニングに働きかけ、バーニングがこれまた音事協を使って、間接的に手を回して起きた事件で、草なぎタイホは、それに対する麻生のお礼行動だ、という僕なりの勝手な想像が働いてしまうんですけど、まぁ想像だから真実ではない。あくまで想像です。
でも、なんか全部つながるんよなぁ。ふしぎと。あまりに都合良く。
で、こういうような事を全部ひっくるめて思うのは、
●情報は金を出して買わないと、役に立たない世の中になりつつある。
という事です。
もう、無料のテレビではダメなんだなぁって事ですね。どうしても政府が垂れ流す「国策情報」一点張りにならざるを得ない。
自ら有益な情報を金を出してでも得ようとする人と、そうでない人との物事の判断の差というものが、どんどん大きくなって行ってしまう。
前に、元日本マイクロソフト社長の成毛眞さんの「本を読まない人間はサルである」という言葉を紹介しましたが、まさにそれです。
物事の本質をわかっていないから、小手先の政府の宣伝にコロっとだまされるわけです。
小沢さんの秘書タイホにしても、小沢さんが、まっとうに「三権分立の基本をないがしろにしたとんでもない行為だ」という話をしても、誰もわかってないわけですから。「サンケンブンリツ? なんか聞いたことあるけど?」ってレベルの人の方が多いっちゅうわけです。
で、その「サンケンブンリツって何?」という層をこそあてこんで、麻生は人気取り行動を起こしているわけですからな。
あー、やれやれ。
あー、やれやれ。
あー、やれやれ。
もっと書きたかったんですけど、書く気が失せてきた。
今日はここまでにしといたる。
よー覚えとけよ。
(誰に言うてんねん! あ自分自身か。)