最近、コンビニの深夜営業自粛に関して環境への影響とかなんとか、訳の分からん事を言っとるんですが、とうとう、町村官房長官まで、こういう事を言い出した。

(記事開始)============================================
コンビニ深夜営業の自粛論に理解=町村官房長官
7月2日17時20分配信 時事通信

 町村信孝官房長官は2日午後の記者会見で、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を抑制するため、コンビニエンスストアの深夜営業自粛を求める声が出ていることについて「低炭素社会の実現は、大量生産、大量消費を切り替える生活革命。一つのアイデアだ」と述べ、理解を示した。
 町村長官は「CO2排出企業に(削減への)協力を求めており、国民一人ひとりに何ができるのかを問い掛けている。(コンビニ業界は)スケープゴートと短絡的に反応するのでなく、関係する業界の人も受け止めてほしい」と語った。 
(記事終了)============================================

もうね、私はね、「みんな頭おかしいんじゃないか?」と思って、イライラしてしょうがない。

なんでコンビニの二十四時間営業をやめてCO2排出に効果があるのよ。わけがわからん。

私ゃ、もともと原子力発電っていうのが嫌いだったので、発電の仕組みとか調べてみたことがあるけど、原発って、一度動き出したらずっと動かし続けないとダメなんだよね。

だから深夜電力が余るんじゃないか。
だから「割安な深夜電力」てな存在があって、ムダに作ってる電気を、なんとかちゃんと使い切りましょうって話じゃないか。

夜に買い物しないって事は昼間にみんなが出かけるってことでしょ。
昼の電気のピークが上がったら、火力で足すしかないんやぞ。
アカンやん。

コンビニの深夜営業は、正しくエネルギー効率を活かした経済活動やないの。
コンビニの24時間営業みたいな人間の生活サイクルまで狂わせてしまう環境が良くない、と言うなら、まず原発反対を言え! と思う。コンビニは原発という電力供給から必然的に生まれた形態じゃないの。

だいたい、ネットカフェ難民みたいな貧困層の拡大みたいな事が出てきてるんだから、そういう仕事が欲しい人の職場まで奪うような事を安易に言うんじゃないよ、バカがって思う。

原子力発電は嫌いだけど、すでにできちゃったものは賢く使えってことでしょ。

もう、とにかく、話がおかしくて、狂ってるとしか思えないんよなぁ。
なんや、この話?
ものすごく気持ち悪い。

理屈になってない。
「電気つけてたら、地球に悪い。」というような、そういう単純な雰囲気論というか「気分」での論議でしかない。

昔なら、こういう事はちゃんと誰か論説委員でも誰でも専門家が「いや、それは全然意味ないですよ」とか普通に解説してたもんやけど、いまはそういうのが全然ないのよな。

なんで?
どうして?

こんなアホな論議がテレビや新聞に出ること自体、おかしいとは誰も思わないの?

最初に「コンビニへの24時間営業自粛」の話題が出た時に「ああ、しょうもな。こういうアホな話は、すぐ立ち消えになるでしょ」と思ってたのだけど、なんの事はない、町村君が話に乗ってる。

なんなんだよ、これは?

だいたいCO2排出権そのものが政治そのもので、科学とは何の関係もないって話で…、あ、このあたりは別の事だから、また改めて書かないといけないから、やめとこう。

とにかく、もう、私は訳分かりません。
世の中、狂ってしまったとしか思えないです。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索