今日たまたまヨドバシカメラにでかけたら、エスカレーターで乗り合わせた若い若いカップルの会話が聞こえてきた。

女「やっぱりー、デジカメって欲しくない?かわいいし便利やし。」
男「うん。でも普通のカメラのほうが俺は欲しいかな」
女「なんで?デジカメの方が便利やん。」
男「いや、でも普通のカメラの方がアナログでええやん。」
女「アナログの何がええの?」
男「俺の場合、人生がアナログやから。」
女「……って、そんなこと言うても、はめてる腕時計はデジタルやん。」
男「あ、いや、そやから、これは気に入ってないんよ。気に入らん、すごく。」
女「そんなん、デジタルとアナログ、バラバラやん。」
男「そやから、デジタルは気に入らんって言うてるやん。おまえ、聞いてないやろ、俺の話。」
女「ええー?そんなことないよ。気に入らんかったらやめたらええのに。」
男「そやねん。やっぱりな、アナログとか時代遅れも行き過ぎたらレトロやで。」

プププってな感じ。思わず吹き出しそうになったんですが。
かみあってるような、かみあってないような絶妙な会話ですなぁ。これヒジョーに愛らしく感じましたですねー。男のロマンと女の現実主義がビミョーにバランスした会話で、何故か、頭の中で何回も反芻されてしまいました。
いやー、好きだな、この会話。

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