なんだか勘が狂う。
引越しネタは、もうやめたいと思うのだけども、結局そこに行くなぁ、いまは。

とにかく引っ越したおかげで、生活が変わった。
変わったのは良いけれど、実はまだ「どう変わったか」が実感できていない。

「なんか違うなぁ」

と感じてるだけ。まだ他人にわかるように論理的に整理して納得はしていない。

とくに家の中のこまごましたものが整理されてきて、家の中でホッとできるようになってきたが故に、やっといままでと「違った」部分が理解できてきたりしてる。

今日は、仕事帰りにちょっとブラッとしようと思ったのだけれど、まず、それができない。というか、どこで何をしようという発想が湧かない。

いや、湧かなくて当然。自宅も事務所も場所が変わってるから、すべての「おなじみの場所」が一切合財なくなってしまってるわけです。

パターンはこれから作らねばならない。

定期で移動できる範囲で、それなりに行き帰りに利用できるような場所。

そんなことを考えつつ、梅田の旭屋書店にブラリと入ってみる。で、何を買うでもなく見ていると、10時で閉店なのですね。

そこではじめて! いままでの生活の違いを思い知ったのでありました。

だって、前に住んでた場所には、夜中の1時までやってる本屋があったんだもん。あれ、けっこう頼ってたんよねぇ、こうしてみると。

いや、必要な本とかを買ったことは少ないんですけどね。なんとなくブラブラと「いま流行りの本は?」とか眺めながら歩くとかさ、そういうのを終電が終わってからでも楽しんでたわけです。

それを、引越しして、いまになって気付いてるわけですね。必要のために買うのではなくて、余った時間にブラブラ眺めるという楽しみ方を、夜中1時までやってる本屋で「満喫」しとったのですよ。

それに、いまごろ気付いたわけで。
旭屋書店が閉まる時になって、やっと「あー、俺はいままでそういう仕事帰りに時間を気にせずブラブラ本屋という楽しみを持っていたのだった」と気付いたわけです。

妙なもんですねぇ。それに気付いてはじめて、ここ数週間、なぁんか物足りない感じがしてた部分の相当な割合が、この本屋ブラブラだったことまでわかってきたわけであります。

あー、本屋ブラブラを、もう少し別の形で生活の中に組み入れないと、ワシ、いらいらしちまうわ、というのが、今日やっとわかったという話。

勘が狂うとか一言で言うけど、「どう狂ってて、どう修正したらいいか」ってのは、実は一筋縄ではわからないし、解決も難しいってことですな。

それがほんと、よくわかったわ。

知り合いで大阪から東京に転勤した人とか、高松に転勤した人とかいてるけど、そういう人から言わせると、「そういう勘の狂い方ってなれるまで3年くらいかかるで」という話でしたからねぇ。

僕なんかはまだ大阪の中だけで移動してるから、ラクな方なんでしょうなぁ。
生活丸ごとどこかに移動させちゃうと、根を張るまでが大変なんやろねぇ。

うーむむむむむでございました。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索