宗教の問題が日本人にとって難しいのは、自分たちが信じている概念が「言葉」として定着されてないからでしょうね。
戦争反対をお題目のように唱えている人も、その実、「人を殺すと祟られる」という祟りの概念からそう考えているのだという自覚まではないし。
ここが自覚できた上で主張するなら落ち着いた論議にもなるんですけど「祟られたら怖い」という無意識の恐怖心から論議すると単なるヒステリーにしかならない。
このあたりが日本人の弱点なんだよなーと思う訳です。

自分たちが無意識に信じている概念を自覚していない。

これがなかなかに大きな問題なんですなぁー。

ヒステリックな主張をする人に「なに怖がってるの?」と聞いても、まぁ無意識だからまともに「恐怖の理由」も答えられないってことにしかならない。

えらいこってす。
このあたり、キリスト教にせよ、イスラム教にせよ、ユダヤ教にせよ啓典宗教は理屈が「言葉」で明確になってるから論議しやすいですわね。

井沢さんは「悪いことをクチにするのが良くないことだから日本人は論議下手」という言い方をするけれど、それもあるかもしらんけど、それ以前に論理がキチンと「教典」などで明確化されてないのが、もっと大きいんだろうと思う。

ということで「トラックバック」なるものを、はじめてやってみた。
そうかー、DiaryNoteもトラックバックできるようになってたんだ。知らんかった。(笑)

(と書いたけど、トラックバックできてなかった。なんで?知ってる人誰か教えて!)

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