最悪の日曜日

2001年7月1日
やる気でないことはなはだしい。

1日ずるずるする。

とりあえず夕方から事務所に出る。
でも仕事はさして進まない。
昨日からの続きのお知らせページをもう少しシコシコ作ってみた程度。

絵を描く.com

2001年7月2日
一年がかりでやってきたホームページの仕事があって、それが今日オープンだった。

リンク

です。

けっこう良くできてるじゃん? とか思う。

絵の好きな人、ぜひとも見に行ってください。よろしくお願いしますです。

仕事の上で、信用してもらってるのはありがたいんだけど、あんまり「おまかせ」すぎるのも困る。仕事によっては、発注した人が全然チェックしないままに進んでるのもあるもんなぁ。

「あなたのことを信用してるんだから、やりたいように思い切ってやってくれたらいいんです。」

と言っていただいているのは、大変ありがたいことでうれしいんだけどねぇ。

ま、今日は、そういうことが問題として出た日でした。発注した人が仕事の流れを把握してないねんもんなぁ、こんなん怖いやんか。請求もでけしまへんがな。ねぇ?

暑い!

2001年7月4日
暑い!

なので、この日のことは記憶になし!。知らん。

とりたててなにも仕事せんかったんとちゃうか?

あー、新規開拓のDM内容をちょっと考えてたかなぁ?その程度ですわ。

入国拒否

2001年7月5日 読書
漫画家の小林よしのりが「台湾論」という台湾レポートマンガを台湾で発売した。

で、そのことで、台湾政府から入境(入国)拒否されたのだけれども、その件に関する、ことの顛末を取り上げた書籍、「入国拒否 〜『台湾論』はなぜ焼かれたか〜」を読み終わる。

勘違いされると困るので書いておくけど、「台湾論」は、ものすご〜く親台湾的アプローチで描かれたマンガです。別に入国拒否されたからと言って、台湾はひどい国だ!と書いてあるわけではない。

それどころか、台湾のガイドブック的要素もあって、すごく読みやすいし、一度読むと台湾のことが大好きになってしまうような内容です。

でも、その「自由に台湾と交わる日本のマスメディアにかかわる人間」を邪魔とする一派が、この世の中には存在してて、そういう人が台湾のマスメディアを動かして入国拒否ということが起きたのです。なんでそうなるのって思うでしょ? そのあたりの解説が書いてあるから面白いわけです。

小林よしのりに関しては、全面的に賛成するわけでもないんだけども、こと「台湾と日本の関わりを考える意味について」という面においては、おおいにうなづけるところがある。

日本人って何やろ。21世紀という時代の中で、いま日本人が見つめなければならない「国」の意識って何やろ?「世界」は日本をどう捉えてるんやろ。本来この国が担わなければならない役割は何やろ?とかいろいろ考える。

「台湾論」も軽やかながらにシビアな内容で、面白かったが、この「入国拒否」もまた、台湾人、金美齢さんとの対談で、べらぼうに面白い。

良いか悪いか考えるとか、道徳的にどうかとか、政治的にはどうなんだ、文化的にはどうなんだと、いろいろ意見もあるだろうけれども、とりあえず対談の内容そのものが単純に面白いのです。

なんでもないことのようだけど、この「単純に面白い」ってのは大事なんだよねぇ。この種の本では。

内容判断は読み終わってから各人がすれば良いと思うんだけれども、とにかく読んでて面白いから、おすすめしたいですね。

いや、人によるよ。おもしろいと思うかどうかは。左翼ではなく「サヨク」がキライな人でないとちょっと辛いかも知れないってのはあるかな。

まぁ、そういうバイアスは多少あるけど、それを抜きにしても、やっぱり面白いですなぁ。これは。

お勧め。
仕事やる気出ず。

そういう時は自分に素直になってないという時なので、仕事をさっさとやめて、外に出て、知り合い、友達なんかと会うに限る。

ということで、チョロッと人と会ったけど、まぁ向こうも仕事中だし、本当にちょっとだけ。

でも、そんな程度でもずいぶんと元気は出る。妙なもんだね。

予想外の仕事。

2001年7月7日
土曜日だし、あんまり仕事する気もなかったけど、とりあえず事務所まで出る。いっしょにやってるデザイナーさんチームも2人ほど出てる。

書類整理とかしてたら、「わるいけど、これのコピー書いてくれへんか。」と頼まれる。で、なんだかんだと仕事する。けっこうしっかり仕事したかも。

ま、こういうのも良かろう。

とりたてて体調が悪いというのでもないのだけれど、あんまり外に出る気もせず、ただぼーっと一日自宅で過ごした。
どうにも朝、寝床から起きられず。仕事もせずに夕方まで寝てしまう。

やっぱり体調不良なんだな。体にじんましんとか出てる。どうも潰瘍の薬のせいか。でも、今日でちょうど薬をやめる日なのだ。

ヘリコバクターピロリ退治の薬は十二指腸潰瘍の場合は6週間飲み続けることになっていて、昨日でいちおう6週間だったのよね。

マンゴー・マンゴー

2001年7月10日
体調悪いんだから、こういう時は休むに限る。

マンゴーを沖縄帰りのたま氏よりもらう。


自己嫌悪

2001年7月11日
ちょっと思うところあって、睡眠時間をまともにしようと決心する。

自堕落な自営業なので、ちょっと仕事がヒマになると、平気でドンドコ寝てしまう。

いくらなんでも、これはイカンと思って、今日は絶対に朝から事務所に出るんだ、と決めていたのだ。

であるのに、この日も昼過ぎまで寝てしまう。すご〜く自己嫌悪。ものすご〜く自己嫌悪で、こういうのは、本当に良くない。体に悪い。

うー、禁煙ができてんから、睡眠時間の調整くらいできるはずや! うー、やっちゃる。
(そんな肩肘張るようなことか。)

睡眠時間調整開始

2001年7月12日
うーん、ムチャクチャに眠い。仕事にならん。

睡眠時間の調整というのは、やっぱりそれなりに時間のかかるものですな。

昨日まで昼過ぎまで寝てた人間が、いきなりまともな睡眠時間に戻すというのがもともと無理な注文だったのだ。

どのくらいのインターバルの期間が必要なんかなぁ。



ということで、キチンと朝起きるためには、キチンと寝ることだ、と考えた。

なので昨日、通販でベッドを購入。

この4月に引越した時に、前に使ってたソファベッドを捨ててしまったのだが、新しいベッドを買い損ねていたのだ。

ベッドって難しいよねぇ。さんざん悩んだ。

ともかく、いまはフローリングの布団を何枚も重ねて寝てるんだけど、これやっぱりいかんのですよ。たぶんぐっすり寝れてないと思う。

いや、そんなに良いベッドが欲しいわけじゃないんだけどね。椅子みたいに座ったり、ちょっとゴロンと横になって足を投げ出したりとかの寝るまでにはいたらない「リラックス」ポーズってのが取れてなかったってことですよ。つまりは。

そういうのって意外に重要だし。

ひと月ほど前、自分の部屋に消しゴムがないということに気付いた。

結局、引っ越して二ヶ月気付かなかったんだなぁ。引越しの際に文房具とかずいぶん捨てちゃったから。

ウクレレを弾こうと思って、楽譜に覚え書きを鉛筆で書き込んで、書き間違えて、そこではじめて「あ、消しゴムないやん!」と気付いた次第。

なんでそんなに長い間、気付かなかったのか? と思い巡らすに、結局ノートパソコン使ってるからなのよねぇ。それが良くわかった。

書き直しも書き足しも、ノートパソコンならラクラクだから、そういう作業はいっさいがっさいパソコンでやってたんだよねぇ。

そうかぁ、そこまでパソコン生活になっちゃってるんだなぁと感心した。

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で、なんでそんなひと月も前の話を書いてるかというと、今日またひとつ気付かなかったことに気付いたから。

いまのマンションに引っ越してきて、三ヶ月、実は、「一番近いタバコの自動販売機の場所はどこか?」をいまもって探そうともしていない自分に気付いたのでした。

引っ越して二週間目にも、こんなこと書いてたんですけどね。そこからまたまた三ヶ月経ってるんですが、いまだに一番近くのタバコの自動販売機の場所を確認してなかったんです。やっと今日確認しました。

というか、ひと月くらい前にも確認したはずなんですが、忘れてました。

タバコって吸わなくなると、ここまで違うんですねぇ。

まえに一人暮らししてた時の引越しでは、まず初日に、タバコの自動販売機とジュースの自動販売機をチェックしてたのになぁと思って感慨深い。

変われば変わるもんです。


髪が伸びたので散髪に出かける。まだ自宅近くのヘアサロンのことは良くわからないし、何軒かあるうちのどこが良いのかわからないので、難波まで出て、前の家の時に行ってたところに行くことにする。

ということで、どうせ難波まで出るのだからと、ついでに心斎橋のOPAに寄って、ユニクロでちょこっと服を買う。

じつは、ユニクロで買い物するのは、はじめて。どういうわけか縁がなかった。

で、店の中をぐるーりと見渡しながら歩いてみる。

うむ、確かに「この程度のものは適当にこの程度のつくりで、この程度の値段であればそれで良いのだ」というようなものが並んでいる。でもってけっこう安い。

「これはまぁ人気出るわなぁ。当然やなぁ。」と思う。

「こんな程度のもんでええのよ、着るモンなんて。」という絶妙なところの商品がズラリと並んでる店内を見て、「ははぁ、ファッション業界もやっと非日常ではなく、日常の世界に対してマジメにアプローチするようになったか。成長やね。」という感想は持った。

持ったんだけど・・・・。これなぁ、つまらんのよなぁ。これはこれで。言ってることが矛盾するけど、みんな同じような服を着ててもつまらんしさぁ。

そりゃまぁ、ユニクロなんて「特別にお気に入りの服を着る日」以外の日用の服なんだろうから、それでいいのかも知れないんですけどね。まさに日常の服。ハレとケならケの服。ということなんだろうとは思う。

でも、とにかく店全体が「着るものなんてこんなもんでよろしやん。」と言い過ぎてて、その一本調子の製品展開にあざとさを感じただけなのでした。

「店としておもしろないやんけ!」ということなのね。

店の中を歩いて、「ふへ、なんやこれ。誰が着るっちゅうねん。」というようなとんでもないデザインの服などはまったくない。歩いていても変化がない。そのあたりが「商売してるんやったら、タダで楽しませる要素もつけんかい、コラ!」と大阪人として感じるのですよねぇ。

サービス精神が足らんやないか。それは商売人としてアカンやろ。という気になってしまう。

まえからユニクロは大阪ではあまり強くないというのは聞いてたけど、さもありなんでしたなぁ。

なんせ東京では買い物行動は「あ、知らないブランドだよ。買うのやめよっか。」ですが、大阪では「なんや、聞いたこともないブランドやな。おもろいから買うてみよ。」ですからねぇ。それでどんどん売れるのが大阪ですから。

とか言いつつ、4,000円ほどの買い物はしちゃったんだけどね。ま、便利は便利やもんな、この程度の服って。

ああ、せちがらい。

2001年7月16日
ベッドを買ったついでに、これまた通販でベッド用テーブルってのも頼んだ。

これは横から見るとコの字型になってるテーブルで、ガス圧で高さも調整できて、脚の部分をベッドの下にもぐりこませて、寝ながら何かできるという
そういう自堕落生活を実現してくれるテーブルなわけです。

部屋狭いしさぁ、でもちょっとした作業するのにテーブルくらい欲しいしさぁ、これは便利だ!と思ったわけですよ。椅子はあるから、それとあわせりゃ、普通の机としても使えなくはないし。

でもせっかく注文したのに、通販のお店からは「売り切れました」というメール。

あらぁ、人気あるんだと思って、「再入荷はいつですか?」とメールで質問したら、
「もうしわけございません、メーカー倒産のため今後の販売はできかねます。」ときた。

あっちゃあ、そういうことだったの。
せちがらいねぇ、いまの世の中。

確か、この日にベッドが届いたはず。
あー、おぼえてねーや。

この日は、打合せに出かけたってメモは残ってるし、その打合せ自体はよく覚えてるけど、そのほか何をしたのか記憶にすらない。
いかんね、これは。

昨日、ベッドが届いた(のだと思う。このあたりの日付記憶はあいまい。)のだけれど、自分で組み立てるベッドだったし、昨日は帰った時間も遅かったので、本日組み立てに挑戦する。

通販で買った安物。マットがへたったら、即買い替えるのだ。ベッドはそういう買い方がラクでいいよ、と知り合いに教えられたので。

(ちなみに、ヘッドボードとかも「邪魔」だそうだ。これは母親のベッドについてるヘッドボードを見て、「わー、ムダ。いらんわ、こんなもん。」と思った。)

でもなぁ、組み立て物は失敗だったかも。通販のカタログでは組み立て時間50分とか書いてあって、「えらく時間かかるやんけ。」とは思ってたんだけど、いざやってみると、本当に大変。

なにより、まず部屋の片付けからはじめないといけない。当然ですわね。ベッドなんだから。サイズがデカイんだから。しかも重い。どうしてベッドってこんなに重いんだ? あ、スチールフレームだからか。うみゅー。

ともあれ、そんなこんなをしてると、結局、部屋の片付けから、ベッドの組み立て、その後の工具や梱包材の片付けなどなどを含めると1時間半もかかっちゃったよぉ。

真夏で暑いしさぁ。汗なんかタラタラ出てきやがるっての。クーラーつけてるのに。ま、しょうがないけど。

ともあれ、これでやっとぐっすり寝れる。うむ。

情けないことに、引越しのドタバタでガス代が一部未払いになっていた。で、ガスが止まってしまった。

気付いたのが自宅に戻った夜だったので、風呂に入れん! ウキー!と思って、「よし、銭湯に行こう!」と決めた。

引越しして、間がないので、それほど近所に詳しいわけでもないが、一箇所だけ近くの銭湯は知っている。他にもあるらしいのだが、場所がまだわからない。とりあえず自転車で出かける。たいてい銭湯って12時までだもんな。いそげやいそげ。

さて、風呂代はいくらかな? と思ったら360円もしてたよ。おひおひ。けっこう高いじゃん。わしゃ270円の時代しか知らないよぉ。

うちの自宅マンション近くは、街としてはビジネス街イメージがあるんだけれども実は意外にも市営住宅とかがけっこうあって、お年寄りとかも意外に多い場所。だからなんとかやっていけてるんじゃないのかねぇ。ここ。小さめの銭湯で湯船も小さい。でも、そういうところでないと、銭湯もやってけないよなぁ。

湯船は昔ながらの石造り。とりあえずマンションのユニットバスと違って、手足をドーンと伸ばせるところが気持ちいい。

さすがにしまい湯近かったので人は少なかったけど、やっぱり近所の人がいてる場所ってのが良いやねぇ。子供の頃を本当に思い出す。<地域社会での交流が大切>とかさぁ、難しい言葉じゃわかりにくいけど、「銭湯みたいな場所がいるよねぇ。」って言えば分かりやすいわなぁ。とか思う。

昔は銭湯には、刺青をしたヤクザさんとかも入ってたり、子供がさわぐと「しずかにせい!」と叱りつけるガンコじいさんがいたり、ほんと、そこで学んだ部分ってけっこうあったような気がする。

ほんま、大事なんよなぁ、こういう場所・・・・と思いつつ、やっぱりこういう時くらいしか来ないのよね、銭湯。うーむむむむむ。

土曜日は平日か?

2001年7月21日
土曜日は土曜日なので、休日ではない。
なので、いちおう事務所まで出る。

木曜日に京都で打ち合わせた内容にあわせてパンフレットの原稿を手直し。よっこらせいと仕上げてしまう。

ま、そういうマジメに仕事する日もある。


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