「過去官僚」議員や士業議員に入れるくらいなら、タレント議員に入れた方が100倍マシですよ!
「過去官僚」議員や士業議員に入れるくらいなら、タレント議員に入れた方が100倍マシですよ!
昨日の話の続きですが、官僚のような「無能な働き者」は処刑するしかないんです。
ようは、徹底的な排除ですね。

で、「無能な働き者」の代表が官僚なのだから、そういう人種をいかに黙らせるか?なんですけど、しかし、この官僚と言う奴の政治における力が、いまは強すぎるんです。

で、その官僚たちが、いかにして「権力の維持」をやっているかの「支配ツール」を使いこなしているか?というと、それはもう、ものすごくたくさんの手法があるんですね。

たとえば、歴代の首相が何故か国民の側を向かないようになっちゃうのも、「首相の発言の責任は重いのですよ!」と「教育」してがんじがらめにして、回りの人材も官僚スタッフばっかりにして「座敷牢」に閉じこめ、情報を与えずに「洗脳」し続ける、ということをやるからなんです。

で、こういう官僚の権力コントロールの手法を、次々に明かしてくれている本がありまして、それが、元内閣参事官で財務省の官僚でもあった高橋洋一氏が書いた、

「日本は財政危機ではない!」

なのであります。

どうです、このタイトル!
元財務相の人間が、こう言ってるんだから本当の話なんですよ。
しかも、この人、小泉政権の時に、さんざん郵政改革やら何やらでプランナーとして辣腕をふるった人なわけです。バリバリに現場の人です。

その現場の人が書いたこの本には、とにかく、いかに官僚が世論を誘導するかという話がたくさん載っていて。

「なるほど!」
「おお、そんな事をしてたのか!」
「うげげがえおごっっ。ずるい!」

という「官僚のズル」の種明かしが満載なんですね。そりゃもうひどいもんです。

その中でも特に「ああ、そうか、こらいかん」と思ったのが、


●やまびこ方式と過去官僚


という話。
これが実にやばい。

どういうことかというと、たとえば公務員の制度改革のように官僚にとって都合の悪い政策を内閣の政治家たちが実行し始めると、その場では反論せずに、「問題だよなぁ」というようなペーパーを作って怪文書として流すわけです。あるいはマスコミにリーク記事として流しても良いわけです。とにかく、山に向かって「おーい」と投げかけるわけですね。

そうすると、議員の中には、元官僚の政治家というのがいてるわけです。そういうのが「おう、仲間が困っとるな」と言う事で、それに反応して国会内とか、政党内とかで「いまの内閣の政策は、こういう問題があるではないか!どうするつもりだ!」と騒いで、政策を潰すように動くのだそうです。

こんな事やられたら、いつまでたっても、公務員の権力を減らしていくような改革はできないわけですよ。

で、こういうバカがいてるから、不況の真っ最中に消費税を上げる、などというトンデモ政策が普通に力を持ってしまうわけです。

いま、菅さんの回りにいてるのは、こういうタチの悪い、能力がないのに、やたらとこまごまと自分たちの「お得」になるようにだけ動く、「過去官僚」ばっかりなんですよ。
ちょっと調べたらわかりますけど。
ネットというのは便利ですから、すぐにわかります。

ほんとうに、どうでもいい、死んで欲しいというような存在が、この劣悪なる「過去官僚」どもなわけです。
ホントに死んで欲しい。邪魔やから。

だから、今度の選挙、つまり明日ですが、明日、何より重要な事は、そういう「過去官僚」の議員を落とす事なんですよ。
他に大事なことは一切ありません。

また、税金などの国のお金にまつわる部分で仕事をしてきた弁護士、税理士、司法書士なども、実はこういう「過去官僚」君たちに、すぐ洗脳されてしまいやすい業種ですから、そういう業種出身の人間も、できるだけ排除した方が、より良いと思います。

で、そうやってチョイスしていくと、結局、タレント議員しか残らないという話になったりするんですよ。

テレビや新聞は、すぐに「タレント議員はダメだ」と、ワンパターンのラベリングでダメ出ししますが、上記のような仕組み、そして昨日書いた「無能で怠け者」より「無能な働き者」をまっさきに処刑すべき、という話から言っても、タレント議員は最悪「無能な怠け者」にしかなりませんから大丈夫なんです。

なんでかというと、タレント議員だと「やまびこ」に、「あいや、わかった」と反応したりはしませんから、「え?そうなの?それっておかしくない?」と何もしないはずなんです。

ここが、ものすごく重要なわけです。

そういう人間を国会内に増やした方が、絶対に良いわけですよ。
おかしなやまびこに反応しない人を選ぶ方が、絶対に良い。

で、テレビや新聞がやたらと「タレント議員なんてダメ」というような論調を張る事こそ、まさに官僚たちの作戦なんです。そんなものに乗ってはいけません。

タレント議員が政治がわかってないからダメというなら、一般市民はもっとダメという話にしかならないじゃないですか。それはおかしい。まず生活者に近い人間をこそ、国会に送り込まないとダメなんですよ。


●過去官僚はダメ。

●士業出身者もダメ。


です。
ようは、そういう基準で選ぶ事が、非常に大切だと僕は思います。

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さて、その「官僚が無能」という話に関しては、実は、この高橋洋一さんの「日本は財政危機ではない」を読むと、それこそ山のように実例を紹介してくれています。この本だけでなく、高橋さんは「さらば財務省」という本も書いていて、その中でさんざん官僚のダメさ加減を、これでもか!と紹介してくれてるんですね。

で、です。
この人は、官僚の中にあっても、「ようは官僚は政治家の言う事を聞く、国民の意思に従うことが大切なのだ」というまともな事を、キチンと言える人なわけです。かなりマシな人です。
で、また、さまざまな政策立案もされて、それを小泉政権の時にいろいろ実行してます。郵貯の民営化手順も、この人が組んだわけです。実務家でもあるし、それなりに実行力もあります。そして、財務省の人間ですから、国家財政の事はよーくわかっているし、経済の事も、他の官僚よりはるかに、よくわかってる人なわけですよ。
ようは、官僚の中でも、トップクラスと言って良いのです。

その高橋さんが、2008年10月10日発行のこの本の中で、サブプライムローンの問題について、こういう事を書いてるわけです。

(引用開始)--------------------
●サブプライム問題を恐れるな。

 世界の金融はいま、サブプライムローン問題で揺れている。
 サブプライムローン問題は、世界の経済に大打撃を与えた。このような大きなマイナス要因があるなかで、日本経済が四%も五%も成長するのはむずかしいのではないか、と思われる人もいるかもしれない。しかし、サブプライムローン問題は、ほとんど日本経済には関係がない。

(引用終了)--------------------

どうです、これ。2008年10月10日の段階で、


●サブプライムローン問題は、ほとんど日本経済には関係がない。


という、実に致命的な判断ミスをしてるわけですよ。世間に大量にいた経済評論家たちと、同じ種類のバカ解説に基づいて、根本的ミスをしてます。

何をアホな事言うてんねん! っちゅう話ですわ。バカな事を言うな!ですよ。
この後、どうなったかと言うとサブプライムローンが引き金になってリーマンショックになって、もっとも大きな被害を被ったのは、実は日本ですからね。企業が軒並み赤字になって。

こういう大きな問題で、判断ミスをしてしまうのが官僚です。

なぜミスをするか?

単純な話で、「実体経済をわかっていないから」です。

普通に街なかにいてる八百屋さんのような、あたりまえの経済行為をやってないからです。

汗水垂らして働いていないからです。

自分の労働が、お客さまにどう判断されているのかを、日々真剣に敏感に感じ取ると言うことをやっていないからです。

そういう、当たり前で、もっとも重要な基礎情報に関して、「完全音痴」なのが、官僚という無能集団なんですよ。
こういう集団に日本をまかせてはいけません。

とくに、経済に関する事をまかせたら、どうしようもなく、とんでもない事をするのは火を見るより明らかなんです。

こういうバカばっかりだからこそ、貧血状態の国民に「献血しましょう!」と言うような消費税増税を提案するという愚かな事を言い出すわけです。

で、消費税増税して、国家の財政が良くなるならいいですけど、前に3%から5%に上げた時は、消費が冷え込んだので、結果として2兆7000億円も税収が落ち込んでしまったんですよ?

そういうことの全てが、全部、一切合切、


●官僚がアホやから。


起きている事なんですよ。

日本の不況は、はっきり「官製不況」なんです。官僚がアホで無能だから、「過去官僚議員」とか、「記者クラブ支配による新聞・テレビのコントロール」とか、迷惑なだけの支配の仕組み、ツールを山のように使って、日本を破滅へと向かわせているわけです。

ということですので、明日日曜日は、堂々と自信を持ってタレント議員に投票してください。
元官僚とか士業の人間とかに投票してはダメです。
国を誤りますぞ。

いや、ほんと。マジに。

そういうことです。

コメント

kaj
2010年7月10日16:32

その流れで行くと2つルールが追加でしょうか?

世襲はNG。

任期中に満60歳を越えるのはNG。

...なんだかねぇ「選挙」と言うわりに最初から選択肢が少なすぎるような気が(^_^.)

オサム
2010年7月11日21:26

いい線ついてますね~♪

もう一歩進めて見ましょうか。今度はno から yes に。

ミカエル
2010年8月1日15:58

この話は、言い過ぎだと、いくらなんでも思いますよ、シゲさん♪
実際、今回、たくさんタレント議員さんは、落っこちちゃったしね?
宮崎県の現状も大変ですし・・・
もっとも、TVでは、東国原知事への批判は、御法度らしいですけど・・・

シゲ
2010年8月5日16:31

>ミカエルさん

いやいや、この話を「いいすぎだ」と感じてしまう事こそが、まさに「政府による洗脳」にミカエルさんが冒されてる証拠なんですよ。

「政治の事は素人にはわからない。専門家にまかせなければ。」というアホな理屈が、この国にまかり通っているという事の方が、はるかにはるかに、はるかに大問題なんですよ。

家族会議をしていて、誰がどう過ごしたいのか?とか、どういう進路を取りたいのか?というのは、家族それぞれが決めるのが当然ですわね?

そこに、「家族会議の専門家に任せた方が良い」などという理屈は通らないわけです。

税金で食ってる役人というのは、本質的に、この国の経済社会で生きていません。まさに「専門外」なんです。その税金で食ったことしかない人が、そのまま政治家に転身したら、それこそまさに「家族会議の専門家」みたいな、ものすごくおかしな存在にしかならないじゃないですか!

そこのところを、ミカエルさん自身、もっともっと、もっっともっっっっっと、よーーーーーーーーーーーく考えてください。

それがわかっていないと言うこと自体が、大問題なんですよ。

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