また、岩上安身氏のインタビュー動画を紹介します。
今回は、減税を着実に実行しようとしている名古屋市長、河村たかし氏のインタビュー。
うちの日記でも、2年近く前に、この河村たかしさんの著書、「この国は議員にいくら使うのか」を紹介してます。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810231205279766/
この本は、とにかくもう、絶対必読。政治について考える気があるなら、まず「この国は議員にいくら使うのか」を、最低でも読んでから考えないと、絶対に官僚の口車に乗せられます。必ず読んでください。
さて、河村さんの意見を簡単に紹介しますと、財政を健全にするには、まずプライスキャップを明確にするのが大事ということをいっておられる。
だから、最初に【減税】を決定して、それから「いかに削るのか」を考えない限り、
「右のポケットの予算を左のポケットに移す」
という話にしかならない。
ということなんですね。
正しい。
実にまっとうです。
行財政改革をするなら、事業仕分けしたり、天下り制限をしたりとかするんでなくて、
●まず減税をする。
ということをしない限り、絶対にでけんわね、というのが河村市長の絶対的信念なんですが、非常に正しいですわね。
あと、なるほどなーと思うのは、
「政権交代なんか要求してもアカンのよ。減税を要求せにゃ。」という事を言ってるのも確かにその通り。
スーパーにでかけて商品の品質と値段についてはチェックするけど、経営陣を変えろ!とかは要求せんでしょ?ということだそうな。確かにそのとおり。
こういう事を言ってるのは、河村さんに言わせれば「いまの政治家はほとんど全部が『家業』になっとる。税金で食っとるでしょ。それは違うんだわ。自分の稼ぎは自分の商売で得て、政治はボランティアでやるようにせんといかん。でも、それを言うと、まず政治家に大反対されるんだわ。だからうまく行かんのよ。だから市民の側は、まず減税を要求してくださいと言うとるの。」という話なんですね。
それから、財政危機に関しても、河村さんに言わせれば箸にも棒にもひっかからない論議となりまして、
「国債は国の借金かも知らんが、日本の場合は国民から借りとるんだから、国民にとっては資産でしょうが。財産が増えとるのに、なんでそれが危機になるんですか。」
と言うことなんですよね。これまた当たり前。
もう、小気味良いほど政治家も官僚も切りまくり。官僚に至っては、
「官僚は経済の事を勉強しとらんから、何にも知らんのよ。ペケペケ大学を出てペケペケ省に入って、またペケペケ大学の教授になって、ずっと『先輩の言うとおり』の事を言い続けておるから、大学教授があーだこーだ言うのも全部一緒。みーんななーんも知らんのだわ。国債が国民の財産だっちゅう基本的なこともわかっとらんのよ。」
と、「ペケペケ村の村民」として切って捨てております。あー、実に正しい。
まぁ僕のダイジェストより、実際のインタビューを見て、聞いてもらう方がよろしい。
で、内容に納得したら、どんどん拡散してください。よろしくです。
一本目の動画は、まだ雑談半分でエンジンがかかってませんので、2本目あたりから見た方が面白いかも。まぁ、そのあたりはご自由に。
●河村たかし氏インタビュー01
http://www.youtube.com/watch?v=wfuUisvDkhE
「テレビと新聞が一緒になとるメディアは日本だけなんでしょう。主要国はではない。」
●河村たかし氏インタビュー02
http://www.youtube.com/watch?v=3UCa5bNAZlA&feature=related
「自民党と民主党が増税を争いながら政治をやるなんてね」「日本は実は、家業議員国家なんですよ」
●河村たかし氏インタビュー03
http://www.youtube.com/watch?v=QMg8p1KGxUg&feature=related
「これ見てる人、東京電力の社債は借金ですか財産ですかどっちですか」「国債は財務省から見れば借金かもわからんが、国民から見ればこれは財産じゃないの」
●河村たかし氏インタビュー04
http://www.youtube.com/watch?v=BlqlZ2Sr7z8&feature=related
「役人で出世するのは天下り先を作ったり裏金を作った人が出世するんだから。減税したら出世なんてできるわけないじゃないですか」「議員が家業になって税金で飯食うと、構造的に税金が多い方がいいんです」
●河村たかし氏インタビュー05
http://www.youtube.com/watch?v=4rR-3tZoCmc&feature=related
「政治というのは納税者が徴税者と戦う歴史なんです。納税者の代弁者であるべき議員の生活費と活動費が税金で賄われていると、これは役人じゃないですか」「有権者の皆さんが一番大事なことは、減税を要求することです。政権交代を要求しても駄目」
●河村たかし氏インタビュー06
http://www.youtube.com/watch?v=hzAlFprl4TQ&feature=related
「庶民の生活を守るために、庶民側に立たなきゃいかん。役人側でなしに」「増税を争う政党なんて、選択肢ありゃしませんね。えらいことになりましたね、日本も」
●河村たかし氏インタビュー07
http://www.youtube.com/watch?v=wXSMT3_jq-E&feature=related
「元々議員というのは自由ですから。党議拘束があるのがおかしいんです」「なんで議会が減税に反対するかというと、税金の分配権がなくなるから」
●河村たかし氏インタビュー08
http://www.youtube.com/watch?v=dMe6QF5Ex34&feature=related
「自分で町を作っていく。そういうことができれば、政治ももっと尊敬されるようになってね、地域愛が生まれ、で、愛国心がでる」「非自民の旗は減税にならないかんですよ」
今回は、減税を着実に実行しようとしている名古屋市長、河村たかし氏のインタビュー。
うちの日記でも、2年近く前に、この河村たかしさんの著書、「この国は議員にいくら使うのか」を紹介してます。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810231205279766/
この本は、とにかくもう、絶対必読。政治について考える気があるなら、まず「この国は議員にいくら使うのか」を、最低でも読んでから考えないと、絶対に官僚の口車に乗せられます。必ず読んでください。
さて、河村さんの意見を簡単に紹介しますと、財政を健全にするには、まずプライスキャップを明確にするのが大事ということをいっておられる。
だから、最初に【減税】を決定して、それから「いかに削るのか」を考えない限り、
「右のポケットの予算を左のポケットに移す」
という話にしかならない。
ということなんですね。
正しい。
実にまっとうです。
行財政改革をするなら、事業仕分けしたり、天下り制限をしたりとかするんでなくて、
●まず減税をする。
ということをしない限り、絶対にでけんわね、というのが河村市長の絶対的信念なんですが、非常に正しいですわね。
あと、なるほどなーと思うのは、
「政権交代なんか要求してもアカンのよ。減税を要求せにゃ。」という事を言ってるのも確かにその通り。
スーパーにでかけて商品の品質と値段についてはチェックするけど、経営陣を変えろ!とかは要求せんでしょ?ということだそうな。確かにそのとおり。
こういう事を言ってるのは、河村さんに言わせれば「いまの政治家はほとんど全部が『家業』になっとる。税金で食っとるでしょ。それは違うんだわ。自分の稼ぎは自分の商売で得て、政治はボランティアでやるようにせんといかん。でも、それを言うと、まず政治家に大反対されるんだわ。だからうまく行かんのよ。だから市民の側は、まず減税を要求してくださいと言うとるの。」という話なんですね。
それから、財政危機に関しても、河村さんに言わせれば箸にも棒にもひっかからない論議となりまして、
「国債は国の借金かも知らんが、日本の場合は国民から借りとるんだから、国民にとっては資産でしょうが。財産が増えとるのに、なんでそれが危機になるんですか。」
と言うことなんですよね。これまた当たり前。
もう、小気味良いほど政治家も官僚も切りまくり。官僚に至っては、
「官僚は経済の事を勉強しとらんから、何にも知らんのよ。ペケペケ大学を出てペケペケ省に入って、またペケペケ大学の教授になって、ずっと『先輩の言うとおり』の事を言い続けておるから、大学教授があーだこーだ言うのも全部一緒。みーんななーんも知らんのだわ。国債が国民の財産だっちゅう基本的なこともわかっとらんのよ。」
と、「ペケペケ村の村民」として切って捨てております。あー、実に正しい。
まぁ僕のダイジェストより、実際のインタビューを見て、聞いてもらう方がよろしい。
で、内容に納得したら、どんどん拡散してください。よろしくです。
一本目の動画は、まだ雑談半分でエンジンがかかってませんので、2本目あたりから見た方が面白いかも。まぁ、そのあたりはご自由に。
●河村たかし氏インタビュー01
http://www.youtube.com/watch?v=wfuUisvDkhE
「テレビと新聞が一緒になとるメディアは日本だけなんでしょう。主要国はではない。」
●河村たかし氏インタビュー02
http://www.youtube.com/watch?v=3UCa5bNAZlA&feature=related
「自民党と民主党が増税を争いながら政治をやるなんてね」「日本は実は、家業議員国家なんですよ」
●河村たかし氏インタビュー03
http://www.youtube.com/watch?v=QMg8p1KGxUg&feature=related
「これ見てる人、東京電力の社債は借金ですか財産ですかどっちですか」「国債は財務省から見れば借金かもわからんが、国民から見ればこれは財産じゃないの」
●河村たかし氏インタビュー04
http://www.youtube.com/watch?v=BlqlZ2Sr7z8&feature=related
「役人で出世するのは天下り先を作ったり裏金を作った人が出世するんだから。減税したら出世なんてできるわけないじゃないですか」「議員が家業になって税金で飯食うと、構造的に税金が多い方がいいんです」
●河村たかし氏インタビュー05
http://www.youtube.com/watch?v=4rR-3tZoCmc&feature=related
「政治というのは納税者が徴税者と戦う歴史なんです。納税者の代弁者であるべき議員の生活費と活動費が税金で賄われていると、これは役人じゃないですか」「有権者の皆さんが一番大事なことは、減税を要求することです。政権交代を要求しても駄目」
●河村たかし氏インタビュー06
http://www.youtube.com/watch?v=hzAlFprl4TQ&feature=related
「庶民の生活を守るために、庶民側に立たなきゃいかん。役人側でなしに」「増税を争う政党なんて、選択肢ありゃしませんね。えらいことになりましたね、日本も」
●河村たかし氏インタビュー07
http://www.youtube.com/watch?v=wXSMT3_jq-E&feature=related
「元々議員というのは自由ですから。党議拘束があるのがおかしいんです」「なんで議会が減税に反対するかというと、税金の分配権がなくなるから」
●河村たかし氏インタビュー08
http://www.youtube.com/watch?v=dMe6QF5Ex34&feature=related
「自分で町を作っていく。そういうことができれば、政治ももっと尊敬されるようになってね、地域愛が生まれ、で、愛国心がでる」「非自民の旗は減税にならないかんですよ」
コメント
まずは名古屋で成功させて・・という感じなのでしょうね。
もし、減税が成功したなら、冗談抜きで移住者は増えるでしょうね。
面白かったですか。それは良かった。河村さんの話が面白かったら、ぜひ河村さんの書いた本「この国は議員にいくら使うのか」もお読みください。
実は「財源」という意味で一番大きいのは、やっぱり役人の人件費なんです。で、これは国会議員が「10%を返却する」と決めたら、ものすごい改革になるんです。なぜかというと、日本の法律では国会議員は役人より給料が上じゃないとダメ、ということになってるからです。
だから、そうなると、役人が全員給料を下げなければならなくなります。
すると、国の役人の給料が下がると、地方自治体の役人の給料も下げなくてはならなくなります。全国に公務員に準ずる人は700万人くらいいてるらしいですから、膨大な金額になるんですよ。
でも、そうはならない。何故かというと、「家業」として政治家をやってる人が多いからです。他の仕事で食えるわけではない政治家。税金で食ってる政治家が多いからです。
でも、そういうのは本当は政治家とは言いません。ほぼ役人と同義です。で、そういう「役人と一緒」という政治家が多いから改革が進まないわけです。
で、問題はここからで、そういう「役人みたいな政治家」も政治家なので、そういう人間の了解を取付けながらでないと、改革ができない、ということなんですね。だから「減給しよう!」という気持のある議員でも、なかなかそれが言えないのです。河村さんは、あえてどんどん言った人なので、議員から総スカンを食った。だから民主党の代表にはなれなかったんです。地元の名古屋に帰って、意見の通じる人にアピールして、それでやっと市長になれた。そういう事なんですね。
道は遠いのです。