今日はちょっと経済に関して大変有益な、YouTubeの動画の紹介をします。下の方にリンクがありますので、ぜひ見てください。
その前に、ちょっと解説をしておきます。
デフレ経済下で消費税増税など、狂気の沙汰だ、ということをずっと書いてるわけですが、それでも、大手新聞やテレビでは「社会保障のためにはやむなし」てな感じで消費税増税賛成の情報ばかりが流れております。
しかし、テレビ・新聞というものは、「記者クラブ制」という仲良しクラブがあるがために、いまや完全に官僚の出先機関になってしまっていて、本当に国民の事を考えてくれている政治家の声が国民に届かなくなってしまっているんですね。
鳩山政権が倒れてしまったのは、まさにテレビ・新聞の洗脳的な「支持率調査」のせいでした。国民の「意識調査」をして、普天間移設に賛成か、反対かを聞くなら話もわかるけれど、「鳩山を支持するかしないか」ばかりを聞いた。おかしな話です。
「支持率調査」と「意識調査」では全然違いますよ。「支持率調査」なんてのは、ようはマスコミが鳩山さんをやめさせたかったから、国民洗脳のためにやったことです。朝日が半年間で12回、読売が14回、毎日が9回も「支持率調査」をしました。国民の「意識調査」ではなくて、「鳩山はやめるべきかどうか」という質問ばかりを繰り返す「支持率調査」が、計35回もあったのです。バカの極みですな。
こんな「洗脳装置」と化してしまっているマスコミなど、いまやもう、情報収集の役に立つわけがありません。
なので、マスコミではあまり紹介されないけれども、本当に大切な事は、国民同士の横つながりで、共有しあうしかないと思うのですよ。
そこで、とりあえずいまは消費税増税が話題になっているので、ネットで知った有益情報をみなさまに提供します。
これもツイッターで知った方ですが、フリージャーナリストの岩上安身さんという方がおられまして、この方が実に精力的に、いろんな方にインタビューをされて、ネット経由で情報を提供してくださっているんですね。
で、その岩上さんが経済アナリストで「消費税は0%にできる」という著書の作者である菊池英博さんにいろいろと聞いている動画がありますので、それを紹介します。
「消費税は0%にできる」は、本当に面白い本で、まずいまの日本の弱っている経済状態をなんとかしなければ、と思っている人なら、真っ先に読んで欲しい内容なのです。
消費税は0%にできる―負担を減らして社会保障を充実させる経済学
菊池 英博
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4478009848
が、読書というのは根気が必要ですし、まずは以下のユーチューブの動画を、どれか1本(YOUTUBEですから、10分以下です)見てみてください。
ちょっと音の状態が悪いので、聞き取りにくいかとは思いますが、内容はものすごくすぐれてます。まず、ぜひ聞いて欲しいです。
ということでよろしくです。
フリージャーナリスト岩上安身による経済アナリスト菊池英博氏への緊急インタビュー。菅内閣の発足をうけて、経済政策、消費税増税の罠についてうかがいました。
●全体目次ページ
http://www.youtube.com/view_play_list?p=97092CF3A7F26A0E
●100616菊池英博氏インタビュー01
http://www.youtube.com/watch?v=HsvKqGwVJEo&feature=PlayList&p=97092CF3A7F26A0E&playnext_from=PL&index=0
「小泉・竹中時代は、メガバンクが地方からお金を回収し海外に投資をしていた。しかし、モラトリアム法案によってそれが止まった」
●100616菊池英博氏インタビュー02
http://www.youtube.com/watch?v=Lv6FzYnEUIc&feature=channel
「消費税をはじめ税体系を表にだしてきたでしょ。特別会計の中にある無駄な金、埋蔵金を使おうという努力を放棄してしまったんじゃないか。あるいは放棄させられたのかもしれない」
●100616菊池英博氏インタビュー03
http://www.youtube.com/watch?v=tf9Vn_PgaW4&feature=related
「特別会計というのは、一年単位の一般会計と違い、剰余金・積立金がある。これを分析してみると、2007年予算では、剰余金・積立金を合計したら103兆円あります」
●100616菊池英博氏インタビュー04
http://www.youtube.com/watch?v=z1ldlgWA6pM&feature=PlayList&p=97092CF3A7F26A0E&playnext_from=PL&playnext=4
「三つの柱については賛成です。問題はどう優先順位つけてやっていくか。強い経済を作ることに3年間集中する。そうすれば、強い財政と強い社会保障は見えてくる」
●100616菊池英博氏インタビュー05
http://www.youtube.com/watch?v=4ko4z5S-7_I&feature=PlayList&p=97092CF3A7F26A0E&playnext_from=PL&playnext=5
「1996年に橋本財政改革があって、経済の流れを崩した。そして1997年に株が大暴落して金融恐慌が起きた。」「竹中氏がやったことは、デフレをやって時価会計を適用して、そして不良債権を増やした。増やした不良債権で銀行の自己資本を減額させる。それによって金融を次々と潰していった」
●100616菊池英博氏インタビュー06
http://www.youtube.com/watch?v=59BBuYkz57w&feature=related
「もっと大きい小泉・竹中構造改革の失敗は、金融を緩和させて、一方財政は絞るやり方をとったこと。これはアメリカのマネタリストの考え方。その結果どうなったかと言うと、結局デフレは全然解消しない」
●100616菊池英博氏インタビュー07
http://www.youtube.com/watch?v=3df3kpHATPo&feature=channel
「1997年3月、当時のゴア副大統領が『どうして日本は緊縮財政をやるのだ。日本は財政危機じゃないじゃないか』と、橋本総理に言った」
●100616菊池英博氏インタビュー08
http://www.youtube.com/watch?v=bLQqFEXvaTg&feature=channel
「アメリカが日本の富を熱心に吸い上げ始めたのは、ブッシュになってから。1990年代にアメリカが日本に言ってきたのは、もっと内需を拡大しなさいということ」
●100616菊池英博氏インタビュー09
http://www.youtube.com/watch?v=lfL1Lalj7lM&feature=channel
「1989年からパパブッシュは財政均衡政策をとって、どんどんデフレになった。それで1992年の選挙の時、湾岸戦争の英雄なのに選挙に落ちた。クリントンは、債務国だけれども歳出を伸ばして成功した」
●100616菊池英博氏インタビュー10
http://www.youtube.com/watch?v=1ZKjPtNsRGE&feature=channel
「アメリカはレーガン政権の時、最高税率をどんどん落として金持ちに金をくれてやった。その結果アメリカは、1985年に債務国に転落した」
●100616菊池英博氏インタビュー11
http://www.youtube.com/watch?v=jk0e5d6LRVo&feature=channel
「この10年間プライマリー・バランスを均衡させようとして、2000年をベースに考えると地方交付税公金のカット額は47兆円。公共投資は13兆円。それからアメリカの国債を40兆円ぐらい買った。合わせて100兆円。この10年に外資に出ている額が100兆円増えている。まさに国内から回収して海外へ出ている」
●100616菊池英博氏インタビュー12
http://www.youtube.com/watch?v=3xgoAT6Ggeg&feature=channel
「日本の国富を海外に流出させるような政策をとってきたのが、構造改革だったんです。そして、結局どうなったかと言うと、非正規社員はすでに三分の一に達して、1730万人が非正規社員です。その人たちは年齢を問わず200万円ですよ、年収が」
●100616菊池英博氏インタビュー13
http://www.youtube.com/watch?v=pMEVDS_C14Q&feature=channel
「法人税を下げて消費税を上げる。これはものすごく危険です。これをやりますと、さらに国富が100兆流出します」
●100616菊池英博氏インタビュー14
http://www.youtube.com/watch?v=gSW_Ls9S1EE&feature=channel
「日本がクリントンの成功を学ぼうとしい理由は、財務省の官僚機構にあるのではないか。そしてもう一つの理由は、自公政権は財界依存だった。」「国民のために、富が流出するのを防ぐのは結局は政治なんですよ」
●100616菊池英博氏インタビュー15
http://www.youtube.com/watch?v=udtMDg_yS_I&feature=channel
「民主党のこうした方々の大きな認識不足と思うのは、なぜ税収不足に陥ったのかという分析が足りないんですよ。」
●100616菊池英博氏インタビュー16
http://www.youtube.com/watch?v=ScRWgVmCneU&feature=channel
「今危険なのは、消費税を上げて財政赤字を消そうと思っているところです」「法人税の引き下げは日本経済にとって明らかにマイナスです。私は断言しておきたい。大企業は法人税が下がっても国内に投資をしない」
●100616菊池英博氏インタビュー17
http://www.youtube.com/watch?v=x8Jzvd5otbU&feature=channel
「円高が大変だというのは輸出企業が減収になるから。1991年には円がどんどん高くなって80円を割ったこともある。それでも国内は活況だったからそんなに税収は落ちてない」
●100616菊池英博氏インタビュー18
http://www.youtube.com/watch?v=olnnwzOWcGE&feature=channel
「今の民主党の政策が、アメリカの共和党の真似事だったら、日本は完全に行き詰まって手元にある資産が海外に出て行くだけになる。内需拡大をどうやっていくか。一番のポイントは社会的インフラの充実」
●100616菊池英博氏インタビュー19
http://www.youtube.com/watch?v=PufQedTYt7U&feature=channel
「IMFは市場原理主義のかたまり」「政治家にしっかりした折衝力と国益を維持していこうという政治理念、政治力のある人がいるか」
その前に、ちょっと解説をしておきます。
デフレ経済下で消費税増税など、狂気の沙汰だ、ということをずっと書いてるわけですが、それでも、大手新聞やテレビでは「社会保障のためにはやむなし」てな感じで消費税増税賛成の情報ばかりが流れております。
しかし、テレビ・新聞というものは、「記者クラブ制」という仲良しクラブがあるがために、いまや完全に官僚の出先機関になってしまっていて、本当に国民の事を考えてくれている政治家の声が国民に届かなくなってしまっているんですね。
鳩山政権が倒れてしまったのは、まさにテレビ・新聞の洗脳的な「支持率調査」のせいでした。国民の「意識調査」をして、普天間移設に賛成か、反対かを聞くなら話もわかるけれど、「鳩山を支持するかしないか」ばかりを聞いた。おかしな話です。
「支持率調査」と「意識調査」では全然違いますよ。「支持率調査」なんてのは、ようはマスコミが鳩山さんをやめさせたかったから、国民洗脳のためにやったことです。朝日が半年間で12回、読売が14回、毎日が9回も「支持率調査」をしました。国民の「意識調査」ではなくて、「鳩山はやめるべきかどうか」という質問ばかりを繰り返す「支持率調査」が、計35回もあったのです。バカの極みですな。
こんな「洗脳装置」と化してしまっているマスコミなど、いまやもう、情報収集の役に立つわけがありません。
なので、マスコミではあまり紹介されないけれども、本当に大切な事は、国民同士の横つながりで、共有しあうしかないと思うのですよ。
そこで、とりあえずいまは消費税増税が話題になっているので、ネットで知った有益情報をみなさまに提供します。
これもツイッターで知った方ですが、フリージャーナリストの岩上安身さんという方がおられまして、この方が実に精力的に、いろんな方にインタビューをされて、ネット経由で情報を提供してくださっているんですね。
で、その岩上さんが経済アナリストで「消費税は0%にできる」という著書の作者である菊池英博さんにいろいろと聞いている動画がありますので、それを紹介します。
「消費税は0%にできる」は、本当に面白い本で、まずいまの日本の弱っている経済状態をなんとかしなければ、と思っている人なら、真っ先に読んで欲しい内容なのです。
消費税は0%にできる―負担を減らして社会保障を充実させる経済学
菊池 英博
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4478009848
が、読書というのは根気が必要ですし、まずは以下のユーチューブの動画を、どれか1本(YOUTUBEですから、10分以下です)見てみてください。
ちょっと音の状態が悪いので、聞き取りにくいかとは思いますが、内容はものすごくすぐれてます。まず、ぜひ聞いて欲しいです。
ということでよろしくです。
フリージャーナリスト岩上安身による経済アナリスト菊池英博氏への緊急インタビュー。菅内閣の発足をうけて、経済政策、消費税増税の罠についてうかがいました。
●全体目次ページ
http://www.youtube.com/view_play_list?p=97092CF3A7F26A0E
●100616菊池英博氏インタビュー01
http://www.youtube.com/watch?v=HsvKqGwVJEo&feature=PlayList&p=97092CF3A7F26A0E&playnext_from=PL&index=0
「小泉・竹中時代は、メガバンクが地方からお金を回収し海外に投資をしていた。しかし、モラトリアム法案によってそれが止まった」
●100616菊池英博氏インタビュー02
http://www.youtube.com/watch?v=Lv6FzYnEUIc&feature=channel
「消費税をはじめ税体系を表にだしてきたでしょ。特別会計の中にある無駄な金、埋蔵金を使おうという努力を放棄してしまったんじゃないか。あるいは放棄させられたのかもしれない」
●100616菊池英博氏インタビュー03
http://www.youtube.com/watch?v=tf9Vn_PgaW4&feature=related
「特別会計というのは、一年単位の一般会計と違い、剰余金・積立金がある。これを分析してみると、2007年予算では、剰余金・積立金を合計したら103兆円あります」
●100616菊池英博氏インタビュー04
http://www.youtube.com/watch?v=z1ldlgWA6pM&feature=PlayList&p=97092CF3A7F26A0E&playnext_from=PL&playnext=4
「三つの柱については賛成です。問題はどう優先順位つけてやっていくか。強い経済を作ることに3年間集中する。そうすれば、強い財政と強い社会保障は見えてくる」
●100616菊池英博氏インタビュー05
http://www.youtube.com/watch?v=4ko4z5S-7_I&feature=PlayList&p=97092CF3A7F26A0E&playnext_from=PL&playnext=5
「1996年に橋本財政改革があって、経済の流れを崩した。そして1997年に株が大暴落して金融恐慌が起きた。」「竹中氏がやったことは、デフレをやって時価会計を適用して、そして不良債権を増やした。増やした不良債権で銀行の自己資本を減額させる。それによって金融を次々と潰していった」
●100616菊池英博氏インタビュー06
http://www.youtube.com/watch?v=59BBuYkz57w&feature=related
「もっと大きい小泉・竹中構造改革の失敗は、金融を緩和させて、一方財政は絞るやり方をとったこと。これはアメリカのマネタリストの考え方。その結果どうなったかと言うと、結局デフレは全然解消しない」
●100616菊池英博氏インタビュー07
http://www.youtube.com/watch?v=3df3kpHATPo&feature=channel
「1997年3月、当時のゴア副大統領が『どうして日本は緊縮財政をやるのだ。日本は財政危機じゃないじゃないか』と、橋本総理に言った」
●100616菊池英博氏インタビュー08
http://www.youtube.com/watch?v=bLQqFEXvaTg&feature=channel
「アメリカが日本の富を熱心に吸い上げ始めたのは、ブッシュになってから。1990年代にアメリカが日本に言ってきたのは、もっと内需を拡大しなさいということ」
●100616菊池英博氏インタビュー09
http://www.youtube.com/watch?v=lfL1Lalj7lM&feature=channel
「1989年からパパブッシュは財政均衡政策をとって、どんどんデフレになった。それで1992年の選挙の時、湾岸戦争の英雄なのに選挙に落ちた。クリントンは、債務国だけれども歳出を伸ばして成功した」
●100616菊池英博氏インタビュー10
http://www.youtube.com/watch?v=1ZKjPtNsRGE&feature=channel
「アメリカはレーガン政権の時、最高税率をどんどん落として金持ちに金をくれてやった。その結果アメリカは、1985年に債務国に転落した」
●100616菊池英博氏インタビュー11
http://www.youtube.com/watch?v=jk0e5d6LRVo&feature=channel
「この10年間プライマリー・バランスを均衡させようとして、2000年をベースに考えると地方交付税公金のカット額は47兆円。公共投資は13兆円。それからアメリカの国債を40兆円ぐらい買った。合わせて100兆円。この10年に外資に出ている額が100兆円増えている。まさに国内から回収して海外へ出ている」
●100616菊池英博氏インタビュー12
http://www.youtube.com/watch?v=3xgoAT6Ggeg&feature=channel
「日本の国富を海外に流出させるような政策をとってきたのが、構造改革だったんです。そして、結局どうなったかと言うと、非正規社員はすでに三分の一に達して、1730万人が非正規社員です。その人たちは年齢を問わず200万円ですよ、年収が」
●100616菊池英博氏インタビュー13
http://www.youtube.com/watch?v=pMEVDS_C14Q&feature=channel
「法人税を下げて消費税を上げる。これはものすごく危険です。これをやりますと、さらに国富が100兆流出します」
●100616菊池英博氏インタビュー14
http://www.youtube.com/watch?v=gSW_Ls9S1EE&feature=channel
「日本がクリントンの成功を学ぼうとしい理由は、財務省の官僚機構にあるのではないか。そしてもう一つの理由は、自公政権は財界依存だった。」「国民のために、富が流出するのを防ぐのは結局は政治なんですよ」
●100616菊池英博氏インタビュー15
http://www.youtube.com/watch?v=udtMDg_yS_I&feature=channel
「民主党のこうした方々の大きな認識不足と思うのは、なぜ税収不足に陥ったのかという分析が足りないんですよ。」
●100616菊池英博氏インタビュー16
http://www.youtube.com/watch?v=ScRWgVmCneU&feature=channel
「今危険なのは、消費税を上げて財政赤字を消そうと思っているところです」「法人税の引き下げは日本経済にとって明らかにマイナスです。私は断言しておきたい。大企業は法人税が下がっても国内に投資をしない」
●100616菊池英博氏インタビュー17
http://www.youtube.com/watch?v=x8Jzvd5otbU&feature=channel
「円高が大変だというのは輸出企業が減収になるから。1991年には円がどんどん高くなって80円を割ったこともある。それでも国内は活況だったからそんなに税収は落ちてない」
●100616菊池英博氏インタビュー18
http://www.youtube.com/watch?v=olnnwzOWcGE&feature=channel
「今の民主党の政策が、アメリカの共和党の真似事だったら、日本は完全に行き詰まって手元にある資産が海外に出て行くだけになる。内需拡大をどうやっていくか。一番のポイントは社会的インフラの充実」
●100616菊池英博氏インタビュー19
http://www.youtube.com/watch?v=PufQedTYt7U&feature=channel
「IMFは市場原理主義のかたまり」「政治家にしっかりした折衝力と国益を維持していこうという政治理念、政治力のある人がいるか」
コメント
できれば分かり易く(笑)
国の政治が分かり易く理解できていない現状がマズイ気がしてならないです。
分かり易く、無駄なく、黒字的な政治を・・・無理な願いですかね?
書き込みありがとうございます。
はい。確かに5%、10%の比率の根拠というのは、大切ですよね。
でも、それは膨大なデータとか、そういうのが必要な話ではないんですよ。
逆に、「何故、いきなり『率』の話になるの?」と、しつこく厳しく、徹底的に、官僚のバカさ加減をあげつらって、「おまえらキチガイやろ!」と責めまくらねばいかんのです。
なぜなら、税収というのは、大きくは、
「率×量で決まる」
からです。
良いですか? いくら消費税が5%のままでも、景気が良くなれば、「税の自然増収」というのは、必ず起こるわけです。
で、政治家は、その「景気の回復」による自然増収をこそ徹底的に追求するのが、まずまっさきの仕事ですし、官僚も、本来は国民の経済の豊かさ(=名目GDPの増大)を目指すのが本義のはずなんです。
であるのに!
であるのに!
であるのに!です。
「量の拡大=景気の回復」を考えもせずに「消費税増税」を言うというのは、はっきりくっきりと、「景気の回復なんて考えません」と言っているのに等しいわけですよ。
だから、まず、この段階で「消費税導入」を言う事自体が、すでに間違っているんです。
徹底的に、圧倒的に間違っています。
その他いろいろ細かい話はあるんですが、とにかく大前提として、税収のアップは「率×量で決まる」という、小学校の算数のような話を抜きにして語るというのは、もう、完全に嘘っぱちだ!ということを、まず頭に入れてください。
なぜ「量を増やす」という、もうひとつの道が検討もされていないのか?
そここそが、大問題なのですから。
そのあたりも含めて、ぜひ、この菊池さんのインタビューをご覧ください。
よろしくお願いします。