なんか、最近twitterをやり出してから、本当に完全に発想が変わってしまって、どうしたものかと思います。

なんか、ここでごちゃごちゃ書くのが馬鹿らしいという気になっちゃうんですね。

たとえば政治の話なんかでも、いまの検察とかマスコミのひどさとか、そりゃもう、かなりいろんな情報がネット上には「ちゃんと現実を検証した形」で飛び交ってるわけですよ。
「この人!」と思える有名人をフォローしてれば、かなり本当に近い話がわかります。

逆に言うと、日本のテレビや新聞が、いかにダメダメであるのか、ウソばっかりなのか、恣意的すぎるほどに恣意的で、ものすご~く歪んでるのか、ということが、嫌でもすっきりくっきり見えてきます。

で、twitterには「リツイート」という機能があって、「これは良いツイートだ!」と思ったら、それがどんどん自分の知り合いに広がっていく機能があるわけです。
で、そのリツイートされたツイートには、「このブログにすごいことが書いてある!」ってな話題も紹介されていて、そういうのを読むと「うむむむー、そうだったのか!」とうならざるを得ません。

で、そういう「これは!」というツイートは、それぞれの参加している人の「判断」がされた上で広がっていくわけです。だから、その情報自体に「強さ」があるわけです。
それこそマスコミが流す「関係者によると」という、誰が言ったのかわからない(本当は検察や警察による公務員義務違反のリークに決まってるんですが)情報なんかより、よっぽど伝播力があるわけです。内容にしっかりした「中身」があるわけですね。

ちゅうかtwitterでは「中身のあるツイート」とか「本当に面白いツイート」とかしか、リツイートされないですからねぇ。
誰も「関係者によると」というような、誰が言ったのかわからない、無責任な情報なんかリツイートしない。

我々日本人は「引用」という事に関する文化や必要性、重要性が、「情報活用リテラシー」として、全然身に付いてませんが、(だから日本人は未開文化民なんです。本当は。誰が言ったかわからないような情報という「雰囲気」に踊らされる「土人」だって事です。)欧米では「引用」というものの重要性は、ものすごく大切だとすでにみなが知っていますから、「引用」はごく当たり前の習慣にすらなっているのです。

HTMLの文法をいろいろ学んだ事のある人なら、あのHTMLに「引用」のためのタグが存在していることをご存じだとおもいます。

<q>~</q>という短い引用と<blockquote>~</blockquote>の長い文章用の2つがあります。

引用のためのタグが2つもある、ということ自体の欧米と日本のメディア文化の意識の違いが、ここに見て取れると僕は思うのです。

日本人だと(僕を含めて、です。反省しつつ書いてます。)この「引用タグが2つもある」ということの意味が、さーーーーっぱりわからないんですよ。その重要性がわからない。
だから、我々日本人は「関係者によると」という「どの関係者なんだよ!」というわけのわからない「トンデモ報道」であっても「そうなんやー」と、あたかも事実であるかのように信じてしまうわけです。

これは、かなりかっこわるい話です。

この引用のタグで見るべきは、もうひとつありまして、短い方の引用タグが<q>~</q>と、qの一文字だけだ、ということがあります。

知っている人は知っているように、HTMLにおいては「改行」を表すタグでも<br>と二文字です。でも、引用に関しては<q>~</q>と、たったの一文字なんですよ!

それはつまり、それだけ「引用」が、はっきりと明示されているのが当然だから。ものすごく頻繁に、「明示的に引用を紹介する」という習慣が定着しているから、なんです。


この<q>の「q」は、quoteのqですね。ようは「引用」の英語です。

で、これが実は、テレビのニュースでも、ごく普通に使われているのです。
引用開始は 「quote」、引用終了は 「unquote」 でして、海外ニュースのアナウンサーのしゃべっているのを聞いていると、けっこう頻繁に「quote」、「unquote」を発音してるんですね。それはもう、意外なほどに多い。

おそらく、欧米の文化は「個人」の文化ですから、「私の発言」と「私以外の人の発言」というものを、厳しく峻別しているのでしょう。欧米人は神様と個人が直接契約して人生を過ごすという考え方を持っていますからね。そういう事なんだと思います。

で、実際、誰かの発言を「要約」してしまうと、意味がかなりぼやける事が多いんです。
でも、日本人は、そういうぼやけた「要約」が好きですね。
で、検察なんて、「要約の総元締め」みたいなところですから、もうむちゃくちゃですわ。検察のストーリーにあわせて、被疑者の発言がむりくりに「要約」されて、まったく逆の意味に使われたりするわけです。

ひどい。

しかし、実は言葉の一言一言の選び方にこそ、その発話者の思いや考え方というのはしっかりと刷り込まれておりまして、「なぜこの単語を選んだのか?」ということをこそ勘案してはじめて、相手の思いの深さがわかる、なんてこともすごく多いんですよね。
だからやはり報道などでは「引用」ということがすごく大事なんです。

で、twitterには、そのあたりまえの、基本の基本が、ものすごくベーシックな機能として標準搭載されてるわけです。
そこが、やはりすごいわけで、それを考えたら、いまの日本のマスコミの「関係者によると」という、引用にすらなっていない出来損ない報道では、絶対にtwitterには太刀打ちできないんですよ。

絶対に太刀打ちできません。

もう、そういうことが、はっきり見えてしまった。

ぜーーーーーったいにマスコミは勝てませんって。twitterによる情報伝達には。
絶対無理です。

で、それがはっきりわかったので、もうマスコミ批判をする気持ちすらなくなっちゃったんですね。意味ないもんなぁ。

まぁ、すぐに日本人がどうこうなるとかそんなこたぁないけど、まぁ時間の問題ですわね。

NHKもダメ。民法もダメ。大手新聞社も全部ダメ。
全部twitterに負けます。

そういうことが、はっきり見えてしまったので、僕がここでごちゃごちゃ書く気を失っちゃった、ということなんです。

ほんとにテレビなんか見てたらダメよなぁって思う。
政府(官僚)の国民洗脳ツールでしかないものなぁ。

そういうことが、はっきりわかって、で、これからは日本国民も、みんなそのことに気づかざるを得なくなるわけですわ。

これはもう、別に主義主張とか、思想とか、そういう話じゃないんですよ。

「VGAよりXGAの方が精度が高い」とか「徒歩よりクルマの方が速度が速い」というレベル。
単に「そうならざるを得ない」という、単なる事実ですわ。

まぁもちろん、日本人は僕も含めて「引用」の大事さが、さーーぱりわかっていない、未開拓民の土人ですから、時代の変化には時間がかかる部分もあるでしょうが、まぁもう「既定路線」と言って良いです。

こういう事を言ってる人がいてるかどうかはわかりませんけど、私はそう捉えました。で、まず間違いなく、そういうことです。構造の違いですから。確定した事です。

さぁ、次の日本というものを考えましょうや。
ねぇ、みなさん。

コメント

きゃおる
2010年2月11日5:46

で、iPhon、買うたん?

シゲ
2010年2月11日10:13

>きゃおるさん
書き込みありがとう
iPhone はまだ。
でも、僕はソフトバンクの携帯、しかも3Gですらない昔のタイプなので、この3月でサービス自体がなくなってしまうのですよ。だから買い換えないとダメなのでiPhoneにしたいとは思っております。つーかtwitterのすごさが分かったから、多分iPhoneやろなぁ。
まぁ、iPod tuch + 通話専用携帯 という選択肢も考えてはいてるんですが、2つ持つのは面倒くさいしねぇ。うむ。
ともあれ、twitterです。twitter。

ミカエル
2010年2月11日12:39

『ツイッター』?
で、シゲさんは、いったい何処でつぶいやいてるの?♪
ここを読んで知りたいのは、そこじゃないかなぁ~、笑♪

シゲ
2010年2月11日14:09

>ミカエルさん
twitterでは、つぶやくより「読む」事の方が圧倒的に多いですねぇ。
最近はちょろっとリツイートもしてますが。最新のリツイートはこれ。

(引用開始)-------------------
yamazakikoutaro 元警視総監だかなんだか知らないが、「小沢不起訴報道」で、「検察大敗北」が明らかになり、そして「検察の暴走」批判が沸き起こるのを警戒して、それを隠蔽すべく、同じ日の同じ時間帯にタイミングを合わせるかのように、「朝青龍追放」を頑強に主張したという「吉野準」をテレビ画面で見たが、
(引用終了)-------------------

140字制限があるので途中で切れてます。(笑)
これは山崎行太郎さんという文芸評論家さんの意見。どんな人かは良く知りませんけど、この書き込み自体は、大変面白いですね。
横綱審議会自体が天下りの温床だ、というのだけははっきりしてるわけです。
その他もろもろ。事実関係、人間関係、どんどんチョンバレになってきていて面白いです。

nophoto
Onur
2012年10月12日21:33

Kudos to you! I hadn’t tohguht of that!

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