ワンピース映画版、この土日分のチケット完売状態。
2009年12月12日今日はちょっとヒマだったんで、話題のアニメ「ワンピース」の映画版でも見に行ってみるかなぁと思ったんですがね。
で、人気だし、すごい人出になるだろうから、ネットでチケット買って出かけようかと思ったんですがね。
昨日の夜アクセスしてみたら、この土日分のチケットが完売状態。それも梅田も難波もどっちの映画館も。
信じられない。
ありえへん。
すごすぎる。
こんな映画聞いたこともない。
なんやこれ。
まぁ、考えてみれば、劇場で見れば「コミックス0巻」というのがもらえるというのがかなり大きいなぁと思うし、コミックスの方の人気とテレビアニメの人気、それに加えて子どものいてる家庭なら親子で行くよなぁとか考え合わせると、「こういう事になるか。」と納得するしかないわけですが、いやー、それにしてもすごい。
今回の映画版は原作者の尾田栄一郎自身がストーリーを書いたらしいしね。漫画本編とキチンとリンクしてるというのも大きいと思う。コミックス読者の数は膨大ですからなぁ。
このごろ出版される漫画は、メジャーどころから、マイナーなものまであまりに数が多すぎるので、「読むのはジャンプだけ」という事にして久しいのでありますよ。週刊少年ジャンプだけを、毎週、隅から隅まで読みます。
いろんな世代とコミュニケーションを取れるように考えると、少年ジャンプだけ読むってのが手軽かつ効果的なんですな。さすがにコロコロコミックスとかまでは読んでられませんしな。ということで、いちばんメジャーどころだけを選ぶとジャンプってことになりまして。
で、ずっと読んでるんですが、まぁ、それでも歴代の漫画を比べても、やっぱり一番おもしろかったのはドラゴンボールだなぁと。
で、ワンピースも確かに面白いけど、ドラゴンボールに比べれば、世界観やら外連味やらは大がかりだけれども、ちょっと大味で、大したことはないと思うわけです。(いや、その設定の大がかりさとか、ものすごいものなんですけどな。それはそれとして、です。)
それでも、この人気ですからなぁ。
実は日本の映画界というのは、「子ども向けアニメ」というのが、いまや主たる稼ぎ頭に成り下がってしまってるわけです。ドラマはテレビでもやってるし、大人が好む、ちょっと複雑な話とか、マニアックな内容のものはDVDでもペイするようになってきてるから、映画館ではそこそこの数のお客さんしか来なくて良いってことになる。劇場に足を運ぶ人が少ないわけですね。
だから、「親子で劇場に出かける」ことになる「子ども向けアニメ」が、ものすごく重要な稼ぎ頭になるわけですよ。いきなり2席、3席埋まりますからな。
映画館に勤めている友人もいてますので、映画業界にとって「ドラえもん」がいかに重要な作品であるかは、身にしみてわかっておるのであります。
が、しかし。
ドラえもんの藤子F不二夫さんがお亡くなりになり、クレヨンしんちゃんの臼井儀人が不慮の事故死を遂げて、いまの映画館にとっては、「劇場に客を呼べる作品」が、本当に枯渇しているということになってしまってるわけですわ。
だから、このワンピース人気は、いろんな意味を持っておりますわね。
良い意味でも、悪い意味でも。
尾田栄一郎は、そういう状況をキチンと引き受けたわけで、大した奴やなぁと、ひたすら感心するし、エライなぁと思うけど、でも、実写の映画ではそういうのが出てきてないというのもまた、ちょいと寂しい。
まぁ「マリと子犬の物語」みたいなヒットとかもあるから、そういうのに期待するしかないんですけどな。僕的には映画館で見るなら、ワンピースもええけども、まだ「マリ」みたいな奴の方が楽しい。ワンピースは本で読む方が面白いし。
とはいえ、DVDやらブルーレイディスク、家庭用大型液晶テレビや音響システムとかが一般売りされてる昨今。これからのことを考えれば「映画」の今後は、こういう「アニメ頼り」ではなく、「3D映画」になって行くしかないのでしょうな。
ということで、年々3Dに対応した映画館が増え、そういう作品も増えてきてるのはうれしい傾向であります。年末には「カールじいさんの空飛ぶ家」があるけど、あれが確か3D映画だったはず。まぁ、あれもアニメっちゃぁアニメですがな。でも映画オリジナルのストーリーというところが、ワンピースとはちょっと違う。そういうことがけっこう大事なんすよ。本道、本質、という意味で。
ま、そんなことを感じた週末ではありました。
で、人気だし、すごい人出になるだろうから、ネットでチケット買って出かけようかと思ったんですがね。
昨日の夜アクセスしてみたら、この土日分のチケットが完売状態。それも梅田も難波もどっちの映画館も。
信じられない。
ありえへん。
すごすぎる。
こんな映画聞いたこともない。
なんやこれ。
まぁ、考えてみれば、劇場で見れば「コミックス0巻」というのがもらえるというのがかなり大きいなぁと思うし、コミックスの方の人気とテレビアニメの人気、それに加えて子どものいてる家庭なら親子で行くよなぁとか考え合わせると、「こういう事になるか。」と納得するしかないわけですが、いやー、それにしてもすごい。
今回の映画版は原作者の尾田栄一郎自身がストーリーを書いたらしいしね。漫画本編とキチンとリンクしてるというのも大きいと思う。コミックス読者の数は膨大ですからなぁ。
このごろ出版される漫画は、メジャーどころから、マイナーなものまであまりに数が多すぎるので、「読むのはジャンプだけ」という事にして久しいのでありますよ。週刊少年ジャンプだけを、毎週、隅から隅まで読みます。
いろんな世代とコミュニケーションを取れるように考えると、少年ジャンプだけ読むってのが手軽かつ効果的なんですな。さすがにコロコロコミックスとかまでは読んでられませんしな。ということで、いちばんメジャーどころだけを選ぶとジャンプってことになりまして。
で、ずっと読んでるんですが、まぁ、それでも歴代の漫画を比べても、やっぱり一番おもしろかったのはドラゴンボールだなぁと。
で、ワンピースも確かに面白いけど、ドラゴンボールに比べれば、世界観やら外連味やらは大がかりだけれども、ちょっと大味で、大したことはないと思うわけです。(いや、その設定の大がかりさとか、ものすごいものなんですけどな。それはそれとして、です。)
それでも、この人気ですからなぁ。
実は日本の映画界というのは、「子ども向けアニメ」というのが、いまや主たる稼ぎ頭に成り下がってしまってるわけです。ドラマはテレビでもやってるし、大人が好む、ちょっと複雑な話とか、マニアックな内容のものはDVDでもペイするようになってきてるから、映画館ではそこそこの数のお客さんしか来なくて良いってことになる。劇場に足を運ぶ人が少ないわけですね。
だから、「親子で劇場に出かける」ことになる「子ども向けアニメ」が、ものすごく重要な稼ぎ頭になるわけですよ。いきなり2席、3席埋まりますからな。
映画館に勤めている友人もいてますので、映画業界にとって「ドラえもん」がいかに重要な作品であるかは、身にしみてわかっておるのであります。
が、しかし。
ドラえもんの藤子F不二夫さんがお亡くなりになり、クレヨンしんちゃんの臼井儀人が不慮の事故死を遂げて、いまの映画館にとっては、「劇場に客を呼べる作品」が、本当に枯渇しているということになってしまってるわけですわ。
だから、このワンピース人気は、いろんな意味を持っておりますわね。
良い意味でも、悪い意味でも。
尾田栄一郎は、そういう状況をキチンと引き受けたわけで、大した奴やなぁと、ひたすら感心するし、エライなぁと思うけど、でも、実写の映画ではそういうのが出てきてないというのもまた、ちょいと寂しい。
まぁ「マリと子犬の物語」みたいなヒットとかもあるから、そういうのに期待するしかないんですけどな。僕的には映画館で見るなら、ワンピースもええけども、まだ「マリ」みたいな奴の方が楽しい。ワンピースは本で読む方が面白いし。
とはいえ、DVDやらブルーレイディスク、家庭用大型液晶テレビや音響システムとかが一般売りされてる昨今。これからのことを考えれば「映画」の今後は、こういう「アニメ頼り」ではなく、「3D映画」になって行くしかないのでしょうな。
ということで、年々3Dに対応した映画館が増え、そういう作品も増えてきてるのはうれしい傾向であります。年末には「カールじいさんの空飛ぶ家」があるけど、あれが確か3D映画だったはず。まぁ、あれもアニメっちゃぁアニメですがな。でも映画オリジナルのストーリーというところが、ワンピースとはちょっと違う。そういうことがけっこう大事なんすよ。本道、本質、という意味で。
ま、そんなことを感じた週末ではありました。
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