ネット経由で、取引先ができまして。
でもそれが、電車ではちと出かけにくい場所。
クルマじゃないと、打合せにもいけない。
でもクルマでの移動って好きじゃないんですよね。本も読めないですし。
片道で1時間とちょっとかかる遠い場所だし。
これまではずっと、一緒に出かける人のクルマに同乗させてもらってたんですが、とうとう1人で打合せに行かねばならなくなりまして。
どうしたもんかなーと、前から思ってたんですが、
「よし、ここは一発、輪行してみよう!」
と思い立ったのであります。
知らない方のために解説すると、「輪行」というのは、自転車を電車やクルマで運んで、目的地で自転車に乗る行為の事を言います。
日本の鉄道会社の場合、自転車はそのままで乗り込むことはできないんですが、(外国にはそのまま乗れる国もあります。)袋に入れれば、無料で持ち込み可能なんですね。
なので、折りたたみ自転車などを電車に持ち込んで、遠くの土地を自転車で楽しむ、なんてことをしてる人がたくさんいてるのでありますよ。
で、その得意先の場所までの経路をグーグルマップやらストリートビューやら各種時刻表やらでいろいろと確認してみると自転車で、せいぜい15分程度と判明。この程度なら自転車で楽勝なので、大急ぎで輪行袋を買ってきたのであります。
いや、というのは、実は。
去年の暮れからずっと自転車に乗ってるのですが、本当の事を言うと、前輪・後輪を外した事すらなかったのですね。
キチンとしたメンテナンスの腕も持ってないって事でして、いやー、これはかっこ悪い。いやほんま。
これまた、スポーツ自転車に関してあまりご存じない方のために説明しますと、最近のちゃんとした世界標準の自転車のほとんどは、前輪・後輪ともに「クィック・レバー」というもので止められておりまして、それを指でクィっと外すと、車輪が簡単に取り外せるようになってるんです。工具さえ不要なんですよ。
ママチャリの場合はボルトで留められてる事が多いので、「車輪を外す」なんて書くと「えええー大変なことをするのね」と思いがちなんですけど、実はそれほど大した手間ではないのです。
でも、その大した手間でもないことを、慣れていないものだから、なんとなくおっくうでやったことがなかったのであります。
ということで、まず車輪を外して、輪行袋に入れて、それをまた袋から出して組み立てて、ということを、自宅で数回練習してみたのであります。
最初は説明書を読みながら、あーでもない、こうでもないと、袋に入れるまで30分近くかかってしまったんですが、最終的には約8分で袋入れ作業ができるようになりました。
これでも、かなり遅い方だよなぁ。早い人は1~2分でやってしまうって言いますからねぇ。まぁ5分前後ってところではないでしょうか。
でもまぁ、自転車をバラして、車輪ふたつとフレームをヒモで固定して、輪行袋に入れるというのは、世間のみなさんが思っているよりは、すごく簡単でありました。
車輪を固定するヒモの位置を覚えるのにちょっと手間取った程度の事なのでありますよ。
ということで、写真は、目的地についたところで撮影した、袋に入った自転車と、打合せに出かけて帰ってきて、駅前でふたたびバラして車体をヒモでまとめたところの写真の2点なのであります。
しかし、ただこれだけのスキルを覚えるだけで、世界観が変わるなぁというのが、はじめて輪行をしてみた感想ですね。
自転車での移動は、一日10kmくらいは楽勝で往復できるわけです。せいぜい30分で移動できてしまうから。大阪の市内移動だったら、どこからどこまでであろうと45分以内で移動できてしまう。
そうすると、輪行の方法を覚えて、日本の電車ネットワークと自転車を両活用すれば、まぁほとんどの都市は、自分の思い通りにゆったり移動して楽しむことが可能なんだなぁと実感できたのでありますよ。
輪行を覚えたら、どこの街でも、自宅近所の感覚で「チャリンコ移動」ができる。
そういう事なんですねぇ。
それを、今回はつくづく感じました。
これは楽しい!
雨の日以外は、たいていどこの都市でも、輪行で制覇できるよなぁという実感を持った一日でありました。
たかだか、家の中で、クィック・レバーを外して車輪とフレームをヒモでしばり、袋に入れる練習をしただけで、世界が自分のものになるのであります。
いや、大げさに聞こえるでしょうけど、実際にやってみた感じとしては、そのくらいのインパクトのある体験でしたね。
あと、実際に輪行してみて感じたのは、
(1)輪行袋は必須
とにかく自動改札を通るのが難関。袋に入れないと多分、自転車にも自動改札機にも傷がつきます。
また、車内でも、他の人の服を汚したりする可能性が高いので輪行袋に入れないとダメというのは良く分かりますね。本当は自転車専用の改札と自転車専用の車両があるのが一番なんですけどね。
それから、慣れた人は段ボールとかプチプチのクッション材とかでくるんで持ち運ぶとかもしたりするらしいんですけど、やはり初心者は輪行袋でやるのが安心かつ安全ですな。肩からヒモでぶら下げるとかそういう事もできるように考えられてるので、そういうのは安心です。
(2)思っているより目立たない
最初、自転車なんかを電車の中に持ち込んだら、すごく目立つだろうなぁ、ちいと恥ずかしいかなぁと思ってたんですが、意外に誰も注目しませんでしたねぇ。こっちが驚くくらいに無視されました。
考えてみたら、黒い布で包んでしまったら何が入っているのかさっぱりわからないから、自転車なのだとすら気付かないわけです。
で、駅構内を見渡してみると、楽器のベースとかを担いでる人やら、旅行用のでっかいコマ付きカバンをガラゴロと引きずってる人もすごく多いわけで、そういう人たちの中では、ごくごく普通の風景として溶け込んでしまうんですな。
それはかなりの新発見でした。
まぁ、さすがにクーラーのきいた、狭い待合室に持ち込んだ時は、ちょっと注目されてしまいましたが。
(3)電車移動の気楽さは減る。
とは言うものの、なんと言っても10kgありますからね。軽い荷物ではありません。またコマ付き旅行鞄のように、携帯専用の形になっているわけでもありませんから、電車移動自体はやっぱりちょっとストレスフルです。
大阪駅の1番ホームから8番ホームまで移動しないといけない時とかは、さすがにちょっと気が萎えます。そういう面倒くささはありますな。
エスカレーターでも、いちおう手で支えておかないといけないし。
「エンド金具」というものがありまして、これは輪行の時とかにフレームの端、ギアのチェンジ機構部分などを守るためにとりつけるものなんですが、これは必須だなぁと思いました。
というのは、これがないと、折りたたんだ自転車を「ちょっと置く」という事ができないのです。バラしてたたむと「脚」がありませんからな。どこかに立てかけるしかないわけです。
でも電車待ちで並んでる時とか、ちょっとそこに置いてカバンのなかの地図を見るとか、そういう事もしたくなるわけで、そういうときに意外と不便なんですね。
まぁこれも慣れの問題でしょうけど。
あと、列車の座席に座れる可能性はガクンと落ちます。基本、立って移動するというつもりでないとダメです。そういう意味ではちょっと疲れます。でもまぁ、これはどこへ行くのか? とかどんな時間帯に移動するのか? で変わってくるから、どうとでもなる話ではありますが。
ま、気になったのはその程度。
実際に目的地に着いて自転車移動を始めると、その機動力の素晴らしさに感激してしまいますな。いままでクルマでしか行ったことがない土地を自転車で移動すると、もう、まったく別の世界になります。
「よそさまの土地」が「見知った近所」になる感覚の違いです。
いや、実際、はじめて自転車移動をしたので、道を間違えてしまって、かなり遠くまで行ってしまったんですがね。
「えらいことした!」と思って、引き返しても、それほど時間がかからなかったんですな。
クルマで移動していて、見覚えのある場所だったので、かなり遠くまで間違えて入り込んでしまったぞ!と思ってたんですけど、実際に自転車で移動してみたら、それほどの距離でもなかったんですね。都市部と違って信号が少ないし、移動がラクラク。
「そうかー、クルマ必須の土地では、自転車移動もラクなんだ。」と感じたと言うことであります。
後は坂かなぁ。
日本の宅地や都市開発は山を切り崩して街を作ってるので、坂道が多いんですよね。なので、自転車がもっとも不得意とする坂道が多い。地方とかに輪行したら、この問題にはきっと必ずぶち当たると思うんですよね。
でも、これも、実際に輪行してみた実感では、
●坂道は上りと下りは同数なのだから、いってこいでゼロである。
というのが真実だなぁと思いましたね。
駅から目的地まで、ちょっと長い坂が続いて「うわ」と思ったんですが、帰り道ではそれは長い下り坂ですからね。ペダルを回さなくても移動できてしまう。ラクラク。
夏だというのに、風が気持ちよくて、暑さも感じない、今回の輪行で最ラク状態が、この下り坂でしたから。
坂道はいってこいでチャラだなぁ、本当に。
ま、そんなことで、ものすごく新鮮で視野の広がった体験ではありました。
いやー、やっぱ自転車はいいわ。
ほんとに。
●自転車:ひとよみにっき内実用体験レポート-----------------(2009.09.29追記)
▼基礎的書籍紹介:自転車関連の情報をまとめておきます。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909290836391467/
▼自転車本体:TREK クロスバイク 7.5FX
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811231655512820/
▼地図:自転車とストリートビューと旧街道。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811280158586303/
▼階段克服:道、間違えました。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811291203343466/
▼ヘルメット:恥ずかしのヘルメット。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812050904248688/
▼ライト:手回し充電ライト
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812071125466947/
▼下着:【あったかい!】ミズノ ブレスサーモ アンダーウェア 半袖Vネック A92LN-502
http://hitoyomi.diarynote.jp/200901171257308230/
▼ブレーキ:衝突回避の秘密。(あ、自転車の話ですよ。)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200902190451325362/
▼天気予報サイト紹介:雨が降ると自転車に乗れない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903021357063086/
▼輪行:はじめての輪行。
--------------------------------------------------
●「ひとよみにっき」の自転車関連書き込みのみ表示
http://hitoyomi.diarynote.jp/?theme_id=7
でもそれが、電車ではちと出かけにくい場所。
クルマじゃないと、打合せにもいけない。
でもクルマでの移動って好きじゃないんですよね。本も読めないですし。
片道で1時間とちょっとかかる遠い場所だし。
これまではずっと、一緒に出かける人のクルマに同乗させてもらってたんですが、とうとう1人で打合せに行かねばならなくなりまして。
どうしたもんかなーと、前から思ってたんですが、
「よし、ここは一発、輪行してみよう!」
と思い立ったのであります。
知らない方のために解説すると、「輪行」というのは、自転車を電車やクルマで運んで、目的地で自転車に乗る行為の事を言います。
日本の鉄道会社の場合、自転車はそのままで乗り込むことはできないんですが、(外国にはそのまま乗れる国もあります。)袋に入れれば、無料で持ち込み可能なんですね。
なので、折りたたみ自転車などを電車に持ち込んで、遠くの土地を自転車で楽しむ、なんてことをしてる人がたくさんいてるのでありますよ。
で、その得意先の場所までの経路をグーグルマップやらストリートビューやら各種時刻表やらでいろいろと確認してみると自転車で、せいぜい15分程度と判明。この程度なら自転車で楽勝なので、大急ぎで輪行袋を買ってきたのであります。
いや、というのは、実は。
去年の暮れからずっと自転車に乗ってるのですが、本当の事を言うと、前輪・後輪を外した事すらなかったのですね。
キチンとしたメンテナンスの腕も持ってないって事でして、いやー、これはかっこ悪い。いやほんま。
これまた、スポーツ自転車に関してあまりご存じない方のために説明しますと、最近のちゃんとした世界標準の自転車のほとんどは、前輪・後輪ともに「クィック・レバー」というもので止められておりまして、それを指でクィっと外すと、車輪が簡単に取り外せるようになってるんです。工具さえ不要なんですよ。
ママチャリの場合はボルトで留められてる事が多いので、「車輪を外す」なんて書くと「えええー大変なことをするのね」と思いがちなんですけど、実はそれほど大した手間ではないのです。
でも、その大した手間でもないことを、慣れていないものだから、なんとなくおっくうでやったことがなかったのであります。
ということで、まず車輪を外して、輪行袋に入れて、それをまた袋から出して組み立てて、ということを、自宅で数回練習してみたのであります。
最初は説明書を読みながら、あーでもない、こうでもないと、袋に入れるまで30分近くかかってしまったんですが、最終的には約8分で袋入れ作業ができるようになりました。
これでも、かなり遅い方だよなぁ。早い人は1~2分でやってしまうって言いますからねぇ。まぁ5分前後ってところではないでしょうか。
でもまぁ、自転車をバラして、車輪ふたつとフレームをヒモで固定して、輪行袋に入れるというのは、世間のみなさんが思っているよりは、すごく簡単でありました。
車輪を固定するヒモの位置を覚えるのにちょっと手間取った程度の事なのでありますよ。
ということで、写真は、目的地についたところで撮影した、袋に入った自転車と、打合せに出かけて帰ってきて、駅前でふたたびバラして車体をヒモでまとめたところの写真の2点なのであります。
しかし、ただこれだけのスキルを覚えるだけで、世界観が変わるなぁというのが、はじめて輪行をしてみた感想ですね。
自転車での移動は、一日10kmくらいは楽勝で往復できるわけです。せいぜい30分で移動できてしまうから。大阪の市内移動だったら、どこからどこまでであろうと45分以内で移動できてしまう。
そうすると、輪行の方法を覚えて、日本の電車ネットワークと自転車を両活用すれば、まぁほとんどの都市は、自分の思い通りにゆったり移動して楽しむことが可能なんだなぁと実感できたのでありますよ。
輪行を覚えたら、どこの街でも、自宅近所の感覚で「チャリンコ移動」ができる。
そういう事なんですねぇ。
それを、今回はつくづく感じました。
これは楽しい!
雨の日以外は、たいていどこの都市でも、輪行で制覇できるよなぁという実感を持った一日でありました。
たかだか、家の中で、クィック・レバーを外して車輪とフレームをヒモでしばり、袋に入れる練習をしただけで、世界が自分のものになるのであります。
いや、大げさに聞こえるでしょうけど、実際にやってみた感じとしては、そのくらいのインパクトのある体験でしたね。
あと、実際に輪行してみて感じたのは、
(1)輪行袋は必須
とにかく自動改札を通るのが難関。袋に入れないと多分、自転車にも自動改札機にも傷がつきます。
また、車内でも、他の人の服を汚したりする可能性が高いので輪行袋に入れないとダメというのは良く分かりますね。本当は自転車専用の改札と自転車専用の車両があるのが一番なんですけどね。
それから、慣れた人は段ボールとかプチプチのクッション材とかでくるんで持ち運ぶとかもしたりするらしいんですけど、やはり初心者は輪行袋でやるのが安心かつ安全ですな。肩からヒモでぶら下げるとかそういう事もできるように考えられてるので、そういうのは安心です。
(2)思っているより目立たない
最初、自転車なんかを電車の中に持ち込んだら、すごく目立つだろうなぁ、ちいと恥ずかしいかなぁと思ってたんですが、意外に誰も注目しませんでしたねぇ。こっちが驚くくらいに無視されました。
考えてみたら、黒い布で包んでしまったら何が入っているのかさっぱりわからないから、自転車なのだとすら気付かないわけです。
で、駅構内を見渡してみると、楽器のベースとかを担いでる人やら、旅行用のでっかいコマ付きカバンをガラゴロと引きずってる人もすごく多いわけで、そういう人たちの中では、ごくごく普通の風景として溶け込んでしまうんですな。
それはかなりの新発見でした。
まぁ、さすがにクーラーのきいた、狭い待合室に持ち込んだ時は、ちょっと注目されてしまいましたが。
(3)電車移動の気楽さは減る。
とは言うものの、なんと言っても10kgありますからね。軽い荷物ではありません。またコマ付き旅行鞄のように、携帯専用の形になっているわけでもありませんから、電車移動自体はやっぱりちょっとストレスフルです。
大阪駅の1番ホームから8番ホームまで移動しないといけない時とかは、さすがにちょっと気が萎えます。そういう面倒くささはありますな。
エスカレーターでも、いちおう手で支えておかないといけないし。
「エンド金具」というものがありまして、これは輪行の時とかにフレームの端、ギアのチェンジ機構部分などを守るためにとりつけるものなんですが、これは必須だなぁと思いました。
というのは、これがないと、折りたたんだ自転車を「ちょっと置く」という事ができないのです。バラしてたたむと「脚」がありませんからな。どこかに立てかけるしかないわけです。
でも電車待ちで並んでる時とか、ちょっとそこに置いてカバンのなかの地図を見るとか、そういう事もしたくなるわけで、そういうときに意外と不便なんですね。
まぁこれも慣れの問題でしょうけど。
あと、列車の座席に座れる可能性はガクンと落ちます。基本、立って移動するというつもりでないとダメです。そういう意味ではちょっと疲れます。でもまぁ、これはどこへ行くのか? とかどんな時間帯に移動するのか? で変わってくるから、どうとでもなる話ではありますが。
ま、気になったのはその程度。
実際に目的地に着いて自転車移動を始めると、その機動力の素晴らしさに感激してしまいますな。いままでクルマでしか行ったことがない土地を自転車で移動すると、もう、まったく別の世界になります。
「よそさまの土地」が「見知った近所」になる感覚の違いです。
いや、実際、はじめて自転車移動をしたので、道を間違えてしまって、かなり遠くまで行ってしまったんですがね。
「えらいことした!」と思って、引き返しても、それほど時間がかからなかったんですな。
クルマで移動していて、見覚えのある場所だったので、かなり遠くまで間違えて入り込んでしまったぞ!と思ってたんですけど、実際に自転車で移動してみたら、それほどの距離でもなかったんですね。都市部と違って信号が少ないし、移動がラクラク。
「そうかー、クルマ必須の土地では、自転車移動もラクなんだ。」と感じたと言うことであります。
後は坂かなぁ。
日本の宅地や都市開発は山を切り崩して街を作ってるので、坂道が多いんですよね。なので、自転車がもっとも不得意とする坂道が多い。地方とかに輪行したら、この問題にはきっと必ずぶち当たると思うんですよね。
でも、これも、実際に輪行してみた実感では、
●坂道は上りと下りは同数なのだから、いってこいでゼロである。
というのが真実だなぁと思いましたね。
駅から目的地まで、ちょっと長い坂が続いて「うわ」と思ったんですが、帰り道ではそれは長い下り坂ですからね。ペダルを回さなくても移動できてしまう。ラクラク。
夏だというのに、風が気持ちよくて、暑さも感じない、今回の輪行で最ラク状態が、この下り坂でしたから。
坂道はいってこいでチャラだなぁ、本当に。
ま、そんなことで、ものすごく新鮮で視野の広がった体験ではありました。
いやー、やっぱ自転車はいいわ。
ほんとに。
●自転車:ひとよみにっき内実用体験レポート-----------------(2009.09.29追記)
▼基礎的書籍紹介:自転車関連の情報をまとめておきます。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909290836391467/
▼自転車本体:TREK クロスバイク 7.5FX
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811231655512820/
▼地図:自転車とストリートビューと旧街道。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811280158586303/
▼階段克服:道、間違えました。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811291203343466/
▼ヘルメット:恥ずかしのヘルメット。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812050904248688/
▼ライト:手回し充電ライト
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812071125466947/
▼下着:【あったかい!】ミズノ ブレスサーモ アンダーウェア 半袖Vネック A92LN-502
http://hitoyomi.diarynote.jp/200901171257308230/
▼ブレーキ:衝突回避の秘密。(あ、自転車の話ですよ。)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200902190451325362/
▼天気予報サイト紹介:雨が降ると自転車に乗れない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903021357063086/
▼輪行:はじめての輪行。
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●「ひとよみにっき」の自転車関連書き込みのみ表示
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コメント
しかし10kgなんですねーうーんなかなかに重いっ☆
かきこみありがとうございます。
自転車は楽しいですよー。
ただ、「10kg」というのは、普通のママチャリに比べると半分以下の重さなので、驚異的に軽いんですよ。で、その軽さこそが、こういうスポーツ自転車の良さのひとつなんです。
ママチャリの20kgという重さでは、ちょっと持ち歩くことはできませんから。
軽いと加速も良いし、スピードも良く出ます。
また、盗まれるのがイヤで、僕は毎日3階の自室まで、この自転車を持って上がってます。
あるいは、道路で信号の位置が遠くて歩道橋しかないような場所では歩道橋を自転車をかついで登ります。
そういう流れの中での「輪行」なのです。
良かったら、去年の11月23日から始まる、僕の「自転車」カテゴリの日記を読んでみてくださいませ。意外に面白いと思いますよ。
そうですか、世界各国ではそんなに自転車が優遇されてますか。なるほどねぇ。
でもまぁ、実際に輪行して思ったのは東京・大阪の電車の過密ダイヤでは、自転車を持ち込むというのは難しいだろうなぁと言うことでした。改札があんなに狭いのも、ようはたくさん人間を通さないといけないからですしね。
ただ、それでも思うのは、クルマ一台分の面積があれば、自転車なら7台置くことができますし、車間距離も圧倒的に短くて済むので、クルマ乗りが自転車乗りにチェンジして得をするのはクルマ乗りだってことなんですよ。だって道路が広くなるわけですから。
日本はアメリカと違って、道路の幅に限界がありますからね。特に都市部は。もともと狭い平野で山と海のわずかな隙間に街を作ってるわけだから、道路幅の拡大はかなり難しいわけです。だから、どう考えても自転車優先の仕組みにしていかないとしょうがないはずなんですよね。
自転車で済む用事を、みんなが自転車で済ませたら、道路にゆとりができて自動車も走りやすくなるはずなんですよね。
●複数の人間で移動する。
●大きな荷物を運ぶ。
●一刻も早く移動したい。
という時以外はクルマに乗ってはいけません!というルールを作るべきだと思いますよ、私は。その方が、クルマ移動も快適になるわけですから。
さて、それをどう実現していくか? なんですが、それはちょっとわからないですねぇ。
うーむ。
30万ぐらいの都市が適正規模ではないかと思わんでもない。まあ大きくても50万程度。それぐらいの規模の都市がそこら中にあるってのがセキュrリティーから考えても適正な規模ではないかと・・・。
まあ、大阪も東京も大きすぎることは確かでしょう。
そうですね。一極集中というのは、日本が世界に追いつき追い越せと必死だった明治時代の特殊な考え方のはずなんですよね。
東京というのは、あまりにモンスターな街すぎますよねぇ。あんなに人の多い都市なんて、あまり世界には例がないのではないでしょうか。
しかし適正規模の都市を作るためには、国にグランドデザインがないと無理ですよね。都市機能をキチンと分散しないとダメですし。ドイツなんかは役所の部門ごとに都市分散しているらしいですしねぇ。そういう発想がないと人間的な生活空間にならないような気はします。
でも、数年前にでかけた上海は、そういう発想とは逆で、日本をお手本にしているらしくて、上海だけで1億人の人口だそうです。
ビルにしても、まず100階建てが標準ですから。大阪の駅前のビル群がどれもこれも30階までなのを考えると、実に恐ろしいです。大阪の感覚でビルを目標に歩いていると、いつまで経っても目的地に到着しないんですよ。ものすごく遠くからでも見えますから。
なんだか中国も化け物みたいな街を作ってるなぁ、アホやなぁと思います。東京の真似なんかしてからにと。
総じてヨーロッパはいつも「適正サイズ」を求める発想をしているように思いますね。やっぱり異文化(宗教から混在)が、いつも顔を突き合わせているから、考え方が多面的なんでしょうね。
いくら人間がたくさん集まっても、みんなが同じ考え方をしてたのでは全然意味ないんですがね。中国は共産主義がベースにあるから、東京風の街の方がしっくりくるのかもしれません。
まぁ日本も基本は社会主義国家みたいなもんですから。
お日様だいすきさんの書き込みを読んで、そんなことを思いました。
それにしても100階建てのビルなんて壊すときにどうするんでしょう?後始末を考えないのは現代人の欠点ですねぇ。
「権力の強すぎるところはそこにどんどん集中する」って言うのは言えてますね。
官僚がこれだけ問題になるのは、ようは
●法律まで官僚が作ってる
からですからね。もう、そこが根本問題としてダメダメで、欧米の人間から見たら、
「そら官僚、腐るやろ。国民は何も言わんのか?」と唖然とするでしょうしねぇ。
えー…。
いろいろ書こうと思いましたけど、あまりにも基本が出来て無さ過ぎる事に気付いて、気が遠くなりました。ここまでにします。