田中良紹さんって、全然知らない人なんですけど、実に的確な事を書いてらっしゃる。

予言が現実になった
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0903_004

たまたまインフォシークのニュース一覧に出てたので読めた記事なんですが、これは良かった。そうかぁ、政治資金規正法って「規制」じゃないんだよね。「正しい」なんだよね。ここに献金は正しいという理念が残ってるわけだ。

はっきり言いますけど、政治家は献金だけで政治活動して欲しい。
給料という税金をもらうな!
というのが私の意見であります。

だいたい、税金で棒給・給料を山盛り渡すから、能もないのに議員になる「二世議員」などという、わけのわからん人種が生まれてしまったんじゃないか。

これが、自分の実力で献金を取ってくる、まともな政治の仕組みになっていれば、二世議員なんてありえなくなる。広く社会に役立つ事をするから、多くの人が応援しようと思って献金するんだから。そういうまっとうな仕組みに変更すべきなんですよ、本来は。

上記の記事を読んでみると、どうやら今回の検察を動かした主犯は官房副長官の漆間巌なのではないか? という事になる。これは証拠がないからなんとも言えないが、かなり確度の高い推論ですわな。

漆間巌という名前も覚えておこう。こいつもかなり悪そうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%86%E9%96%93%E5%B7%8C

でもまぁ、東京地検特捜部長の佐久間達哉と、検事総長の樋渡利秋に関しては直接責任があるので、とにかく悪いものは悪いと書いておく。

政治の流れが、いつもズルズルと「アホな大衆」によって曲解され、そんでもって、その「アホな大衆の曲解」を小ずるく利用している「官僚」だけが、ずーっとおいしい目をしているというとんでもない状況が続いております。

ええですか? この大不況の時期になっても、官僚の給料・棒給は一円たりとも下がっておりません。それどころか、すべて、全員が定期的な昇給の対象になってるんですよ?

で、それは「失われた10年」と言われている、日本の経済が弱ってきたこの10年間でも、何の変わりもなかったんです。
日本の経済を推し進めている大企業や中小・零細企業が、シュリンクしていく市場の中で、知恵を使って、頭を働かせて、なんとか社会体制を整えていたというのに、官僚・役人どもは、なんの痛みも持たずにずーーーーっと昇給があって給料が増え続けてきたんですよ。

そんなアホな話はありません。(あ、大阪府は給料減ったか。当たり前じゃ!そんなもん。)

「政治資金規正法で小沢をしょっぴく」という発想自体が「政治家・役人は税金で暮らすのが正しい」という間違った考えの体現なわけです。
その思想自体が間違っている。

政治家は献金で政治活動をしなくてはダメ。そうでない給料で生きてる奴は偽モンです。

だから、今回の検察の動きは、まさに自分たちの「保身」のためにやってるのですよ。献金だけで堂々と活動できる政治家が、政治の中枢に入ってきたら、どんな事になるやもしれない。しかも、この不況時です。

検察・官僚たちの恐怖の姿が見えるようです。
彼らには「稼ぐ能力」はない。
「税金をすする能力」しかない。
(一部の超エリートは正しく「日本国全体が潤わなければ税収も上がらない」という当たり前の事を考えてますが、おそらくほんの一握りです。)

もう、本当にどうしようもない。

ダメ役人とアホ大衆。これが日本全体を塗炭の苦しみに陥れているのです。

だから、改めて書きます。

政治家にとって、
献金は正義だ。
給料(税金)は悪だ。

っちゅうことです。

私は税金は払いたくないが、献金ならしたいぞ。
それが当たり前の感覚です。
人物まで見極めて、「この人」という人に献金する。
それのどこが悪い。
それこそが政治の基本的なあり方、スタンダードなやり方ですよ。

そういう当たり前の事もわかってないのが問題なんだよなぁ。
ああ、やれやれ。

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