最近、「負荷のかかる事」というのが成長なのだろうな、という、当たり前の事に気付く。

いや、そんなに難しい話ではないんですがね。

ウクレレ教室の先生が、5年目にしてはじめて「そろそろタブ譜はやめて5線譜で練習しましょう」と練習課題を変更されたのですよ。

五線譜!
苦手!

てなもんです。

タブ譜っていうのは、ウクレレの4本の弦を模して描かれた楽譜でして、そこに描かれているのは、「何本目の弦の何フレット目を引きなさい」というのが図示されている、という感じのものなわけです。初心者向けでわかりやすく、とっつきやすいし、練習するのも手取り足取りって感じなので負荷が低いわけです。

で、五線譜は、音楽の授業で習ったあれです。

が、だいたい、この基本の楽譜が読めないわけで。(笑)
いや、読めないわけじゃないんだけど、パッと見てウクレレでメロディーをパッと弾けるほどには慣れてないわけです。「えーと、えーと」と、考えないといけない。

慣れてない事をするのはしんどいわけです。

でも、五線譜は、歌を唄う人も、ピアノを弾く人も、ギターを弾く人も、これを見てプレイするもっとも基本の楽譜です。音楽そのものを表す基本譜ですからな。
これを読めて気楽に弾けるようになると、これから後の楽しめる範囲が格段に広がるわけです。

いままでは書店とかで楽譜を探す時でも、「ウクレレアレンジ」されてるものしか弾けなかったわけで、探す範囲が狭いわけですね。でも、五線譜で弾ければ、なんでも来いになるわけですよ。なので先生は「練習しなさい」ってなるわけですが。

だから、やっぱりちょっと負荷のかかる事をするってのが、成長なんだよなぁと思うのですな。

で、平行して英語の練習もしてるんですが、こっちはいまはとにかく中学英語の基礎文型を体に取込む練習でして、日本語と英文が併記されてるものを日本語から英語に言い換える練習をしてるわけです。

で、これを何度も繰り返してるんですが、チェックしていくと、やはり何度も間違える文章というのがありまして。
で、なんで何度も間違えるのかなぁと思えば、単純に文法をわかってなかっただけとか、動詞の活用の仕方を勘違いしてただけとか、いろいろわかってくるわけです。まぁ中学英語が分らずに、それより上には行けませんからなぁ。

で、この文例集(前に紹介した「スラスラ話すための瞬間英作文」ですが。半年以上たって、まだやってます。しかも、まだ半分。トホホ。)で、うまく英文化できなかった文章にはチェックを入れてるんですが、その苦手の奴だけ一気に練習してみたら、これがしんどいしんどい。
なんちゅうか、他の、軽くスッと英文にできる文章とは、頭にかかる負荷が全然違うわけですよ。

「わー、えらい違いやなぁ」

と、改めて驚いたんですがね。

で、その「しんどい感じ」って言うのが、上で書いた五線譜での練習にかなり似てる。
なんていうか、

「うへー」

という感じ。
しんどいなぁ、とか、めんどくせぇなぁとか、そういう感覚ですな。

でもまぁ、できてないんだからしょうがないよね。
淡々と練習をこなすだけですわ。多分。

あんまり負荷が大きすぎても押しつぶされちゃうので、まぁ小分けにしてやってけばいいかな、とは思います。
負荷は負荷なんだもんなぁ、それはやっぱり。

まぁ、そんな事を思いましたのです。

コメント

nophoto
じーがん
2009年2月5日18:05

遅ればせながら、拝読させて頂きました。「負荷のかかる事」というのが成長、というのは本当にその通りだと思いました。
例えば趣味、或いは仕事で、“出来た!”という満足感を味ったら、それは負荷を上げる時期というサインなのかも知れませんね。。

シゲ
2009年2月7日12:09

>じーがんさん
仕事で「出来た!」と満足感を味わったというのはなかなかないですねぇ。「うーん、まぁこんなものかなぁ」と悩むばかりの日々です。日々成長してるということでしょうか?(笑)

趣味では、パターンにはまってしまって一向に成長しないという事があっても、それは趣味なんだから別に良い、というものだと思います。が、それでもやっぱり、成長を目指した方が、面白い事は面白いですね。

負荷は、あまりに一気にあげすぎるとストレスになりますから、適正なところが良いと思います。
でも、この適正負荷っていうのがどの程度なのかが良く分からないんですよね。
先生がそのあたりを見てくれているとちょうど良いのですが。趣味では先生がいても、仕事には先生はいません。そのあたりはしんどいところです。
今回で言うと、五線譜の課題はけっこうキツイ負荷なんですけど、でも先生が「やるべきだ」と判断された、という事で、これはその判断を信じるしかないです。
なかなか難しいもんです。

nophoto
じーがん
2009年2月8日22:48

私も数ヶ月前にピアノ曲用にキーボードを買って、少し練習しております。体調の関係で遅々としておりますが。。

確かに五線譜が読みづらくて、それを読むのにとても時間が掛かります。ホンの1フレーズがタイヘンなんです。。^^

しかし、最近のキーボードは、液晶画面が付いておりまして、画面に押すべき鍵盤を表示してくれるので、そういう曲は大変、助かっている状況です。。(^^*)ゞ

趣味は、楽しんでやるというのも、一つ大事な要素だと思いますが、先生は今がやるべき時期だと判断されたのでしょうか。。?? 

判断が難しいところもありますよね。。

シゲ
2009年2月8日23:10

>じーがんさん
お、キーボードをされるんですか。それは素晴らしい。

うちのウクレレの教室メンバーは、タブ譜という初心者用の譜面だったら、全然練習していなくて、初見だったとしても、まぁ一二度練習したら弾けちゃうところまできてるんですよ。
それも、テクニック的にはちょっと難しいものがあっても、まぁ弾けるって感じになってるんですね。
なので、先生も「次のステップは五線譜だ」と判断されたんだと思いますよ。
先生につく、というのは、このあたりの成長の度合いを見てもらえるというところは良い点ですね。個人で練習してると、同じところをグルグル回ってばかりになってしまうし、次に何を練習したら良いのか、課題を見つけると言うことができなかったりもしますからね。

「師を得る」というのは大切な事です。

nophoto
じーがん
2009年2月13日22:01

亀レスで、失礼します。
タブ譜と五線譜ですね。先生は自分でも長年で経験されていますし、いろいろな生徒の成長も見て来ている訳ですから、そういう先生が付いているというのは、有難い事ですね。
「師を得る」ことは、ホントに大事なことだと思います^o^ 

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