仕事で疲れたら、瞑想しよう。 1日20分・自分を浄化する習慣
2008年12月3日 読書
最近、世界的大恐慌のおかげで、取引先からの仕事が激減しております。
まぁ、欧米に進出してる取引先が多いので直撃なんですけどね。まぁしゃーない。
仕事が減ると、不安になるもので、この心の焦りを、いったいどうしたものかと考えてたんですが、そんな時に書店で見つけたのが、この本です。
●仕事で疲れたら、瞑想しよう。 1日20分・自分を浄化する習慣
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4797346558
もともとは、いま使ってる手帳、
●マンダラ手帳
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/B001GOL602
の活用法を書いた、
マンダラ手帳術
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4798020621
という本を読んでいたら、そこに「座禅・瞑想をしなはれ」って事が書いてあって、ああ、これは良いかもな、と思ったという事なんですね。
座禅をして、何やら観念・想念が湧いてきたら、バケツにたまった水のように思って、バサっと捨てる。でまた湧いてきたらばさっと捨てる。これを繰り返しなさいと、まぁ、簡単に書いてあったんですね。
で、実際に試してみると、なかなかに良い感じ。こわばってしまっていた、自分の心がほぐれる感じがあったわけです。
で、そういう状態を一度体験してから、書店をブラブラしてたときに、この「仕事で疲れたら瞑想しよう」を見つけたわけです。
この「仕事で疲れたら…」の方には20分という、ひとつの大きな目安が示されていて、これがなかなか魅力的でした。まぁ実際には30分以上、できれば1時間とか、そのくらい座り続ける、あるいは瞑想し続けるのが良いのでしょうが、藤井さんは、それよりも20分くらいを毎日続けるのが良いとおっしゃるわけです。いやまぁ続くのなら5分でもいいよ、長く続けることが大事だ、とお考えなわけですね。
ただ、実際に瞑想をやって、湧いてきた雑念を払って、ある程度「心の洗濯」ができたかな? と思えるようになるまで、まぁ20分くらいはかかるんじゃないの? という事なんですね。
なので、いまも毎日やってみてるんですが、どうもこれ、すこぶる調子が良いです。
あまりクヨクヨもしないし、自然と前向きな気持ちになるし、いろんな事がうまくかみ合っているような感覚になってきますね。
著者の藤井さんという方は外資系企業の社長も務められた方で、海外の経営トップで瞑想を実践している人は想像以上に多い、という話なんですね。
で、実際に瞑想をしているトップで有名な人間というと、アップルのスティーブ・ジョブスだったりするわけですよ。
おおお、そうなのか!ジョブスがやってるのか!なら真似しよう!って感じであります。
ミーハーなのよ、私。すんません。(笑)
でも、やってみると、これはかなり効果が高いと実感するんですね。
で、ちょっと瞑想関連の書籍とか書店で調べてみたんですけど、意外に書籍自体は幅広く売られているんです。なのに目立たない。
なんで目立たないかというと、いろんなジャンルに分散してたりするからなんですね。
心理学・宗教・精神世界・スポーツ関係の、それぞれの棚の隅に「瞑想」と名の付く本が置いてあったりするという感じなんです。
この本の著者の藤井さんも書いておられますが、「瞑想」と聞くと、日本人はどうしてもすぐに宗教的なイメージで判断してしまって、怖がるか、バカにするか、のどちらかの態度を取ってしまうんです。(そうでなければ盲信するか、なんですが。)
これはもう本当にもったいない話で、恐がりも、馬鹿にもせず、ありのままを試すという事をしてみないといけません。どんなものなのか、「わかってない」のだから「わかろう」とすることですね。なので僕は試してみた、という事なんですが。
で、数冊立ち読みして、「瞑想を人に勧めたいのですが、良いのでしょうか?」というFAQの載ってる本がありまして、「どんどん勧めなさい」と書いてあったので、この文章を書いてる、というところがあります。
「どんどん勧めなさい」と言ってたのは、アルボムッレ スマナサーラさん(スリランカ上座仏教シャム派の日本大サンガ主任長老なのだそうです。よーわからんけど。)なんですがね。前に「怒らないこと」という本を読んで、けっこう感銘を受けたので、この人が「勧めてよし」というなら良いだろうと、そう思ったわけです。こういう心に関する事って言うのは、意外に「勧めずに、相手の自由意志にまかせてあげなさい」って言うのが多いし、それが普通なんですよね。でも、そう言うことを一番言いそうな、スマナサーラさんが、積極的に勧めなさいと言ってるんだから、やっぱり瞑想はそういう「誰もに勧めてかまわない、どんどん勧めるべき技術・ノウハウ」なんだなぁと確認できた、ということです。
まぁあれです、確かに、ヨガとか、そういう体操系とは違って、ただ座って自分の心を見つめるだけですからね。副作用もあるわけないし、どんどん勧めたらいいんだと思いました。
良いものは共有しましょう。
瞑想は良いです。
で、この「仕事に疲れたら」の「はじめに」に書いてあった事を、ちょっと引用します。
(引用開始)----------------------------------
瞑想という大きな助けが、あなたの目の前にある。それを活用しない手はない。
実際、瞑想には驚くべき効用がある。
まずストレスを解消する。ストレスのせいで発揮できなかった能力が目覚めてくる。集中力が向上し、創造力が増してくる。アイデアが浮かぶ。人間関係がよくなる。そして運がよくなる。
これらが一連のまとまりとして自分の身の上に実現するのだ。
しかも、何の道具も、お金もいらない。危険はなく、努力さえ不要である。
「でも瞑想って宗教っぽい」「何となくうさんくさい」と誤解しているとしたら、あまりにも、もったいない。
瞑想は科学的技術だ。安心していい。疑うことなく、静かに座って瞑想を始めることをおすすめする。これらは、自分の体験からいえることだ。
私は、瞑想の達人でも何でもない。気軽に二十数年間、毎日、瞑想を通じて自分の存在と静かに対峙(たいじ)してきただけの人間である。
自分で決定したことが、「自然」に助けられて実現するようになったのだ。人生の転機を、瞑想が、いつも大いなる伴侶として助けてくれた。瞑想が人生を幸せなものにしてくれたといえる。
瞑想を気軽にやってみることだ。あなたの人生が瞑想によってよりよい方向に変わって行くことを、私は強く確信している。
(引用終了)----------------------------------
とまぁ、こんな感じなんですがね。
もう、まさに、この一文がすべてだと思います。
瞑想はかなり良いですね。
何がどういいのかっていうのは、あまりに個人的な感想になってしまって、言ったところで理解不能になると思うので書きませんけど、とにかくいいです。
この一文で、最後の一行に「私は強く確信している。」というのがありますが、こういうところに「強く」という強調文を入れることは珍しいです。
多分、絶大な威力を感じておられるから、「強く」とあえて強調されてるんだろうなぁと思います。
で、僕自身の実感で言うと、とにかく背筋を伸ばして座って(椅子でも良いそうですよ。)、「雑念捨て」という基本さえ守れば、はじめて瞑想した、その日から効果があるように感じます。人にもよるんでしょうけど、僕はそう感じましたね。
ちょっと深い話になるので、項を分けようかと思ってたんですが、ちょろっとだけ書くと、ようは「思想や考えは、道具ではあるが、あなたではない」って事なんです。
主義主張や、あるべき姿、その他いろいろありますが、思想でも考え方でもなんでも良いのですが、そういうものは道具としてはとても便利で、自分の幸せを実現するためには役立てれば良いわけです。
しかし、その便利な考え方に囚われてしまって、「この考え方が私を支えているのだ」とか「この考え方こそが私だ」と思ったところから、不幸が始まるんですね。
「考え」は、「私」ではありません。「考え」は道具です。
だから、自分と道具がくっついてしまって、一体化している部分を、毎日洗って、ちゃんと分離しとく作業というのが、瞑想だと思うと良いと、僕は思います。
下着に洗濯が必要なように、心にも洗濯が必要で、それは毎日やらなくちゃいけないよ、という事です。
毎日お風呂に入って、体を清潔にするのが、あれほど気持ちよくて、健康にも良いのだから、心もお風呂にいれてやりましょうよ、ということです。
そういう意味で、瞑想はよろしいな。
最近で言うと、自転車、MVpen、瞑想のみっつが大のお気に入りです。
その中でも、この瞑想はお金もかからないし、危険もまったくないので、一番のお勧めだ、ということになります。
瞑想。ぜひやってみてください。
僕も「強く」おすすめします。
まぁ、欧米に進出してる取引先が多いので直撃なんですけどね。まぁしゃーない。
仕事が減ると、不安になるもので、この心の焦りを、いったいどうしたものかと考えてたんですが、そんな時に書店で見つけたのが、この本です。
●仕事で疲れたら、瞑想しよう。 1日20分・自分を浄化する習慣
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4797346558
もともとは、いま使ってる手帳、
●マンダラ手帳
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/B001GOL602
の活用法を書いた、
マンダラ手帳術
http://astore.amazon.co.jp/kids1226-22/detail/4798020621
という本を読んでいたら、そこに「座禅・瞑想をしなはれ」って事が書いてあって、ああ、これは良いかもな、と思ったという事なんですね。
座禅をして、何やら観念・想念が湧いてきたら、バケツにたまった水のように思って、バサっと捨てる。でまた湧いてきたらばさっと捨てる。これを繰り返しなさいと、まぁ、簡単に書いてあったんですね。
で、実際に試してみると、なかなかに良い感じ。こわばってしまっていた、自分の心がほぐれる感じがあったわけです。
で、そういう状態を一度体験してから、書店をブラブラしてたときに、この「仕事で疲れたら瞑想しよう」を見つけたわけです。
この「仕事で疲れたら…」の方には20分という、ひとつの大きな目安が示されていて、これがなかなか魅力的でした。まぁ実際には30分以上、できれば1時間とか、そのくらい座り続ける、あるいは瞑想し続けるのが良いのでしょうが、藤井さんは、それよりも20分くらいを毎日続けるのが良いとおっしゃるわけです。いやまぁ続くのなら5分でもいいよ、長く続けることが大事だ、とお考えなわけですね。
ただ、実際に瞑想をやって、湧いてきた雑念を払って、ある程度「心の洗濯」ができたかな? と思えるようになるまで、まぁ20分くらいはかかるんじゃないの? という事なんですね。
なので、いまも毎日やってみてるんですが、どうもこれ、すこぶる調子が良いです。
あまりクヨクヨもしないし、自然と前向きな気持ちになるし、いろんな事がうまくかみ合っているような感覚になってきますね。
著者の藤井さんという方は外資系企業の社長も務められた方で、海外の経営トップで瞑想を実践している人は想像以上に多い、という話なんですね。
で、実際に瞑想をしているトップで有名な人間というと、アップルのスティーブ・ジョブスだったりするわけですよ。
おおお、そうなのか!ジョブスがやってるのか!なら真似しよう!って感じであります。
ミーハーなのよ、私。すんません。(笑)
でも、やってみると、これはかなり効果が高いと実感するんですね。
で、ちょっと瞑想関連の書籍とか書店で調べてみたんですけど、意外に書籍自体は幅広く売られているんです。なのに目立たない。
なんで目立たないかというと、いろんなジャンルに分散してたりするからなんですね。
心理学・宗教・精神世界・スポーツ関係の、それぞれの棚の隅に「瞑想」と名の付く本が置いてあったりするという感じなんです。
この本の著者の藤井さんも書いておられますが、「瞑想」と聞くと、日本人はどうしてもすぐに宗教的なイメージで判断してしまって、怖がるか、バカにするか、のどちらかの態度を取ってしまうんです。(そうでなければ盲信するか、なんですが。)
これはもう本当にもったいない話で、恐がりも、馬鹿にもせず、ありのままを試すという事をしてみないといけません。どんなものなのか、「わかってない」のだから「わかろう」とすることですね。なので僕は試してみた、という事なんですが。
で、数冊立ち読みして、「瞑想を人に勧めたいのですが、良いのでしょうか?」というFAQの載ってる本がありまして、「どんどん勧めなさい」と書いてあったので、この文章を書いてる、というところがあります。
「どんどん勧めなさい」と言ってたのは、アルボムッレ スマナサーラさん(スリランカ上座仏教シャム派の日本大サンガ主任長老なのだそうです。よーわからんけど。)なんですがね。前に「怒らないこと」という本を読んで、けっこう感銘を受けたので、この人が「勧めてよし」というなら良いだろうと、そう思ったわけです。こういう心に関する事って言うのは、意外に「勧めずに、相手の自由意志にまかせてあげなさい」って言うのが多いし、それが普通なんですよね。でも、そう言うことを一番言いそうな、スマナサーラさんが、積極的に勧めなさいと言ってるんだから、やっぱり瞑想はそういう「誰もに勧めてかまわない、どんどん勧めるべき技術・ノウハウ」なんだなぁと確認できた、ということです。
まぁあれです、確かに、ヨガとか、そういう体操系とは違って、ただ座って自分の心を見つめるだけですからね。副作用もあるわけないし、どんどん勧めたらいいんだと思いました。
良いものは共有しましょう。
瞑想は良いです。
で、この「仕事に疲れたら」の「はじめに」に書いてあった事を、ちょっと引用します。
(引用開始)----------------------------------
瞑想という大きな助けが、あなたの目の前にある。それを活用しない手はない。
実際、瞑想には驚くべき効用がある。
まずストレスを解消する。ストレスのせいで発揮できなかった能力が目覚めてくる。集中力が向上し、創造力が増してくる。アイデアが浮かぶ。人間関係がよくなる。そして運がよくなる。
これらが一連のまとまりとして自分の身の上に実現するのだ。
しかも、何の道具も、お金もいらない。危険はなく、努力さえ不要である。
「でも瞑想って宗教っぽい」「何となくうさんくさい」と誤解しているとしたら、あまりにも、もったいない。
瞑想は科学的技術だ。安心していい。疑うことなく、静かに座って瞑想を始めることをおすすめする。これらは、自分の体験からいえることだ。
私は、瞑想の達人でも何でもない。気軽に二十数年間、毎日、瞑想を通じて自分の存在と静かに対峙(たいじ)してきただけの人間である。
自分で決定したことが、「自然」に助けられて実現するようになったのだ。人生の転機を、瞑想が、いつも大いなる伴侶として助けてくれた。瞑想が人生を幸せなものにしてくれたといえる。
瞑想を気軽にやってみることだ。あなたの人生が瞑想によってよりよい方向に変わって行くことを、私は強く確信している。
(引用終了)----------------------------------
とまぁ、こんな感じなんですがね。
もう、まさに、この一文がすべてだと思います。
瞑想はかなり良いですね。
何がどういいのかっていうのは、あまりに個人的な感想になってしまって、言ったところで理解不能になると思うので書きませんけど、とにかくいいです。
この一文で、最後の一行に「私は強く確信している。」というのがありますが、こういうところに「強く」という強調文を入れることは珍しいです。
多分、絶大な威力を感じておられるから、「強く」とあえて強調されてるんだろうなぁと思います。
で、僕自身の実感で言うと、とにかく背筋を伸ばして座って(椅子でも良いそうですよ。)、「雑念捨て」という基本さえ守れば、はじめて瞑想した、その日から効果があるように感じます。人にもよるんでしょうけど、僕はそう感じましたね。
ちょっと深い話になるので、項を分けようかと思ってたんですが、ちょろっとだけ書くと、ようは「思想や考えは、道具ではあるが、あなたではない」って事なんです。
主義主張や、あるべき姿、その他いろいろありますが、思想でも考え方でもなんでも良いのですが、そういうものは道具としてはとても便利で、自分の幸せを実現するためには役立てれば良いわけです。
しかし、その便利な考え方に囚われてしまって、「この考え方が私を支えているのだ」とか「この考え方こそが私だ」と思ったところから、不幸が始まるんですね。
「考え」は、「私」ではありません。「考え」は道具です。
だから、自分と道具がくっついてしまって、一体化している部分を、毎日洗って、ちゃんと分離しとく作業というのが、瞑想だと思うと良いと、僕は思います。
下着に洗濯が必要なように、心にも洗濯が必要で、それは毎日やらなくちゃいけないよ、という事です。
毎日お風呂に入って、体を清潔にするのが、あれほど気持ちよくて、健康にも良いのだから、心もお風呂にいれてやりましょうよ、ということです。
そういう意味で、瞑想はよろしいな。
最近で言うと、自転車、MVpen、瞑想のみっつが大のお気に入りです。
その中でも、この瞑想はお金もかからないし、危険もまったくないので、一番のお勧めだ、ということになります。
瞑想。ぜひやってみてください。
僕も「強く」おすすめします。
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