自転車とストリートビューと旧街道。
2008年11月28日 自転車自転車の話ですが。
いざ自宅と事務所の間を走ってみると、初日は41分かかったけれど、2日目の行きで37分。帰りで35分でありました。
というのは。
どの道を通れば近いのか? というのを、Googleマップで見て、で、右左折するべき場所を間違えないように、ストリートビューで確認したのです。そのおかげで、道に迷うこともなく、スイスイと進めてしまうのですよ。
まぁ画期的ですねぇ。初めて走った道とは思えない感じと言うか。
初日は何も分ってないので、大きな道をなんとなく走ってみただけ。そうしたら、地図で見てみると遠回りだわ、クルマは多いわで緊張するし、ロクでもない道でありました。
なんせ、27段変速の自転車に乗ったのなんてはじめてなので、変速の入れ方がわからない。どうも、すっきりと、良い感じにシフトチェンジができなかったのですね。
ケイデンスと言って、自転車を快適に進めるには、ペダルを回す速度をできるだけ一定にするというのが基本なのですが、この「一定に」という意味がどういうことなのかが、やっとこの2、3日でわかってきた、というところ。
なんちゅうか、走り出して、少しすると、ペダルが軽くなってしまうわけです。スピードが出るから。そうすると快適ではないのですね。なのでちょっと重い方にシフトする。そうすると自然にまたスピードが上がる、というわけです。基本的には、この「足にかかる負荷」を一定にする感じなんじゃないかなぁって思います。
で、あんまり重いギアのままスピードが落ちてくると、一定の速度でペダルを回すのが苦しくなってくるわけです。それはすでにギアチェンジが遅れてるんですね。
いや、なかなかに微妙なものです。
初日は、そんなこんなで近い道を選ぶもへったくれもないわけです。ギアの入れ方の練習をしている間に家に着いちゃったって感じ。
2日目の事務所に向かう道も同じでしたねぇ。ギアチェンジの仕方を確認してるうちに事務所に着いてしまった。すごく良く晴れていて気持ちよかったんだけど、そういう季節を楽しんでる余裕がイマイチない。
やっぱり幹線道路を走ると、経験も浅いし、いろいろ緊張することが多くて大変なのですよ。
まいったなぁと思うのは、ママチャリでねぇ。ママチャリは基本は「お仲間」と思ってるんですけど、それでも車道を逆走して走る人が、意外に多くて驚いてしまいましたなぁ。
いやー、それはまずいよ。
「歩道はどっち向きに走っても良い」という事になってるので、(これがすでに、かなりマズイわけなんですけど、いかんせん、警官だって歩道はどっち向きにでも走るのよなぁ。)車道も逆送してかまわないと思ってしまうみたいなんですねぇ。
うーん。まいった。
これは、かなり怖いです。
自動車より怖かった。
いやマジに。
どうしたものだろう。
---------
それはさておき。
大阪というのは、それなりに歴史のある街なので、Googleマップで見ても、幹線道路とは少し斜めにずれている旧街道というのが、けっこう残ってるわけです。
多分、江戸時代とか明治とかにはメインストリートだったんでしょうな。住吉街道なんてのもそういう道のひとつで、上方落語には「住吉駕籠」なんて言うネタがあって、住吉神社から北浜までがひとつの通り道だったという描写がありますからね。
で、マップ上の道を丹念に見ていくと、自転車に最適な旧街道とかがけっこうあるという事に気付きます。
実際に自転車で走ってみると、クルマも少なく、信号も少なく、風情もあって、とても気持ちの良い道だったりするわけです。しかも、幹線道路を斜めにショートカットするように走ってたりするし。
まぁ、生活道路になってる部分が多いので、学生が通ったり、親子連れがママチャリで走ったりとかあるので、あんまりスピードは出せないんですがね。いちおう車道なんだけど、「歩道」と呼ぶべきスペースもないって感じなので。
それでもショートカット&信号・クルマ少なしというメリットのおかげで、かなり時間短縮になるんですなぁ。
いやぁすごいもんだねぇって思うのですよ。
昔からの人の通り道っていうのは、なんちゅうか、人の息づかいがあるよなぁって思う。
自動車で幹線道路を走ってると、なんて言うか、風景が殺伐としてるんですよねぇ。
そういう違いがある。
で、Googleのストリートビューって、そういう「ちょっと良い旧街道」をちゃんと3Dの実画像で取り込んでくれてたりするわけでうす。「へぇ~」って感心しましたな。ものすごく細い道とかも、場所によっては画像撮影してるんですよねぇ。
まぁ、いろいろ問題もあるかもしれませんが、少なくとも自転車に乗るには、ストリートビューは有用ではあります。それは思った。うん。
●自転車:ひとよみにっき内実用体験レポート-----------------(2009.09.29追記)
▼基礎的書籍紹介:自転車関連の情報をまとめておきます。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200909290836391467/
▼自転車本体:TREK クロスバイク 7.5FX
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811231655512820/
▼地図:自転車とストリートビューと旧街道。
▼階段克服:道、間違えました。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200811291203343466/
▼ヘルメット:恥ずかしのヘルメット。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812050904248688/
▼ライト:手回し充電ライト
http://hitoyomi.diarynote.jp/200812071125466947/
▼下着:【あったかい!】ミズノ ブレスサーモ アンダーウェア 半袖Vネック A92LN-502
http://hitoyomi.diarynote.jp/200901171257308230/
▼ブレーキ:衝突回避の秘密。(あ、自転車の話ですよ。)
http://hitoyomi.diarynote.jp/200902190451325362/
▼天気予報サイト紹介:雨が降ると自転車に乗れない。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200903021357063086/
▼輪行:はじめての輪行。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200908011355319224/
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●「ひとよみにっき」の自転車関連書き込みのみ表示
http://hitoyomi.diarynote.jp/?theme_id=7
いざ自宅と事務所の間を走ってみると、初日は41分かかったけれど、2日目の行きで37分。帰りで35分でありました。
というのは。
どの道を通れば近いのか? というのを、Googleマップで見て、で、右左折するべき場所を間違えないように、ストリートビューで確認したのです。そのおかげで、道に迷うこともなく、スイスイと進めてしまうのですよ。
まぁ画期的ですねぇ。初めて走った道とは思えない感じと言うか。
初日は何も分ってないので、大きな道をなんとなく走ってみただけ。そうしたら、地図で見てみると遠回りだわ、クルマは多いわで緊張するし、ロクでもない道でありました。
なんせ、27段変速の自転車に乗ったのなんてはじめてなので、変速の入れ方がわからない。どうも、すっきりと、良い感じにシフトチェンジができなかったのですね。
ケイデンスと言って、自転車を快適に進めるには、ペダルを回す速度をできるだけ一定にするというのが基本なのですが、この「一定に」という意味がどういうことなのかが、やっとこの2、3日でわかってきた、というところ。
なんちゅうか、走り出して、少しすると、ペダルが軽くなってしまうわけです。スピードが出るから。そうすると快適ではないのですね。なのでちょっと重い方にシフトする。そうすると自然にまたスピードが上がる、というわけです。基本的には、この「足にかかる負荷」を一定にする感じなんじゃないかなぁって思います。
で、あんまり重いギアのままスピードが落ちてくると、一定の速度でペダルを回すのが苦しくなってくるわけです。それはすでにギアチェンジが遅れてるんですね。
いや、なかなかに微妙なものです。
初日は、そんなこんなで近い道を選ぶもへったくれもないわけです。ギアの入れ方の練習をしている間に家に着いちゃったって感じ。
2日目の事務所に向かう道も同じでしたねぇ。ギアチェンジの仕方を確認してるうちに事務所に着いてしまった。すごく良く晴れていて気持ちよかったんだけど、そういう季節を楽しんでる余裕がイマイチない。
やっぱり幹線道路を走ると、経験も浅いし、いろいろ緊張することが多くて大変なのですよ。
まいったなぁと思うのは、ママチャリでねぇ。ママチャリは基本は「お仲間」と思ってるんですけど、それでも車道を逆走して走る人が、意外に多くて驚いてしまいましたなぁ。
いやー、それはまずいよ。
「歩道はどっち向きに走っても良い」という事になってるので、(これがすでに、かなりマズイわけなんですけど、いかんせん、警官だって歩道はどっち向きにでも走るのよなぁ。)車道も逆送してかまわないと思ってしまうみたいなんですねぇ。
うーん。まいった。
これは、かなり怖いです。
自動車より怖かった。
いやマジに。
どうしたものだろう。
---------
それはさておき。
大阪というのは、それなりに歴史のある街なので、Googleマップで見ても、幹線道路とは少し斜めにずれている旧街道というのが、けっこう残ってるわけです。
多分、江戸時代とか明治とかにはメインストリートだったんでしょうな。住吉街道なんてのもそういう道のひとつで、上方落語には「住吉駕籠」なんて言うネタがあって、住吉神社から北浜までがひとつの通り道だったという描写がありますからね。
で、マップ上の道を丹念に見ていくと、自転車に最適な旧街道とかがけっこうあるという事に気付きます。
実際に自転車で走ってみると、クルマも少なく、信号も少なく、風情もあって、とても気持ちの良い道だったりするわけです。しかも、幹線道路を斜めにショートカットするように走ってたりするし。
まぁ、生活道路になってる部分が多いので、学生が通ったり、親子連れがママチャリで走ったりとかあるので、あんまりスピードは出せないんですがね。いちおう車道なんだけど、「歩道」と呼ぶべきスペースもないって感じなので。
それでもショートカット&信号・クルマ少なしというメリットのおかげで、かなり時間短縮になるんですなぁ。
いやぁすごいもんだねぇって思うのですよ。
昔からの人の通り道っていうのは、なんちゅうか、人の息づかいがあるよなぁって思う。
自動車で幹線道路を走ってると、なんて言うか、風景が殺伐としてるんですよねぇ。
そういう違いがある。
で、Googleのストリートビューって、そういう「ちょっと良い旧街道」をちゃんと3Dの実画像で取り込んでくれてたりするわけでうす。「へぇ~」って感心しましたな。ものすごく細い道とかも、場所によっては画像撮影してるんですよねぇ。
まぁ、いろいろ問題もあるかもしれませんが、少なくとも自転車に乗るには、ストリートビューは有用ではあります。それは思った。うん。
●自転車:ひとよみにっき内実用体験レポート-----------------(2009.09.29追記)
▼基礎的書籍紹介:自転車関連の情報をまとめておきます。
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▼自転車本体:TREK クロスバイク 7.5FX
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▼地図:自転車とストリートビューと旧街道。
▼階段克服:道、間違えました。
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▼ヘルメット:恥ずかしのヘルメット。
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▼ライト:手回し充電ライト
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▼下着:【あったかい!】ミズノ ブレスサーモ アンダーウェア 半袖Vネック A92LN-502
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▼ブレーキ:衝突回避の秘密。(あ、自転車の話ですよ。)
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▼天気予報サイト紹介:雨が降ると自転車に乗れない。
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▼輪行:はじめての輪行。
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