やっぱりオバマ。

2008年11月5日
やっぱり結局オバマでした。
すごいなぁと思う。

っちゅうのは副島隆彦さんの事。
よくよく聞いてみると2年とちょっと前から「オバマで決まりだ。他はない。」と断言してたみたいですね。
キツネでも憑いてるんと違うか?

アメリカ発の金融恐慌も「住宅向けローンから火がついておかしくなる」と4年前から言ってたし。
なんなんだ、この人は。ほんとに。

僕は1995年の阪神大震災の時に、「海外から見た日本」がどう見えるのかを本当に知りたくなって、ちょっとずつ英語の勉強をはじめたんですけど、もともと英語が大の苦手だったので簡単な英文でもさっぱりわからずだったし、またいろんな英語の解説書とか読んでも、どうにもよくわからない、ピンと来ないの連続だったのですね。

で、当時はまだ評論家とか大学の先生とかをやってなかった(んだと思う)副島隆彦さんの、英語に関する教則本のたぐいを読んで、かなり英語という言葉の大きな構造がつかめて、まず「英語の先生」として「すごくわかりやすく教えてくれる人」という意味で感激してたんですよ。
副島さんの英語解説本は、それはそれは良く分かった。

(宝島から出てた「道具としての英語」のシリーズに入ってたメアリーポピンズ本です。)

だから、この人の書く英語解説本のたぐいがとても好きでずっと読んでたんですね。「英文法の謎をとく」とか。

ところが、その後、アメリカの政治についての本とかを出し始めたので「おいおい、そういうきな臭いのはやめてよ。実用的な英語の基礎を教える本とか書いてよ。」というのが、僕のいつわらざる、正直な感想だったわけです。

副島さんって、予備校の先生とかやってた人だし、僕から見たら「たかが予備校の先生が世界の政治とか語ったらアカンわ。」というような、実に副島さんを見下した見方しかしてなかったんですね。

たかが予備校の先生やんけ。

これです。
その程度にしか見てなかった。

でも、まぁ英語の教え方はうまいし、そこは大したものだし、試しに政治関係の本もいっちょ読んでみるか。
と思って読んでみたら、かなーーーり面白かった。

へぇ。

てなもんです。

で、いろいろ読んでいくと、政治や社会学、宗教、経済学などなどに関して博学・博識な小室直樹先生の弟子を標榜されてたのですよ、副島隆彦さんは。

ええええ! そうなの? って感じでありました。
あの小室先生のお弟子さんですか。
いや、それはすごい。

ここでまた信用度アップ。

でまぁ、いろいろ読んでると、ブッシュの当選を言い当てて、ブッシュの再選も言い当ててたわけです。それも全部1年以上前から断言。一切ぶれず。

そんな事もあって、どんどん信用度アップ。

それがここに来て、この大恐慌の予言とオバマ当選の予言で、とんでもないなぁ、この人は、という事になってしまった。

副島さんに言わせれば、「景気後退局面に入らざるを得ないのはわかっていたから、黒人暴動を抑えるためにオバマなんだよ。」という事だそうです。
ああ、まぁ、そういう事はあるんかもしらんけど、はぁ、まぁ、よう断言しきってしまえるよなぁ。すげぇ。

結局10年にわたって、この副島さんという人の著書を読んだりしてきたわけですけど、こういう具合に大きな枠組みのところで、ズバリと言い当てて、ブレがなく、しかも全部的確に結果になってたが故に、ずっとウォッチし続けてしまったんだよなぁって思う。

まいりました。と平身低頭するしかない、ですわ。

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