世界恐慌なんですってば。
2008年9月17日 ■時事なんちゅうか、リーマン・ブラザーズの破たんがあってはじめて、日本のマスコミは、やっと世界経済に注目しだしたって感じですね。
もう、去年の8月のサブプライム問題の時から、世界はズルズルズルズルと、ずーっと恐慌状態へと大突入してたっていうのに、日本のマスコミは、全然そういう事を書かない。
なんなんだ? これは。
9月の1日に福田さんが辞めた時に「いまは世界恐慌で、もっとひどくなるから、福田はやめたんじゃないか?」と書きましたけど、もう見えてた事ですから。世界を見てれば。
でも、日本のマスコミは全然そういう事を書かない。
ある程度、ワールドワイドな仕事をしている会社の人なら、(とくに経営陣でしょうが)そう言うことは見えてたはずなんですが。
なのに、この世界的難局に自民総裁が小池百合子とかありえないでしょう。地方の自民党員にも世界を相手に商売してる人は山ほどいてるんだから、いまの面子なら麻生しかないよ。でも多分勝てないよなぁ、自民党。小沢さんを首相にして、全国民が一致団結するしかないって。現状。そういう事だと思う。
本当は自民党でも民主党でも、さして大きな変革はできないのかも知れないんだけど、それでもまだ、小沢さんの方が世界に対して粘ってくれるからねぇ。「スジ論」の人だから、あの人。スジが通ってるかどうかで粘るから。
でもまぁ、こういう事を書いてるのも、ずっと副島隆彦氏の「学問道場」を覗いてたからなんですよねぇ。
あの人はすごいわ。副島さん。
前にこの「ひとよみにっき」で、副島さんのご著書を紹介した日記を書きました。
●やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる
http://diarynote.jp/d/12917/20040402.html
これが4年前です。
で、この本こそ、まさにアメリカのサブプライムローンの破綻から、アメリカ発の大恐慌が起きると「予言」してた本なんですよ。アメリカの好景気が住宅ローンをきっかけに崩れて、それが発端で世界恐慌になるとはっきり書いてあったんですよ。まぁ「サブプライムローン」とまでは明記されてなかったし、「2年くらいで来る!」と書いておられたのが、もう二年ずれちゃったわけですが。そんな事は些末なことで。
で、この本、他の副島さんの本は、僕はあまり紹介しなかったけど、この本に関してだけは「安心して紹介できます」と太鼓判を押して紹介しました。実にその破綻へのシナリオがストンと胸落ちする内容だったからなんですが。
でも、見てごらんなさい。
もうまったくその通りじゃないですか。
いろんな本を乱読してるとね、本当に正しい事が書いてあるかどうかとか、けっこう読み取れるんですよ。そういう事なんです。だから本は読まないといけない。読んでないと、そういうのがわからないんです。チマチマした話にだまされる。
まぁ、日本の国民は小泉にだまされてしまったクチなので、しょうがねぇなぁとしか言いようがないんですが。
副島さんは、実に恐ろしい人で、アメリカ大統領選挙の予想も、ずっと当て続けてるんですよね。ダテに「アメリカ政治評論が本業」とは言ってないって事です。ブッシュの当選も、再選も、投票が始まる半年から1年前に「ブッシュで決まりだ」とか「ブッシュの再選で決まりだ。他はない。」と断言して、で、その結果が出るまで一切ブレませんでした。すごいね、どうも。
で、さて次の米大統領ですが、副島さんは、2007年の春ごろから、つまり去年の春だよ、今年の春じゃないよ、1年以上前から「オバマだ。こいつで決まりだ。」と断言されていました。
「は?オバマ? 誰それ?」って、私は首をかしげましたがね。
でもまぁ、もうオバマで決まりでしょう。
なんで、そんな事ができんの? って思うけど、副島さん、政治の裏の汚いお手盛りまで含めて読んではりますからな。いろんな状況を見てたら手に取るようにわかるんでしょう。
笑ってしまうのは、「こいつだ。こいつで次の大統領は決まりだ。」と思った理由です。なんと「バカみたいな顔してるから」ですよ。いやほんと。すんません、正確な引用してません。でも、そういう意味の事を言っておられた。で、そういう判断こそが実に優れてると思うのですよね。ようは、裏にいてる、巨大なる「金主」に上手に操られるだけの「中身の無さ」があると、読み切ったわけです。
困った人だ。ちゅうかすごい人だ。
で、副島さんは、もう何年も前からずーっと、「小沢一郎こそが日本国王なのである」と、これまた断言されてきたんですよねぇ。まぁ、その理由までは書かないけど、で、それもまた現実を見れば、さもありなん。この1年くらいは、まるで小沢国王に仕える従者福田という有様であったではないですか。
で、新聞の記事を見てたら、国民新党が民主党と一緒になるらしいのですよ。で、その大前提に、あの「郵政改革の見直し」が条件として入っていて、そこで合意したからというのがあるらしいんですよね。ああ、それはいいなぁって僕は思います。
大恐慌が来るんだよ? 郵貯の巨大資金くらい、外資に渡さずに国民の資産として握りしめておこうよ。これ、かなりの重要案件として検討して良いんじゃないか?リーマンすらぶっつぶれなんだからさぁ。こういう肝心のところで、オバマの金主にアッカンベーしてやろうよって僕は思うのだが、さてどうか?
ちゅうて、こういう物語を、あまり誰もちゃんと理解しようとしてくれないのが困りものなんですよねぇ。みんな国内マスコミしか見聞きしてないから。女性首相が誕生したら、とか、女性大統領が誕生したらとか、そういう「目くらまし」に振り回されてる。そんなん、勘のするどい女性をこそだまくらかそうとする、単なる撒き餌でんがな。食いついたらあきませんって。
はぁ。やれやれ。
しかし、さて、これから世界は、どうなりますことやら。
もう、去年の8月のサブプライム問題の時から、世界はズルズルズルズルと、ずーっと恐慌状態へと大突入してたっていうのに、日本のマスコミは、全然そういう事を書かない。
なんなんだ? これは。
9月の1日に福田さんが辞めた時に「いまは世界恐慌で、もっとひどくなるから、福田はやめたんじゃないか?」と書きましたけど、もう見えてた事ですから。世界を見てれば。
でも、日本のマスコミは全然そういう事を書かない。
ある程度、ワールドワイドな仕事をしている会社の人なら、(とくに経営陣でしょうが)そう言うことは見えてたはずなんですが。
なのに、この世界的難局に自民総裁が小池百合子とかありえないでしょう。地方の自民党員にも世界を相手に商売してる人は山ほどいてるんだから、いまの面子なら麻生しかないよ。でも多分勝てないよなぁ、自民党。小沢さんを首相にして、全国民が一致団結するしかないって。現状。そういう事だと思う。
本当は自民党でも民主党でも、さして大きな変革はできないのかも知れないんだけど、それでもまだ、小沢さんの方が世界に対して粘ってくれるからねぇ。「スジ論」の人だから、あの人。スジが通ってるかどうかで粘るから。
でもまぁ、こういう事を書いてるのも、ずっと副島隆彦氏の「学問道場」を覗いてたからなんですよねぇ。
あの人はすごいわ。副島さん。
前にこの「ひとよみにっき」で、副島さんのご著書を紹介した日記を書きました。
●やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる
http://diarynote.jp/d/12917/20040402.html
これが4年前です。
で、この本こそ、まさにアメリカのサブプライムローンの破綻から、アメリカ発の大恐慌が起きると「予言」してた本なんですよ。アメリカの好景気が住宅ローンをきっかけに崩れて、それが発端で世界恐慌になるとはっきり書いてあったんですよ。まぁ「サブプライムローン」とまでは明記されてなかったし、「2年くらいで来る!」と書いておられたのが、もう二年ずれちゃったわけですが。そんな事は些末なことで。
で、この本、他の副島さんの本は、僕はあまり紹介しなかったけど、この本に関してだけは「安心して紹介できます」と太鼓判を押して紹介しました。実にその破綻へのシナリオがストンと胸落ちする内容だったからなんですが。
でも、見てごらんなさい。
もうまったくその通りじゃないですか。
いろんな本を乱読してるとね、本当に正しい事が書いてあるかどうかとか、けっこう読み取れるんですよ。そういう事なんです。だから本は読まないといけない。読んでないと、そういうのがわからないんです。チマチマした話にだまされる。
まぁ、日本の国民は小泉にだまされてしまったクチなので、しょうがねぇなぁとしか言いようがないんですが。
副島さんは、実に恐ろしい人で、アメリカ大統領選挙の予想も、ずっと当て続けてるんですよね。ダテに「アメリカ政治評論が本業」とは言ってないって事です。ブッシュの当選も、再選も、投票が始まる半年から1年前に「ブッシュで決まりだ」とか「ブッシュの再選で決まりだ。他はない。」と断言して、で、その結果が出るまで一切ブレませんでした。すごいね、どうも。
で、さて次の米大統領ですが、副島さんは、2007年の春ごろから、つまり去年の春だよ、今年の春じゃないよ、1年以上前から「オバマだ。こいつで決まりだ。」と断言されていました。
「は?オバマ? 誰それ?」って、私は首をかしげましたがね。
でもまぁ、もうオバマで決まりでしょう。
なんで、そんな事ができんの? って思うけど、副島さん、政治の裏の汚いお手盛りまで含めて読んではりますからな。いろんな状況を見てたら手に取るようにわかるんでしょう。
笑ってしまうのは、「こいつだ。こいつで次の大統領は決まりだ。」と思った理由です。なんと「バカみたいな顔してるから」ですよ。いやほんと。すんません、正確な引用してません。でも、そういう意味の事を言っておられた。で、そういう判断こそが実に優れてると思うのですよね。ようは、裏にいてる、巨大なる「金主」に上手に操られるだけの「中身の無さ」があると、読み切ったわけです。
困った人だ。ちゅうかすごい人だ。
で、副島さんは、もう何年も前からずーっと、「小沢一郎こそが日本国王なのである」と、これまた断言されてきたんですよねぇ。まぁ、その理由までは書かないけど、で、それもまた現実を見れば、さもありなん。この1年くらいは、まるで小沢国王に仕える従者福田という有様であったではないですか。
で、新聞の記事を見てたら、国民新党が民主党と一緒になるらしいのですよ。で、その大前提に、あの「郵政改革の見直し」が条件として入っていて、そこで合意したからというのがあるらしいんですよね。ああ、それはいいなぁって僕は思います。
大恐慌が来るんだよ? 郵貯の巨大資金くらい、外資に渡さずに国民の資産として握りしめておこうよ。これ、かなりの重要案件として検討して良いんじゃないか?リーマンすらぶっつぶれなんだからさぁ。こういう肝心のところで、オバマの金主にアッカンベーしてやろうよって僕は思うのだが、さてどうか?
ちゅうて、こういう物語を、あまり誰もちゃんと理解しようとしてくれないのが困りものなんですよねぇ。みんな国内マスコミしか見聞きしてないから。女性首相が誕生したら、とか、女性大統領が誕生したらとか、そういう「目くらまし」に振り回されてる。そんなん、勘のするどい女性をこそだまくらかそうとする、単なる撒き餌でんがな。食いついたらあきませんって。
はぁ。やれやれ。
しかし、さて、これから世界は、どうなりますことやら。
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