ウクレレの宴
いやー、楽しかった。
実に幸せな気分でありました。

今年も、去年と同じく、ウクレレ関連の大きな発表会がありまして。

あ、調べてみるとどうも「ひとよみにっき」では書いた事がなかったか。
3年も前にちょろっと書いてますが。

http://12917.diarynote.jp/200506280333030000/
カッチョ良かった日2005年06月26日

ま、習いに行ってるウクレレ教室の発表会イベントってとこなんですが、今年はなんだか特別に楽しい感じがありましたねぇ。なんでやろ。

自分たちがやった演奏も、まぁまぁの完成度だったので、それはそれで楽しかったのだけど、やっぱり参加者全員がそれなりに質が高くなってきてる事が大きいのかも知れないですね。

みんなけっこうスキルが上がってきていて、聞いていて飽きないんですよ。単純に、とても楽しめる演奏がいくつもあった、というのが良かった理由かも知れません。

ウクレレという楽器自体が、この10年ずっと静かなブームのままで、このイベントへの参加人数もどんどん増えているんですね。なので、今年は二日間開催して、4部制という大所帯になっています。

また、大阪で開催ながら広島や高知からも参加メンバーがいて地域的な広がりも出ているわけです。そういう大所帯なのに、粒よりの演奏が普通に聴けるというのが楽しかったのかも知れないなぁって思います。

ま、練習すりゃ、誰でもうまくなるって事ですよ。
そういう当たり前の事実が、ものすごく楽しい事になっちゃってるなぁっていう。
まぁ、そういう事ですね。
いろんなレベルのうまさがあって、それがそれぞれに全部OK。全部「過程」として楽しいという、そういう感じがすごく良かったんだと思いますな。

たとえば、発表会のラストには、何曲か講師演奏というのもあるので、それを聞くのも楽しみなんですね。講師の方たちは、本職は別に持っていて、ギタリストだったり、ミュージシャンとしても仕事、活動をされてるわけです。

でも、まったくはじめて舞台にあがる素人の人も同じように同じ舞台にあがる訳です。そこに垣根がないんですな。
だから、素人から、プロのミュージシャンまでが、音楽の楽しさだけを共通項につながってるような感じでして、そこが、ウクレレという「未完成の楽器」「ゆるい楽器」特有のつながり方だなぁと思う。
ちょっと他の楽器だと、このゆるい感じはないだろうなぁ。

今年は、ある講師の方が、ウクレレの演奏コンテストで優勝をされたので、その超絶技巧のお披露目演奏もあったのですが、こっちがもともとウクレレを弾いているから、その超絶技巧のすごさがはっきりわかるわけです。「こらすごい」と、拍手鳴りやまず。

でも、まったく楽器を弾いたこともない人だと凄さとかわからなかったかもなぁって思うんですよね。やっぱりウクレレという楽器が媒介になってるから通じるところがあるわけで。

僕が参加して演奏した曲も、5人での合奏で、習ってる先生がアンサンブル(合奏)用の総譜を書いて、それで演奏したわけです。で、大きくは失敗したところとか、ミスしてしまったところがたくさんたくさんあったんですが、でも、そういうところは問題じゃなくて、リズムキープがキチンとできてるか、曲の盛り上がり部分を大きく弾くとかの「曲想」の部分をキチンと演奏しよう!というのがあって、そっちの方はまぁまぁうまくできた感じなんですね。で、そういうのは多分聞いてる方にも伝わってると思う。

そういう「音楽が好き」っていう感じ、音楽の空気のやりとりみたいな事がギュウギュウに詰まってる感じがあって、今年はとっても良かったなぁという事なのでありますよ。

4部あるうちの1部しか見てないし、実は今日もその発表会はやってるんですけどね。他の人たちももっと面白いのかも知れないなぁ。まぁさすがに今日は参加しないですけど。

ウクレレ。

やっぱり楽しいです。
どうですか? あなたも。

ま、てなことで。

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追記:YouTubeにうちのチームの動画があったので、リンクしときます。良かったらどうぞ。
うちのチームの演奏
http://jp.youtube.com/watch?v=frI3bskIpis

他のチームの演奏
http://jp.youtube.com/watch?v=ToBYMb7o_ak&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=I-rsxz2Bsg4&feature=related

コメント

nophoto
Graphic
2013年1月5日8:03

I’ll try to put this to good use immiedatley.

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