ちょっとiPhoneのことが気になってネットで記事を読んでいたら、こんな話題が載ってまして。

http://ascii24.com/news/i/topi/article/2007/01/10/667110-000.html

なんとおちゃめなジョブスであろうか。
いいなぁ。

で、この記事の途中に、

(引用開始)-----------------------------
ステージに返り咲いたジョブズ氏が、リモコンを持ってスピーチを始めようするが、Macのハードディスクがスリープしてしまったのか、まったく反応ナシ。リモコンを変えたり、いろいろと工夫をするがやはり動かない。

以前はこうした“事件”の後は、怒り狂って社員をクビにしていたジョブズ氏だが、今回はそんな自分の性格を知る観衆達に向かって「今頃、舞台裏はテンヤワンヤだ」と笑って見せ、「あれは私の高校の頃………」と突然、今回の発表とはまったく関係のない話を切り出してみせた。
(引用終了)-------------------------

というようなことが書いてありました。
で、この後に変なポーズの話題を出して爆笑をさそうわけだけど、この、今までだと「怒り狂って社員をクビにして」いたジョブスが、いかにして「笑いを取る」ところへ進化したのか?
僕はそこに深い興味を覚えますなぁ。

いろいろあったんだろうなぁ。たぶん。すげぇなぁ。人間として。

先日からずっと書いてますが、怒りは「不要」なもので「猛毒」なんです。
でも、そう言うことも、鍛えれば、こういう具合に「笑い」にまで持って行ける。
「そうか、そうなんやなぁ」とつくづく思う。

怒るタイミングでギャグを出す。

これはもう、すごい成長ですよねぇ。これを目指さねばって思う。
それこそ、まさに「ユーモア」なのだと。
ユーモアとはヒューモアで、人間性の事なのだと。
怒ってるより、笑ってる方がいいじゃんって事でしょうねぇ。

だいたい、人間、年食ったら、怒ったら怒りっぱなしになる「保続」現象なんてものがあるわけだから、怒りのスイッチが入る前にギャグに転換させる訓練をせねばとおもいますなぁ。

うーん。親父ギャグとかの採用も考えよう。
「布団が吹っ飛んだ。」とか。こち亀の大原部長じゃないけど。より良いおっさんになっていくために、必要な事かもなぁ。

ともあれ、やっぱりジョブスは優れております。
iPhoneもすごいなぁと感心したけど、それより何より、ジョブスのこの成長に感心した。
人間は成長できるんだって思うねぇ。すばらしいです。
思いませんか? みなさん。

コメント

nophoto
陶子
2007年1月16日20:59

こんばんわ。 またお邪魔しました。

>人間は成長できるんだって思うねぇ。すばらしいです。
はいは〜い! 思いますよ。
親父ギャグコーナーもありだと思いますよ(^^) また楽しみが増えます。
すべっても平常心を保てるかどうか、精神力の訓練になったりして!?

わたくしごとですが、自分は凹んでポエムな自分自身も好きですが
ユーモアも味方につけたいなぁ、と思っています。

シゲ
シゲ
2007年1月17日11:30

>陶子さん
「凹んでポエムな自分」って、楽しい表現ですねぇ。そうっすよね、そうやって自分を客観視して、笑えると良いのですよね。笑うと言ってもバカにして笑うんじゃなくて、愛情ある笑いね。自分を愛しながらも客観視するって感じ。
ユーモアが身に付けば、人生敵無しになるんじゃなかろうかとすら思います。はい。

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