自分と友達になろう。
2006年3月4日 ●じぶんの心マップこのあいだから、親がどうとかけっこう書いて来たわけですが、実は「親に感謝せよ」だとか、「親を許せ」とか言うことに関してピンと来ない人なのです。
「そんなこと、別にする必要ないやろ」って思う。
何故かと言えば、親を喜ばせるために、自分が何をすればいいのかを考えれば、それが一番の感謝であり、許しになるわけだからなのですね。
で、まぁ基本の基本は、自分が自分らしくイキイキと生きていることが、一番親を喜ばせます。
これが基本でしょう。
百の言葉より、一の行動。有言実行。ようは、「やること」です。
自分の両親のことを思い起こしても、まぁ僕が自分らしく精一杯仕事をしてる話だとか、活躍してるんだぜー、といった話をしてやった時の顔が一番ニコニコしてたように思いますからな。
もう、これは大前提で、言葉より実行ですよ。まず自分が自分らしくイキイキと生きることです。
何よりそれが優先する。
だから「親を許す」とか「親に感謝を」とかを、口に出す、言わなければいけない状態自体が問題なわけです。そういう状態自体が、もともと自分らしく生きていない、「よろしくない」状態なわけです。
もうひとつ言うなら、子供がイキイキと自分らしく生きているのに、「そんなことしたらアカンよ」とどーたらこーたら言う親は、ちょっと問題ってことでもあります。
自分がイキイキと楽しく生きているのに、自分の親がそういう状態になって色々言って来たら、ちょっと気を配ってやって、「何か不満はないか?」「嫌なことでもあったのか?」と聞いてやらねばなりません。
「自分のことがうまく行ってない」時に、人は自分以外の人間にごちゃごちゃ言うことが多いわけですから。
このあたりの正しい判定ができるかどうかは、実はひとえに「自分がイキイキと生きているかどうか」という、自分を大切に思う心、「自尊心のエネルギー量」に関わってきます。
「私はイキイキと生きているんだ」
「幸せで幸せでたまらない」
「生まれてきたことがうれしくて仕方ない」
というような絶対的な確信こそが自尊心であり、「正常」な状態なわけですよ。安定していて、自律していて、自分自身と自分との関係が、良好で、その自分との関係が良好であることの余力で、他者との関係をまかなうことができる状態。これが「まとも」なわけです。
ここがまず基準なんだと思うのよなぁ。
たぶん、これ以外に基準はあり得ないはずです。
まず、ひとりひとりが自分を基準に自分を大切にして生きている状態。これが標準ですね。
これが保たれなくなっているなら、それはちょっと、心の状態を整えなおさないとやばいと思うわけです。
たとえば看病疲れだとか、子育てで寝不足になって自分を省みる時間がなくなってとか、そういう状態になったのなら、誰か知り合いの力を借りてでも、自分の時間をキチンと確保して、自分らしさを失わないように、自分に優しくしないとダメだと思うのですね。
そうでないと、回りが迷惑するはずです。自分で自分の面倒を見れない大人がひとりでも出ると、ほんとに回りは大変ってことになりますから。
これは別に身体状況が良いとか悪いとかに関わらず、でしょう。精神状態が良くない場合もまずいと思われますね。やっぱりね、だから親の心得として、「子供より自分優先」というのは常に自戒しておくべきことなんじゃないかなぁって思います。
まず自足でしょう。自分が満ち足りた状態であること。幸せであること。で、自分以外の人とは、その「自足」から「あふれ出た」部分で対応すること、ではないですかね。
これは仕事でだって同じだしなぁ。まず自分を満足させて、その余力で相手と対応するんだと思います。自分に知識の不足や情報のカケとかがあると、ダメなんですよね。とにかくまず自分にとって必要な情報と、自分が果たすべき責任とは何かを考えて、それはまず必達事項として「満たす」。で、他者との関係はそれを終えてから、なんだと思うのですよ。
そういう状態なら、ゆとりがあってオーケーになることが多い。相手も安心して話しを聞いてくださるし、こっちも自信を持って話しができる。
子供と接する時も同じでしょう。自分が自分らしくイキイキと生きてる親をこそ、子供はうれしいと思うはずです。
だから「まず自分優先」が大基本だと思いますね。
そこがゆらいでいるのは、マズいと思う。
いまさっき、ネットで色々検索してたら、以下のような文章が出てきて、「ああ、これはいいなぁ」と思ったので、勝手に転載・張りつけしてしまいます。
だれもに良いことは転載したって、まぁええじゃろ。
転載開始--------------------------
自分の1番いい友達になってやろう。
自分を好きになれば、みんなのことも好きになれる。
自分の1番の友達になれば、みんなとも友達になれる。
そのままのあなたも悪くない。あなたはあなた、それでいい。
あなたと同じ人はどこにもいない。世界中にたった一人しかあなたはいない。それはすごくすてきなことなんだ。ひとりひとり、みんなと違ってる。不思議だけどおもしろい。
あなたが幸せな気分でいれば、もっと大きな幸せがやってくる。
すてきなことを考えていれば、人生はもっともっとすてきになる。
あなたが自分を大切にして、自分のいい友達でいれば、みんなが
あなたを大切にしてくれる。みんながあなたのすてきな友達になる。
あなたが自分を好きになれば、みんながあなたを好きになる。あなたが自分を大切にしていれば、みんなも、自分を大切にしようかなって思うかもしれない。
そのままのあなたがいい。だれかのまねをすることなんてない。
だれかと同じように笑ったり、話したりしなくったっていい。みんなと同じような格好をしなくったっていい。
あなたはあなた、それでいい。
泣けること、悲しくなること、恐いって言えること、傷ついたって言えること、好きだよって言えること、みんなすてきなことだよね。
大人も子供も、男も女も、みんな人間なんだ。強かったり、弱かったり、悲しかったり、うれしかったり、いろんな気持ちを持っている。
人間ってほんとにいい。
転載おわり---------------------------------------
なんかね、
『自分を好きになる本』パット・パルマー著 epPress訳(径書房)
という本からの書き写しだそうです。
いいなぁ、これ。
これが基本だよなぁ。
絶対。
で、これに付け加えるなら、「自分を好きになるために、自分の責任からだけは逃げてはいけない」って一文を付け加えます。
何か「嫌なこと」が目の前に現れたとしても、それは自分の不徳のいたすところなのですよ。だからそれは進んで受け入れたほうが、まぁたいていはうまく行く。
嫌だなぁと思うような事こそ、「自分の責任なのだ」と進んで引き受けて、その「嫌な感じ」を、たっぷり、じっくりと味わうことだと思うのです。
これこそ、実は「自分を大切にして生きている」ことなんですよねぇ。つくづくそう思うのだ。
ここで「自分の責任」を受け入れられないっていうのはまずいんですよね。これを避けてはいけない。
そこは自分が自分と友達になって「おお、なんか大変そうやけど、お前ならやれるよな。」「んー、そうやなぁ、ちょっと大変そうやけど頑張ってみよか。」「おう、その意気、その意気。がんばれ!」と、自分で自分に言うわけで。
これが、ものすごく大切だと思うんだけどねぇ。
で、これさえ出来てりゃ、人生の大半のことは何とかなると思うけど、どうだろう? 違う?
「そんなこと、別にする必要ないやろ」って思う。
何故かと言えば、親を喜ばせるために、自分が何をすればいいのかを考えれば、それが一番の感謝であり、許しになるわけだからなのですね。
で、まぁ基本の基本は、自分が自分らしくイキイキと生きていることが、一番親を喜ばせます。
これが基本でしょう。
百の言葉より、一の行動。有言実行。ようは、「やること」です。
自分の両親のことを思い起こしても、まぁ僕が自分らしく精一杯仕事をしてる話だとか、活躍してるんだぜー、といった話をしてやった時の顔が一番ニコニコしてたように思いますからな。
もう、これは大前提で、言葉より実行ですよ。まず自分が自分らしくイキイキと生きることです。
何よりそれが優先する。
だから「親を許す」とか「親に感謝を」とかを、口に出す、言わなければいけない状態自体が問題なわけです。そういう状態自体が、もともと自分らしく生きていない、「よろしくない」状態なわけです。
もうひとつ言うなら、子供がイキイキと自分らしく生きているのに、「そんなことしたらアカンよ」とどーたらこーたら言う親は、ちょっと問題ってことでもあります。
自分がイキイキと楽しく生きているのに、自分の親がそういう状態になって色々言って来たら、ちょっと気を配ってやって、「何か不満はないか?」「嫌なことでもあったのか?」と聞いてやらねばなりません。
「自分のことがうまく行ってない」時に、人は自分以外の人間にごちゃごちゃ言うことが多いわけですから。
このあたりの正しい判定ができるかどうかは、実はひとえに「自分がイキイキと生きているかどうか」という、自分を大切に思う心、「自尊心のエネルギー量」に関わってきます。
「私はイキイキと生きているんだ」
「幸せで幸せでたまらない」
「生まれてきたことがうれしくて仕方ない」
というような絶対的な確信こそが自尊心であり、「正常」な状態なわけですよ。安定していて、自律していて、自分自身と自分との関係が、良好で、その自分との関係が良好であることの余力で、他者との関係をまかなうことができる状態。これが「まとも」なわけです。
ここがまず基準なんだと思うのよなぁ。
たぶん、これ以外に基準はあり得ないはずです。
まず、ひとりひとりが自分を基準に自分を大切にして生きている状態。これが標準ですね。
これが保たれなくなっているなら、それはちょっと、心の状態を整えなおさないとやばいと思うわけです。
たとえば看病疲れだとか、子育てで寝不足になって自分を省みる時間がなくなってとか、そういう状態になったのなら、誰か知り合いの力を借りてでも、自分の時間をキチンと確保して、自分らしさを失わないように、自分に優しくしないとダメだと思うのですね。
そうでないと、回りが迷惑するはずです。自分で自分の面倒を見れない大人がひとりでも出ると、ほんとに回りは大変ってことになりますから。
これは別に身体状況が良いとか悪いとかに関わらず、でしょう。精神状態が良くない場合もまずいと思われますね。やっぱりね、だから親の心得として、「子供より自分優先」というのは常に自戒しておくべきことなんじゃないかなぁって思います。
まず自足でしょう。自分が満ち足りた状態であること。幸せであること。で、自分以外の人とは、その「自足」から「あふれ出た」部分で対応すること、ではないですかね。
これは仕事でだって同じだしなぁ。まず自分を満足させて、その余力で相手と対応するんだと思います。自分に知識の不足や情報のカケとかがあると、ダメなんですよね。とにかくまず自分にとって必要な情報と、自分が果たすべき責任とは何かを考えて、それはまず必達事項として「満たす」。で、他者との関係はそれを終えてから、なんだと思うのですよ。
そういう状態なら、ゆとりがあってオーケーになることが多い。相手も安心して話しを聞いてくださるし、こっちも自信を持って話しができる。
子供と接する時も同じでしょう。自分が自分らしくイキイキと生きてる親をこそ、子供はうれしいと思うはずです。
だから「まず自分優先」が大基本だと思いますね。
そこがゆらいでいるのは、マズいと思う。
いまさっき、ネットで色々検索してたら、以下のような文章が出てきて、「ああ、これはいいなぁ」と思ったので、勝手に転載・張りつけしてしまいます。
だれもに良いことは転載したって、まぁええじゃろ。
転載開始--------------------------
自分の1番いい友達になってやろう。
自分を好きになれば、みんなのことも好きになれる。
自分の1番の友達になれば、みんなとも友達になれる。
そのままのあなたも悪くない。あなたはあなた、それでいい。
あなたと同じ人はどこにもいない。世界中にたった一人しかあなたはいない。それはすごくすてきなことなんだ。ひとりひとり、みんなと違ってる。不思議だけどおもしろい。
あなたが幸せな気分でいれば、もっと大きな幸せがやってくる。
すてきなことを考えていれば、人生はもっともっとすてきになる。
あなたが自分を大切にして、自分のいい友達でいれば、みんなが
あなたを大切にしてくれる。みんながあなたのすてきな友達になる。
あなたが自分を好きになれば、みんながあなたを好きになる。あなたが自分を大切にしていれば、みんなも、自分を大切にしようかなって思うかもしれない。
そのままのあなたがいい。だれかのまねをすることなんてない。
だれかと同じように笑ったり、話したりしなくったっていい。みんなと同じような格好をしなくったっていい。
あなたはあなた、それでいい。
泣けること、悲しくなること、恐いって言えること、傷ついたって言えること、好きだよって言えること、みんなすてきなことだよね。
大人も子供も、男も女も、みんな人間なんだ。強かったり、弱かったり、悲しかったり、うれしかったり、いろんな気持ちを持っている。
人間ってほんとにいい。
転載おわり---------------------------------------
なんかね、
『自分を好きになる本』パット・パルマー著 epPress訳(径書房)
という本からの書き写しだそうです。
いいなぁ、これ。
これが基本だよなぁ。
絶対。
で、これに付け加えるなら、「自分を好きになるために、自分の責任からだけは逃げてはいけない」って一文を付け加えます。
何か「嫌なこと」が目の前に現れたとしても、それは自分の不徳のいたすところなのですよ。だからそれは進んで受け入れたほうが、まぁたいていはうまく行く。
嫌だなぁと思うような事こそ、「自分の責任なのだ」と進んで引き受けて、その「嫌な感じ」を、たっぷり、じっくりと味わうことだと思うのです。
これこそ、実は「自分を大切にして生きている」ことなんですよねぇ。つくづくそう思うのだ。
ここで「自分の責任」を受け入れられないっていうのはまずいんですよね。これを避けてはいけない。
そこは自分が自分と友達になって「おお、なんか大変そうやけど、お前ならやれるよな。」「んー、そうやなぁ、ちょっと大変そうやけど頑張ってみよか。」「おう、その意気、その意気。がんばれ!」と、自分で自分に言うわけで。
これが、ものすごく大切だと思うんだけどねぇ。
で、これさえ出来てりゃ、人生の大半のことは何とかなると思うけど、どうだろう? 違う?
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