ピューと吹く!ジャガー
2004年1月15日コメント (2)えー、「ピューと吹く!ジャガー」というマンガがあるのをご存知だろうか?
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/zen_list.cgi?siries_isbn=X-08-873164-6&;;;siries_kanren_isbn=&mode=2
(上記のページで3巻以降は「ためし読み」できます。3巻の「がっかりイリュージョン」はジャガーさんの中でも、相当の名作だと僕は思うなぁ。好き好き。ぜひお読みくだされ。)
少年ジャンプで連載されているマンガだ。(ちかごろはコミックという呼び方が流行ってるけど、なんだか好きじゃないなー。マンガはマンガでいいじゃん。)まぁタイトルから類推できましょうけど、お笑い系のマンガです。
通常少年ジャンプの連載というのは、ストーリーマンガが20ページ、ギャグマンガが16ページという、おおきな枠組みがあります。(あくまで目安で多少の上下はする。)
そういうお約束があるにもかかわらず、実はこの「ジャガー」さんは、6ページ〜10ページしかないのです。超省ページ連載なんですな。
でもって、ジャンプという雑誌は、競争の原理で動いてる雑誌で、読者アンケートのハガキが毎週ついていて、そのアンケートによって連載作品の人気をはかり、連載を続けたり切ったりするのです。
で、人気のある作品ほど巻頭に近い位置に配置され、人気のない作品ほど巻末に近い位置に配置されます。
ところが、この「ジャガー」さん、もう連載当初から現在に至るまで、ずーっと「巻末」にしか掲載されてません。必ず巻末なんです。人気に関係なく巻末。
で、私、つい最近まで自覚してなかったんですけども、この「ジャガー」さんが随分お気に入りだったようなのですね。
というのは、この日、たまたま書店に入って、この「ジャガー」さんがすでにもう単行本で6巻まで出ているのを見て感動してしまったからなのであります。
「ええっ。あの6ページしかないジャガーさんが、すでにもう6巻にもなっていたのかっっっっ!」という感動だったのであります。
実は私、毎週ジャンプを買ってまして、恐ろしいことに毎週必ず頭から最後まで全部読む人なんです。最初は10年ほど前に脅威の600万部を越える人気を保っていた時のジャンプが化け物に見えまして、その研究のため、ほとんど仕事気分で読み始めたのでありますが、まぁいまや習慣であり、楽しみになっていたりします。
で、そういう話をすると、「いまジャンプで何が面白いの?」とか聞かれることになるのですが、そういう時私は頭の中でジャンプを表紙から順番にめくり、「えーとね、ワンピースとかね、ナルトも面白いよ。えーと、それから最近ではアイシールド21がすごくいいねぇ。」とか言うのですが、言い終わった後に「んー、何か言い忘れてる。」という気分になって仕方なかったのです。
「なんやろ、こち亀でもないし、なんやろ? 何かすごく面白いマンガを紹介し忘れてる気がする。」
そういう気分になるのですな。
実はそれが「ジャガー」さんだったのであります。
だって毎週巻末なんだもん。頭の中でジャンプの表紙をめくっていくと絶対最後になっちゃうんだよー。こち亀あたりでわけがわからなくなっちゃうんだよー。
まぁそんなことで、自分が「ジャガー」さんをとっても愛しているということ自体を再確認する機会をずっと持たないままに日々を過ごしておったのであります。
しかし。
しかし、あなた、6巻ですよ。
6ページしかない連載が、6巻ですよ。
いとおしいぢゃないですか。
あの弱肉強食のジャンプの中で、巻末6Pというヘナチョコポジションなのに、もう6巻まで出てるんですよ。うれしくなりませんか。私はうれしいです。
通常ジャンプのマンガの単行本は200ページが一単位になってまして、ストーリーマンガなら10週で一巻分の量が出来、一年連載で5巻出ます。ギャグマンガなら、12週くらいで一巻、年に4巻です。
しかし、ジャガーさんの場合は、平均して8ページくらいなので、22週くらいで一巻、年に二冊くらいしか出ないんです。それで6巻ですよ。
すげー。えらい。けなげ。よー続いてるなぁ。
そういう感慨に浸ってしまうのです。
で、浸ってしまったので、はっと気づくとそれを購入し、家に帰ってむさぼるように読んでる自分がいたのです。
お、お、お、おもしれーっ!
なんて面白いんだっ。
大好きだぞっ。
ああ、たまらん。
私の心の琴線に、びちょびちょっと濡れた手でじかに触ってくる感じ。
(トイレに行ったら手くらい拭いてよって感じ。)
もうまとめて読むとたまらなく面白い。
そーかー、わし、こんなにこのマンガのことが好きだったんだと、
あらためて気づきました。
いやーもう、ほんとにたまらんですよ。
主人公のジャガーさんはリコーダー(タテ笛)を吹く人なんですが、(なぜか如意棒のように伸びて武器として使うとかの方が多いし、なにより笛を吹くシーンは非常に少ない。)
「一般にたて笛は単音しか出せない楽器と思われてますが、こうすればFのコードが吹けます」
とか言って、笛をギターのFのコードの指使いで笛を持つとか(しかもそれで和音を本当に出してしまう。ンなアホな。)そういうネタがやたらと面白い。
「やろうと思えばなんだって吹けるんだぞ」と言って、シーセブンスや、D7 sus4 あたりまで出てくるところが、もうマニアックでたまらん。
まぁほんとにほんとにアホなマンガでしかないんですけどな。もう心から好きであることを自覚しましたよ。気づいてなかった僕が馬鹿だったよ。幸せはこんなに近くにあったんだね。
大好きだよ「ジャガー」さん。(なんかアブない表現になってきたなぁ。)
結局、この数日で1巻から6巻まで揃えてしまいました。(なんという至福の時であったか。)
ふー。
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/zen_list.cgi?siries_isbn=X-08-873164-6&;;;siries_kanren_isbn=&mode=2
(上記のページで3巻以降は「ためし読み」できます。3巻の「がっかりイリュージョン」はジャガーさんの中でも、相当の名作だと僕は思うなぁ。好き好き。ぜひお読みくだされ。)
少年ジャンプで連載されているマンガだ。(ちかごろはコミックという呼び方が流行ってるけど、なんだか好きじゃないなー。マンガはマンガでいいじゃん。)まぁタイトルから類推できましょうけど、お笑い系のマンガです。
通常少年ジャンプの連載というのは、ストーリーマンガが20ページ、ギャグマンガが16ページという、おおきな枠組みがあります。(あくまで目安で多少の上下はする。)
そういうお約束があるにもかかわらず、実はこの「ジャガー」さんは、6ページ〜10ページしかないのです。超省ページ連載なんですな。
でもって、ジャンプという雑誌は、競争の原理で動いてる雑誌で、読者アンケートのハガキが毎週ついていて、そのアンケートによって連載作品の人気をはかり、連載を続けたり切ったりするのです。
で、人気のある作品ほど巻頭に近い位置に配置され、人気のない作品ほど巻末に近い位置に配置されます。
ところが、この「ジャガー」さん、もう連載当初から現在に至るまで、ずーっと「巻末」にしか掲載されてません。必ず巻末なんです。人気に関係なく巻末。
で、私、つい最近まで自覚してなかったんですけども、この「ジャガー」さんが随分お気に入りだったようなのですね。
というのは、この日、たまたま書店に入って、この「ジャガー」さんがすでにもう単行本で6巻まで出ているのを見て感動してしまったからなのであります。
「ええっ。あの6ページしかないジャガーさんが、すでにもう6巻にもなっていたのかっっっっ!」という感動だったのであります。
実は私、毎週ジャンプを買ってまして、恐ろしいことに毎週必ず頭から最後まで全部読む人なんです。最初は10年ほど前に脅威の600万部を越える人気を保っていた時のジャンプが化け物に見えまして、その研究のため、ほとんど仕事気分で読み始めたのでありますが、まぁいまや習慣であり、楽しみになっていたりします。
で、そういう話をすると、「いまジャンプで何が面白いの?」とか聞かれることになるのですが、そういう時私は頭の中でジャンプを表紙から順番にめくり、「えーとね、ワンピースとかね、ナルトも面白いよ。えーと、それから最近ではアイシールド21がすごくいいねぇ。」とか言うのですが、言い終わった後に「んー、何か言い忘れてる。」という気分になって仕方なかったのです。
「なんやろ、こち亀でもないし、なんやろ? 何かすごく面白いマンガを紹介し忘れてる気がする。」
そういう気分になるのですな。
実はそれが「ジャガー」さんだったのであります。
だって毎週巻末なんだもん。頭の中でジャンプの表紙をめくっていくと絶対最後になっちゃうんだよー。こち亀あたりでわけがわからなくなっちゃうんだよー。
まぁそんなことで、自分が「ジャガー」さんをとっても愛しているということ自体を再確認する機会をずっと持たないままに日々を過ごしておったのであります。
しかし。
しかし、あなた、6巻ですよ。
6ページしかない連載が、6巻ですよ。
いとおしいぢゃないですか。
あの弱肉強食のジャンプの中で、巻末6Pというヘナチョコポジションなのに、もう6巻まで出てるんですよ。うれしくなりませんか。私はうれしいです。
通常ジャンプのマンガの単行本は200ページが一単位になってまして、ストーリーマンガなら10週で一巻分の量が出来、一年連載で5巻出ます。ギャグマンガなら、12週くらいで一巻、年に4巻です。
しかし、ジャガーさんの場合は、平均して8ページくらいなので、22週くらいで一巻、年に二冊くらいしか出ないんです。それで6巻ですよ。
すげー。えらい。けなげ。よー続いてるなぁ。
そういう感慨に浸ってしまうのです。
で、浸ってしまったので、はっと気づくとそれを購入し、家に帰ってむさぼるように読んでる自分がいたのです。
お、お、お、おもしれーっ!
なんて面白いんだっ。
大好きだぞっ。
ああ、たまらん。
私の心の琴線に、びちょびちょっと濡れた手でじかに触ってくる感じ。
(トイレに行ったら手くらい拭いてよって感じ。)
もうまとめて読むとたまらなく面白い。
そーかー、わし、こんなにこのマンガのことが好きだったんだと、
あらためて気づきました。
いやーもう、ほんとにたまらんですよ。
主人公のジャガーさんはリコーダー(タテ笛)を吹く人なんですが、(なぜか如意棒のように伸びて武器として使うとかの方が多いし、なにより笛を吹くシーンは非常に少ない。)
「一般にたて笛は単音しか出せない楽器と思われてますが、こうすればFのコードが吹けます」
とか言って、笛をギターのFのコードの指使いで笛を持つとか(しかもそれで和音を本当に出してしまう。ンなアホな。)そういうネタがやたらと面白い。
「やろうと思えばなんだって吹けるんだぞ」と言って、シーセブンスや、D7 sus4 あたりまで出てくるところが、もうマニアックでたまらん。
まぁほんとにほんとにアホなマンガでしかないんですけどな。もう心から好きであることを自覚しましたよ。気づいてなかった僕が馬鹿だったよ。幸せはこんなに近くにあったんだね。
大好きだよ「ジャガー」さん。(なんかアブない表現になってきたなぁ。)
結局、この数日で1巻から6巻まで揃えてしまいました。(なんという至福の時であったか。)
ふー。
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