クリスマスイブだというのに、とにかくひたすら企画書を書く。

「書くのはええけど、資料が外部に漏れたらえらいことやから、充分に気をつけてくれよな。」
と、非常に厳しく言われていたので、事務所のデザイナーさんたちにどうレイアウトしたらきれいになるかなぁとかの相談もしない。ひとりで悶々と苦しみつつ作業を進める。

この仕事を発注した友人O氏は、もともとそういう細かいことにうるさい人ではない。もちろん、いいかげんな奴という意味ではなく、ポイントを押えて動く人間で、よほどのことでもなければ、そういう注意をうるさく言う人ではないのであります。

だからこそ、これはヤバイと思って慎重に慎重に取り扱って作業をしてたわけであります。

が。

企画書を作るにあたって、インターネットで検索して調べものをしてたら、いままさに僕が秘密にしているその情報が、より詳しく、突っ込んだ形で、ネットの新聞ネタとして発表されてるではないか。

なんじゃこりゃ。

どういうこっちゃねん。

であります。

ということで、後から(たぶん25日とか26日とかだと思うけど。)O氏に確認を取ると、
「それなんや、もうえらいことなんよなー。」と一言。

実はそれなりに大企業なので、ちょっとした企画でもン億とかの投資額になるので、社内での丁丁発止の駆け引きがあるらしいのですな。
で、今回は自分の考えている企画を通したいと思っている一派あるいはその関連のグループによる意図的なリークである可能性が高いのだとか。

ふへー、大変ですなー、企業ってのは。
なんか私ら自営業者からすると「しょーもないことに血道あげとるなぁ、くだらん。」という気になっちゃうんですけど、やってる人たちにしたら必死なんでしょうなぁ。それで売上とか全然変ってきたり、あるいは出世コースに乗れるかはずれるかが決まったりするわけだろうし。

あーもうね、お疲れさまとか言いたくなります。

と他人事のように思ってたら、そのO氏から
「いや、他人事ちゃうねんで。俺も上の人から、『これも本ちゃんの企画書を出すのが遅れたからだ』とか、すごい怒られてるねんって。そやから、しっかり企画書作ってな。」
と釘を差される。

ひ、ひぇー、そう来るか。たた、たまらんー。

シコシコひたすら企画書書きに精を出しましたとさ。

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