人の往かぬ道に花咲くこともある・・・のか?
2001年12月15日ちょっと髪の毛伸びてて気持ち悪かったし、散髪に出かける。
行きつけのお店なのだが、さすがに年末でなにやらいろいろとイベントをやっている。散髪が終わると簡単なゲームをして、それで賞品がもらえるというような仕組みらしい。
髪を切り終わってブローも済んだら「ゲームが5種類ありまして、ひとつはダーツ、ひとつは・・・・」と解説をはじめた。
「どのゲームをお選びになりますか?」
と聞かれたので、
「んー、一番人気のないのはどれですか?」と聞き返す。
「え? ははは、わざとそっちを選ばれますか。うーんと、そうですね、知恵の輪ですかね?」
との答え。
「じゃ、知恵の輪で。」と答えたのだけれど、いざ知恵の輪を渡されるとけっこうむずかしそう。しかも、「はい。では1分間で解いてください。」と来た。「え?1分間なわけ? もうちょっと時間くれよぉぉぉぉ。」とか思った。こら人気ないのも当然だわ。
ひっくり返したりひねったり、いじくり回すがどうにも外れるようには思えない。いやいや落ち着け、外れるように出来てるはずだ。うーむむむむ。
と思っていたら、スコンとはずれた。
「おお、すごいですね。5秒前でしたよ。」
やったぜ! 人の歩かぬ道に花は咲くって奴だ。ふふんふふんと良い気分。
ということで、支払いのためキャッシャーに行く。
僕の前にもうひとりお客さんがいて、この人はさっきダーツで失敗した人なのだ。
その人がお金を支払った後「失敗BOX」から券を引くと残念賞の飴玉一個でありました。
「おうおう、可哀想に。飴玉一個かよ。」とこっちは得意満面。「俺は成功BOXだもんねぇ。」てなもんです。
で、こっちも支払いをすませてBOXに手を入れる。失敗BOXは銀色ですが、成功BOXは金色ですからね。ふふん。
と引き出してみると「700円分の金券」でありました。やったー!・・・・ん?
いや、金額が大きいのはわかるよ。でも「金券」ってどこで使えるの? ん? この店だけ? は? しかもひと月以内? なに、じゃ、また髪の毛切りに来なくちゃ意味ないわけ? それって差し引きこっちのふところは寂しくなるんですけど。
それって、あんたらお店の人にとって「成功」なんじゃないの?
ねぇ、教えて。そのあたり。
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