いや、なかなかに面白かった。

ご存知の方はご存知でしょうが、PCなどで話題になったゲームが原作の映画であります。日本ではさほどでもなかったけれど、ヨーロッパではずいぶん売れて、社会現象にまでなったらしいのよねぇ。

で、ゲームの1作目を最後までやったことのある私としては、ぜひ見てみたかった映画ではあったのであります。

まず、原作ゲーム好きの人間が、まぁまぁ納得できるアクション&ビジュアルであったということ。これがまず良かった。違和感ないし、まさにゲームの雰囲気が良く出ていた。

しかし、それより大事なことは、単純に「肩のこらないアクション映画」として、そこそこ面白いということなのでしょう。ゲームをやったことのない男の人が見に行っても、けっこう楽しめると思う。

しかし、されど。それよりももっと大事なことは、映画版の主人公ララ・クロフトが、ずいぶんとはっきりした「ファザコン」に設定されているということなのであります。

なので、ファザコンの女性には超オススメ。

で、このファザコンがねぇ、意外に重要だったんだなぁ。この設定のおかげで、ララに行動の指針とか方向性が出るようになった。行動の説明とか動機付けとか要らなくなったんだよねぇ。

父からのメッセージが出てきたら、即それに従う。簡単よなぁ。わかりやすいよなぁ。

たまたま弟と甥っ子(小学五年生)とで見に行って、甥っ子も面白がってましたから、子供でもカップルでも、単なる映画好きでも、単なるゲーム好きでも、どんな人が見に行っても、それなりに楽しめる内容になってるところが、なかなかにgood!なのでありました。

これはけっこうおすすめしたいなぁ。軽い作品ではあるけれど。

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