漫画家の小林よしのりが「台湾論」という台湾レポートマンガを台湾で発売した。
で、そのことで、台湾政府から入境(入国)拒否されたのだけれども、その件に関する、ことの顛末を取り上げた書籍、「入国拒否 〜『台湾論』はなぜ焼かれたか〜」を読み終わる。
勘違いされると困るので書いておくけど、「台湾論」は、ものすご〜く親台湾的アプローチで描かれたマンガです。別に入国拒否されたからと言って、台湾はひどい国だ!と書いてあるわけではない。
それどころか、台湾のガイドブック的要素もあって、すごく読みやすいし、一度読むと台湾のことが大好きになってしまうような内容です。
でも、その「自由に台湾と交わる日本のマスメディアにかかわる人間」を邪魔とする一派が、この世の中には存在してて、そういう人が台湾のマスメディアを動かして入国拒否ということが起きたのです。なんでそうなるのって思うでしょ? そのあたりの解説が書いてあるから面白いわけです。
小林よしのりに関しては、全面的に賛成するわけでもないんだけども、こと「台湾と日本の関わりを考える意味について」という面においては、おおいにうなづけるところがある。
日本人って何やろ。21世紀という時代の中で、いま日本人が見つめなければならない「国」の意識って何やろ?「世界」は日本をどう捉えてるんやろ。本来この国が担わなければならない役割は何やろ?とかいろいろ考える。
「台湾論」も軽やかながらにシビアな内容で、面白かったが、この「入国拒否」もまた、台湾人、金美齢さんとの対談で、べらぼうに面白い。
良いか悪いか考えるとか、道徳的にどうかとか、政治的にはどうなんだ、文化的にはどうなんだと、いろいろ意見もあるだろうけれども、とりあえず対談の内容そのものが単純に面白いのです。
なんでもないことのようだけど、この「単純に面白い」ってのは大事なんだよねぇ。この種の本では。
内容判断は読み終わってから各人がすれば良いと思うんだけれども、とにかく読んでて面白いから、おすすめしたいですね。
いや、人によるよ。おもしろいと思うかどうかは。左翼ではなく「サヨク」がキライな人でないとちょっと辛いかも知れないってのはあるかな。
まぁ、そういうバイアスは多少あるけど、それを抜きにしても、やっぱり面白いですなぁ。これは。
お勧め。
で、そのことで、台湾政府から入境(入国)拒否されたのだけれども、その件に関する、ことの顛末を取り上げた書籍、「入国拒否 〜『台湾論』はなぜ焼かれたか〜」を読み終わる。
勘違いされると困るので書いておくけど、「台湾論」は、ものすご〜く親台湾的アプローチで描かれたマンガです。別に入国拒否されたからと言って、台湾はひどい国だ!と書いてあるわけではない。
それどころか、台湾のガイドブック的要素もあって、すごく読みやすいし、一度読むと台湾のことが大好きになってしまうような内容です。
でも、その「自由に台湾と交わる日本のマスメディアにかかわる人間」を邪魔とする一派が、この世の中には存在してて、そういう人が台湾のマスメディアを動かして入国拒否ということが起きたのです。なんでそうなるのって思うでしょ? そのあたりの解説が書いてあるから面白いわけです。
小林よしのりに関しては、全面的に賛成するわけでもないんだけども、こと「台湾と日本の関わりを考える意味について」という面においては、おおいにうなづけるところがある。
日本人って何やろ。21世紀という時代の中で、いま日本人が見つめなければならない「国」の意識って何やろ?「世界」は日本をどう捉えてるんやろ。本来この国が担わなければならない役割は何やろ?とかいろいろ考える。
「台湾論」も軽やかながらにシビアな内容で、面白かったが、この「入国拒否」もまた、台湾人、金美齢さんとの対談で、べらぼうに面白い。
良いか悪いか考えるとか、道徳的にどうかとか、政治的にはどうなんだ、文化的にはどうなんだと、いろいろ意見もあるだろうけれども、とりあえず対談の内容そのものが単純に面白いのです。
なんでもないことのようだけど、この「単純に面白い」ってのは大事なんだよねぇ。この種の本では。
内容判断は読み終わってから各人がすれば良いと思うんだけれども、とにかく読んでて面白いから、おすすめしたいですね。
いや、人によるよ。おもしろいと思うかどうかは。左翼ではなく「サヨク」がキライな人でないとちょっと辛いかも知れないってのはあるかな。
まぁ、そういうバイアスは多少あるけど、それを抜きにしても、やっぱり面白いですなぁ。これは。
お勧め。
コメント