昨日に続き「街よみ」。

で、今日は朝から京都まで。

京都はねぇ、仕事でしょっちゅう出かけてる。
京都に行くと、いつも思うのが、「街」ってのは、結局「人」なんだよなぁってこと。うまくいえないけれども、京都はひたすら「人」なんです。あそこの街はすべて「人」が支えてるんよ。歴史しかり、文化しかり、街なみしかり。

だって、100年とかいう時間の流れも、京都人にかかったら、「たかだか100年」やもんなぁ。そこいらの豆腐屋でも「100年程度じゃ洟垂れ小僧ですわ。」とか言うもん。スゲーとか思う。

実際関西を見回しても100年以上続いてる企業って少ないねんけどね。でも京都で100年というと洟垂れ小僧やもん。

日本人は外国に出かけても英語もしゃべれずヘナヘナってしてるけど、京都人だけは違うよね。外人さんはみんな「おのぼりさん」やし。普通に古い家の前で昔ながらの桶で、水でもまいてたら、何もしゃべらんでも、外人さんが「Oh!」とか感心してくれたりするわけやし。

かなんなぁ、京都。

京都人と付き合うのは、それゆえに大変です。偽モンくさい言い方とか、その場限りのごまかしとかだけは、役に立ちませんわ。そこが怖い。大阪人みたいに、それを笑ってギャグにするってのはない。

で、昼からは大阪で、さる百貨店の社長さんをまじえた勉強会の取材。

と言っても、私はあくまで取材のために末席を汚すものでしかなかったんですけどね。

でも社長さんと役員が集まる席ですからねぇ。その百貨店の店頭にいてる人とかだと、雲の上の人なわけで、私ゃ、イヤイヤながら、しょうがないのでネクタイしめて出かけたってわけです。

(ネクタイとかスーツとかアホの極みやと私は思ってるんですけどね。あれほど非合理的というか、働きにくい服って他にないと思う。あんなもん着てる奴はみ〜んなアホと思ってまず間違いないです。ただまぁ、たまに「アホのふりしてる超賢い奴」がいてるから、あなどれんのやけど。)

しかしこの百貨店も100年越えてるはずやねんけどなぁ。こっちはどっちかというと、アホに近いなぁ。なんかフツーのおっちゃんの集まりに近かったぞぉ。やっぱ、このあたりが「大阪」やねんなぁ、と思った。

あんまり賢くない人が、それでも寄り集まって相談して、ない知恵絞って、バイタリティーでなんとかしまひょか、とやってるのが大阪なんかな? そんな感じやねぇ。

東京に比べると、大阪は街なみが汚いねぇ。
京都は古いけど凛としたとこがあるから見た目は大阪よりマシかも。

うーん、そのくらいかな?

昨日、今日と早起きしつつ動き回ったので、この日は帰ってすぐにバタンキューで寝ましたよ。

いや実際。

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