昨日は、ウクレレの仲間うちで練習。

9月に発表会があるのですが、もうあと4回しか練習の機会がない。その割には仕上がりが実に悪い。やばいよねぇって事になって自主トレをすることになったのであります。

僕らの自主トレは、いつもカラオケルームなのでありまして。
みんな仕事の帰りに集まるのだから、時間が自由に設定できて、軽い食事などもその場でとれるカラオケルームは、大変にありがたいのですね。

最近、どうにも先生の課題がキツイわけです。今回の曲も、いつもなら、「どんな曲がやりたいですか?」と聞いてくれて、あれをやろう、これをやろうとひとしきり話をするのだけれど、今回は数ヶ月前から、先生の方でオリジナルの総譜を用意されてて、「譜面書いたし、これをやりましょう」って感じだったのですわ。

で、これがまた、タンゴでありまして、リズムが難しい。

何が難しいって、リズムみたいな、基本的なところをキチンとやるのが一番難しいのですな。いや、ほんとに。
うちのウクレレ教室の先生は、そのリズムに実にうるさい人で、いまだに授業の最初の数分間は運指とリズムの基礎訓練をやるのです。

で、これがまた、半年単位で、ちょっとずつ難しい基礎訓練に変えていたりする。「今回からは、このチームの基礎練習はこれでいきます。」とか。常に課題を少しだけ高くしてるわけです。

いや、しかし、このやり方は実にまっとうなんですけどな。一気にやるより、少しずつちょっとずつ負荷を高める方が良い。長続きするし、長く続けた時の効果がすごいわけです。

でもまぁ、自主トレは先生がいないので、基礎練習はなし。(笑)
だって、発表会まで時間ないし。とにかく通して弾く。

で、まず最初の一回目を録音しておいたのであります。
一番下手な状態を、まず知る。

で、みんなで聞く。

「ボロボロですねぇ」って話になって。

これは実はTOEICを受けて学んだ事なのですね。
TOEICと資格試験は考え方自体が違っていて、資格試験だと「合格」しないと意味がありません。
でも、TOEICは、「現在の実力値」を指し示す「ハカリ」なわけです。減量するのに、体重計に乗る、体重計と同じ事。現実の自分の英語力を測るのに最適なモノサシなわけですね。

だから、TOEICは、いちばん成績の悪い時に受けるのがベスト。なぜなら、次に受けた時の「伸び」が楽しみだから。

という事と同じで、後の伸びが楽しいと思ったので、自主トレの頭一回目を録音しといたというわけです。

が、しかし、ほんまに、あまりにひどかった。ボロボロ。

ちゅうことで、けっこうみんな真剣に練習するようになりまして、とりあえず、個人のパートをガンガンにそれぞれに練習。

で、そのあと全員で合わせる事数回。そろそろ利用時間いっぱいになってきたので、最後の一回だけを、また録音して終了。

これをネットでHPにあげておいて、みんなで聞くという事にするわけですが、聞き直してみると、やっぱり、最初のボロボロ演奏に比べると、格段にそろってるし、まともに聞けるものになってる。

考えてみると、たかだか1時間半とかの練習時間で、これだけ合うっていうのも、先生が基礎にうるさい人だからでしょうねぇ。
多分そういう事だと思うのだ。
やっぱり基礎に勝るものはない。付け焼き刃では音楽とかをキレイに演奏するのは無理なんよなぁ。やっぱし。

ちゅうことで、多少は進歩が見られて、ちょっとほっとしている私ではありました。

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